どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。
このページでは、2023年6月5日(月)に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。
コンビニの新商品や新作カップ麺(カップラーメン、カップ焼そば等)の最新情報、話題のニュースが気になる方は(こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので)、よろしければ最後までご覧ください。
今週の新商品 新作カップ麺リスト
▼日清食品
日清ラ王 牛骨味噌 / 307円(全国)N
あっさりおいしいカップヌードル 旨辛シーフード / 153円(全国)N
カップヌードル ビッグ / 271円(Wタブ採用)R
▼東洋水産(マルちゃん)
バター風チキンカレーうどん / 271円(全国)N
▼サンヨー食品
サッポロ一番 カップ アラビヤン焼そば / 236円(全国)N
▼エースコック
YOASOBI×スーパーカップ1.5倍 電光石火のごま香るホッと幸せ塩とんこつラーメン / 240円(全国)N
YOASOBI×スーパーカップ1.5倍 電光石火のにんにく香るビリッとやみつき旨辛醤油ラーメン / 240円(全国)N
全国ラーメン店マップ 苫小牧編 味の大王 チーズカレー味ラーメン / 271円(北海道)N
▼ヤマダイ(ニュータッチ)
名代富士そば 冷したぬきそば / 255円(全国)N
▼大黒食品工業
AKAGI 中華そば(縦型カップ)/ オープン価格(全国)N
AKAGI うま辛海鮮しおらーめん / オープン価格(全国)N
▼東京拉麺
バトルラーメン / 80円(全国)N
ねぎ塩カルビ焼そば / 80円(全国)N
▼トップバリュベストプライス
札幌濃厚味噌ラーメン / 128円(全国)N
函館さっぱり旨塩ラーメン / 128円(全国)N
▼ローソン
香港飯店0410監修 辛ちゃんぽん / 239円(全国)N
香港飯店0410監修 辛ちゃんぽん豆腐スープ / 179円(全国)N
▼セブンプレミアム
蒙古タンメン中本 辛旨魚介味噌まぜそば / 248円(全国)N
蔦 醤油Soba / 278円(全国)N
N=New(新商品)
R=Renewal(リニューアル)
※上記の参考価格は税別表示です。
日清食品「日清ラ王 牛骨味噌」新発売
これは絶対COW(買う)しかない!? 日清ラ王の「プチ贅沢」第4弾は上質×濃厚な牛骨味噌!! 日清ラ王(にっしんらおう)とは、1992年(平成4年)9月21日の発売以来、変化の大きいラーメン業界で “その時代の王道とされる味” に進化し続けてきたブランドで、名前の由来はラーメンの王様。2023年は「プチ贅沢」をキーワードに、ちょっと高級な変わり種に力を入れています。
今回の新商品「日清ラ王 牛骨味噌」は、プチ贅沢をコンセプトにした「濃香トリュフ醤油」「鯛パイタン」「HOTATE鶏白湯」に続くシリーズ第4弾の新作で、牛の圧が凄いパッケージが目印。けっこうリアルでビックリしたんですけどw それだけに牛の期待が高まる展開。注目すべきスープは、牛骨だしならではの甘みと濃厚な味噌のコクが特徴とのことで、牛脂だけでなく骨の存在感にも期待したいところ。
個人的に牛骨×味噌の組み合わせで真っ先に思い浮かんだのは、亀山商工会議所(三重県亀山市)と三重県が企画し、亀山市内のラーメン店が開発した「亀山ラーメン」だったんですけど、日清食品のニュースリリースを見る限り “鳥取県のご当地ラーメン” をイメージした様子。日清食品の牛系は牛脂のオイル感と人工甘味料の甘さを強調してくる傾向があるので、そこが人を選ぶ要素になるかもしれません。
日清食品「あっさりおいしいカップヌードル 旨辛シーフード」新発売
レッドシーフードヌードルのlight版!? あっさりおいしいカップヌードルに “和風×ピリ辛=旨辛” な新フレーバー登場!! あっさりおいしいカップヌードルとは、通常の「カップヌードル」比めん約8割のボリュームと、スッキリした飲み口のスープを特徴とするシリーズで、女性層やシニア層をターゲットにした「あっさり少なめカップヌードル」(旧:スープヌードル)の後身。
