「けやき 札幌味噌」にとりのけやき監修カップ麺・ファミマ限定[数量限定]

日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年1月29日(火)新発売のファミリーマート限定カップ麺、日清食品「けやき 札幌味噌」の実食レビューです。

北海道・札幌の人気店「けやき」の味をカップラーメンで再現!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

けやき監修カップ麺 札幌味噌 2019

「けやき」(にとりのけやき)とは、札幌・すすきのにある行列の絶えない味噌ラーメン専門店で、オープンしたのは1999年11月。開業以来、すすきの本店はカウンターのみ10席で、一杯いっぱい中華鍋で心を込めて創り上げられるラーメンは、多くの方を虜にしています。

オープン当時は「欅」という屋号で経営されていたそうですが、「にとりのけやき」店主・似鳥栄喜氏と修行時代をともにした兄弟子が出店していた「欅(けやき) 美園店」との混同や誤解を避けるため、似鳥氏は悩んだ末に差別化を図ることを決意し、屋号を「にとりのけやき」に変更しました。

いま、おなじみのフレーズ “お、値段以上 ニトリ♪” というメロディが頭の中で流れた方、正解。「けやき」の店主・似鳥栄喜氏は、大手家具メーカー「ニトリ」の社長・似鳥昭雄氏と親戚関係にあり(従兄弟)、ニトリの社長が自社の商標権を無償で提供したことで「にとりのけやき」になったそうです。

お店のラーメンは、豚のゲンコツや背脂、放し飼いで育てられた新潟県産の鶏、数種類の野菜やシイタケなどを巨大な寸胴鍋に入れ、約10時間かけて炊き出した清湯スープ(濁りのないスープ)をベースにし、味噌ダレには大豆味噌や麦味噌など3種類の味噌をブレンド。

麺は1週間寝かせて熟成させた中太の縮れ麺で、具材はキャベツ、人参、キクラゲ、そして中央に盛られた白髪葱が印象的なビジュアルを演出。そこに厳選豚肩ロース肉を使用した自家製チャーシューを合わせた一杯は、店主のテーマ「五感に訴える一品料理としてのラーメン」を体現しているそうです。

今回のカップ麺は約1年前にもファミリーマート限定商品としてリリースされていたのですが、ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングスが統合する前は「プライムワン」というユニーグループのプライベートブランドから何度か製品化されていました。

カップ麺の製造を担当しているのは日清食品で、ファミリーマート通常価格は税込298円のハイエンドプライス。プライムワン時代には感動を覚えた一杯だったので、しっかり気合を入れて向かい合いたいと思います(※昨年のファミマ版も食べたはずなんですけど記事が残っていなくて‥w)。

開封

別添の小袋は、「粉末スープ」「液体スープ」「かやく×2袋」の合計4種類。背景の色と同化していて境目が見えにくいのですが、液体スープの小袋は大きく、かやくだけで2袋の嬉しいボリューム。スープ類は粉末・液体ともに後入れなので、調理の際はお気をつけください(先に入れると麺が戻りません)。

麺はノンフライ麺で、札幌の味噌ラーメンを彷彿とさせる黄色味の強い縮れた太麺です。日清食品は長年セブンプレミアムの「すみれ」も手掛けているのですが、どうも昨年・一昨年あたりから麺が軽くなってきたように思うので、麺の仕上がりも気になっています。

「にとりのけやき」で提供されている麺は、1928年(昭和3年)札幌市中央区に “うどん屋” として創業した「さがみ屋製麺」の麺。しっかりとしたグルテンのコシにプリッとした食感が特徴とされている、これぞ札幌みそラーメン王道の多加水麺とのことなので、そのイメージに期待しましょう。

製品情報・購入価格

製品名:けやき 札幌味噌
製造者:日清食品
製造所:関東工場(製造所固有記号[A])
内容量:135g(めん70g)
発売日:2019年01月29日(火)
実食日:2019年01月30日(水)
JANコード:4902105240496
ファミリーマート通常価格:276円(税別)

発売地域:全国(ファミリーマート限定・数量限定)
購入価格:298円(税込)
取得店舗:コンビニ(ファミリーマート)

麺の種類:ノンフライ麺
スタイル:大判どんぶり型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:440ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:4袋(粉末スープ・液体スープ・2つのかやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】めん(小麦粉、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、チキンエキス)、スープ(みそ、野菜調味油、豚脂、ポークエキス、糖類、ごま、香辛料、食塩、魚醤、小麦粉、チキンエキス、酵母エキス、乳化油脂、オニオンパウダー、植物油脂、いかパウダー)、かやく(キャベツ、味付肉そぼろ、人参、ねぎ、キクラゲ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、増粘多糖類、かんすい、炭酸Ca、香料、カロチノイド色素、セルロース、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、炭酸Mg、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルゲン情報】小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・いか・大豆・ごま
食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載

実食開始

お湯を注ぐ前に開封するのは「かやく」だけで、中が見える透明フィルムの小袋にはキャベツしか入っていなかったのですが、さらに赤い小袋のほうにもキャベツが多めに入っているため、結果けっこうな量になります。とりあえずキャベツが赤い小袋に入りきらなかったので別添しました、という感じですね。

