どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。
このページでは、2024年12月9日(月)に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。
コンビニの新商品や新作カップ麺(カップラーメン、カップ焼そば等)の最新情報、話題のニュースが気になる方は(こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので)、よろしければ最後までご覧ください。
今週の新商品 新作カップ麺リスト
▼日清食品
カップヌードル バターチキンカレー ビッグ / 271円(全国)N
▼明星食品
明星 みかさ ソース焼そば / 328円(全国)N
▼東洋水産(マルちゃん)
黄金色のたぬきつうどん / 259円(全国)N
▼サンヨー食品(サッポロ一番)
ご当地熱愛麺 坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば / 271円(全国)N
ご当地×御出汁 はかた地どり粉末使用 水炊き風ラーメン / 236円(全国)N
ご当地×御出汁 仙台牛粉末使用 牛テールスープ風ラーメン / 236円(全国)N
▼エースコック
スープはるさめ あさはる とろみ生姜味 / 182円(全国)N
▼寿がきや食品
しおらーめん進化監修 青唐辛 塩ラーメン / 298円(沖縄除く)N
▼ヤマダイ(ニュータッチ)
懐かしのとん汁うどん / オープン価格(全国)R
▼まるか食品
ペヤング ミステリーやきそば / 236円(全国)N
▼ローソン
札幌ラーメンみそ吟監修 味噌バター風コーンラーメン / 258円(全国)N
▼ファミリーマート
味仙本店監修 激辛台湾ラーメン エイリアン / 258年(全国)N
▼セブンプレミアム
飯田商店 担々麺 / 278円(全国)N
中華蕎麦とみ田監修 豚まぜそば / 268円(全国)N
N=New(新商品)
R=Renewal(リニューアル)
※上記の参考価格は税別表示です。
日清食品「カップヌードル バターチキンカレー ビッグ」新発売
日本で愛されるインドカレーの王道メニューを「カップヌードル」で再現!! カップヌードル(CUPNOODLE)とは、1971年(昭和46年)9月18日の発売以来、日本の即席カップめん市場で圧倒的な占有率を誇っている日清食品のブランドで、言わずと知れた世界初のカップめん。
今回の新商品「カップヌードル バターチキンカレー ビッグ」は、日本で幅広い層に愛されている「バターチキンカレー」の味わいを「カップヌードル」流にアレンジした新作で、チキン・トマト・バターをベースに、クミンやジンジャー、カルダモンなど、華やかに香る13種のスパイスを使用した一杯。
カップヌードルのバターチキンカレーといえば、まだ「世界のカップヌードル」が「エスニックシリーズ」だった頃、2018年(平成30年)9月24日に「カップヌードル インド風バターチキンカリー」という商品がありまして、その流れを汲んでいるのかなと。ただ、6年前は7種のスパイスを使用していたり、白謎肉を使っていなかったり、レギュラーサイズだったりしたので、別物と捉えたほうがいいかも。
明星食品「明星 みかさ ソース焼そば」新発売
行列の絶えない焼そば専門店「みかさ」監修の “ソース„ が2年ぶりに復活!! みかさ(神保町やきそば威風みかさ)とは、1984年(昭和59年)に熊本県山鹿市で開業した粉もんの店「お好み焼 あたりや」にルーツを持ち、2013年(平成25年)12月から東京都千代田区神田神保町に本店を置いている、都内でも珍しい「やきそば専門店」で、行列が絶えないほどの人気店。
今回の新商品「明星 みかさ ソース焼そば」は、2018年10月8日発売品を皮切りに、明星食品とコラボを続けている「みかさ」監修のカップ焼きそばで、みかさシリーズ第11弾。昨年11月に「塩焼そば(4代目)」をリリースしていますが、ソース味の商品は2022年12月12日発売の「ソース焼そば(6代目)」以来。
つまり、今回の「ソース焼そば」は7代目に該当する一杯で、前回発売品(6代目)比 “肉・キャベツ2倍増し„ とのこと。ただ、6代目に別添されていた「たまごタレ」は省かれている、というのも大きな変更点。エースコックの「きみまろペースト」しかり、ヤマダイの「卵黄ソース」しかり、卵黄を使ったペーストが姿を消し続けている昨今、原価の問題でしょうか。
東洋水産「黄金色のたぬきつうどん」新発売
たぬきときつねでたぬきつ!? 年明けうどんにもピッタリな “おめでたい„ 新作登場!! 東洋水産(マルちゃん)の和風カップめんといえば、根強い人気を誇る「赤いきつね」と「緑のたぬき」が代表的。なかでも後者は年越しそばとしての需要も高く、すでに力を入れて陳列しているスーパーやドラッグストアも散見しているのですが‥‥
