絶対やっちゃダメ!! 悪魔の食べ物「蒙古タンメン中本 with 温玉チーズ」

どうも、taka :aです。

本日の記事は、カップ麺の勝手にアレンジ特集です。

以前からSNSで取り沙汰されているアレンジなので、ご存知の方は多いかもしれません。

かなり中毒性があると評判なんですけど、そんなに大それた食べ物なのでしょうか‥？

悪魔のレシピ‥

本日の一杯は、いつでもセブン-イレブンに行けば手軽に購入できる、セブンプレミアム「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」のアレンジレシピを実食レビューします。

セブンプレミアムの「蒙古タンメン中本」にチーズを入れると最強に美味しい！と、Twitterで騒がれたことが発端となり、とうとう公式に採用され、「蒙古タンメン中本 チーズの一撃」というカップ麺までリリースされてしまった話題騒然のアレンジレシピ。「チーズの一撃」は期間限定ですが、再販されたこともあるので、店頭で見かけられた方も多いでしょう。

私も「チーズin蒙古タンメン中本」は大好きで、何度か試しているアレンジなんですけれども、さらに “温泉卵” を加えると悪魔級に美味しいのだとか‥噂には聞いておりましたが、実際に試すのは今回が初めて。（※その後、何度か実食を重ねているため、情報を追記しています）

もちろん、そのままの状態でも素晴らしく美味しいカップラーメンです。「辛うまラーメン日本一」を目指す天下の「蒙古タンメン中本」監修商品らしく、かなりノーマルのままでも中毒性の高い仕上がりで、日清食品のオリジナリティも強く反映されてはいるものの、辛旨のバランスは絶妙。ファンの方には物足りないかもしれませんが、このバランスは完成された一杯だと感じています。

しっかり具沢山で食べ応えがあり、本体が完成形にあるのにもかかわらず、我々の果てなき欲求を柔軟に満たしてくれるアレンジへの対応力も魅力。もはやカップ麺界の通年商品辛旨部門では天下とったんじゃない? ってくらい固定ファンも多いですし、私自身かなり大好きなカップ麺で、新商品のレビューに追われながらもコッソリついつい買ってしまう（笑）。

さらに激辛好きのために期間限定でリリースされる「北極ラーメン」バージョンの人気も高く、それも単純に辛くなっただけではなくスープの構成からして別物で、毎年の発売を心待ちにされているファンの方も多いでしょう。ちなみに北極ラーメン版の発売日は、通年通りであれば夏のリリースが目安です。当地域では、いつもソッコーで売り切れちゃうんですけどね‥（まさに北極ラーメン争奪戦）。

蒙古タンメン中本のカップ麺アレンジレシピといえば、まさかのカルボナーラ風に調理する「蒙古カルボナーラ」というアレンジレシピにも挑戦したことがあるんですけど（さらに改造しました）、これがまた美味しいのなんのって‥‥ただ、それはフライパン調理必至だったので、今回は “ちょい足し” するだけで楽しめる、もっともっと簡単なアレンジの紹介です。

さて、使用するチーズはセブンプレミアムの「北海道カマンベール入りクリーミー6Pチーズ 6個入」が定石なのですが、立ち寄ったセブン-イレブンには常備されていなかったので、森永乳業の「クラフト カマンベール入り6P」をチョイス。温泉卵は自分で作りましたが、セブンイレブンの店頭でもトッピング用の温泉卵がバラ売りされているため、すべての材料が（売り切れでなければ）セブンイレブンひとつで揃っちゃうのも魅力ですよね。

開封

いつ見ても野菜たっぷりで、この段階から唾液が出てしまう方も多いのではないでしょうか。たまに具材の少ない個体もあったりするのですが、大きな豆腐にきくらげ、多めのキャベツが嬉しい具沢山な内容です。別添の小袋はフタの上に貼り付けられている「辛味オイル」1袋で、もちろんこのまま熱湯を注いでも美味しいのですが‥

可能であればセブンイレブンでカップ麺と一緒に購入できるセブンプレミアムの「北海道カマンベール入りクリーミー6Pチーズ 6個入」がベストなのですが、もし店頭で発見できなかった場合、溶けるチーズであればスライスタイプでも代用可能です。

