日清食品「日清ラ王 焦がし醤油」新感覚の山椒練りこみ麺を採用

日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年9月10日(月)新発売のカップ麺、日清食品「日清ラ王 焦がし醤油」の実食レビューです。

焦がしたら、うまかった。

1992年に登場した「日清ラ王」は、その名の通り “ラーメンの王様” が由来の日清食品が誇るフラッグシップモデルの一つで、時代の変化に合わせて最新・最高の技術を導入し、今もなお進化を続けているブランドです。

今回の「日清ラ王 焦がし」は、 “ラーメン店では味わうことのできないおいしさ” がコンセプトの新商品で、焦がし風味のスープだけでなく、日清食品史上初の「山椒練りこみ麺」が開発・採用されました。

こうやってパッケージのデザインを部分的にピックアップしてみる、硬派でスタイリッシュな印象を受ける反面、ホラー映画の宣伝ないし激辛カップ麺のような怪しさも漂っていますよね。

▼ここ特に怖いw

メーカー希望小売価格は税別220円なので、少々お高いカップ麺になりますが、期間限定ではない普通のラ王と同じ価格設定です。

開封

小袋の構成はシンプルで、「かやく(先入れ)」と「液体スープ(後入れ)」の2袋。ただ、どちらの小袋もサイズは大きめです。 “大きめの小袋” というのも活字にすると変な雰囲気ですが‥w

新開発の「山椒練りこみ麺」は、日清食品が誇る3層ストレートノンフライ製法の麺に山椒の粉末を練り込んだもので、明らかに黒ずんでおり、山椒と思われる黒い粒が所々に点在しています。

「3層ストレートノンフライ製法」とは、日清食品独自の製法で、3層構造の内層と外層に異なる配合を用いた “3層麺製法” と縮れを取り除いた “ストレート麺製法” を掛け合わせたものです。「ラ王」シリーズに限らず、「麺職人」シリーズなどにも応用されている技術ですね。

それでは、スープの焦がし風味と噛むほどに香る山椒練りこみ麺に注目しながらレビューします。

原材料名・アレルギー表示

【原材料名】
めん(小麦粉、食塩、香辛料(山椒)、植物性たん白、植物油脂、大豆食物繊維、卵粉、チキンエキス)、スープ(植物油脂、にんにくしょうゆ、たん白加水分解物、香味油、しょうゆ、糖類、粉末しょうゆ、ポークエキス、しょうゆ調味料、香辛料、チキンエキス、食塩、山椒調味油)、かやく(味付肉そぼろ、玉ねぎ、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、かんすい、炭酸Ca、香料、セルロース、トレハロース、カロチノイド色素、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルギー表示】
小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆

実食開始

1食(117g)当たり

カロリー:445kcal
たん白質:10.2g
脂質:16.0g
炭水化物:65.0g
食塩相当量:6.1g
(めん・かやく:1.7g)
(スープ:4.4g)
ビタミンB1:0.27mg
ビタミンB2:0.38mg
カルシウム:174mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:445kcal(めん・かやく:337kcal)(スープ:108kcal)

にんにく醤油を使用した醤油スープに、焦がしニンニク油で香ばしい風味と後引く旨みをきかせました。噛むほどに山椒の風味がじんわり香る、山椒練り込み麺がスープの味わいを引き立てます。

(日清食品「製品情報」より引用)

めん

“まるで、生めん。” のようなコシとつるみ、もっちりとした食感の太麺に、山椒の粉末を練りこみました。噛むほどに山椒の風味がじんわりと香ります。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

強靭なコシの強さと山椒の滋味

ずっしりとした重量感のある角刃の中太ストレート麺で、やや平打ちですが、かなりコシが強いです。もっちり粘り気のある多加水麺でもなければスパッと歯切れのいい低加水麺でもないんですけど、ギュッと詰まったような密度の高い弾力と噛み締めるたびに小麦の旨味が増していくような、クオリティの高さに驚きました。

そんな麺の質感もさることながら、流行りの花椒(ビリビリとした刺激の強い中国山椒)ほど刺激は強くないものの、ほのかに山椒特有の痺れが上がってきて、それと同時に和山椒独特の清涼感が漂ってくる‥うん、これは面白いですよ。

▼液体スープを入れる前

かなり存在感の大きなノンフライ麺ですが、表面は滑らかで喉越しがよく、それでいてスープの掴みも悪くありません。しかも湯伸びしにくいので、急いで食べなくても大丈夫ですし、前半は強烈なコシを、後半はスープとの一体感が楽しめる、最初から最後まで魅力的なノンフライ麺でした。

熱湯5分ジャストでフタを開けても麺のほぐれにくさは気にならず、ストレスフリーで好印象。練りこまれた山椒は、個性の表現と同時にスープとの一体感にも寄与していたように思います。

スープ

ニンニク醤油を使用したパンチのある醤油スープ。焦がしニンニク油で香ばしい風味をきかせました。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

ほんのり焦がし風味+にんにく醤油

まるで「富山ブラック」や「高井田系」を彷彿とさせる漆黒のスープですが、実は見た目ほど醤油のキレは強くありません。そして焦がしのアクセントも確かに香ってはいるものの、正統派の黒マー油ほど強烈なインパクトは得られず、思っていたよりも大人しいんだなぁ‥というのが正直な感想です。

しかし、だからこそ麺に練りこまれた山椒の地味が感じられたのかなと。それに焦がしの強さについては私が過度な期待を寄せていただけかもしれませんし、思っていたよりも油脂の量が多く、真っ黒な見た目や焦がしの風味に匹敵して印象に残るポイントでした。

