俺たちのガッツ飯 爆汗 四川風麻婆油そば@エースコック

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エースコック

どうも、taka :aです。

午前中は曇り空の兵庫県でしたが、午後から生憎の雨。

本降りではないものの、ジメジメと蒸し暑くて憂鬱な気分です。こんな日はエアコンのドライでカラッとリフレッシュしたい‥あ、ダメだ俺は乾燥に弱かった。 ←

というわけで、憂鬱な気分もホットに吹き飛ばしてくれそうな辛い系のカップ麺いっときますかー。などと思って買ってきたのはいいものの、なんか‥暑苦しいパッケージですね(苦笑)

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滝汗必至のカップ麺!?

本日の一杯は、2018年6月18日(月)新発売、エースコック俺たちのガッツ飯 爆汗(ばっかん) 四川風麻婆油そば」のレビューです。

これ、地味に重たいんですよ‥(内容量162g)それに、容器の形状も独特ですね。タイプで言えば大盛バケツ型?なんですけど、それより寸胴型といいますか、「スーパーカップ」を上からギュッ、としたような形状で‥これ伝わってんのか?w えっと、「寸胴型」と呼びます(笑)

「俺たちのガッツ飯」は、ウマいものを心ゆくまでガッツり食べたい欲張りな男性に向けた汁なしカップめんシリーズだそうで、その第1弾として‥ええ、また新シリーズの発足ですよw “汗が噴き出るほどの辛さがクセになる” 「四川風麻婆油そば」が企画されました。

ところでエースコックさん、いったい今現在いくつシリーズを抱えているのでしょう?

「スーパーカップ」「わかめラーメン」「ワンタンメン」「リンガーハット」「だしの旨みで減塩」「大吉」「CoCo壱番屋」「EDGE」「MEGA」「THE和」「飲み干す一杯」「うまさぎっしり新潟」「まる旨」「どっさり野菜」「焼そばモッチッチ」「厚切太麺」「極どろ」「驚愕の1.5玉」「ご当地最前線」「ジモト麺」「一度は食べたい名店の味」「全国ラーメン店マップ」「うどどん!」「NEW UDON STYLE」「麺ごこち」「ときたまご風」etc‥

アクティブと思われるシリーズだけでもザッとコレくらいは出てきましたが、すでに機能していないシリーズもあるかもしれません(「極どろ」や「NEW UDON STYLE」は怪しいw)

閑話休題‥

第1弾のテーマは「爆汗(ばっかん)」ということで、汗めっちゃ出る入浴剤みたいですけどw 本当に汗が吹き出るほどの辛さなのか、実食前の期待値けっこう高めです。というか、できたら汗かきたくない気分なんですけどね‥w いや、発汗作用に期待しています!(複雑w)

私は比較的に辛い食べ物が得意なので、ご理解いただいた上でご覧ください。

名称:即席カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩)、たれ(植物油脂、しょうゆ、発酵調味料、糖類、ポーク調味料、食塩、みそ、香辛料、たん白加水分解物)、かやく(鶏・豚味付肉そぼろ、香辛料、豆腐、ねぎ、唐辛子)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、酒精、カラメル色素、香料、増粘多糖類、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・大豆・鶏肉・豚肉・ごま

1食(162g)当たり

エネルギー:699kcal
たん白質:11.8g
脂質:31.4g
炭水化物:92.3g
食塩相当量:7.4g
ビタミンB1:0.51mg
ビタミンB2:0.69mg
カルシウム:465mg

がっつり食べたい男性向け、汁なしカップめんシリーズ 「俺たちのガッツ飯」誕生!
第一弾は、気温が高まり暑さを感じる季節にぴったりの 「四川風麻婆油そば」。

(エースコックの商品情報より引用)



タレ

ポークをベースに豆板醤などの中華調味料を加え、香り豊かでコクのある麻婆味に仕上げました。別添のスパイスをふりかけることで、花椒などの爽やかな香りが広がり、本格的な味わいを演出しています。

(エースコックのプレスリリースより引用)

麻婆味?とは少し違うけど‥

ご覧の通り、調味たれに含まれているオイル成分は多く、しっかり混ぜても‥

こんな感じで容器の底に油が余りますw ただ、動物油脂ではなく植物性の油が主体となっているので、ラードまみれの油そばより攻撃力は控えめですね(比較的w)。ただし、調味たれだけの段階だと、刺激はピリ辛に毛も生えない程度です。若干の花椒も感じますが、てんで大したことありません。たとえば餃子のタレなんかにラー油を多めに浮かべて食べる方は‥あ、そのイメージに近いかもしれません。たしかに豆板醤*1のシャープな調味感や甜麺醤*2の甘み、さらに豆鼓醤*3の塩味も感じるのですが、基本の味付け担当者には醤油が任命されており、醸造酢は使われていないのに酸味が目立っていました。※私の舌が誤作動を起こしていたらスイマセン