今回の新商品「黄金色のたぬきつうどん」は、たぬき(揚げ玉)ときつね(お揚げ)の両方が楽しめる、年明けうどん(元旦から1月15日までに食べるうどん)の需要を狙っているような新作で、パッケージはマルちゃんの和風丼カップめんシリーズを彷彿とさせるデザインですが、製品スタイルは同社の「でかまる」などと同じ大盛りバケツ型。
つゆは “かつお節・雑節・昆布・煮干しのだしを利かせた、淡口の醤油仕立てのつゆ。七味唐辛子入り„ とのことなので、文字通りなら関西風。具材には刻んでいない味付油揚げと、小えび天ぷら・オニオン揚玉・あおさ揚玉を組み合わせているため、かなり食べ応えありそうです。
寿がきや食品「しおらーめん進化監修 青唐辛 塩ラーメン」新発売
東京・町田の名店「町田汁場 しおらーめん 進化」監修、ジワジワくる刺激的な辛さが特徴のカップラーメン!! 町田汁場しおらーめん進化(まちだしるば しおらーめん しんか)とは、2007年(平成19年)10月19日の創業以来、東京都町田市に本店を構えている塩ラーメン専門店で、マニアからも高く評価されている人気店。
今回の新商品「しおらーめん進化監修 青唐辛 塩ラーメン」は、鶏と白醤油を合わせた優しい味わいに、鶏油(ちーゆ)を加えたスープを特徴とする一杯で、後のせ青唐辛子・フライドガーリック・焦がしネギも見どころ。販売者は愛知県豊明市に本社を置く寿がきや食品で、以前から「しおらーめん進化」監修のカップラーメンを定期的にリリースしているのですが‥‥
青唐辛子をアクセントにした寿がきや食品×進化監修の塩ラーメンといえば、2021年12月6日に発売された「冬季限定 コク辛塩ラーメン」と被るコンセプト。ただ、かやくの肉そぼろと白菜をや背脂の有無など、3年前の商品とは異なる仕様となっているため、調整なしの再販ではありません。
まるか食品「ペヤング ミステリーやきそば」新発売
ミステリーな謎ペヤング!? パッと見 “何味か分からない„ 新作爆誕!! ペヤング(peyoung)とは、まるか食品の代名詞となっているブランドで、1973年(昭和48年)7月16日発売の「ペヤングヌードル」が最初の商品。その約2年後、1975年(昭和50年)3月13日に「ソースやきそば」が現れ、近年は挑戦的なフレーバーを展開し続けているのですが‥‥
今回の新商品「ペヤング ミステリーやきそば」は、どんな味か食べてみるまで分からない “自分が買った商品は何味なのか? 遊び心あふれる、ペヤングならではの商品„ ということで、なかなか面白い企画。とはいえ私ほどの変態になれば、原材料名の構成で味を当てるのは容易なこと。おそらくTKG(たまごかけごはん)もといTKM(たまごかけめん)っすね、これは。
実際に食べるまでは想像の域を出ませんが、ソースは甘めのだし醤油味で、卵黄加工品(たぶん卵黄ソース)を使用していることから、TKG・TKMがモデルなのかなと。これで鶏肉が入っていたら親子丼の線も出てきたんですけど‥‥っていうか、もしも卵黄ソースを使っていた場合、前述のように近年の動向としてはレアな商品になるので、それだけでも食べる価値がありそうです。予想が外れてたらすみません。
ローソン「札幌ラーメンみそ吟監修 味噌バター風コーンラーメン」新発売
ローソンが「みそきん」に対抗!? 札幌ラーメン「みそ吟」監修のカップラーメン登場!! みそ吟(みそぎん)とは、北海道は札幌市中央区に本店を置き、青森や愛知、大阪にも店舗を構えているラーメン専門店で、国産鶏ガラの鶏清湯(ちんたん)と北海道産の味噌を絶妙に合わせた「味噌ラーメン」が看板商品。
出典:Home > 商品・おトク情報 > オリジナル商品 > サンヨー食品 サッポロ一番 札幌ラーメンみそ吟監修 味噌バター風コーンラーメン|ローソン
今回の新商品「札幌ラーメンみそ吟監修 味噌バター風コーンラーメン」は、コンビニの中でもローソンにしか売ってない、留型(とめがた)と呼ばれるポジションのカップラーメンで、共同開発者はサッポロ一番のブランドで知られるサンヨー食品。ローソン曰く “具材はコーンに特化し、赤味噌のコクとバターの風味がきいたスープ„ が特徴とのこと。
お店の公式Xアカウントが「#みそきん買えない」「#みそ吟買える」などと「みそきん」を絡めたPRを行っていたので、もちろん味は別物でしょうけど、けっこう意識している様子。サンヨー食品の縦型カップなので、麺が大きな懸念要素になりますが、パッケージに所狭しと敷き詰められているコーンのインパクトには期待できそうです。
ファミリーマート「味仙本店監修 激辛台湾ラーメン エイリアン」新発売
味仙の裏メニューで最も辛いエイリアンを再現!? 味仙(みせん)とは、1962年(昭和37年)3月27日の創業以来、愛知県名古屋市千種区今池に本店を構える「台湾ラーメン」発祥の店で、かつて中華料理店「万福」(後の「大和食堂」)を経営していた郭宗仁(カク ソージン)、郭汪蘭(カク オーラン)夫妻の長男・明優(メイユウ)氏が「味仙 今池本店」を開業し、名古屋の地に新たな食文化を築き上げました。
