「オキコラーメンBIG チキン味」SNSでも話題!!沖縄初の即席麺を “カップ麺” で再現

スポンサーリンク
エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年7月1日(月)新発売のカップ麺、エースコック「オキコラーメンBIG チキン味」の実食レビューです。

沖縄で50年以上愛され続けているジャケ買い必至の即席麺「オキコラーメン」をエースコックが大盛カップラーメンにアレンジ!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

スポンサーリンク

オキコラーメンBIG チキン味

今回の新商品「オキコラーメンBIG チキン味」は、1947年(昭和22年)創業の沖縄県にある総合食品メーカー「オキコ株式会社」と大阪府吹田市に本社を構える「エースコック株式会社」の共同開発商品で、オキコ株式会社監修のもと、沖縄で初めて発売された元祖ご当地即席麺「オキコラーメン」の味わいを再現したタテ型ビッグサイズの新作カップ麺です。

「オキコラーメン(OKIKO RAMEN)」とは、オキコ株式会社が1966年(昭和41年)から製造・販売している4食入の即席袋麺で、沖縄県民なら誰もが知るソウルフード的ロングセラー商品といわれているのですが、沖縄県外では物産展でも開催されていない限り見かけることはなく、定番の「沖縄そば」でもありません。しかし、そんなレア度の高いオキコラーメンの味をエースコックが「全国発売」のカップ麺で再現しました。



パッケージにも「オキコ株式会社監修」と明記されているように、紛れもなく本家監修商品。他社の即席麺を他社の即席麺メーカーがカップ麺で再現するという、同業者なのに異種コラボ的な珍しいタイアップ商品となっているのですが、袋麺のオキコラーメンは沖縄県外からのファンも多く、最近では小さくて昭和レトロなパッケージが可愛いとSNSでも注目されています。

オキコ株式会社は創業当時、沖縄本島南部に位置する豊見城村にて “赤瓦” や “カメ煉瓦” を製造・販売していた「沖縄興業株式会社」という製瓦工場で、1953年(昭和28年)に那覇市壺川で製菓工場を新設。それを機に業種転換を図り、1954年(昭和29年)に那覇市寄宮で製麺工場を新設、そこではソーメン(乾麺)の製造販売を行なっていました。

そして1966年(昭和41年)、新たに設立された即席麺の生産工場にて “沖縄初” となる即席麺「オキコラーメン」が生まれます。当時、まだ沖縄はアメリカの統治下で、外国からの輸入品が多く、県外からの商品が少なかった時代――その頃、ちょうど本土で日清食品の「チキンラーメン」がフィーバー状態だったんですけど、それにインスパイアされてチキン味の即席麺「オキコラーメン 」を開発したところ見事に沖縄で大ヒット。

生産当初はチキン味の原材料である鶏を調達するために県内各地の養鶏所を訪ね、まさに奔走する日々を送っていたそうですが、その甲斐あって沖縄初の即席麺は飛ぶように売れ、1970年(昭和45年)前後には沖縄県内のみで年間600万~800万食、最盛期には月250万食の生産を記録しました。

けれども1972年(昭和47年)5月15日の沖縄返還協定によってアメリカ合衆国による沖縄統治が終わり、本土から流入してくる商品との価格競争に飲まれ、県民から惜しまれながらも1998年(平成10年)6月にオキコラーメンの製造継続が困難になったと生産を中止、オキコ株式会社は即席麺事業から身を引きます。



しかし、県民から復活を望む声が相次いだことで、2006年8月に念願の復刻版を発売。設備の関係上、県内での製造は叶わなかったようですが、他社からも “ロットが合わない” と断られ続け、やっとこさ取り合ってくれたのが駄菓子系カップ麺「ミニカップ ペペロンチーノ」や「お徳用ラーメン」でおなじみ「東京拉麺(TOKYO NOODLE)」でした(ちょっと裏話)。袋麺の基本は変わらず沖縄限定なんですけど、栃木県足利市に本社を構える「東京拉麺(新栄食品株式会社)」にオキコラーメンの製造を委託しています。

販売休止前は通常の1食分でしたが、東京拉麺の製造ラインに合わせ、通常の1食分からマグカップサイズの縮小版として5食入の袋麺に変更、それから現在の4食入(1食30g)パックにリニューアルされたのですが、味の再現には開発当時の社員も参入していたそうです。2006年の復刻当初は “もし売れなかったら期間限定” としていたらしいのですが、上手く軌道にのったことで販売を継続、2010年10月から2019年7月現在の昭和レトロなパッケージになりました。