餃子のタレに使われる酢醤油とまでは言いませんが、ちょっと雰囲気が似ているかもしれません。と、ここまでは別添のスパイスを加える前の感想で、スパイスはパウダー状で粒子が細かく、刺激担当は主に唐辛子。これを全量ぶち込んだとしても、やっぱり花椒は大して目立っていません。麻辣の麻味(痺れ感)に期待したら、すこーんと肩透かしを喰らいます。ただ‥

試しにスパイスが集中的にかかっているところを狙って混ぜずに食べてみたのですが、そんなに言うほど辛くないんです。いや、刺激を感じないほど麻痺しているわけではありませんよw でも、どうせだったら5倍くらい入っててもいいんじゃない?ってくらい真っ赤な見た目のわりに刺激は常識的だったんです。‥が、不思議なこと毛穴が開く感覚ナニコレ面白いw 粒子が細かいから?それともイメージかな‥別に「爆汗」ってほど汗が出るわけではないので、どっちにしろタイトル負けしているようにも思えたのですが、ひとくち食べた瞬間から汗腺が反応したので、辛い食べ物を食べて汗をかきやすい方は発汗作用が得られるかと思います。

ちょっとスパイスは減ってしまいましたが、しっかり全体に混ぜ合わせてみると、底に溜まっていた油とスパイスが結合し、スパイスが調味たれと麺を繋ぐような役割を果たします(もれなく油の摂取量は増えますが‥w)。辛さのタイプは瞬発力のあるタイプで、あまり居座りません。ハバネロ系のクセも目立っておらず、ジョロキアのような柑橘系の風味も感じなかったので、特に激辛系の非常識な唐辛子が使用されているわけではないです。スパイスには少しクミンも入っていたので、イメージでいうと唐辛子の含有量が多めのチリパウダーといったところでしょうか。もちろん花椒のパワーはゼロではないんですけど、主に唐辛子 > 脇を支える花椒 > クミン‥こんな感じのパワーバランスです。四川風というよりも若干なんかエスニック?なテイストだったのと(クミンw)、酸味のアクセントがあったので、硬派な四川風麻婆味をイメージしていると少しズレるかもしれませんが、クミンのアクセントは蛇足ではなかったし、酸味の存在感も油そば的には嬉しい抑揚だったので、結果的な印象は悪くありませんでした。

*1 そら豆・塩・麹・唐辛子などを主原料とし、そら豆を麹で発酵させて味噌のような状態にした中国の発酵調味料。塩分含有量が多く、辛味と塩味が強いのが特徴。

*2 中華料理で使われる甘い味噌で、味噌に醤油・砂糖・胡麻油を混ぜると似た風味になる。

*3 黒豆を麹で発酵させて作った豆鼓(トウチ)を使いやすくペースト状にした調味料で、主に塩味を担当。

めん

しっかりとした弾力と滑らかさを併せ持つ角刃の太めんです。口の中で存在感のある、食べごたえ抜群のめんに仕上げました。

(エースコックのプレスリリースより引用)

カドメンの系譜にある力強い麺!

なんか毎回「スーパーカップ」(カドメン)の時と同じような説明ですよねw でも、実際にガッシリとした噛み応えからカドメンの系譜にあって、たとえば前回記事で紹介した「とみ田」は歯切れを無視して徹底的に粘り気のある弾力を追求していたような姿勢に対し、もっちりというよりもガッシリという表現が似合う、ちょっと粉っぽさの残るカタめの詰まった食感。

たぶん、熱湯5分待っても大丈夫な麺だと思うんですよ。でも、あえて今回のテイストに合わせて気持ち少し早めに湯切りしてもらえるように指示しているのだと思いました。もちもちとした麺が好きな方は、気持ち30秒ほど長めに待たれるとよいでしょう。でも今回のテイストを思うと、このくらい歯応えがあったほうがいいかもしれません。刺激のあるテイストに粘り気重視の麺を合わせてしまったら、どうしても後半のテンションが緩んでしまいますからね。

確かな密度の高さを打ち出しつつ、粘り気を意識しながらも程よいタイミングで嚙み切れる、これまでにエースコックが「スーパーカップ」ブランドで培ってきた “ガッシリ” のノウハウが活かされているように思いました。サイズは中太ないしオーソドックスな太さですが、そのわりに存在感があり、調味たれとスパイスの兼ね合いも相俟って、油揚げ麺特有の野暮ったさも気になりません。麺の重量は120gと汁なし大盛カップ麺の基準値を10g下回る120gでしたが、特に少ないとは思いませんでした。食べ応え、大丈夫です。(タレの油すげぇしw)

