日清食品「日清デカうま 濃厚コク旨醤油」焼豚だれのコクがウマさの決め手!

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日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年2月19日(月)発売のオープン価格カップ麺、日清食品「日清デカうま 濃厚コク旨醤油」の実食レビューです。

食べた後の満足感が他とは違う!メーカー希望小売価格が設定されていない、お手頃価格の大盛サイズ「日清デカうま」シリーズの「濃厚コク旨醤油」を食べてみました。

安くてもおいしい?大盛りだけど質より量の大味じゃない?実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、その疑問を解消します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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日清デカうま 濃厚コク旨醤油

「日清デカうま」は、 “デカくてうまい!バラエティー豊かなやみつきテイスト” をコンセプトにラーメン、うどん、そば、焼そば、油そばと豊富なラインナップを取り揃えている大盛りサイズの廉価版カップ麺シリーズです。

すでに同シリーズの和風カップ麺「きつねうどん」と「わかめそば」はレポ済みですが、このブログでデカうまのラーメン部門を取り上げるのは今回が初めてですね。ちなみに「わかめそば」だけリニューアルしましたが、それ以外のシリーズは2月19日から据え置き状態です。

可愛いんだか怖いんだか微妙な影使いのブタさんがパッケージ描かれているのですが、焼豚だれのコクがうまさの決め手だそうです。とんかつ屋さんしかり、焼肉屋さんしかり、けっこうメイン食材がモチーフになっているデザインのイラストや看板って多いですよね。



深読みしてはいけないポイントなのかもしれませんが、特に今回のイラストでは影の使い方が絶妙というか‥うんw なんかこう、ヌーッて。可愛いけど軽く威圧感ありますよね、このブタさん。

「日清デカうま」になる前のカップラーメン部門は「日清デカブト」というタイトルでしたが、その時にあった定番の醤油味は「濃厚鶏ガラ醤油」だったので、イメージはガラッと変化していそうですね。あのゴリラけっこう好きだったんだけどなぁ‥あ、以前のパッケージで「D」の中にいたアイツのことです(笑)

基本的に安物カップ麺でも大きくハズさない天下の日清食品なので、今回も安定して楽しめそうですね。それでは、開封して中身をチェックしてみましょう。

開封

小袋は後入れの「液体スープ」が1袋のみで、かやくは最初から容器の中に入っています。とりあえず最低限の量は確保していますし、味付ミンチ肉からカップ麺らしいジャンクで頼もしい香りが漂っているのですが、ちょっとネギの色が一部よろしくないですねw



この時点で麺は少し太めの中太麺ですが、待機時間は熱湯3分。液体スープの小袋を取り出したら熱湯を注ぎ、3分待っている間に小袋をフタの上で温めておきましょう。

製品情報・購入価格

製品名:日清デカうま 濃厚コク旨醤油
製造者:日清食品
内容量:116g(めん90g)
発売日:2018年2月19日(月)
JANコード:4902105246061
希望小売価格:オープン価格

発売地域:全国(全チャネル販売)
購入価格:105円(税込)
取得店舗:マックスバリュ

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:470ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(液体スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ、チキンエキス、香辛料)、スープ(しょうゆ、豚脂、たん白加水分解物、食塩、ポークエキス、香辛料、酵母エキス)、かやく(味付肉そぼろ、コーン、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸Ca、香料、カロチノイド色素、かんすい、セルロース、増粘剤(キサンタンガム)、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルギー表示】
小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ゼラチン

実食開始

お世辞にも具沢山とは言えませんが、廉価版の大盛りバケツ型としては上等でしょう。特に印象的だったのは液体スープを投入した瞬間で、主に動物性の油脂成分(豚脂)が主軸となり、その芳醇な香りに食欲をそそられました。食べる直前の香りもファーストインプレッションとして大切な項目なので、掴みはバッチリですね。それでは、コストパフォーマンスの高さに注目しながらレビューします。

1食(116g)当たり

カロリー:488kcal
たん白質:11.1g
脂  質:21.2g
炭水化物:63.2g
食塩相当量:7.5g
(めん・かやく:2.3g)
(スープ:5.2g)
ビタミンB1:0.31mg
ビタミンB2:0.39mg
カルシウム:135mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:488kcal(めん・かやく:452kcal)(スープ:36kcal)

