和食材のプロ【久世福商店】初のカップ麺 “毎日だし” で仕上げた「塩らーめん」「きつねうどん」が高コスパ!!

スポンサーリンク
サンヨー食品

どうも、taka :a です。

本日の一杯は、2021年2月15日(月)新発売のカップ麺、サンヨー食品「久世福商店監修『野菜だし』で仕上げた 塩らーめん」と「久世福商店監修『毎日だし』で仕上げた きつねうどん」の実食レビューです。

和製KALDIとの異名を持つ久世福商店の看板商品「素材の、うまみ引き立つ。毎日だし」と卸売専用商品「久世福商店の野菜だし」を実際に使用した “久世福のだし” が手軽に楽しめる即席カップめん新登場!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

スポンサーリンク

久世福商店の “毎日だし” で仕上げたカップ麺

久世福商店(くぜふくしょうてん)とは、株式会社サンクゼール(St.Cousair)[1979年(昭和54年)6月1日創業、1982年(昭和57年)6月1日設立]が2013年12月に立ち上げた和ブランドで、高品質な和商材を扱う「日本の食のセレクトショップ=ザ・ジャパニーズ・グルメストア(THE JAPANESE GOURMET STORE)」と「大正ロマン(MADE IN JAPAN)」がコンセプト。

その歴史は大正初期、千葉県銚子の呉服問屋で生まれ育った故・久世福松(くぜ ふくまつ)という商人を起源とし、その三男として生まれた久世良三(くぜ りょうぞう)氏が「久世福商店」を発足。2013年12月20日、イオンモール幕張新都心グランドモール1F(千葉県千葉市美浜区豊砂1丁目)にオープンした1号店を皮切りに、和調味料・乾物・製菓材料など、当初から約2400を超えるアイテムを取り揃えていました。

今回のカップ麺「久世福商店監修『野菜だし』で仕上げた 塩らーめん」及び「久世福商店監修『毎日だし』で仕上げた きつねうどん」は、St.Cousair(サンクゼール)や久世福商店を展開する株式会社サンクゼールと即席めん等の製造・販売を手掛けるサンヨー食品株式会社(サッポロ一番)の共同開発商品で、久世福商店監修のもと、久世福の出汁(だし)が手軽に楽しめるカップ麺としてリリースされた数量限定品。

久世福商店の看板といっても過言ではない、数ある出汁の中から「久世福商店の野菜だし」と「素材の、うまみ引き立つ。毎日だし」を実際に使用した「塩らーめん」と「きつねうどん」を開発。パッケージには大々的に “久世福商店” のブランドロゴを採用し、背景は白と黒のモノトーンを基調とするシンプルな、それでいて洗練された印象を与えるハイセンスなデザインです。

久世福商店監修「塩らーめん」の概要

カップラーメンの「久世福商店監修『野菜だし』で仕上げた 塩らーめん」には、スープ中の野菜粉末に「久世福商店の野菜だし」を使っており、それについてはサンヨー食品の公式ウェブサイト内にある製品情報やパッケージにも明記してあるのですが、久世福商店の運営元であるサンクゼールが公表しているニュースリリースには「久世福商店の野菜だし」(卸売専用商品)と気になる補足情報を記載。

久世福商店が販売する商品には数種類の出汁があり、その中に「久世福の風味豊かな万能野菜だし」などが存在するためややこしいのですが、調べたところ久世福商店の実店舗でも販売されている「素材の、うまみ引き立つ。毎日野菜だし」を使用とのこと。卸売専用商品というのは、久世福商店が営業をかけている店でのみ販売という意味で、カップ麺に使われている「毎日野菜だし」は久世福商店でも購入できると関係者に伺いました。

