最新カップ麺【今週の新商品】タイパ重視の新作爆誕!? 蒙古タンメン中本の北極も発売10年目に突入!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2023年7月3日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
カップヌードル スパイシーカレー ビッグ / 271円（全国）N
千とせ 肉うどん / 236円（近畿）N
鶴橋風月焼きそば / 236円（近畿）N

▼明星食品
明星 一平ちゃん夜店の焼そば / 236円（全国）R
明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 / 271円（全国）R

▼東洋水産（マルちゃん）
やみつき屋 辛味噌キムチ / 271円（全国）N

▼サンヨー食品
ビャンビャン麺風 汁なし担担麺 / 276円（全国）N
サッポロ一番 みそラーメンどんぶり 北海道醸造味噌使用 / 236円（全国）N
サッポロ一番 塩らーめんどんぶり 瀬戸内レモン仕上げ / 236円（全国）N

▼エースコック
スーパーカップ 千房監修 濃い旨ソース焼そば / 288円（全国）N

▼トップバリュベストプライス
のどごしのよい小海老天そば / 108円（全国）N

▼ローソン
韓美膳（ハンビジェ）スンドゥブチゲラーメン / 239円（全国）N

▼ファミリーマート
来来亭 旨辛まぜそば大盛り / 249円（全国）N

▼セブンイレブン
蒙古タンメン中本 北極ラーメン / 220円（全国）N
蒙古タンメン中本 辛旨魚介味噌まぜそば / 248円（再入荷）
沖縄そば専門店 浜屋 / 228円（全国）N
豚骨のコクと魚介のうま味 魚介とんこつスープ / 138円（全国）N

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「カップヌードル スパイシーカレー ビッグ」新発売

歴代売上No.1が限定復活!? 誕生50周年の「カップヌードル カレー」に “今しか食べられないフレーバー” 登場!! カップヌードル（CUPNOODLE）とは、1971年（昭和46年）9月18日の発売以来、即席カップめん市場で圧倒的な占有率を誇る日清食品のブランドで、世界初のカップラーメンである、というのは言わずと知れた話。

出典：「カップヌードル スパイシーカレー ビッグ」（7月3日発売）｜日清食品

今回の新商品「カップヌードル スパイシーカレー ビッグ」は、1973年（昭和48年）の発売以来、そのマイルドかつ濃厚な味わいで確固たるポジションを築き上げた「カップヌードル カレー」の発売50周年を記念した一杯で、現在販売中の定番フレーバーを除く歴代バリエーション中、No.1の売上を記録した「カップヌードル スパイシーカレー」の味わいをビッグサイズで復活させた限定品。

初代「カップヌードル スパイシーカレー」が発売されたのは、現在を遡ること29年以上、1994年（平成6年）5月の話。その翌年5月と2008年（平成20年）2月4日にも復活を果たし、2011年（平成23年）11月14日には『歴代カップヌードル復活総選挙』堂々の第3位に輝いたことを記念して復活したので、これが初めての再登場ではないのですが、何気にBIG化は史上初の試みです。

明星食品「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」「同 大盛」リニューアル発売

旨さ鉄板の原点回帰!? 一平ちゃんのド定番が「香り」と「味わい」に磨きを掛けてリニューアル!! 一平ちゃん（いっぺいちゃん）とは、東京都渋谷区に本社を置く明星食品の主力ブランドで、1993年（平成5年）1月18日発売のカップラーメンが最初の商品。その約2年後、1995年（平成7年）2月20日に「一平ちゃん夜店の焼そば」が現れ、ソース焼きそば＋からしマヨの金字塔を打ち立てました。

出典：「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛」（7月3日リニューアル発売）｜明星食品

今回のカップめん「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」及び「同 大盛」は、幅広い層に愛されている定番商品のリニューアルで、ちょうど1年前に該当する2022（令和4年）7月4日にも “鉄板で焼いたようなソースの香ばしさ” をアップさせていましたが、ソースねり込み麺×液体ソース×ソースふりかけの三枚看板を新たに訴求。麺のソースねり込み量も1.3倍に強化するなど、さらなる進化を遂げているようです。

