「中華蕎麦とみ田 豚骨魚介まぜそば」濃厚!!お店では食べられない “限定” メニュー

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セブンプレミアム

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年6月18日(月)新発売のカップ麺、明星食品「セブンプレミアム 中華蕎麦とみ田 豚骨魚介まぜそば」の実食レビューです。

お店では食べられないカップ麺だけの限定メニュー!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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あの「とみ田」が汁なしカップ麺を監修!

セブンイレブンのホームページには6月20日(水)以降順次発売と記載されていますが、すでに本日6月19日より取り扱っているセブンイレブン店舗は多数あり、「セブンプレミアム向上委員会」*1 では2018年6月18日(月)発売となっています。「オムニ7」*2 でも月曜日から注文可能となっていたので、発売日は2018年6月18日(月)と記載しました。

セブンプレミアムの「とみ田」といえば、すでにカップラーメンが通年販売のPB商品として定着していますよね。まだタテ型に切り替わってからは実食レビューできていないのですが(近々実食レビュー予定)、どんぶり型の時は高い満足感が得られたのを覚えています。

監修店の「中華蕎麦 とみ田」は、茨城県を起点としている麺屋こうじグループから独立し、今では言わずと知れた圧倒的な知名度を誇っている千葉県・松戸市の超有名店。カップ麺だけでなくチルド・冷凍などのラーメン・つけ麺のコラボ商品も多いので、お店の名前を知っている、また実際に商品を試したことがある方も少なくないでしょう。かなり濃厚な豚骨魚介スープが特徴で、その王道では最高峰との呼び声も高いお店です。



今回のカップ麺は、「とみ田」店主・富田治氏が監修し、本店・系列店を含めた実店舗では提供されたことのない、セブンプレミアムの限定メニューとして開発されました。同店監修の汁なしカップ麺は、おそらく今回が初めてだと思います。最近の明星食品は汁なしカップ麺に強く、また同店とのタイアップで培われてきたノウハウもあるので、もうマズイわけがないだろうという実食前の現在なんですけれどもw 果たして実際の仕上がりはどうでしょうか。

*1「セブンプレミアム」について語り、商品開発に参加できる公式コミュニティサイト。
*2「イトーヨーカドー」のネット通販

製品詳細情報・購入価格等

商品名:セブンプレミアム 中華蕎麦とみ田 豚骨魚介まぜそば
販売者:明星食品
内容量:169g(めん130g)
発売日:2018年6月18日(月)
発売地区:全国(セブン&アイ系列)
取得店舗:セブンイレブン
取得価格:235円(税込)
希望小売価格:218円(税別)
JANコード:4902881480451
麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:770ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋(液体ソース・かやく・ふりかけ)
原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ、でん粉、粉末油脂、卵粉、香味調味料)、ソース(鶏・豚エキス、糖類、植物油脂、しょうゆ、香味油、たん白加水分解物、魚介エキス、香辛料、ビーフエキス、食塩、香味調味料、醸造酢)、かやく(チャーシュー、魚介粉末、メンマ、ナルト、ねぎ、香辛料、のり、ゆず皮)/ 加工デンプン、香料、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、カラメル色素、増粘多糖類、乳化剤、カロチノイド色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、カゼインナトリウム、pH調整剤、ポリリン酸ナトリウム、ビタミンB2、ビタミンB1、ベニコウジ色素、香辛料抽出物、(一部に卵・乳成分・小麦・牛肉・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
アレルゲン情報:卵・乳成分・小麦・牛肉・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン



実食開始

栄養成分表示:1食(169g)当たり

熱量:725kcal
たんぱく質:14.7g
脂質:30.8g
炭水化物:98.7g
(糖質:95.7g)
(食物繊維:3.0g)
食塩相当量:7.4g
ビタミンB1:0.69mg
ビタミンB2:0.35mg
カルシウム:313mg