今回の新商品「あっさりおいしいカップヌードル 旨辛シーフード」は、レギュラーサイズだと多いけれど、ミニサイズでは少し物足りない、そんなユーザーに向けた「あっさりおいしいカップヌードル」の新フレーバーで、2019年3月18日に和風版の「おだしがおいしいカップヌードル 肉だしうどん」及び「同 鶏南蛮そば」を販売していますが、それ以来となるニューフェイス。
カップヌードルにおける「旨辛シーフード」といえば、すっかり夏の風物詩として定着した「レッドシーフードヌードル」が代表的なので、それの “あっさりおいしい” 版なのかなと。そのように思っていたのですが、既存の「シーフードヌードル」をベースに、昆布だしやポーク、魚介の風味を効かせたピリッと辛いスープが特徴ということで、夏のREDにはない “和風” のキーワードに注目です。
東洋水産「バター風チキンカレーうどん」新発売
老舗の和風シリーズに新展開!? まさかの「バターチキンカレー」初登場!! バターチキンカレーとは、たっぷりのバターとクリームを加えて作る、マイルドなカレーで鶏肉を煮込んだインド料理の総称で、別名はムルグマカニ。タンドリーチキン発祥の店でもあるモティ・マハル(Moti Mahal)にルーツを持ち、日本でも無印良品のアイテムでバズったことから、ご存じの方も多いでしょう。
今回の新商品「バター風チキンカレーうどん」は、東洋水産(マルちゃん)の代名詞といっても過言ではない「赤いきつねうどん」や「緑のたぬき天そば」などが在籍している、和風シリーズからの新作なのですが、容器を縦型ビッグに変更し、なおかつインド料理で定番のバターチキンカレーをイメージした意欲作。しかし、麺は日本の “うどん” というのが面白いポイント。
リアルうどんを引き合いに出すと話は変わってきますけど、東洋水産のカップうどんは基本的に油揚げ麺。和風だしとの相性については言うまでもなく、たとえば洋風・中華風・韓国風・エスニック風など、リアルうどんよりもキャパシティが広いので、違和感なくハマっているような気がします。ただ、商品名が「バター “風” チキンカレー」となっているため、そっちが不安要素でしょうか。
サンヨー食品「サッポロ一番 カップ アラビヤン焼そば」新発売
摩訶不思議!? 知る人ぞ知る「アラビヤン焼そば」のカップ麺が今年も登場!! アラビヤン焼そば(あらびやんやきそば)とは、1967年(昭和42年)4月10日の発売以来、現在もサンヨー食品が販売を続けているロングセラーの袋麺で、1968年(昭和43年)9月1日発売の「サッポロ一番 みそラーメン」や、1971年(昭和46年)9月1日発売の「サッポロ一番 塩らーめん」よりも古株に当たる存在です。
今回の新商品「サッポロ一番 カップ アラビヤン焼そば」は、サッポロ一番の隠れたロングセラーとして長年に亘り愛されている「アラビヤン焼そば」の味わいをイメージしたカップ焼きそばで、パッケージに “今年もカップで発売!” とあるように、昨年のアラビヤン焼そば55周年商品「サッポロ一番 カップ アラビヤン焼そば」(2022年7月25日発売品)の続編なのですが、すこし手を加えている様子。
ターバンを巻いたキャラクターと商品名のイメージから、未体験の方は直感的にアラビヤン焼そば=カレー味を想像されるでしょう。しかし、アラビヤン焼そばの正体はソース焼きそば。そのため未体験の方は特に「想像してたんと違うw」となる確率大ではあるものの、そんなギャップも魅力の一つなので、見かけたら試してみてください。
エースコック「YOASOBI×スーパーカップ1.5倍 電光石火のごま香るホッと幸せ塩とんこつラーメン」「同 電光石火のにんにく香るビリッとやみつき旨辛醤油ラーメン」新発売
YOASOBI×スーパーカップ1.5倍!? 若者を中心に絶大な人気を誇るYOASOBIの2人と新メニューを開発!! スーパーカップとは、1988年(昭和63年)7月25日の発売以来、大型カップめんの牽引役として重要な位置を占めているブランドで、大阪府吹田市に本社を置くエースコックの主力商品。食べ応えのある大盛り麺と濃いめの味付けを特徴としているため、一部では敬遠されることもありますが‥‥
出典:YOASOBI×スーパーカップ1.5倍 電光石火のごま香るホッと幸せ塩とんこつラーメン / 電光石火のにんにく香るビリッとやみつき旨辛醤油ラーメン 2023/6/5 新発売|エースコック
