どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。
このページでは、2024年1月15日(月)に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。
コンビニの新商品や新作カップ麺(カップラーメン、カップ焼そば等)の最新情報、話題のニュースが気になる方は(こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので)、よろしければ最後までご覧ください。
今週の新商品 新作カップ麺リスト
▼日清食品
カップヌードル 酸辣湯 ビッグ / 271円(全国)N
日清のどん兵衛 紅生姜天そば / 236円(全国)N
▼明星食品
明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 つぶつぶだくだく 明太子バター味 / 348円(全国)N
▼東洋水産(マルちゃん)
味噌バター味ラーメン / 278円(全国)N
▼サンヨー食品
サッポロ一番 名店の味 純連 花椒ラー油仕上げ 辛口札幌濃厚みそ / 268円(全国)N
サッポロ一番 カップスター ヒガシマル醤油うすくちしょうゆ使用 関西だししょうゆ味 / 214円(全国)N
▼エースコック
おやつカルパス味ラーメン / 171円(全国)N
おやつカルパス黒胡椒味ラーメン / 171円(全国)N
▼ヤマダイ(ニュータッチ)
凄麺 函館塩ラーメン / 255円(全国)R
▼セイコーマート
黒胡椒コムタン味ラーメン / 128円(Secoma取扱店)
▼ファミリーマート
長浜屋台やまちゃん 博多豚骨ラーメン / 297円(全国)N
▼セブンイレブン
明星 地域の名店 酒麺亭潤 燕三条系醤油ラーメン / 278円(全国)N
N=New(新商品)
R=Renewal(リニューアル)
※上記の参考価格は税別表示です。
日清食品「カップヌードル 酸辣湯 ビッグ」新発売
噂のアレンジレシピを商品化!? カップヌードルのネトメシ企画に新展開!! カップヌードル(CUPNOODLE)とは、1971年(昭和46年)9月18日の発売以来、日本の即席カップめん市場において圧倒的な占有率を誇るロングセラーで、国内でのマーケットシェアはもちろん、2021年(令和3年)には世界累計販売500億食を突破。現在は世界100ヶ国で販売されるなど、国際的な地位を確立するに至りました。
今回の新商品「カップヌードル 酸辣湯(サンラータン)ビッグ」は、いつもの「カップヌードル」に “お酢とラー油を入れると酸辣湯の味わいになる” と、テレビやSNSで噂になっていたアレンジレシピを公式が再現した変わり種で、以前に私も別の媒体で同じレシピを紹介したことがあるのですが、こちらは具材にもチンゲン菜やキクラゲを搭載するなど、より酸辣湯っぽい仕上がりに期待できる一杯。
ネットで噂のレシピを再現したカップヌードルといえば、2007年(平成19年)11月12日の発売以来、今では冬の定番商品として愛されている「ミルクシーフードヌードル(北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル)」が代表的で、ほかにもネトメシと呼ばれるレシピを何度か商品化しているのですが、おそらく酸辣湯は初めての試み。このレシピは以前から公式もオススメしていたので、ほぼほぼ間違いないでしょう。
日清食品「日清のどん兵衛 紅生姜天そば」新発売
ピリッとした酸味が鬼うまい、どん兵衛の「紅生姜天そば」今年も登場!! 日清のどん兵衛(にっしんのどんべえ)とは、1976年(昭和51年)8月9日の発売以来、ライバル関係にある東洋水産の「赤いきつね」「緑のたぬき」に対抗するかの如く、攻めの姿勢で進化を続けているブランドで、今では即席カップめん市場の丼型うどん・そばカテゴリーにおける “売上No.1” に君臨するなど、輝かしい地位を築き上げました。