カップうどんの「久世福商店監修『毎日だし』で仕上げた きつねうどん」には、かつお節の生産量日本一を誇る鹿児島県枕崎産の鰹節をはじめ、北海道産の真昆布など、国産原料にこだわった「素材の、うまみ引き立つ。毎日だし」を使用。この「毎日だし」は、風味原料の水分値を5%まで乾燥させ、鰹節・むろあじ節・さば節・宗田節は削り節にしてから粉砕しているらしく、化学調味料や保存料は使っていないのも特徴的なポイント。

久世福商店監修「きつねうどん」の概要

これまで様々なオリジナル商品を展開してきた久世福商店ですが、自社ブランドのカップ麺を発売するのは初の試みで、どちらの容器にもレギュラーサイズの縦型カップを採用している今回。標準サイズの縦型カップ麺は値段も作り方も手頃な反面、よくも悪くも安っぽさが目立ってしまう製品スタイルなので、久世福商店が誇る “だし” の打ち出し方に注目です。

開封

野菜だしで仕上げた「塩らーめん」開封

野菜だしで仕上げた「塩らーめん」に小袋は別添されていないため、お湯を注ぐだけで食べられる簡単調理。具材はキャベツ、もやし、キクラゲ、人参と野菜が中心で、容器の口径が狭いことも功を奏しているのですが、もやしが太めのサイズで好印象。この時点で優しい野菜の香りが漂ってくる、イメージとしては「タンメン」っぽい雰囲気。

毎日だしで仕上げた「きつねうどん」開封

素材の、うまみ引き出す。毎日だしで仕上げた「きつねうどん」にも小袋は別添されていないため、こちらも熱湯を注ぐだけで食べられる簡単調理。調理前は出汁よりも味付油揚げの香りを強めに感じるのですが、味付卵の黄、ねぎの緑、花形かまぼこのピンクで彩り鮮やか。ちょっと油揚げ麺特有のニオイが気になるところではあるものの、前述した “値段も作り方も手頃” というメリットを忘れてはいけません。

2021年2月18日現在、メーカー希望小売価格は193円(税別)なので、コンビニで購入した場合の税込価格は198円が相場になりますが、筆者の住んでいる田舎のローカルスーパーでは発売初日に均一価格で79円(税込85円)のセール品扱い。コンビニ以外の店舗であれば、おおむね全国的にも100円前後、場合によっては100円以下で販売している店も多いのではないかと思います。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:久世福商店監修「野菜だし」で仕上げた 塩らーめん /「毎日だし」で仕上げた きつねうどん
販売者:サンヨー食品株式会社
製造所:株式会社カナヤ食品 千葉旭工場(Z)/ 太平食品工業株式会社 本社工場(A)
内容量:64g(めん50g)/ 61g(めん50g)
商品コード:4901734041900 / 4901734041894(JAN)
商品サイズ:φ100×110(mm)
発売日:2021年02月15日(月)
実食日:2021年02月18日(木)
発売地域:全国(全チャネル)
取得店舗:ローカルスーパー
商品購入価格:85円(税込)
希望小売価格:193円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:紙
湯量目安:320ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:-(別添なし)

原材料名とアレルギー表示

【久世福商店監修「野菜だし」で仕上げた 塩らーめん】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、粉末卵)、スープ(食塩、糖類、チキンエキス、野菜粉末、香辛料、野菜エキス、油脂加工品、魚介調味料、酵母エキス、植物油脂)、かやく(キャベツ、もやし、キクラゲ、人参)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、トレハロース、かんすい、乳化剤、香料、微粒二酸化ケイ素、酸味料、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【久世福商店監修「毎日だし」で仕上げた きつねうどん】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩)、スープ(食塩、糖類、魚介調味料、しょうゆ、発酵調味料、植物油脂、酵母エキス)、かやく(味付卵、味付油揚げ、ねぎ、かまぼこ)/ 調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、炭酸カルシウム、トレハロース、リン酸塩(Na)、レシチン、微粒二酸化ケイ素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、ビタミンB2、カロチン色素、ビタミンB1、ベニコウジ色素、(一部に小麦・卵・乳成分・さば・大豆を含む)