開封

というわけでオキコラーメンの存続に大きく貢献している「東京拉麺」の存在も重要な立ち位置にあるのですが、冒頭でも触れたようにSNSでの話題性やバカ売れした経緯も含め、エースコックからオキコに “ご当地の即席麺をカップ麺にアレンジしたい” と依頼があったらしく、そんな開発経緯と歴史があって「オキコラーメンBIG チキン味」の商品化が実現しました。というわけで、中身をチェックしていきましょう。



オリジナルの「オキコラーメン」に具材は入っていませんが、「オキコラーメンBIG」は味付鶏肉そぼろや卵、ねぎ、ナルトが入っています。あと砕けた麺が多かったので、ちょっとかじってみたんですけど‥めちゃくちゃ素朴で美味しいですねw 本家も2015年(平成27年)から塩味を抑えたピーナッツ入りの「オキコラーメンスナック」という関連スナック菓子も販売していて、お菓子バージョンは食べたことないんですけど、こんな感じなのだろうか——やばい、このまま食べてしまいたい。

カップ麺の製造所は兵庫県加東市にあるエースコックの関西滝野工場(兵庫県加東市河高字黒石1816-175)で、私の購入価格は売変(売価変更)前だったのかイオンリテールで税込235.44円と高めの値段でした(※その後、別のスーパーでは税込159円で販売)。メーカー希望小売価格は税別220円、コンビニで購入すると税込238円が平均的な実売価格になると思います。

それからコンビニ大手4社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ)の中では、「ローソン」と「ファミリーマート」で比較的よく見かけました。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:オキコラーメンBIG チキン味
製造者:エースコック株式会社
製造所:関西滝野工場(W)
内容量:85g(めん78g)
商品コード:4901071246365(JANコード)
商品サイズ:縦111mm×横111mm×高さ118mm

発売日:2019年07月01日(月)
実食日:2019年07月04日(木)
発売地域:全国(スーパー・コンビニ等)
取得店舗:スーパー(イオンリテール)
商品購入価格:235円(税込)
希望小売価格:220円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい使用)
スタイル:縦型ビッグ・大盛サイズ
容器材質:紙
湯量目安:430ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:-(小袋なし)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、植物性たん白、砂糖、チキンエキス)、スープ(食塩、チキンエキス、でん粉、粉末しょうゆ、デキストリン、砂糖、オニオンパウダー、香辛料、植物油脂、ポーク調味料)、かやく(味付鶏肉そぼろ、卵、ねぎ、なると)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、微粒二酸化ケイ素、増粘多糖類、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、紅麹色素、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)
【本品に含まれるアレルギー物質】小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごま(表示が義務付け及び推奨されているもの)

実食開始

麺はチキンラーメンやベビースターラーメンよろしく似たような味付けが施されているのですが、もっとサイズは太く、しかしながら湯戻し時間は熱湯3分。袋麺のオキコラーメンはマグカップで熱湯4分なんですけど、鍋で煮込む場合は3分、もちろんポリポリそのまま食べてもよし、軽食にはマグカップで、生卵につけながら “つけ麺” 風のアレンジも美味しいですし、がっつり食べたい時は丼で2~3個大人食いとオールマイティです。



さて、なかなかイイ感じの雰囲気に仕上がったんですけど、なんというか‥‥2018年3月19日にセブンイレブン限定商品として発売されたエースコック×おやつカンパニー「ベビースターラーメンBIG チキン味」の花型ナルトが渦巻ナルトに変わっただけ、みたいな‥w ちょっと焼き直し感が否めないところではあるものの、オキコラーメン の再現度に注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

※ちなみにオキコ株式会社は「敷島製パン」と技術提携・ライセンス契約を結んでいる「オキコパン」という製パン事業も営んでいて、「Pasco」ブランドのOEM(受託製造)も行っているのですが、「ゼブラパン」や「うず巻パン」など、沖縄ご当地パンメーカーの雄「ぐしけんパン」と並び称される人気商品を手掛けています。現在、そちらがメイン事業みたいですね。

栄養成分表示:1食(85g)当たり

熱  量:362kcal(カロリー)
たん白質:11.2g
脂  質:11.9g
炭水化物:52.4g
食塩相当量:5.9g
(めん・かやく:1.7g)
   (スープ:4.2g)
ビタミンB1:0.36mg
ビタミンB2:0.42mg
カルシウム:309mg

参考値(調理直後に分別した値)
熱量:362kcal(めん・かやく:331kcal)(スープ:31kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

エースコック仕様だけど面白い
4.9

オキコラーメン(オリジナル)の原材料は「小麦粉、食用油脂(パーム油、ラード)、食塩、醤油、肉エキス(鶏肉、豚肉を含む)、野菜エキス、砂糖、発酵調味料、香辛料」となっているのに対し、オキコラーメンBIG(カップ麺)の原材料は「小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ、植物性たん白、砂糖、チキンエキス」とシンプルですが、芳ばしい味付け麺に仕上がっています。