待ち時間は熱湯4分、調理方法や小袋にも待っている間に液体スープをフタの上で温めるようにと書いてあるのですが、かなり量が多く、いささかフタ上で4分だと心許ないので、どんぶりなどに熱湯を注ぎ、小袋ごと事前に浸けて温めておくと、より美味しく食べることができます。あとはスープ類を入れる前にノンフライ麺をほぐすこと、それから粉末スープを先に馴染ませ、しっかり粉末スープを溶かしてから液体スープを入れるとスムーズです。

えっと、コレけっこうカップのサイズ大きんですよw しかも写真では具材同士を重ねているので、実際かなり多いです。たまに野菜どか盛り系カップ麺が出たりしますが、野菜推しの具材特化型カップ麺に匹敵する量ですね。それでは、実際に食べてみましょう。「めん」「スープ」「かやく」の順に解説し、最後の「総評」で総合力を判定します。

1食(135g)当たり

カロリー:560kcal
たん白質:12.3g
脂  質:26.0g
炭水化物:69.2g
食塩相当量:7.8g
(めん・かやく:2.7g)
(スープ:5.1g)
ビタミンB1:0.34mg
ビタミンB2:0.38mg
カルシウム:189mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:560kcal(めん・かやく:353kcal)(スープ:207kcal)

めん

プリッと弾むノンフライ麺

いわゆる「たまご麺」を彷彿とさせるような色の濃い太ちぢれ麺で、味噌色のスープに麺の黄色が映えている、もはや見た目から食わせてくれる雰囲気ではあるものの、そこまで粘り気は強くありません。加水率のタイプでいえば多加水麺ですが、とても歯切れのいいノンフライ麺です。

もちもちというよりもプリッと弾むような歯切れのよさが印象的で、お店の麺ほどコシは強くないと思われますが、このプリプリとした食感は通じるところがあるのではないでしょうか。実際に今回のスープと相性は良好で、表面は滑らかでも強い縮れによってスープから孤立する嫌いは受けません。

逆にプリッとした歯切れのよさが目立っていたからこそ全体が重くならないようにバランスが取れているというか、ど濃厚なスープをガッチリと掴みながら存在感が埋没することなく、ちょっと押されるかな‥? という絶妙なタイミングで軽快にプリッと弾ける、なんとも駆け引き上手な麺でした。

スープ

ど濃厚なのに緻密で繊細

かなり見た目は味が濃そうな色をしているのですが、その通り実際に味はズシンと濃いめ。けれどもオラオラしていないというか、体力仕事の方や濃い味付けが好きな方でも満足できそうな重心の低い味なのに、見た目ほど攻撃的じゃないから女性の方にも受け入れられそうな作り込みで、ほんとうに素晴らしいですね。

ベースは豚骨、アブラは多め、味噌もドッシリなんですけど、いわゆる「純すみ系」ほど野生的な味ではありません。たとえば表面に浮かぶ油脂はラードの厚みに加えて野菜調味油による中華鍋で野菜を炒めたような調理感をミックスしているハイブリッド型で、味の重心は低いのにクドくない豚骨のコク。

味噌も豚骨に負けない輪郭がありながら丸み帯びていて、さらに味噌と野菜の甘みが渾然一体となっている、めちゃくちゃ濃厚なのに不思議と重すぎない重厚感あふれる仕上がりは、一瞬これがカップ麺であることを忘れてしまいそうなほど。お値段300円弱のカップ麺ですが、正直このスープだけで元が取れますよ。

かやく

とにかく豪快どっさり野菜!

具材のラインナップはキャベツ、味付肉そぼろ、人参、ねぎ、キクラゲで、人参は彩り要員、ねぎは軽めのアクセント、個体差かキクラゲは少なめでしたが、お店が意識している「キャベツの青み」「人参の赤」「キクラゲの黒」が表現されています。

とにかく大量のキャベツと味付肉そぼろに食べ応えがあって、野菜の旨味を感じる濃厚こってり味噌スープと野菜の相性は申し分ありません。お店の特徴的な白髪葱や札幌みそラーメンの代名詞ともいえるモヤシも入っていませんが、モヤシについては実際のメニューにも入ってないようですし、野菜だけでなくスパイシーな味付肉そぼろの旨味がスープをグッと押し上げている、野性味への配慮もバッチリ。

ついでにスープの項目で触れ損ねたのでコチラに書きますが、胡麻の芳ばしさもスープを引き立てていて、これも欠かせない存在でした。きっちり値段分の内容だと思います。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(★6+)

もうちょっと麺に粘り気があったら‥という希望もありますが、これで300円程度なら安いくらいですよ。かなり濃厚なテイストですが、まったく大味ではありませんし、お店の個性が伝わってくるような構成で、さらに具材も大量。ほんとに隙のない仕上がりで、これといって文句の付け所が見当たりませんでした。

プライムワン時代より味噌も油脂も強くなったように感じたのですが、結果的に味のバランスは絶妙で、札幌系みそラーメンさえ苦手じゃなかったら、男性にも女性にも強くオススメしたいカップ麺です。ファミマ限定で300円弱ですが、まったく高いとは思わなかったので、いちどは食べるべき秀逸な一杯だと思います。

アレンジするのが勿体無いくらいの完成度ですが、ほんのちょっと生姜をすって入れてみたり、生おろしニンニクでパンチを付けてみたり、山椒や青のりとかでアクセントを付けてみたり、あと5〜6個くらい買い込んで、いろいろアレンジも試してみたくなりました。それはさておき販売地域は全国ですが、ファミリーマート限定・数量限定のカップ麺なので、気になった方はお早めにお試しください。

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