今回の新商品「味仙本店監修 激辛台湾ラーメン エイリアン」は、ファミリーマート限定のカップラーメンで、共同開発者は日清食品。直近のカップラーメンを例に挙げると、今年6月4日に「台湾ラーメン(15代目)」をリリースしていましたが、今度の新作は “知る人ぞ知る辛さ最上級の裏メニュー„ を再現。
味仙の店舗には通常の「台湾ラーメン」よりも辛い「イタリアン」や「アフリカン」といったメニューも存在するのですが、それを吹っ飛ばして「エイリアン」を商品化とは攻めたなと。ちなみにカップラーメンの「台湾ラーメン」は辛さレベル4/5を基本としているため、まぁまぁ辛い部類に入るんですけど、エイリアン‥‥楽しみですね。
セブンプレミアム「飯田商店 担々麺」新発売
「飯田商店」唯一の別店「湯河原 飯田商店 ららぽーと沼津店」でしか食べられない限定メニューを再現!! 飯田商店(いいだしょうてん)とは、2010年(平成22年)3月16日の創業以来、神奈川県足柄下郡湯河原町に本店を置く「らぁ麺」と「つけ麺」の専門店で、日本有数の温泉地として知られる湯河原を “ラーメンの聖地„ と言わしめたレジェンド。
出典:トップ > 商品のご案内 > セブンプレミアム > 常温・加工食品 > 7プレミアム 飯田商店 担々麺|セブン-イレブン
今回の新商品「飯田商店 担々麺」は、飯田商店の本店では食べられない、ららぽーと沼津店(静岡県沼津市)限定の「担担麺」を再現したカップラーメンで、2022年12月12日発売品、2023年12月11日発売品に続く3代目。このブログでは初代しかレビューしていませんが、醤油と練り胡麻をガツンと効かせたスープが特徴の一杯で‥‥もしや「マルちゃん正麺 カップ 裏うま辛担々麺」のルーツはコレか?
練り胡麻の濃度や麺の種別には明確な違いが生じていますが、どちらも東洋水産が製造しているため、ふと。2代目の「飯田商店 担々麺」はレビューしていないので、今年は取り上げる予定ですけど、正麺カップの裏メニューも意識しながら食べてみようかと思います。
セブンプレミアム「中華蕎麦とみ田監修 豚まぜそば」新発売
千葉・松戸の銘店「中華蕎麦とみ田」監修のジャンクな「まぜそば」今年も登場!! 中華蕎麦とみ田(ちゅうかそばとみた)とは、2006年(平成18年)6月5日の創業以来、日本屈指の知名度を誇る「らぁめん」と「つけめん」の専門店で、他に類を見ないほど濃厚で繊細な味わいを追求し、開業わずか8年で年商10億円を叩きした怪物店。
出典:トップ > 商品のご案内 > セブンプレミアム > 常温・加工食品 > 7プレミアム 中華蕎麦とみ田監修 豚まぜそば|セブン-イレブン
今回の新商品「中華蕎麦とみ田監修 豚まぜそば」は、2018年(平成30年)6月18日に発売された「豚骨魚介まぜそば」を皮切りに、毎年恒例となっているカップめん限定メニューで、共同開発者は明星食品。最初は “またおま系„ のフレーバーからスタートしましたが、2020年(令和2年)6月15日発売品より “二郎インスパイア系„ の方向にシフト。
今年も商品名が「豚まぜそば」となっているように、二郎インスパイア系の商品に該当するのですが、セブン-イレブン曰く “とみ田らしい魚介感を加えた一皿„ とのことなので、魚介の存在感にも注目です。——あ、生にんにくが別添されているので、喫食のタイミングには気を付けてください。
今週注目のカップ麺と展望
というわけで、今週注目のカップ麺は、13種のスパイスを配合した「カップヌードル バターチキンカレー ビッグ」に、たぬきときつねを合わせた「黄金色のたぬきつうどん」の注目度も高く、まるか食品の謎味「ペヤング ミステリーやきそば」や「みかさ ソース焼そば」も押さえておきたい一杯。
ほかにもローソン限定「みそ吟」や、ファミリーマート限定「味仙 エイリアン」も気になる新作ですし、安定して高評価を叩き出してくれそうなセブンプレミアムの「飯田商店 担々麺」や「中華蕎麦とみ田監修 豚まぜそば」など、かなり豊作な週になりました。とはいえ来週以降、年末年始に向けて新商品の数が絶望的に減ってくるので、計画的な更新を心掛けます。
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メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト
それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a(大石敬之)】
- 2024.12.16
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