そのまま(調理前に)食べても美味しいと書きましたが、麺自体の下味はチキンラーメンよりも控えめで、しかしながら味の雰囲気は瓜二つ。けれども麺のサイズが圧倒的に違うように、けっこう太めの角刃でカットされた歯切れのいい太麺で、ヌードルではなく「ラーメン」のニュアンスから体感的にはチキンラーメンの麺と完全に別物。



実際のオキコラーメンもチキンラーメンより太めですが、さらに袋麺よりも太く、加水率は低めでゴワつきのある食感。チキンラーメンより控えめとはいえ通常のカップラーメンよりも濃いめの下味ですし、エッジの効いた口当たりに加えて野趣に富んだ歯ごたえから、だいぶエースコックのオリジナリティが強めに出ていました。麺量は78gと縦型ビッグの平均(70g~80g)なので、実際のオキコラーメンと比較して2.5倍量以上のBIGサイズです。

スープ

より深みのある味付けに
4.9

はっきり言ってしまうと軸はゴリゴリのチキンラーメンインスパイアな味わいで、例のロースト醤油が芳ばしい元祖鶏ガラしょうゆ味の延長線上にあるのですが、味付け麺とは別に “食塩、チキンエキス、でん粉、粉末しょうゆ、デキストリン、砂糖、オニオンパウダー、香辛料、植物油脂、ポーク調味料” と何気に複雑な構成の粉末スープが仕込まれています。

もちろん独特の芳ばしい風味なんて味付け麺ならではの為せる業ですが、玉ねぎの旨味を強めに効かせているところがエースコック流の特徴的なアレンジポイント。さらに胡椒のアクセントもオリジナルより強く(とはいえアクセントの枠を出るような刺激ではありませんが)、同時に甘みも効いていて、濃いめの味が求められるコンビニ需要にも対応できる濃度ですね。

本家の袋麺もチキンラーメンに影響されているため、ベクトルとしては同じ流れを汲んではいるものの、より複雑で奥行きのあるテイストに仕上がっていました。マグカップサイズにリニューアルされた後のオキコラーメンもレトロな味わいで、今回も方向性はノスタルジックなんですけど、現代の味覚にも通用する普遍的な味だと思います。

具材

意外とソツなく揃ってます
4

具材は程良く味付けした鶏肉そぼろ、ふんわりとした食感の卵(かきたま系)、色調の良いねぎ、ナルトと意外に色鮮やかなラインナップで、かきたま系の具材はオーソドックスな芳ばしい鶏がらスープとの相性がよく、小さなナルトがレトロな雰囲気を演出。けっこうネギは多めにはいっていたのと、ちょいちょいハズレの多いエースコックの肉そぼろ具材は――

安心してください、今回は「あたり」です。飛び上がるほど美味しい具材とかではないんですけど、例のスカスカなスポンジ肉そぼろではありません。ちゃんと “まとも” な食感で、味付けは胡椒ベースの香辛料を中心に生姜のキレがアクセント。しっかり混ぜた後の具材は散り散りになってしまいますが、それぞれちょいちょい口の中に入ってきて、存在感が完全に消えることはありませんでした。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(★4)

パッケージの再現度は高いのですが、味や麺の再現度は遠からず近からずといったところ。それに「ヤクルト」や「ブタメンBIG」じゃないけれど、やはり “あのサイズだから美味しい” みたいなところがありますし、ちょっとセブンイレブン限定の「ベビースターラーメンBIG チキン味」とダブっている印象もあったので、どちらかというとジャケ買いが楽しい製品だと思います。

ただ、麺とスープのチグハグな感じは面白かったですし、いろんな意味で「おいしい」商品だなー、とも思いました。もうちょい袋麺の製造元である「東京拉麺」らしさも尊重してほしかったところではあるものの、パッケージは文句無しで可愛いですし、調理前の “つまみ食い” については評価★5クラスのレベルでオススメなのでw 気になった方は「ローソン」もしくは「ファミリーマート」で探してみてください。

  1. オキコラーメン聞いたことない名前 フムフム沖縄発祥か 買ってたべました。ホッとする味で、旨かったです。自分は、トッピングにカイワレだいこん1パック 刻んで投入 いい感じでしたよ。

    • Re:平山 亨 様

      もうパッケージでジャケ買いしちゃいますよね(笑)。カイワレ! たしかに合いそう‥‥素敵な情報ありがとうございます^^ (返信かなり遅れてしまってゴメンナサイ)

タイトルとURLをコピーしました