業務スーパー「とろろ昆布うどん」本体価格78円の格安カップ麺はおいしい? まずい?

イトメン

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、業務スーパーのカップ麺、イトメン「業務スーパー とろろ昆布うどん」の実食レビューです。

本体価格なんと78円!! 業務スーパーで発見した格安カップ麺は正直おいしいのか、まずいのか‥

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

業務スーパー とろろ昆布うどん

店頭表示価格は “税別” なので、実際に購入すると84円(厳密には84.24円らしい)でした。イオンのトップバリュベストプライスには本体価格58円(税込62円)の「ノンフライ麺 うどん」があるため、それと比較したら値段的に劣りますし、店舗によって設定価格の差が生じているかもしれませんが、おそらく100円玉1枚で釣り銭が返ってくる場合がほとんどでしょう。

パッケージには大きく「とろろ昆布うどん」とあり、左上には「大判とろろ昆布入り」とアピール。とろろ昆布は数量限定品として販売される変わり種のカップ麺でも見かける頻度は多くありませんし、業務スーパーでは数年前から何度も目にしている通年商品とはいえ、ちょっと珍しいスタイルです。

フタ上のパッケージを見る限り製造メーカーの情報などは把握できないのですが、パッケージの側面を見ると販売者は業務スーパーを運営している「株式会社神戸物産」(兵庫県加古郡稲美町)、製造者は「イトメン株式会社」(兵庫県たつの市揖西町小神841)となっています。

イトメンのどの商品にも載っているのがこの初代キャラクター「とびっこ」。一部では「キモイ」とか「かわいい」とか「微妙」とか「食品メーカーでキャラクターが虫なのか…」とか言われている。(ハエと間違われては傷ついている)

このとびっこは龍野ゆかりの童謡「赤とんぼ」にちなんで、とんぼをモチーフに昭和38年にデザインされてるのだ。キャラ設定は口元のホクロがチャームポイントのトンボの女の子。設定上、現在はなかなかの熟女である。

(出典:イトメン「登場人物」より)

お願いです、バッタとかハエとかって言わないでくださいw 業務スーパーの専売品ということで、イトメン製品のパッケージには必ず載っている「とびっこ」は今回いません。でも、業務スーパーは全国に点在しているため、ある意味「イトメン」よりも今回のカップ麺のほうが知名度は高いかも‥?

「イトメン」は西日本を中心に親しみのある食品メーカーで、代表的な商品は黄色いパッケージの「イトメン チャンポンめん」(カップ・袋)。他にも「カップ播州らーめん」(袋麺あり)や「カップ山菜そば」(でも「カップ山菜うどん」は見たことない)、「とり野菜みそらーめん」などがあります。「カップ麺つま」あたりになってくると、少しレアかもしれません。

今回のカップ麺「業務スーパー とろろ昆布うどん」は、前述したように今まで何度も見かけていたものの、腰を据えて実際に食べるのは今回が初めて。そもそもイトメンのカップうどんが初めてなので、期待と不安が入り乱れております‥

開封

以前、寿がきや食品の安い系カップ麺でも何度か迷ったんですけど、二箇所の開け口‥これ、なんで二股なんですかね。破れないかなぁ‥とかって不安になるのは私だけでしょうか。と、それはさておきパッケージのイメージ写真では麺の中に粒が練り込んであるように見えるので、まさかの全粒粉入り?! などと思いつつ開封したのですが‥

ぜんぜん真っ白でしたw で、かなり細いですね。幅でいうと「日清のどん兵衛」や「マルちゃん 赤いきつねうどん」の半分くらいで、カップうどんなのに熱湯5分ではなく熱湯3分です。ちょっと油の酸化臭が気になるかなぁ‥。でも、ばっちり入っていますね、とろろ昆布シート。

パッケージのイメージにはネギも写っているのですが、別添の小袋は「粉末スープ」が1袋だけなので、おそらく同梱されているのでしょう。調理手順は、粉末スープを麺の上にあけて熱湯を注ぐだけ。なので、とろろ昆布を取り出せとは記載されていませんが、私は撮影のために後のせします。

製品情報・購入価格

製品名:業務スーパー とろろ昆布うどん
製造者:神戸物産
製造者:イトメン
内容量:75g(めん65g)
発売日:-
JANコード:4901104303300
店頭表示価格:78円(税抜)

発売地域:業務スーパー店舗
購入価格:84円(税込)
取得店舗:業務スーパー

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:450ml 目安
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(粉末スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩)、添付調味料(食塩、粉末しょうゆ、糖類、かつおエキス、ねぎ、たん白加水分解物、混合節粉末、かつお節粉末、オニオンパウダー、昆布粉末)、かやく(とろろ昆布)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、糊料(グァーガム、プルラン)、乳化剤、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、甘味料(ステビア、甘草)、(一部に小麦・さば・大豆を含む)
【アレルギー表示】
小麦・さば・大豆

実食開始

さて、なんとなく大判とろろ昆布をアップで撮影してみたんですけど‥なんか芸術的じゃないですかねw すごい歴史的な織物とか、一線を画す芸術家が描いた絵画のような、字にすると「tororo-konbu」的な感じのハイすいません調理を開始します。

粉末スープを開封すると、和風テイストの格安カップ麺に有り勝ちな少しツンとしたニオイが漂ってきました。これがそのまま味になった場合、けっこう味覚に対して攻撃的に作用してくるんですよ‥と、それはさておき、やっぱりネギは粉末スープの中に入っていました。ええ、かなり小さいです。もし人間の手で同じサイズにカットするなら、もはや職人技ですね。