ちなみに日本のカップ焼きそば勢力といえば、北海道＝やきそば弁当（東洋水産）、東北・信越＝焼そばバゴォーン（東洋水産）、関東＝ペヤングやきそば（まるか食品）、関西＝日清焼そばU.F.O.（日清食品）みたいなイメージありますけど、それらに匹敵する知名度を保有しながら、いい意味で「一平ちゃん夜店の焼そば」って地域性ないですよね。

東洋水産「やみつき屋 辛味噌キムチ」新発売

やみつき屋に「タイパ重視」の新作爆誕!? あの人気フレーバーが “湯戻し60秒の麺でパパッと食べられる” スピード仕様に!! やみつき屋（やみつきや）とは、マルちゃんのブランドで知られる東洋水産の即席カップめんシリーズで、2006年（平成18年）5月1日発売の「辛味噌ラーメン」が第1弾。現在は “味濃いめ” をキーワードに、やみつきになるフレーバーをスポット的に展開しています。

出典：「やみつき屋 辛味噌キムチ」新発売のお知らせ｜東洋水産

今回の新商品「やみつき屋 辛味噌キムチ」は、2010年（平成22年）1月11日の「辛味噌キムチラーメン」（大判どんぶり型）を皮切りに、以降は縦型ビッグの容器でコンスタントに登場している「辛味噌キムチ」の最新版で、また出たのかー、などと悠長に構えていたんですけど、いやいや待て待て “タイパ重視のあなたに！” などとZ世代を意識しまくってきた東洋水産。

曰く “戻し時間60秒の麺を採用し、調理時間・手間を減らした暑い時期にぴったりな一杯に仕上げました。” とのことで、現在はローソンの留型になっている「ハリガネ」しかり、熱湯60秒の麺など珍しくもない今日この頃。しかし、過去に縦型ビッグの「やみつき屋」に搭載されたことなどあったでしょうか。現在の「ハリガネ」に私はポジティブな印象を抱いていないため、仕様の変更に期待しています。

サンヨー食品「ビャンビャン麺風 汁なし担担麺」新発売

あの「ビャンビャン麺風」に待望の新作 “第3弾” はシリーズ初の汁なし担担麺!! ビャンビャン麺風とは、サッポロ一番のブランドで知られるサンヨー食品の即席カップめんシリーズで、同社史上最大級のノンフライ幅広麺が最大の見どころ。2022年4月11日発売の第1弾「西安式旨辛麺（汁なし）」に始まり、翌年1月9日には「辛口麻辣湯麺（汁あり）」を発売するなど、いいペースで新作を展開しています。

出典：「ビャンビャン麺風 汁なし担担麺」新製品追加しました。｜サンヨー食品

今回の新商品「ビャンビャン麺風 汁なし担担麺」は、ビャンビャン麺風シリーズの第3弾に該当する新フレーバーで、同社カップめん史上最大級の幅広麺に、花椒（ホワジャオ）の痺れと唐辛子の辛さ、そして五香粉（ウーシャンフェン）を効かせたタレが特徴とのこと。もはやノンフライ麺のインパクトを無条件で評価できるようなシリーズなので、ちょっと卑怯な感じもしますけどw（※卑怯ではない）

このシリーズが登場する経緯には、高級四川料理レストラン「4000 Chinese Restaurant」の総料理長を務める菰田欣也（こもだ きんや）シェフが深く関わっており、同氏が監修した2018年（平成30年）12月10日発売の「サッポロ一番 ファイヤーホール4000 菰田欣也シェフ監修 四川汁なし担担麺」が事の発端。即ちシリーズ最新作の「汁なし担担麺」は、原点回帰といえるかもしれません。

サンヨー食品「サッポロ一番 みそラーメンどんぶり 北海道醸造味噌使用」「同 塩らーめんどんぶり 瀬戸内レモン仕上げ」新発売

みなさまと歩んで70年‥‥サンヨー食品の創業70周年を記念して “今限定” の「サッポロ一番」を市場に投下!! サンヨー食品（SANYO FOODS.Co.,Ltd）とは、泣く子も黙る即席めん業界の大御所で、1953年（昭和28年）11月に設立された「富士製麺」の後身。創業70周年を目前に控え、同社の代名詞といっても過言ではないブランド「サッポロ一番」より、2つの新作をリリースしてきました。