今回の新商品「YOASOBI×スーパーカップ1.5倍 電光石火のごま香るホッと幸せ塩とんこつラーメン」は、YOASOBI・ikura(幾田りら)さん監修のもと “ペロっと食べやすい” をコンセプトに開発された一杯で、ポークと魚介の旨みを効かせた塩とんこつスープに、ラードのコクと胡麻油の風味を特徴とする調味油を別添。
さらに、YOASOBI・Ayaseさん監修のもと “ガッツリ満足感のある” 一杯をコンセプトにした、豆板醤の刺激を特徴とする「YOASOBI×スーパーカップ1.5倍 電光石火のにんにく香るビリッとやみつき旨辛醤油ラーメン」を同時に展開。どちらもYOASOBI初のアリーナツアー『YOASOBI ARENA TOUR 2023 “電光石火” 』に因んだデザインかつフタ裏にも秘密があるので、ファンの方は要チェックです。
大黒食品工業「AKAGI 中華そば(縦型カップ)」「同 うま辛海鮮しおらーめん新発売
懐かしい定番の味「AKAGI 中華そば」シリーズ の姉妹品として2つの新作を市場に投下!! 大黒食品工業とは「マイフレンド」「大黒」「AKAGI」の3ブランドを基幹に即席麺の製造・販売を行っている群馬県佐波郡のメーカーで、同社の製品をコンビニで見かけることは稀かと思いますが、業務スーパーやドラッグストアのカップ麺コーナーでは高いシェア率を誇っています。
出典:懐かしい定番の味!「AKAGI 中華そば(縦型カップ)」「AKAGI うま辛海鮮しおらーめん」の2品を数量限定にて新発売させていただきます!|valuepress(バリュープレス)
今回の新商品「AKAGI 中華そば(縦型カップ)」は、大黒食品工業のロングセラーである「AKAGI 中華そば」を縦型カップにアレンジした新作で、チキンエキスと香味野菜で仕上げたスパイシーな粉末スープに、すっきりとした味わいの液体スープを別添。メーカー希望小売価格はオープン価格に設定されているため、既存品と同じく業務スーパーやドラッグストアから重宝されそうな予感。
さらに、アサリの旨味を活かしたコクのある海鮮塩スープと、香り豊かなラー油の別添調味料を特徴とする「AKAGI うま辛海鮮しおらーめん」を同時に展開することで、こちらは目新しい感じの‥‥いや、ちょっと「大黒 海鮮しおヌードル」と被りますけどw ラー油の辛味とオープン価格なのが大きな違い。それだけに高級感は皆無かと思いますが、コストパフォーマンスの高さに期待できそうです。
ヤマダイ「ニュータッチ 名代富士そば 冷したぬきそば」新発売
今年の夏は冷やし!? ニュータッチ×名代富士そばコラボ初の “冷やして食べるカップ麺” 爆誕!! 名代富士そば(なだいふじそば)とは、首都圏の駅前や繁華街を中心に店舗を展開している、関東きっての立ち食いそば・うどんの人気店で、1966年(昭和41年)に開業した “日本初となる24時間営業の立ち食いそば屋” を原点に、現在は130店舗以上を展開しています。
出典:毎年大人気、名代富士そばとのコラボレーション 今年の夏は冷やしで初登場!「ニュータッチ 名代富士そば 冷したぬきそば」2023年6月5日(月)新発売|ヤマダイ
今回の新商品「名代富士そば 冷したぬきそば」は、ニュータッチのブランドで知られるヤマダイと「名代富士そば」によるコラボ商品で、2019年11月18日発売の「名代富士そば 紅生姜天そば」を皮切りに、その第1弾から高いクオリティで多くの人を唸らせていたのですが、まさかの “冷やしメニュー” を商品化してきた2023年——。
ヤマダイの凄麺(逸品シリーズ)を除くと即席カップめん業界では珍しい、油で揚げずに乾燥させた “ノンフライ蕎麦” を搭載した一杯で、夏の風物詩となっている「凄麺 冷し中華」よろしく湯戻し後に冷水で冷やす手間を要するものの、それだけに新たな高級感に期待できる商品。さらに富士そばで大人気の紅生姜天をアレンジした “紅生姜揚げ玉” 入りということで、これはもう間違いないでしょう。
ローソン「香港飯店0410監修 辛ちゃんぽん」新発売
ローソン×韓国有名店コラボ “第2弾” は「香港飯店0410」とタイアップ!! ローソン×韓国有名店コラボとは、文字通りローソンと韓国発祥の有名店がコラボする企画で、2023年4月4日発売の第1弾「ネネチキン監修 スノーウィングチキン味焼そば」(サンヨー食品)を皮切りに発足。月替で新作をリリースすると発表しつつ、なぜか5月に新作はリリースされなかったのですが‥‥