今回の新商品「日清のどん兵衛 紅生姜天そば」は、ピリッとした辛味と酸味が鬼うまい「紅しょうが天ぷら」が特徴的な期間限定フレーバーで、これから訪れる “節分に恵方巻と一緒に食べたい” がコンセプトの一杯。2022年1月17日発売の初代を皮切りに、2023年1月16日発売の二代目と続いているため、どうやら1月中旬の恒例に位置付けられた様子。
麺は「日清のどん兵衛 天ぷらそば」などに使われている、すすり心地のいい真っ直ぐな蕎麦で、つゆの方向性は関東風。そこに後入れサクサクの「紅しょうが天ぷら」をトッピングした、いつもの「天ぷらそば」とは異なる魅力が楽しめる‥‥っていうか、わたしレビューしてませんねコレ。おかしいな、毎年この時期に食べているのに。紹介枠に余裕があったら、今年こそ。
明星食品「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 つぶつぶだくだく 明太子バター味」新発売
怒涛のクワトロ明太子!? 一平ちゃんが “明太子の価値に特化した” 過激な焼きそばを展開!! 一平ちゃん(いっぺいちゃん)とは、1993年(平成5年)1月18日の発売以来、明星食品が力を入れているジャンクさが売りのブランドで、現在は「一平ちゃん夜店の焼そば」を中心に、大盛りサイズでコストパフォーマンスに優れた縦型カップの新シリーズ「BIGだぜ!一平ちゃん」も常時展開しています。
今回の新商品「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 つぶつぶだくだく 明太子バター味」は、2023年2月6日に “オニオンねり込み麺” を搭載し、さらなる進化を遂げた「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 醤油バター明太子味」とは一線を画す “明太子の価値に特化した” 変わり種で、明太子の魅力は「つぶつぶな食感」と「濃厚さ」にあると考えた明星食品。
すでに他の商品でも高い評価を得ている「ほぼ明太子」に、だくだく量の「明太子マヨ」と、たっぷりの「明太子ふりかけ」を搭載したトリプル明太子‥‥否、さらに「明太子とバターの風味を効かせた醤油味のソース」を別添し “クワトロ明太子” を実現。おかげでメーカー希望小売価格は348円(税別)と大盛りカップ麺の基準(※2024年1月現在、271円+税)を超えちゃってますけど、それ相応の満足感に期待できそうです。
東洋水産「味噌バター味ラーメン」新発売
今年はコーン史上最大量!? マルちゃんの「味噌バター味ラーメン」が進化!! 味噌バター味ラーメンとは、2007年(平成19年)10月15日の発売から秋冬向けのフレーバーとして続いているタテ型ビッグ製品で、毎年ちょこっとマイナーチェンジしているのですが、豚骨ベースの濃厚な味噌スープに、具材のコーンとバター風キューブの組み合わせは共通するポイント。
今回の新商品「味噌バター味ラーメン」は、タイトルに大きな変更こそないけれど、このシリーズ史上最大量のコーンを搭載した一杯で、以前にも何度かコーン増量を掲げていましたが、それ以上に入っている様子。またバター風キューブ入りの特徴はそのままに、スープは王道感のあるスタンダードな味わいに変更ということで、そこにもテコが入りました。
私が最後にレビューしたのは、2019年(令和元年)12月16日に発売された「コーンたっぷり味噌バター味ラーメン」なので、かれこれ4年以上も前の話。ただ、このシリーズは基礎クオリティが高く、それこそ最後は★6(このブログでは高評価)を叩き出しているため、しばらくブログでは紹介してないですけど、たぶん今年も大丈夫。
サンヨー食品「サッポロ一番 名店の味 純連 花椒ラー油仕上げ 辛口札幌濃厚みそ」新発売
「名店の味」シリーズの期間限定 “第3弾” は「純連」の辛味噌を再現!! 純連(じゅんれん)とは、現在を遡ること半世紀以上、1964年(昭和39年)8月2日に創業した「純連(すみれ)」にルーツを持つ名店で、全国的な知名度はセブンプレミアムゴールドのカップラーメンにもなっている「すみれ」のほうが高いかと思いますが、その兄弟分(村中家の長男・教愛氏が「純連」を引き継ぎ、三男・伸宜氏が「すみれ」を開業しました)。
