最新カップ麺【今週の新商品】昭和・平成・令和のチキラー!? 0秒チキンラーメンにも新作登場!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2023年8月14日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
チキンラーメンどんぶり 昭和の洋食ブーム クリーミーグラタン味 / 236円（全国）N
チキンラーメン汁なしどんぶり 平成のイタ飯ブーム ペペロンチーノ味 / 236円（全国）N
チキンラーメンビッグカップ 令和の韓食ブーム ヤンニョム味 / 271円（全国）N
0秒チキンラーメン カレー味 / 136円（全国）N

▼東洋水産（マルちゃん）
推しの一杯 麺屋彩未 札幌味噌 / 333円（全国）NR

▼エースコック
スーパーカップ1.5倍 35種のスパイスで仕上げる 黒醤油ラーメン / 240円（全国）N
スーパーカップ 35種のスパイスで仕上げる ねぎ塩味焼そば / 240円（全国）N

▼ファミリーマート
汁なしカレーうどん 大盛 / 258円（全国）N

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「チキンラーメン3時代トリオ」新発売

今年のバースデーは “昭和・平成・令和” を代表するメニューが登場!? チキンラーメンに65周年限定の3時代トリオ爆誕!! チキンラーメン（Chicken ramen）とは、1958年（昭和33年）8月25日の発売以来、日清食品が製造・販売を続けているインスタントラーメンのロングセラーで、麺を熱湯で戻すときに滲み出る、ノスタルジックなローストしょうゆ味の鶏ガラスープを特徴としていますが‥‥

出典：「チキンラーメン3時代トリオ」（8月14日発売）｜日清食品

今回の新商品「チキンラーメン3時代トリオ」は、チキンラーメンが誕生した昭和から平成、そして令和に至る3つの時代において “食のブーム” といえるメニューをアレンジした新作で、昭和の洋食屋さんで食べる “グラタン” をイメージした「チキンラーメンどんぶり 昭和の洋食ブーム クリーミーグラタン味」のパッケージには初代・ひよこちゃん（1991年7月 – 2010年8月）の愛らしい姿を復刻デザイン。

平成に流行したイタ飯を代表する “ペペロンチーノ” をイメージした「チキンラーメン汁なしどんぶり 平成のイタ飯ブーム ペペロンチーノ味」は、麺の戻し湯もスープとして楽しめるアイディア商品で、縦型ビッグの「チキンラーメンビッグカップ 令和の韓食ブーム ヤンニョム味」は、現在流行中の韓国料理 “ヤンニョムチキン” をイメージとのこと。おそらく3時代トリオはブランド史上初なので、期待しています。

東洋水産「推しの一杯 麺屋彩未 札幌味噌」新発売

行列が絶えない札幌の名店が新ブランドに!? 彩未のカップラーメンが「推しの一杯」としてリニューアル!! 彩未（さいみ）とは、2000年（平成12年）11月3日の創業以来、全国でも屈指のラーメン激戦区・札幌で不動の地位を築き上げた行列店で、店主の奥雅彦（おく まさひこ）氏は札幌らーめん界の重鎮「すみれ」出身。そこで7年間の修行を積み、自身の店「麺屋 彩未」を開業しました。

出典：「推しの一杯 麺屋彩未 札幌味噌」新発売のお知らせ｜東洋水産

今回の新商品「推しの一杯 麺屋彩未 札幌味噌」は、札幌を代表する行列店「麺屋 彩未」監修のもと、おろし生姜のトッピングを特徴とする「味噌らーめん」の味わいを再現したカップラーメンで、製造者は “マルちゃん” の東洋水産。2022年1月31日にリニューアルした「麺屋 彩未 札幌味噌らーめん」の後身に該当するのですが、これからは「推しの一杯」として販売を継続する様子。

推しの一杯（おしのいっぱい）とは、東洋水産が自信を持ってオススメする、全国的な知名度が高い有名店とのコラボを目的としたブランドで、2023年3月13日発売の「ラーメン環2家 横浜家系醤油豚骨」が皮切り。すでに通年販売となっている「彩未」のリニューアルについてはもちろん、この流れで「ラーメン横綱」も「推しの一杯」に統合されるのか、今後の動向が気になる展開でもあります。

エースコック「スーパーカップ1.5倍 35種のスパイスで仕上げる 黒醤油ラーメン」「スーパーカップ 35種のスパイスで仕上げる ねぎ塩味焼そば」新発売

周年の数だけスパイス使用!? スーパーカップが発売35周年で “35種のスパイス” を使ったカップ麺を展開!! スーパーカップとは、1988年（昭和63年）7月25日の発売以来、今年で発売35周年を迎えたロングセラーで、大型カップめんのパイオニア。食べ応えのあるボリューム感と味の濃さが人を選ぶ要因にもなっていますが、競合他社の追随を誘発させるなど、この業界に大きな功績を残しました。