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

とみ田本店、系列店を含めた実店舗では提供されたことのない限定メニュー。
セブンプレミアムの為だけに店主が監修した豚骨魚介スープのまぜそばです。

(セブンイレブンのホームページより引用)

たれ・ふりかけ

豚骨と魚介の旨みが利いた濃厚なたれです。かつお節、さば節、煮干粉、のり、ゆずの入ったふりかけで香り高い味わいに仕上げました。

(セブンイレブンのホームページより引用)

王道の豚骨魚介

うん、これは王道も王道ですね。なんだったら、このまま熱湯を注ぐとスープになりそうな勢いです。何と言っても乳化感あふれる豚骨の旨みが実に芳醇で、まったり濃厚。私としては塩気も程よく、このままでも充分に美味しいと思えたのですが、液体ソースのみだと魚介の存在感が弱く‥というか、まったりと丸みを帯びた豚骨の旨みが濃厚すぎて、魚介エキスを下支えだと感じてしまうようなバランス。

これはこれでマイルド系まぜそばとして楽しめる趣ではあったんですけれども、場合によってはメリハリが無い=大盛りだから途中で飽きそうな味と言えるかもしれません。しかし、ふりかけが様子を一変させます。

ふりかけの内容は魚粉、海苔、乾燥ねぎ、柚子、唐辛子で、見た目には思っていたよりも魚粉の含有量が多く、ふりかけながら「おいおいコレちょっと塩気は大丈夫か‥?」なんて苦笑いしながら撮影していたのですが、想像通り味はガツン!と濃いめに仕上がるものの、味蕾に対して過度に刺々しい印象は与えません。



全体の食塩相当量は7.4gと高く、もちろん実際に味も濃いめですが、食塩や醤油がダイレクトにくるキツいタイプではないんですよね。あくまでも食塩の目安を示す数値は “相当量” であって、体感的には “魚粉の旨み” が先行し、その旨みが濃い故に食塩相当量も必然的に上がってしまった、という状態です。私の舌は旨みが濃いのはヘーキでも体感的な食塩系の主張が強いと怯んでしまうので、いくら撮影のためとはいえ全量投入は早まったか‥などと思ったのですが、なんのなんの。

魚粉は煮干粉と鯖節(あと鰹かな?)のミックスでしたが、旨みの含有量は圧倒的に節が優勢だったので、その芳ばしく膨よかな旨みが味にメリハリを与えつつ豚骨に寄り添うような姿を見せます。魚粉のパンチさえ大丈夫なら、ガッツリのっけから全投入で問題ありません。ただし、よくかき混ぜて全体に馴染ませるのがポイントです。

液体ソースだけだと後半にボヤけそうなくらい乳化感を意識した仕上がりでしたが、そこに足りなかったメリハリを魚粉がガツンと与え、さらに魚粉だけではなく、唐辛子のピリピリと刺激も味のアクセントに大きく寄与しています。あくまでもピリ辛の範疇を超えませんが、たまに大きめの唐辛子が口に入ってきてピリッ。辛い食べ物が得意な方は気にならないレベルの低刺激ではあるものの、まったりとした豚骨を飽きさせないアクセントとして必須項目でした。

柚子は表立って主張していませんでしたが、ときおり柑橘系の香りが漂います。まったり濃厚な豚骨に節を主体とした魚粉をバチッと効かせた王道の豚骨魚介系を地で行くような味わいだったので、俗に言う “またおま系” が好きな方は確実にハマります。←もれなくハマりましたw

めん

「とみ田」の特長である食べ応えのある極太麺を、三層麺製法で再現しました。

(セブンイレブンのホームページより引用)

『闘牛脂』にも使われていた三層製法の極太麺

「明星 みかさ監修 ソース焼そば」から姿を見せるようになった、とにかく粘り気のある弾力が魅力的な極太仕様の油揚げ麺です。最近の新作では、「明星 闘牛脂監修 牛まぜそば 大盛(個人的には★3でしたw)に使われていましたね。とにもかくにも粘り気が強く、むっちむちのダイナマイトボディ。なんかもうアレですよ、歯切れが悪い。※全力で褒めていますw