出典：「サッポロ一番 みそラーメンどんぶり 北海道醸造味噌使用・塩らーめんどんぶり 瀬戸内レモン仕上げ」新製品追加しました。｜サンヨー食品

今回の新商品「サッポロ一番 みそラーメンどんぶり 北海道醸造味噌使用」は、1968年（昭和43年）9月1日の発売以来、現在は即席袋めんランキングでトップの座に君臨する「サッポロ一番 みそラーメン」の味わいをベースにした “今限定” の一杯で、スープに北海道醸造味噌（みそに占める割合70％）を使用している、というのがセールスポイント。

さらに1971年（昭和46年）9月1日の発売以来、みそラーメンと同等の人気を誇る「サッポロ一番 塩ラーメン」をベースにした “今限定” の「サッポロ一番 塩らーめんどんぶり 瀬戸内レモン仕上げ」（粉末レモン果汁のうち瀬戸内産レモン果汁100％使用）を同時に展開することで、ラインナップの強化を図ってきました。ええ、見覚えのある方もいらっしゃるかとは思いますが、2品とも堂々の再登場ですw

エースコック「スーパーカップ 千房監修 濃い旨ソース焼そば」新発売

あのコラボが5年ぶりに復活!? 発売35周年の「スーパーカップ」と “創業50周年の老舗お好み焼き専門店” が再びタイアップ!! スーパーカップとは、1988年（昭和63年）7月25日の発売以来、大型カップめんの牽引役として重要な位置を占めているブランドで、いよいよ35周年も秒読み段階に突入した現在。昨年から数多くの周年記念商品をリリースしているのですが、ついに “あのコラボが復活” です。

出典：スーパーカップ 千房監修 濃い旨ソース焼そば 2023/7/3 新発売｜エースコック

今回の新商品「スーパーカップ 千房（ちぼう）監修 濃い旨ソース焼そば」は、お好み焼き業界において初の試みを多数実現してきた改革者「千房」とのコラボ商品で、2018年12月3日発売の「スーパーカップ大盛り 千房監修 荒節おどるソース焼そば」に続く第2弾。前回は発売30周年×創業45周年を記念していましたが、それ以来は音沙汰なく、およそ4年半の月日を経て再コラボが実現しました。

前回の商品名にも入っているように、第1弾では別添の鰹節パックによる “荒節” のダンスパフォーマンスと甘みのある焼きそばソースを特徴としていましたが、今回は「千房」のハイクラス店舗でのみ提供されている「甘酢しょうが」をイメージした “紅しょうが入り特製マヨソース” の別添がステータス。具材のボリューム感には期待できないかもしれないけれど、新たな飛び道具の個性に注目です。

ローソン「韓美膳 スンドゥブチゲラーメン」新発売

ローソン韓国有名店コラボ “第3弾” はジュアルなコリアンレストラン「韓美膳」の味わいを再現!! ローソン韓国有名店コラボとは、2023年4月4日発売の「ネネチキン監修 スノーウィングチキン味焼そば」（サンヨー食品）に端を発するシリーズで、同年6月6日に「香港飯店0410監修 辛ちゃんぽん」（日清食品）がリリースされたのは、まだ記憶に新しいところ。

出典：Home > 商品・おトク情報 > オリジナル商品 > 明星食品 韓美膳 スンドゥブチゲラーメン｜ローソン

今回の新商品「韓美膳（ハンビジェ）スンドゥブチゲラーメン」は、サンヨー食品、日清食品に続く明星食品との共同開発商品で、ローソン韓国有名店コラボの第3弾。心も体も美しくなる韓国料理店「韓美膳」で提供されているスンドゥブの味わいを再現ということで、濃い味好きの男性ユーザーよりも、普段はカップ麺を積極的に食べない方や女性層をメインターゲットに据えているようなイメージです。