6Pチーズを使用する場合は1個だと物足りず、3個だと多いので、2個がベスト。ゆっくりとチーズの上から熱湯を注いでから、しっかり5分待ちましょう。もしスライスタイプのチーズを使用する場合、完成1分前にフタを開け、よくかき混ぜて粉末スープを溶かし、チーズをトッピングして再度フタを閉めて1分ちょっと蒸らしましょう。

製品情報・取得価格

原材料名とアレルギー表示

実食開始

さて、完成です。マイルドなのに凶暴なビジュアル‥‥すでに悪魔級の食欲をそそるインパクト抜群のオーラを放っています。今回はクラフトのチーズで代用しているのですが、セブンプレミアムのチーズよりも少し溶けにくく、原型をとどめていました。6Pチーズを投入する場合は、食べる30分〜1時間程度前に冷蔵庫から取り出し、室温くらいに馴染ませておくとスムーズです。

しかし、夏場などの暑い季節では衛生管理に注意が必要なので、放置しすぎないように気を付けてください。今回は定石とされる6Pチーズを使用していますが、とけるタイプのスライスチーズ、またはシュレッドタイプのチーズでも代用可能です。ただし、その場合かなりチーズが溶けやすくなっているので、すこし調理方法を変更いたしましょう。

たとえばスライスチーズ、またはシュレッドタイプのチーズ（ピザ用とかの刻んであるタイプ）を使用する場合、写真（※悪い例）のように熱湯を入れる前に仕込んでしまうと瞬時に溶けて麺が戻らなくなってしまうので、まずはカップ麺を開封したら何も入れずに熱湯を注ぎ、3分30秒くらいでフタを開け、しっかりと混ぜます。それからチーズをトッピングし、1分くらい蒸らしてから温泉卵を入れると程よく仕上がりますよ。

そうするとスープの溶け残りや味のムラを起こさずに最初からチーズと温玉を麺に絡めてダイレクトに頂けるので、ご参考ください。それでは、実際に食べてみましょう。6Pチーズを使用する場合、ちょっと食べ方にコツが必要になってくるので、詳しく解説しながら感想をお伝えします。

東京都・埼玉県を中心に店舗を展開する東京都板橋区が本店の人気ラーメン店「蒙古タンメン中本」。味噌ベースに唐辛子の辛味と野菜のうま味を閉じ込めたスープが特長です。麺のコシを上げることで食べ応えが増した太ストレート麺で、より店舗の味に近づけました。

セブンイレブンの商品案内ページより引用

温玉ちーず

やはり実際に食べてみてもクラフトの6Pチーズは溶けにくく、とろけるというよりも熱で分離してしまうような状態だったので、とろ〜り伸びるチーズを想像していると少しイメージが異なると思います。しかし、チーズのコクは明白。それにチーズの弾力も残っていたので、チーズを具材として楽しめました。

とろ〜りとろけるイメージとは違ってくるものの、これはこれでファンを獲得しそうな様子も伺えたので、とろけるタイプが好きならセブンプレミアムのカマンベール入り6Pチーズ、具材としてのチーズを楽しみたいならクラフトも選択肢の一つとして有りかもしれません。

うまく写真に撮れば、このようにシズル感満載でお届けできるんですけどねw ただ、カップ麺を購入して店頭で調理するのであれば、セブン-イレブンで購入できる「北海道カマンベール入りクリーミー6Pチーズ 6個入」、もしくはスライスタイプのチーズを選ぶと効率がいいと思います。

調理後に原型を失いつつあるチーズに真っ赤なオイルを垂らし、そのビジュアルを堪能した後は “混ぜずにチーズを麺に絡めるように” して麺とチーズのマリアージュを楽しみましょう。しかし、勢い余ってチーズを完食しないように、ちょっとスープ用に残してのもポイントですね。

温泉卵の黄身を割るタイミングは各位お好きなタイミングで結構なんですけれども、しっかり混ぜてしまうよりも、麺に絡めるようにして食べるとヤバいです。本気でヤバいです。このカップ麺を食べる時のコツは、 “最初から混ぜないこと” 。もちろん容器の底に粉末スープが沈んでいるため、どうしてもスープの味にバラつきが生じてしまいますが、そんなもん後からどうにでもなりますから安心してください（※もしくはスライスチーズを途中入れすると解決です）。