さて、完成です。なんかシュールw とろろ昆布シートは毎年の正月に合わせて発売される「日清のどん兵衛 年明けうどん」にも入っているのですが、さすが今回は “大判とろろ昆布” とアピールされているだけあって、圧倒的に大きいですね。もちろん、他の具材は何も入っていませんし、ご覧の通り簡素な見た目なんですけれども、とろろ昆布がデフォルトでこの存在感というのは他に類を見ません。

ただ、ちょっと麺はほぐれにくかったかな‥ちなみに大判とろろ昆布を後のせした理由は単純に撮影のためだけではなく、とろろ昆布が影響する前の味(粉末スープ)を確認したかったからです。それでは、実際に食べてみましょう。「めん」「つゆ」「かやく」の順に解説し、販売価格も踏まえた上でカップ麺としての総合力を判定します。

1食(75g)当たり

カロリー:363kcal
たん白質:8.0g
脂  質:18.1g
炭水化物:42.1g
食塩相当量:5.8g
(めん・かやく:1.0g)
(スープ:4.8g)

めん

この上なく頼りないw

いやぁ‥なんか久しぶりですよ、この潔く開き直った頼りなさw 弾力や粘り気など皆無!コシなんぞ遠の昔に忘れたわ!(※そもそも会得していない)みたいな。うどんにしては細めのサイズなんですけど、かといって稲庭うどんのような繊細さは兼ね備えておらず、油揚げ麺特有のニオイも気になります。

意外と縮れは穏やかだったので(東洋水産の「赤いきつねうどん」よりも控えめです)、それについては “おっ” と思ったんですけど、しっかり3分待ったら食べ始めの瞬間から柔らかく、歯応えは得られません。いくら安くても麺については値段相応ないし78円でもギリ及第点かどうか‥

ただ、これについてはイトメンらしいといえばイトメンらしいかもしれません(いい意味で)。麺量は65gと多いわけではなく、トップバリュベストプライス(加ト吉水産製造)のようなノンフライ麺でもなければ先進的な油揚げ麺でもない、カップ麺ならではの魅力が‥いやでもやっぱり、もうちょっと弾力がほしいですね。ちょっとほぐれにくかったけど太麺ではないので、30秒くらいフライングしてもいいかも。

つゆ

ふつうにおいしい

あっさりとしたテイストで、やや塩気が強めなのと安いカップ麺に有り勝ちな旨味成分(化調的な)が並行するのですが、意外に悪くありません。100円以下のカップ麺ということで、もっともっとチープな味を想像していたんですけど、ふつうに美味しいです。

やはり「どん兵衛」や「赤いきつね」のように複合的な和風だしの旨味は得られませんし、別添の七味唐辛子なども付属されていませんが、格安カップ麺で “ふつうにおいしい” って大切だと思うんですよね。やや人工甘味料(ステビア)の甘さが気になったものの、けっこう尖った悪い意味でチープな味を想像していたので、むしろ好印象でした。

粉末スープだけの状態でもカツオを中心とした出汁を意識し、サバなどを含んだ混合節粉末で厚みを持たせ、何気に隠し味のオニオンパウダーが面白く、ほんのり昆布の旨味が‥ええ、しかしながら粉末スープの昆布は下支えに過ぎません。昆布の旨味に関しては、とろろ昆布の影響力が絶大です。

かやく

さすが大判!

とろろ昆布は後入れして広げると、その多さに驚くかもしれません。ねぎは飾りに過ぎず、かまぼこも入っていませんが、とろろ昆布の存在感は完全に主役級です。もはや、わざとらしくさえある。(※もちろん褒めています)

粉末スープのみだと旨味の手綱を握っているのはカツオなどの節系なのですが、とろろ昆布が参戦した瞬間カツオごと握り締める勢いで幅を利かせ、もはや “とろろ昆布一辺倒” と言っても過言ではないほどの状態に‥ここまでくると麺の油揚げ麺臭もなんのその。ちょっと旨味が強過ぎて味蕾が怯むくらい、とろろ昆布の存在感は尋常じゃありませんでした。

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(3+)
(標準は★3です)

ネット上の評判・クチコミを調べてみると、値段を思えば及第点かなぁ‥という意見から意外とイケる!かと思えばハッキリまずいと酷評している方もいらっしゃったのですが、そんなに悪いカップ麺ではないと感じました。とはいえ “何世代前だ?” ってくらい麺はクタクタだったし、スープのチープさも否めなかったんですけど‥

ネガティブな感想の要因として目立っていた “薄味” というポイントはイトメンの個性でもありますし、大判とろろ昆布の旨味成分が顕著だったので、別に味が薄いとは思いませんでした(※筆者は生まれも育ちも関西です)。とろろ昆布をダイレクトに感じたい方は、セルフで後入れしてみてください。ところで少し不思議だった二股の開け口なんですけど‥

お湯を注いだ後、しっかりグッと織り込むように閉じたらフタの上に何か重しになる物をのせなくても固定できたので、そのためなのではないかと感じました。的外れだったらスイマセンw

  1. なるほど、出汁は行けそうですね・・。麺がズルズルってのが難点と言えば難点ですか。デフォルトから時短して少しでも芯を出したいところですね。今度、業務スーパーに行ったら忘れずに買ってみたいと思いますww

  2. 予想通りの結果だったけど、本当に参考になった~!
    普通にうどん買ってきて食べた方がお得かもね。

  3. スープがそこそこならばお値段的に妥協できるかな^_^;
    最近行っていないので、今度行ったら買ってみるね♪