今回の新商品「サッポロ一番 名店の味 純連 花椒ラー油仕上げ 辛口札幌濃厚みそ」は、2023年6月12日発売の「桂花 赤マー油仕上げ 辛口熊本豚骨拉麺」及び同年12月11日発売の「天下一品 赤んこってり味 京都濃厚鶏白湯」に続く「名店の味」シリーズの期間限定 “第3弾” で、順当に「純連」監修の辛いカップラーメンを展開してきたサンヨー食品。
これはカップ麺だけのオリジナルではなく、刺激的な味わいで人気を博している「辛味噌ラーメン」の味わいを再現した一杯で、通常の「純連 札幌濃厚みそ」には入っていない具材のキャベツが再現度を高めているポイント。通常品と同じコク深い味わいのスープに、豆板醤や四川醤、花椒ラー油を加えているようなので、純連ファンはもちろん、辛い味噌ラーメンが好きな方は要チェックです。
サンヨー食品「サッポロ一番 カップスター ヒガシマル醤油うすくちしょうゆ使用 関西だししょうゆ味」新発売
今度はヒガシマル!? カップスターのエリアコラボ第4弾は関西圏!! カップスター(CupStar)とは、1975年(昭和50年)1月18日の発売以来、世界初のカップ麺「カップヌードル」とは異なる魅力で勝負を続けているロングセラーで、現在は “どこか懐かしさを感じる日本らしい風味” を活かした「JAPANスタンダード」をコンセプトに、通年品ではホッとする味わいを大切にしているのですが‥‥
今回の新商品「サッポロ一番 カップスター ヒガシマル醤油うすくちしょうゆ使用 関西だししょうゆ味」は、2023年9月25日発売の「サッポロ一番 カップスター ばかうけごま揚しょうゆ風味 / ばかうけ青のりしょうゆ風味」に続くエリアコラボ第4弾で、兵庫県たつの市に本社を置く「ヒガシマル醤油」とタイアップ。
どうせなら「うどんスープ」を使ってほしかった——などと、真っ先に思ってしまった私は兵庫県民。あと「めんスープ」や「京風割烹 白だし」も冷蔵庫に入ってないと落ち着かないんですけど、それはさておき「カップスター」のコラボには「うすくちしょうゆ」の粉末を使用とのことで、よくある “味をイメージした” だけの商品ではありません。ただ、うすくちしょうゆの粉末‥‥その特徴が分かる仕上がりだといいのですが。
エースコック「おやつカルパス味ラーメン」「おやつカルパス黒胡椒味ラーメン」新発売
あの「おやつカルパス」をカップラーメンに!? エースコック、またもや異色のコラボ決行!! おやつカルパスとは、子どもから大人まで幅広い層に愛されているヤガイのドライソーセージで、かわいいパンダのデザインが目印。駄菓子屋さんはもちろん、常備しているスーパーやドラッグストアは数知れず、誰もが一度は目にしたことがあると思うのですが‥‥
今回の新商品「おやつカルパス味ラーメン」は、ヤガイが誇る「おやつカルパス」の味わいをカップラーメンにアレンジした “おやつ” にも “おつまみ” にもピッタリな一杯(らしい)で、黒胡椒をアクセントに効かせた「おやつカルパス黒胡椒味ラーメン」も同時に発売。ええ、またもや駄菓子に手を出したエースコック。あなた方の挑戦、私は大好きです。
ただ、例を挙げると「ベビースターラーメン」のコラボしかり、本物の「おやつカルパス」を具材に使用した商品ではなく “おやつカルパスの味わいをイメージした” カップラーメンなので、細身のドライソーセージと即席カップめんの間にある大きな溝を埋めることに成功しているのかどうか、ちょっと不安も多い商品です。それにしても、ほんと見境ねぇな(いいぞ、もっとやれ)。
ヤマダイ「ニュータッチ 凄麺 函館塩ラーメン」リニューアル発売
凄麺ご当地シリーズの定番「函館」が “函館市経済部食産業振興課” の協力を得てリニューアル!! 凄麺(すごめん)とは、ニュータッチで知られるヤマダイの即席ノンフライめんブランドで、2001年(平成13年)10月29日発売の「これが煮玉子らーめん」が最初の商品。現在は人気の「ご当地シリーズ」を中心に、こだわりの「逸品シリーズ」や「期間限定」にも力を入れ、高品質でコストパフォーマンスに優れた商品を数多く展開しています。