韓美膳とは、東亜トレーディンググループが展開しているカジュアルなコリアンレストランで、前述のように “心も体も美しくなる韓国料理” がコンセプト。客層は圧倒的に女性の方が多いとの評判・口コミから、それを再現したカップ麺も優しくてオシャレなテイストに仕上がっているのかもしれません。ちなみに発売日は7月4日（火）なので、購入を予定されている方は注意してください。

ファミマル「来来亭 旨辛まぜそば大盛り」新発売

ファミリーマートで人気の「来来亭」監修シリーズに「旨辛まぜそば」再登場!! 来来亭（らいらいてい）とは、あっさりとした鶏ガラしょうゆ味のスープに、コクのある背脂を浮かべた “京都風醤油味” を標榜しているラーメンチェーンで、本社は滋賀県野洲市大篠原。1997年（平成9年）3月にオープンした1号店（現・野洲本店）を皮切りに、現在は200店舗以上を展開しています。

出典：HOME > 商品情報 > 加工食品 > 来来亭 旨辛まぜそば大盛り｜ファミリーマート

今回の新商品「ファミマル 来来亭 旨辛まぜそば大盛り」は、コンビニの中でもファミリーマートにしか売ってない、プライベートブランドの汁なしカップ麺で、製造者は大阪府吹田市に本社を置くエースコック。2021年6月29日にも同じタイトルの「来来亭 旨辛まぜそば大盛り」を発売していましたが、それとはパッケージが違うため、中身もテコ入れなしの再販ではない様子。

ただ、即席カップめん業界ではエースコックがパイオニアとなった「卵黄風きみまろペースト」は据え置きで、かやくの構成（焼豚、ねぎ、もやし、メンマ）も見たところ変わっていません。前回発売品は枠の関係で取り零したので、このブログにレビューは残っていませんが、ちょっとショッパかった記憶。

セブンプレミアム「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」新発売

今年もアイツが帰ってきた‥‥!! セブンプレミアムが誇る夏の風物詩「蒙古タンメン中本」監修による激辛カップめん堂々降臨!! 蒙古タンメン中本（もうこたんめんなかもと）とは、辛うまラーメン日本一で知られる大人気ラーメンチェーンで、本店は東京都板橋区にありますが、いよいよ2023年に関西は大阪梅田に出店する噂が流れるなど、例年に増して注目度が集まっています。

出典：セブン-イレブン階上蒼前西7丁目店（@711hashikami）

今回の新商品「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ラーメン」は、同店の二代目・白根誠（しらね まこと）社長監修のもと、すっかり夏の風物詩となった激辛仕様のカップラーメンで、早くも今年で発売10年目となった大人気フレーバー。早い店舗では土曜日から並んでいたので、すでに確保済みの方もいらっしゃるでしょう。

セブンプレミアムから初めて「北極ラーメン」が発売されたのは、2014年（平成26年）7月14日の話。当初はレギュラーサイズからのスタートで、2016年（平成28年）7月11日発売品から縦型ビッグに変わり、直近だと2021年7月3日発売品から少し辛さを抑えています。ちなみに昨年の「北極ラーメン（9代目）」と今年の10代目は “小袋の色が違う” ので、もしかすると——。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、発売50周年でBIGサイズの限定復活を遂げた「カップヌードル スパイシーカレー」に、即席カップめん史上最大級といっても過言ではない幅広麺を特徴とする「ビャンビャン麺風 汁なし担担麺」の注目度も高く、タイパ重視の「やみつき屋 辛味噌キムチ」も見逃せません。

セブンプレミアムの「蒙古タンメン中本 北極ラーメン（10代目）」も確実に押さえておきたい一杯で、蒙古タンメン中本といえば「辛旨魚介味噌まぜそば」（2023年6月5日発売品）を再入荷している店舗も多かったことから、そちらも食べ逃した方は要チェック。さらにノーアナウンスのコンビニ新商品が出る可能性もあるため、火曜日以降の動向にも注目しながらブログを更新します。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】