出典：スーパーカップ1.5倍 35種のスパイスで仕上げる 黒醤油ラーメン、スーパーカップ 35種のスパイスで仕上げる ねぎ塩味焼そば 2023/8/14 新発売｜エースコック

今回の新商品「スーパーカップ1.5倍 35種のスパイスで仕上げる 黒醤油ラーメン」は、ブランドの誕生35周年を記念し、ペッパーを中心とする35種のスパイスを使用したカップラーメンで、濃いめの黒醤油スープが特徴とのこと。一見すると富山県富山市が誇る「富山ブラック」をイメージしているような雰囲気ですが、アクセントに柚子胡椒を使っている、というのが興味深いポイント。

さらに同時発売品として、湯切りタイプの「スーパーカップ 35種のスパイスで仕上げる ねぎ塩味焼そば」を市場に投下してきたエースコック。こちらはガーリックを含む35種のスパイスに、カレー粉やレモングラスの爽やかなアクセントも効かせているらしく、味の想像がつくような、そうでもないような‥‥w いずれにせよ35種の内訳をはじめ、一筋縄ではいかない商品になるかもしれません。

ファミリーマート「汁なしカレーうどん 大盛」新発売

マルちゃんの「カレーうどん 甘口」を湯切りタイプのカップ麺に!? ファミリーマートと東洋水産が共同開発!! マルちゃんの「カレーうどん 甘口」とは、1965年（昭和40年）に発売された即席カレーうどんの元祖「マルちゃんのたぬきカレーうどん」を前身とするロングセラーの袋麺で、刺激を抑えて隠し味に醤油を使用した、日本人好みのホッとする味わいが人気の秘訣。

出典：HOME > 商品情報 > 加工食品 > 汁なしカレーうどん 大盛｜ファミリーマート

今回の新商品「汁なしカレーうどん 大盛」は、マルちゃんの「カレーうどん 甘口」を湯切りタイプの汁なしカップ麺にアレンジした一杯で、販売店はファミリーマートに限定された、数量限定のスポット商品。以前に「カレーうどん 甘口」をイメージした、縦型カップの留型を何度か販売しているファミマ×東洋水産なんですけど、私の知る限り「汁なしカレーうどん 大盛」の発売は前例がありません。

ひとまず公式サイトには “隠し味の醤油で味を調えた” との記載があるため、味の再現度においても期待できそうな雰囲気。たとえば「赤いきつね焼うどん」や、もうすぐ登場する熱湯1分の「黒い豚カレー焼そば」など、定番品の汁なしアレンジは東洋水産の十八番でもあるので、漠然と安心感があります。でもって余談なんですけど、東洋水産の大盛りなのに「でか盛」じゃないんですね。ちょっと気になるw

日清食品「0秒チキンラーメン カレー味」新発売

発売1年で2,000万食の大ヒット “湯かけ禁止” の「0秒チキンラーメン」に待望の新フレーバー参戦!! 0秒チキンラーメンとは、通常よりも薄味に仕上げた「そのままかじる用」のチキンラーメンで、2022年4月4日に登場する否や “当初の販売計画を大幅に上回り、十分な供給量を確保できない状況” に陥るなど、一部では品薄商法と騒がれましたが、その後も確かな売り上げを記録し続けている人気商品です。

出典：「0秒チキンラーメン カレー味」（8月14日発売）｜日清食品

今回の新商品「0秒チキンラーメン カレー味」は、そのままかじる用の「0秒チキンラーメン」シリーズとしては初となる変わり種で、どこぞのシャカシャカポテトよろしくシーズニング的な小袋を別添しているのかと思いきや、なんとカレー粉を練り込んだ麺を新開発。チキンラーメンの麺を改造する “禁忌” を犯してはいるものの、食べているときに粉が飛び散らないのは大きな利点。

ちなみに「0秒チキンラーメン」を遡ると “別の商品に辿り着く” のですが、それについての詳細はレビューの際に触れるとして、それよりも近年の日清食品は品薄商法が目立つ、というのが現段階の懸念。来週か再来週あたりに “当初の販売計画を大幅に上回り、十分な供給量を確保できない状況と－・” という例のアナウンスが流れないことを願っています。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新商品は、昭和・平成・令和の食ブームをイメージした「チキンラーメン3時代トリオ」に、これから “推しの一杯” として生まれ変わる「麺屋彩未 札幌味噌」のリニューアルも興味深く、35種のスパイスを使用した「スーパーカップ」の新作も気になるところ。

さらにファミリーマートが袋麺のロングセラーを湯切りタイプにアレンジした「汁なしカレーうどん 大盛」を展開してきますが、お盆休みの影響で純然たる新商品が少ないため、まだブログでは詳しく掘り下げていない「0秒チキンラーメン」や取り零し分のレビューも視野に入れておきます。その反動か、来週以降しばらく新作ラッシュですね。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】