今回の新商品「香港飯店0410監修 辛ちゃんぽん」は、日本でも店舗を展開している「香港飯店0410(홍콩반점0410)」監修のもと、店舗で人気を博す「ちゃんぽん」の味わいを再現したカップラーメンで、製造者は日清食品。ローソン×韓国有名店コラボ第2弾に該当する新作で、同時に麺抜きの「香港飯店0410監修 辛ちゃんぽん豆腐スープ」を展開し、需要の拡大を狙ってきました。
即席カップめん業界における韓国風ちゃんぽんといえば、2022年8月1日発売の「韓国式ちゃんぽん」(サンヨー食品)が秀逸すぎたので、そろそろ他社に超えてほしいところ。ちなみに余談なんですけど「香港飯店0410」の “0410” って何だ? などと疑問に思って調べてみた結果、韓国で料理王とも呼ばれている、ペク・ジョンウォン代表の電話番号(下4桁)が由来であることが分かりました。マジかw
セブンプレミアム「蔦 醤油Soba」新発売
ファン待望「Japanese Soba Noodles 蔦」監修のカップラーメンついに復活‥‥!! Japanese Soba Noodles 蔦(じゃぱにーず そば ぬーどる つた)とは、故・大西祐貴(おおにし ゆうき)その人が立ち上げ “ミシュランひとつ星” を獲得したラーメン店で、業界に衝撃を走らせた氏の訃報から140日後、2023年2月10日(金)11時に営業を再開し、話題になったのも記憶に新しいところ——。
今回の新商品「セブンプレミアム 蔦 醤油Soba」は、マルちゃんのブランドで知られる東洋水産と「Japanese Soba Noodles 蔦」の共同開発商品で、以前から何度もコラボしている関係ではあるものの、前述した営業再開以降に動きを見せてきたのは初めて。
2023年2月10日のグランドオープンを機に、店舗のメニューを刷新したと聞きます。はたして最新作の「蔦 醤油Soba」は再始動後のレシピに基づいているのか、それとも巣鴨時代、あるいは代々木上原に移転後(再始動前)の味わいを再現しているのか、注目すべきところが多そうです。
今週注目のカップ麺と展望
というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、まさかのYOASOBIコラボ「YOASOBI×スーパーカップ1.5倍 電光石火のごま香るホッと幸せ塩とんこつラーメン」及び「同 電光石火のにんにく香るビリッとやみつき旨辛醤油ラーメン」に、初の冷やしメニューとなる「名代富士そば 冷したぬきそば」の注目度も高く、久々に動きを見せた「蔦 醤油Soba」の仕上がりも気になるところ。
あとは “プチ贅沢” がコンセプトの「日清ラ王 牛骨味噌」に、ローソン限定「香港飯店0410監修 辛ちゃんぽん」ほか、余裕があったら「あっさりおいしいカップヌードル 旨辛シーフード」や「バター風チキンカレーうどん」も狙っていきます。めちゃくちゃ新商品が多いわけではないけれど、なかなか個性派揃いの週になりましたね。
メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト
それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a(大石敬之)】
- 2023.06.12
カップヌードル 海鮮コチュジャンチゲ味
明星 麺神カップ 濃香豚骨醤油
名店の味 桂花 赤マー油仕上げ 辛口熊本豚骨拉麺
マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ ちょい辛
リケンわかめスープ ふえるわかめちゃん わかめスープ味ラーメン
リケンわかめスープ ふえるわかめちゃん 焙煎ごまスープ味うどん
タテロング 飲み干す一杯 地鶏と鴨だしの芳醇中華そば
凄麺 夏の辛味噌ねぎラーメン - 2023.06.19
日清焼そばU.F.O.大盛 ハワイアンガーリックシュリンプ味焼そば
明星 辛麺屋輪監修 汁なし宮崎辛麺
やみつき屋 にぼ玉
冷しこく担々うどん
冷しキムチそば
JUNKFULL やみつき注意!ベーコンチーズ味まぜそば
すがわら監修 旭川塩らーめん - 2023.06.26
マジ盛 ニンニク塩担々麺
わかめは主食 チョレギサラダ風まぜめん
タラタラしてんじゃね~よ味焼そば
タラタラしてんじゃね~よ カレー味焼そば
凄麺 横浜発祥サンマー麺 - 2023.07.21
凄麺 夏の福箱 ご当地ラーメン 東日本編
凄麺 夏の福箱 ご当地ラーメン 西日本編