実食開始

【久世福商店監修「野菜だし」で仕上げた 塩らーめん】栄養成分表示:カロリー 266kcal(めん・かやく 227kcal、スープ 39kcal)、たんぱく質 5.5g、脂質 8.7g、炭水化物 41.5g、食塩相当量 4.4g(めん・かやく 1.3g、スープ 3.1g)、ビタミンB1 0.33mg、ビタミンB2 0.58mg、カルシウム 220mg ※スープ中の野菜粉末に「久世福商店の野菜だし」粉末を使用。

「久世福商店監修『野菜だし』で仕上げた 塩らーめん」の購入金額は税込85円と書きましたが、その価格帯で販売されている廉価版のカップ麺とは違う、しっかり具沢山な調理直後。

ちなみに製造所は株式会社カナヤ食品の千葉旭工場なので、サンヨー食品の工場ではないのですが、カナヤ食品の千葉旭工場サンヨー食品の子会社であるエースコックの主力商品「飲み干す一杯」や「まる旨」も製造しているインスタントラーメン業界屈指の多品種製造工場。

【久世福商店監修「毎日だし」で仕上げた きつねうどん】栄養成分表示:カロリー 277kcal(めん・かやく 234kcal、スープ 43kcal)、たんぱく質 5.2g、脂質 12.1g、炭水化物 36.9g、食塩相当量 4.1g(めん・かやく 1.4g、スープ 2.7g)、ビタミンB1 0.33mg、ビタミンB2 0.58mg、カルシウム 218mg ※スープ中の魚介調味料に「素材の、うまみ引き立つ。毎日だし」粉末を使用。

同じく「久世福商店監修『毎日だし』で仕上げた きつねうどん」も具沢山な仕上がりですが、製造所は太平食品株式会の本社工場となっているので、販売者は同じサンヨー食品でも製造所が異なります。ちなみに太平食品工業はサンヨー食品の製造部なので、どちらも “サッポロ一番” という認識で問題ありません。

余談ですがカナヤ食品は千葉県銚子市(「久世福商店」の起源とされる故・久世福松氏の生まれ故郷)を創業の地としているため、そういった繋がりも今回のコラボに繋がったのかも‥‥などと妄想しつつ、それはさておきカナヤ食品もサッポロ一番の主力商品(「サッポロ一番 みそラーメン」や「サッポロ一番 塩らーめんミニどんぶり」など)を製造している工場なので、ご安心ください。

それでは、引き続き久世福商店が誇る “毎日だし” 使用の恩恵とコストパフォーマンスにも注目しつつ「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

「塩らーめん」5.0

これで税込100円以下なら上出来

「塩らーめん」に使われている麺は、縮れの強い平打ちの油揚げ麺で、サンヨー食品(サッポロ一番)の「カップスター」よりも厚みのあるサイズ。オープン価格の廉価版と同じような値段で販売されていましたが、もちもちとした反発性のある弾力で、まったく印象は悪くありません。それどころか想像していたよりもクオリティが高く、ときおり同社の縦型ビッグに使われている残念な麺よりも高品質だと感じたくらい。

「きつねうどん」4.5

「きつねうどん」に使われている麺は、縮れの強い幅広の油揚げうどんで、もちろん梘水(かんすい)は使用しておらず、そこまで厚みはありません。しかし、なめらかな口当たりと喉越しが心地よく、やや後半にかけて早めに柔らかくなってくるのですが、後述するスープに寄り添うような存在感なので、単純にバランスとしては好印象。

どちらの麺も油で揚げているため、特有の風味がスープに滲み出ているのですが、いい意味でカップ麺らしいと思える芳ばしさが心地よく、カップめん食べてるなー、って。これで製品スタイルが税込220円の縦型ビッグだった場合、油揚げ麺臭がネガティブに作用することも珍しくないけれど、スーパーやドラッグストア向けの商品という立ち位置を思えば結果オーライでした。