醤油は尖り過ぎず、それでいて風味には輪郭があり、原材料では「にんにくしょうゆ」「しょうゆ」「粉末しょうゆ」「しょうゆ調味料」と4種類もの醤油由来の原料が使われていて、体感的な塩分濃度が低いとは言えませんが、前述した油脂の厚みが醤油のカドを適度に包みます。

期待していたよりも焦がしの風味は穏やかでしたが、きちんと個性は表現されていたし、にんにくはペーストでも粉末でもなく、「にんにくしょうゆ」のニュアンスだった、というのも印象に残ったポイントです。最初はインパクト不足に思えましたが、あらためて味を分解してみると、かなり個性的なスープでした。

多めの油脂がノンフライ麺の表面をコーティングしてくるのですが、その芳ばしい風味が面白く、また中には山椒調味油も仕込まれていたので、麺に練りこまれた山椒と相乗効果を発揮し、スープとの一体感を高める橋渡しになっていたように思います。

かやく

ミンチ肉、白ネギ、青ネギ、タマネギ。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

具材も文句なし!

シリーズ定番の大きな厚切焼豚は入っていませんでしたが、メインのミンチ肉は量が多く、一つひとつのサイズも大きめで存在感抜群。意識せずとも口の中に入ってくるのですが、単体で摘めるくらいのサイズなので、きちんと具材として楽しめます。しっかりとした味付けと同時に挽肉の旨味が並行し、肉らしい食感が嬉しい高品質な具材だったので、値段を加味しても上等でしょう。

ネギも大きめにカットされており、にんにくしょうゆスープとネギの風味は相性抜群。白ネギは‥そんなに分からなかったけどw 玉ねぎ効果的です!5mmくらいの微塵切りサイズでしたが、シャキシャキと歯触りがよく、その食感と香味のアクセントがスープと絶妙にマッチしていました。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(6)
(標準は★3です)

カップ麺の麺に練りこむ香辛料といえばオニオンやガーリックが定番ですが、山椒を練りこんだノンフライ麺は新感覚でした。しかも効果覿面!というほど強烈に山椒が主張してくるわけではなかったんですけど、じっくり噛むと奥から上がってくる山椒の清涼感が心地よく、「とんがらし麺」の “唐辛子練りこみ麺” に匹敵する逸材の誕生だと思います。

思っていたよりも焦がしの風味は穏やかだったので(すいません “苦い” くらいのスープに期待していたもので‥)、個人的には焦がし風味についてインパクト不足に思えたんですけど、 “にんにく” と “しょうゆ” ではなく、にんにくを漬け込んだ “にんにくしょうゆ” のニュアンスが印象に残り、程よい焦がし加減だったからこそノンフライ麺の山椒とバランスがよかったのかもしれない‥そう思うと納得でした。

にんにくのパンチや強烈な焦がしの芳ばしさ、強い山椒の刺激など特化型のインパクトに期待すると大人しいかもしれませんが、かなり個性的なことは間違いないですし、その個性を打ち出しつつも「ラ王」らしい洗練さと計算が感じられる、期間限定商品に相応しい新感覚のカップ麺です。

日清食品「日清ラ王 焦がし味噌」噛むほどに、じんわり香る。
日清食品「日清ラ王 焦がし味噌」の実食レビューです。日清食品史上初の山椒練りこみ麺と焦がしニンニク油のインパクトがポイント! 噛むほどに味わい深いノンフライ麺と黒マー油系の調味オイルに注目です。2018/09/10新発売

同時発売品、「日清ラ王 焦がし味噌」もレビューしました。お時間よろしければ、ご一読ください。

製品名:日清ラ王 焦がし醤油
製造者:日清食品
内容量:117g(めん75g)
発売日:2018年9月10日(月)
JANコード:4902105247341
希望小売価格:220円(税別)

発売地域:全国(全チャネル販売)
取得価格:税別220円(送料・手数料別)
取得店舗:日清グループ オンラインストア

麺の種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:400ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(液体スープ / かやく)
日清食品株式会社:〒160-8524 東京都新宿区新宿6-28-1
お客様窓口:0120-923-301

  1. ラ王は、ラーメンの王様という意味でしたか・・・。
    「北斗の拳のキャラ名(ラオウ)に似ていて、変なの~」と思っていたぐらいです。
    ラーメンの「ラ」なのですね・・・(;・∀・)。

    焦がしとは美味しそうですね。麺も山椒練り込み麺とは凝っていますね。
    油揚げでないところがヘルシーですね。

    スープは色ほど、しょうゆ感が強くないので、山椒の風味が生きるのですね。

  2. ( ゚д゚)ウム これは買う。美味しそう。。。( ̄¬ ̄*)じゅる

  3. なかなか破壊力があるスープの色だけど、そんなに攻撃力はないんやね(^▽^;) どっちかっていうと焦がした醤油より焦がした味噌が好きなんだけど、味噌はスープの味がイマイチらしいからこっちにするかぁ٩( ᐛ )و
    じっくり噛んで山椒の清涼感を堪能したいと思います(๑•̀.•́ฅ✧

  4. 山椒入りの麺って…堪らないやないかい(;゚∀゚)=3ハァハァ
    これはとっても美味しそう。汁麺だけど汁なしの山椒入り麺とかちょっと食べてみたいな。なんかおいしく食べれそうな気がする

  5. 色はえげつなかったですが
    スープはとても美味しかったですね~。
    これはほんとに感動もののスープでした。

    たしかに山椒練り込み麺や焦がし自体は穏やかでしたが
    なんか新鮮味もあってしっかり楽しめました。
    個人的には今年のランキング入りですね。