かやく

程良く味付けした肉そぼろと滑らかな食感の豆腐、色調の良いねぎと唐辛子を加えて仕上げました。

(エースコックのプレスリリースより引用)

スポンジ野郎お久しぶりですw

ファンの皆様(?)お待たせしました!当たり外れの激しいエースコックの “程良く味付けした肉そぼろ” ですが、今回は久々にガッツりハズレですw 食感は例のスッカスカなスポンジ状態で(スポンジ食べたことないけど)、程良くも何も味付けした?レベルの肉そぼろです。希望小売価格が税別230円の大台なのと、題材が麻婆なので、もう少し気合を入れてほしかったですね。

ネギに特筆すべき点はなく、豆腐は拾って食べたら美味しかったけど、サイズが小さくて頼りない存在でした。調味たれと油揚げ麺でフルスロットル、具材はオマケです。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)

とりあえず辛い食べ物が苦手な人はヤメとこうレベルではあったものの、 “汗が噴き出るほどの辛さがクセになる” ってほど唐辛子の刺激にインパクトがあるとは思えなかったし(軽く汗ばみましたけど肌を伝うほどではなかった)、麻婆なのに “麻” が大して意識されてなかったこと、加えて具材のショボさと希望小売価格を加味して★ひとつマイナスしました。値段を度外視して単純に味を評価すれば、主観的な満足度は★5を付けたいくらいだったんですけどね。でも、これなら定価で買っても税込235円くらいに丸め込んでほしかったかなぁ‥

しかしながら新陳代謝が活発な方なら発汗作用には期待できると思いますし、コンセプトであるガッツりとした食べ応えも得られ、また今回のバケツ型なんだか丼型なんだか分からない寸胴型の容器も食べ応えアップに寄与しているように感じられたのは収穫でした。これは完全に雰囲気の問題なんですけど、食事って器を変えるだけで充実感が変化するじゃないですか。もしこれが通常のカップ焼そばと同じ容器だったら、食べている時の楽しさが半減していたように思います。あ、だから少し値段が高かったのかな‥レギュラー商品にも使われている量産された容器ではなかったので、もしかしたら容器代が希望小売価格に上乗せされていたのかもしれません。ただ、その選択は間違っていなかったと私は思います(ええ、完全に憶測で話を進めていますけどw)。シリーズが軌道に乗ってきたら、少し希望小売価格が下がるかもしれませんね。

さて、「爆汗」というインパクト絶大なタイトルに大きく期待していると刺激の面で拍子抜けな部分は否めませんでしたが(※個人差あり)、がっつり油そばらしくオイル成分が多く、テイストとしては大味路線でありながらも最後まで飽きることなくガッツけたので、及第点に★ひとつプラスしています。唐辛子の刺激は一般的に見ても余裕で辛口のラインだと思うので、辛い食べ物が苦手な方は華麗にスルーしてください。値段が許容できるのであれば、夏に嬉しい一杯になると思います。刺激に関しては自分で足せますし、私は好きな味でした。

ただし、王道の四川風麻婆豆腐を汁なしカップ麺に落とし込んだようなイメージとは仕上がりのベクトルが少し異なるので、そこは注意が必要です。中華料理に使われる醤をアクセントとして効果的に用いながらラー油を重ねて中華風に仕立てつつ、でも基盤は醤油ベースの油そばだったので‥とかって書いたら少し厄介ですねw えっと、美味しかったです。(待てw)

値段のわりに具材が貧弱な内容だったこと、「爆汗」というわりに唐辛子の刺激が常識的だったことなどが気になってしまいましたが、醤油ベースのタレにラー油がガツン、そこに醤のアクセントで複雑味を持たせ、ガッシリとした食べ応えのある油揚げ麺でガッツかせる、そんな大味路線でも最後まで飽きずに食べさせてくれた調味たれとスパイスの兼ね合いには単なるガテン系で終わらない計算が感じられたので、シリーズ第2弾にも期待したくなりました。

【余談】前回の記事でコンビニを18軒も渡り歩いたと書きましたが、実は‥このカップ麺が見付からなかったんですよw 地域差にもよるとは思いますけど、かなり捜索に難儀しました。

商品名:俺たちのガッツ飯 爆汗 四川風麻婆油そば
製造者:エースコック
内容量:162g(めん120g)
発売日:2018年6月18日(月)
発売地区:全国(スーパー・コンビニ等)
取得店舗:ローソン
取得価格:245円(税込)
希望小売価格:230円(税抜)
JANコード:4901071207526

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:650ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋(調味たれ・かやく・スパイス)

エースコック株式会社:〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1-12-40紙谷新御堂ビル
お客様窓口:大阪 06-6338-2745/東京 03-3982-9518

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