スープ

「塩らーめん」5.0

ちゃんと「だし」が主役

野菜だしで仕上げた「塩らーめん」のスープには、原材料の粉末野菜に久世福商店が販売する「素材の、うまみ引き立つ。毎日野菜だし」を “そのままの状態” で使用しているらしく、さらに後述の「きつねうどん」にも使われている「素材の、うまみ引き立つ。毎日だし」の粉末を隠し味に合わせることで、より深みのある味わいに仕上げているとのこと。

オリジナルの「毎日野菜だし」には使用していない化学調味料や保存料が含まれるので、カップラーメンらしいジャンクさに、特有のピリピリとした雑味も並行するのですが、塩加減に攻撃性はなく、普段あまりカップラーメンを食べ慣れていない方にも受け入れられそうな味わい。加えてキャベツ、玉ねぎ、人参など、野菜の旨みを中心に、ふわっと鶏の旨みを効かせ、それを和風だしが包み込む、まろやかで優しいテイスト。

「きつねうどん」5.0

毎日だしで仕上げた「きつねうどん」のスープには、原材料の魚介調味料に「素材の、うまみ引き立つ。毎日だし」を使用しているらしく、こちらは即席カップめん専用に “通常の粉末よりも細かい粒子に砕いている” とのこと。しかし、原料として使っている「毎日だし」は、市販品と完全に同じものがベースになっているため、オリジナルとの違いは粒子のニュアンスのみ。

原材料に醤油を使用していますが、あくまでも香り付けに過ぎない効かせ方。それよりも出汁の旨みを全面に押し出している魚介が主体のスタンスで、たとえば西日本仕様の「どん兵衛 きつねうどん」(日清食品)や関西限定の「マルちゃん 赤いきつねうどん」(東洋水産)よりも出汁を重視。それを適度な塩気で調えているため、パンチの効いた味ではないけれど、まったく物足りなさを感じさせない出汁の濃さが印象に残りました。

具材

「塩らーめん」5.5

「塩らーめん」については値段以上

「塩らーめん」に使われているキャベツ、もやし、キクラゲ、人参は、いずれも汎用と思われる具材なので、新開発ではないようですが、とにもかくにも具沢山。たっぷりのキャベツをはじめ、カップ麺では基本的に申し訳程度の乾燥もやしも量が多く、こりこりとしたキクラゲの歯触りが食感のアクセントに効果的。やや人参は少なめですが、紅一点の差し色が全体を彩ります。

「きつねうどん」4.5

「きつねうどん」に使われている具材も汎用なので、特別な具材は起用されていませんが、味付けを控えた刻み揚げはスープの出汁と親和性が高く、シャキシャキとした繊維質を残す青葱が歯応えを補完。かき混ぜても粉々にならない卵(かきたま)の加減も地味に嬉しいポイントで、ピンクの花形かまぼこが可愛いラインナップ。

同時発売品の「塩らーめん」と比較した場合、どうしても見劣りしてしまうのですが、これで税込100円以下なら充分な内容です。

総評

 塩らーめん 5.0
きつねうどん 4.5

久世福商店が初めて監修したカップ麺「塩らーめん」及び「きつねうどねん」は、どちらも優しい仕上がりだったので、カップ麺のヘビーユーザーにとってはパンチに欠ける、ちょっと足りない商品かもしれません。しかし、普段あまりカップラーメンやカップうどんを食べないライトユーザーにとっては誂え向きなテイストだったので、きちんと需要の棲み分けが図られている良品だと感じました。

しかも、税込100円以下で販売している店舗が複数あったので、コストパフォーマンスも悪くありません。ちなみに久世福商店の実店舗でも取り扱っているようですが、関係者曰く “ちょっと高いと思います‥‥(小声)” とのことだったので、近くに久世福商店がない方は、最寄りのスーパーやドラッグストアをチェックしてみてください(author・taka :a)

タイトルとURLをコピーしました