めん

普通に食べると穏やかながらも油揚げ麺特有のニオイが味わいをマスクしてくるものの（それも魅力ではあるのですが）、前述したように温玉の卵黄を絡めたり（たまらんですな‥！）、チーズと一緒に食べると気になりません。もちろんデフォルトの状態で食べても質の高い麺であることに変わりはなく、何度かのマイナーチェンジを経て確実にレベルは上がっています。

表面の滑らかなストレート麺ですが、スープとの一体感は高く、しっかりスープを掴んでいます。平打ち麺でも耐久性に優れており、しなやかな質感と適度な歯切れのよさが最後まで楽しめるのも嬉しいですね。最近では有名店監修のカップ麺はタテ型ビッグでも麺重量70gが平均的な値となってきましたが、ハイクオリティでありながら通年商品で80gきちんと入っているのも好印象。

最近では他社の油揚げ麺でも縮れのない麺が出てくるようになりましたが、日清食品は汁あり・汁なし問わずストレート麺に強いメーカーですし、それが遺憾無く発揮されていますね。もはや完成形にあるとさえ感じている麺なんですけど、カップ麺業界は想像できないほどのスピードで進化を続けているため、我々の予想を軽く裏切ってくる新開発麺の出現も遠くないかもしれません。

スープ

刺激的かつクリーミー

残念ながら辛さはチーズに緩和されるので、まぁ普通に辛口か、ファンにとってはピリ辛に毛が生えるか生えないかレベル（←筆者ここ）に落ち込んでしまいます。さらに今回は温泉玉子もトッピングしているので、麺をすり抜けた卵黄が馴染んでくる頃には超マイルド。正直、そういった意味では魅力が半減してしまうかもしれません。

しかし、卵黄やチーズを麺に絡めてマイルド中本を堪能した後、スープの一部と化した温泉卵（特に卵黄）のコクは絶妙で、スープに馴染んだ黄身と残しておいたチーズでオリジナルとは完全に異なる形態となる中本はも割り切ればオツなもの。刺激を楽しみたい気分の時にはオススメできませんが、おおきな気分転換になることは間違いありません。

そして、意外なダークホースだったのが “温泉たまごの白身” です。チーズがスープのコクを飛躍的に高め（その分けっこう腹にキますw）、ふとした拍子に感じる淡白な白身がド濃厚なスープを適度に中和し、思わぬサプライズを受けました。温泉たまごの白身が苦手な方には厳しいかもしれませんが、卵黄だけのトッピングでは得られない魅力です。

危険度

★★★★★★★★☆☆（8）
（標準は★3です）

温泉卵とカップ麺の組み合わせは基本的に大きくコケることはありませんし、チーズと中本の仲睦まじい関係も分かっていたことなので、まぁ間違いなく美味しいとは思っていたのですが、ちょっと爆発力が尋常ではありませんでした。今回の★は個人的な満足度（中毒性の危険度）になってしまうのですが、激しくオススメしたいアレンジレシピです。

チーズと拾いきれなかった温泉玉子の黄身でコクとトロミを増したスープの中毒性は尋常ではありませんし、この激しく濃厚なスープに白ご飯ぶち込んでもヤバいと思います。ただし、スープを飲まずに我慢して残せたら‥ですけどね。いつか「チーズの一撃」に “卵黄ソース” を別添した「蒙古タンメン中本 悪魔の一撃」的なカップ麺の開発にも勝手に期待しています。

今回はアレンジしちゃった感想なので、いつもの「総評」とは異なりますが、かなりオススメかつ手軽なアレンジです。ぜひ挑戦なさってください。アレンジ前の「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」もレビューし、ついでに「辛旨飯」とも食べ比べてみました。本家の感想はイマサラかもしれませんが、辛旨飯との味の違いが気になる方は、ご覧いただけますと幸いです。

そして、私の書いた記事ではないのですが、大好きな雑記ブログの記事で、大手コンビニ3社のからリリースされているカマンベール入りの6Pチーズを比較し、なおかつアレンジレシピにも挑戦しています。チーズが好きな方はもちろん、それぞれのコンビニで販売されているPB（プライベートブランド）のチーズは何が違うのか気になっている方は、あわせてご覧ください。