出典:「凄麺」ブランドの大人気ご当地シリーズ「ニュータッチ 凄麺 函館塩ラーメン」2024年1月15日(月)リニューアル発売
今回の新商品「ニュータッチ 凄麺 函館塩ラーメン」は、ご当地シリーズにおける定番フレーバーのリニューアルなので、純然たる新作ではないのですが、引き続き味づくり・デザイン作成において函館市経済部食産業振興課の方々が携わり、これまで以上に函館市の魅力が詰まった一杯にブラッシュアップされた様子。
麺に大きな変更点はないようですが、スープに使用している昆布素材を “北海道産真昆布” に変更し、魚介と畜肉のバランスも見直して、なおかつ具材のネギもサイズアップ。このブログでは新商品のレビューを優先しているため、定番商品のリニューアルに触れる機会が少ないのですが、安心と信頼の「凄麺」ブランド、リニューアルを謳った改悪ではないと信じています。
セブン-イレブン「明星 地域の名店 酒麺亭潤 燕三条系醤油ラーメン」新発売
生まれ変わった「地域の名店」第3弾は新潟・燕市の「酒麺亭 潤 燕総本店」監修!! 酒麺亭 潤(しゅめんてい じゅん)とは、新潟県燕市に総本店を構え “燕三条系” のラーメンを提供している人気店で、新潟県長岡市の「らーめん処 潤」や「らーめん食堂 あしょろ」ほか、都内にも店舗を展開している「らーめん潤」の総本山。
今回の新商品「明星 地域の名店 酒麺亭潤 燕三条系醤油ラーメン」は、2023年10月10日発売の「カドヤ食堂監修 ワンタンめん」及び同年11月14日発売の第2弾「函館麺や一文字 鶏だし塩ラーメン」に続く “新生” 地域の名店シリーズ第3弾で、一麺入魂(いちめんにゅうこん)を信条に掲げる「酒麺亭 潤 燕総本店」代表・松本潤一(まつもと じゅんいち)その人が監修した一杯。
実は、現在を遡ること18年以上、2005年(平成17年)12月にスタートした初代「地域の名店シリーズ」第1弾を監修したのが「らーめん処 潤」だったので、そう考えると歴史的な展開。パッケージに海苔のイメージ画像を印刷しているため、モデルは同店の「のり中華」とみて間違いないでしょう。
今週注目のカップ麺と展望
というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、噂のアレンジレシピを題材にした「カップヌードル 酸辣湯 ビッグ」に、明太子まみれの「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 つぶつぶだくだく 明太子バター味」も興味深く、名店監修の「サッポロ一番 名店の味 純連 花椒ラー油仕上げ 辛口札幌濃厚みそ」と「明星 地域の名店 酒麺亭潤 燕三条系醤油ラーメン」も仕上がりが気になる一杯。
仕上がりが気になる商品といえば「サッポロ一番 カップスター ヒガシマル醤油うすくちしょうゆ使用 関西だししょうゆ味」と「おやつカルパス味ラーメン」「おやつカルパス黒胡椒味ラーメン」も外せない、なかなか粒揃いな週になりました。さらにノーアナウンスの新商品がシレッと出てくる可能性もあるので、コンビニやドラッグストアの動向にも注意しながらブログを更新します。
メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト
それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a(大石敬之)】
- 2024.01.22
カップヌードウ 北海道限定パッケージ
日清焼そばU.F.O. 濃い濃いたらこ
明星 ザ・バリカタ55 らーめん八 背脂とんこつ
明星 チャルメラカップ とり野菜みそラーメン
明星 チャルメラ とり野菜みそ焼そば
マジ盛 濃厚とんこつ久留米ラーメン
旨辛キムチチゲうどん
赤いきつねうどん 水戸の梅まつり
緑のたぬき天そば 水戸の梅まつり
タテロング 飲み干す一杯 鶏とん濃厚味噌ラーメン 大盛り
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