麺の幅だけでなく厚みも意識されており、かなり存在感の強い縮れた極太麺なんですが、今回の濃厚な豚骨魚介テイストと反発し合うことなく絶妙にマッチ。加水率は多めに感じますが、麺の表面は少し粗さがあり、それによって液体ソースとのマッチングにズレが生じません。かなり存在感が強い油揚げ麺なのに、わりと寄り添う姿勢にあるんですよね。

今回は魚粉のパンチが効いていたので、存在感の強い極太麺でも油揚げ麺臭などのマイナス因子は目立って感じられませんでした。つけ麺や豚骨魚介系の濃厚なラーメンに強い「とみ田」というお店のイメージ的にもピッタリな麺だと思います。

かやく

チャーシュー、メンマ、ナルト、ネギを使用しました。

(セブンイレブンのホームページより引用)

ラーメン系の構成で雰囲気アップ

とりあえず汁なしカップ麺だからキャベツ入れとこうぜ、などという浅はかな構成ではありません。チャーシューはチップ状のハムみたいな肉具材だったので、そんなに美味しいわけではないんですけどねw でも、けっこう入ってます。単体で食べるとチープな具材ですが、麺と一緒に食べたら誤魔化せるので、意識せずに “なんとなく” 食べるのがいいかも。

逆にメンマは少なかったんですけど、もしかしたら個体差かもしれません。ただ、自然な歯触りに加えて風味が良く、王道の濃厚豚骨魚介テイストと相性ばっちりでした。うん、やっぱりもうちょっと食べたかったかなw

ナルトは1枚でしたが(普通は1枚かw)、中華蕎麦からの派生を思わせる雰囲気の演出に効果的だったし、意識して食べると気分転換によかったです。ねぎは‥少ないw あ、ふりかけに乾燥ねぎ入ってますけどね、たくさん。ただ、かやく側には2個くらい厚みのある大きな個体が入っていて、乾燥ねぎでは出せない甘み、みずみずしさが好印象。反面、乾燥ねぎは薬味として効果的。ふりかけも踏まえての感想ですが、具材に貧弱なイメージはありませんでした。

総評

★★★★★★★☆☆☆(★7)

私は “またおま系” と呼ばれる濃厚豚骨魚介系の王道を地で行くような味が大好きなので、その好みが評価に影響を及ぼしていることは否めませんが‥でも、「とみ田」監修のカップ麺に興味を抱かれている方、また購入しようか迷って手に取られる方は、みんな “それ” を求めて購入しますよね?w 大丈夫、この子は期待を裏切りません。

麺量130gの大盛りなのと、濃厚な豚骨+豪快な魚粉という組み合わせから、それなりに人を選ぶカップ麺になりますが、「とみ田」と聞いてイメージされるであろう重心の低い豚骨の濃厚なテイストと魚粉のパンチを明白に打ち出しつつ、それでいて実は緻密に味のバランスが計算されていて、老若男女を問わず万人に対して手放しにオススメできるカップ麺とは言えないものの、どハマりするユーザーは多いのではないでしょうか。

とにかく液体スープの芳醇で丁寧な豚骨の旨みと大量の魚粉が見事なバランスで合致し、なおかつ麺は近年の明星食品が誇るダイナマイトボディな油揚げ麺。ややチープな質感とはいえ肉具材も多く入っていたし、魚粉だけでなく唐辛子や柚子のアクセントが輝いている、食べ応えのある大盛りカップ麺でも大味な印象は皆無に等しかったです。セブンイレブンで買うと税込235円になりますが、濃厚豚骨魚介系のテイストを実直に汁なしカップ麺として落とし込んだ秀逸な一杯でした。

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