めん

かみ応えを追求した中太ちぢれ麺。麺重量90gで食べ応え抜群です。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

廉価版にしては上出来

やや気泡の粗さを感じるものの、食べ始めはモッチリとした密度の高い弾力で食べ応えがあり、油揚げ麺特有のニオイも強すぎず、それでいて適度にカップ麺ならではの背徳感が味わえるタイプ。製品説明には中太縮れ麺と書かれていますが、太さは中太麺の中でも太めで、あまり縮れは強くありません。

しかし、適度な縮れによってスープの掴みは良好です。以前は縮れのないストレート状の麺を売りにしていましたが、大きくシフトチェンジしましたね。かなり自己主張の強い麺ではあるものの、スープがキリッと濃い味なので、バランスは悪くありませんでした。



大盛りバケツ型らしくレギュラーサイズの1.5倍に相当する麺量90gですし、後半ふかふかとした食感に変わってきますが、それでも食べ終わるまで最低限の弾力はキープしてくれていたので、オープン価格の廉価版にしては麺量と食感の均衡もよかったです。

スープ

キレのある醤油スープ。濃厚な豚のうまみがきいた “焼豚だれのコク” がうまさの決め手です。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

ガツンとキレのある濃い味

前作の鶏ガラから大幅に路線を変更し、こってりとしたパワフルでワイルドな豚脂の強いエッジの効いた醤油味になりました。それこそ「デカブト」時代のゴリラに打って付けのイメージw かなり原材料はシンプルなんですけど、それだけに味は真っ直ぐです。

粉末しょうゆでは出せない液体ならではと言える醤油の風味とキレ、そして若干の酸味にリアリティがあり、焼豚ダレを彷彿とさせる豚脂の厚みと甘味からイメージに大幅なギャップが生じていません。特に動物油脂ならではの芳醇な香りが印象に残ったので、しっかり鼻を広げて嗅覚にも意識を向けながら食べてみてください。

あっさり淡麗系のスープが好きな方は面喰らってしまうかもしれませんが、こってり好きも濃い味好きも満足できそうなガテン系の味だったので、大盛りバケツ型に求められている力強さに特化したスープと言えるでしょう。しかし、明白な豚脂の存在感から悪い意味でチープな大味ではありませんでした。

かやく

ミンチ肉、コーン、ネギ。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

値段を思えば充分

具沢山とは言えないものの、それぞれ何気に効果的です。まずミンチ肉は調理前の香りから感じたように味付しっかりめで、けっこう噛み応えあり。もっと頼りない食感をイメージしていたので、意外とミンチ肉らしい頼り甲斐のある詰まった食感だったのは嬉しい誤算でした。そんなに量は多くありませんが、それなりにサイズは大きく、全体のワイルドさの演出にも一役買っています。

今回のスープは醤油のキレが強かったので、それとは対比を描くコーンの甘みが気分転換に嬉しく、ちょいちょい意識して拾いたくなるような、箸休めに嬉しい存在でした。ネギは色が悪かったけどw でもって香りも可も無く不可も無しでしたが、シャキッとした明白な歯触りは食感のアクセントに大きく貢献していました。

メンマとか入ってたら抜群に合いそうだったけど、オープン価格の廉価版製品なので、最低限寂しくないように、うまく組み立てられていると思います。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)

かなり力強いテイストだったので、それなりに食べ手を選ぶカップ麺と言えるでしょう。反面、豚脂(ラード)の厚みと醤油のキレに魅力を感じる方にとっては朗報です。お店の再現カップ麺のように複雑な味ではありませんが、それだけに分かりやすく、シンプルながらも飽きがこないように、きちんとバランスが計算されていました。

やや具材の寂しさは否めませんが、製品スタイルはオープン価格の大盛りバケツ型(ほぼエースコックのスーパーカップと同じサイズの容器)ですし、質より量といったネガティヴさも控えめです。味の濃さから白飯レスキュー大活躍なテイストだったので、ラーメンライス派の方や麺を食べ終えてからスープに白ご飯を投入しちゃう方にとっても魅力的なカップ麺になるでしょう。

パッケージでアピールされていた焼豚だれのコクというのにも素直に納得できるスープだったので、濃厚の指標が濃い味に向いている気分の時であれば、イメージと味のギャップも少ないと思います。オープン価格の廉価版ですが、きちんとおいしい食べ応えのある一杯でした。

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