「カップヌードル ムーマナオ味」タイ日清製造 “イオン タイフェア” の辛いカップ麺

日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、イオンワールドフェスタ “タイフェア 2019” のカップ麺、タイ日清「カップヌードル ムーマナオ味(MOO MANAO)」の実食レビューです。

辛い? 辛くない? タイの「ムーマナオ」をカップヌードル流にアレンジした逆輸入版カップ麺が再登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

カップヌードル ムーマナオ味

本州・四国・沖縄県のイオン・イオンスタイルにて毎年のゴールデンウィーク恒例企画となっている「イオンワールドフェスタ タイフェア」の対象商品として、今年もタイのカップヌードル3種類「タイカップ トムヤムクン味」「タイカップ ムーマナオ味」「タイカップ ミンスドポーク味」が逆輸入されました。

今年で11回目となるタイフェアの開催期間は、2019年4月26(金)から30日(火)の5日間。タイの逆輸入版カップヌードルは昨年のタイフェアにも進出していたので、前にも見たことあるよ、という方も多いかとは思いますが、従来品と比較して2019年は麺が25%以上増量されているようです。



現地の「カップヌードル ムーマナオ(CUPNOODLES MOO MANAO)」は、2016年5月にカップヌードル誕生45周年企画として実施された「世界のカップヌードル総選挙」にもタイ代表としてエントリーしていたフレーバーで、当時の商品紹介では「タイ風豚しゃぶサラダ味 辛口ライム」と特徴が翻訳されていました。

パッケージの商品名はローマ字表記で「CUPNOODLES MOO MANAO FLAVOUR」、タイ文字表記では「คัพนูดเดิล รสหมูมะนาว」となっていて、タイ文字を日本語に翻訳すると「คัพนูดเดิล(カップヌードル)」「รสหมูมะนาว(ライムポーク風味)」となるのですが、イオンリテールのポップは「タイカップ(ムーマナオ)」(※ただし店内ポップは店舗によって違うかもしれません)。

「ムーマナオ(หมูมะนาว)」とは、タイの屋台やフードコートで親しまれている辛いタイ料理で、ムー(หมู)は豚肉、マナオ(มะนาว)はタイのライムを意味しています。ムーマナオは英語で「Spicy Lime Salad with Pork」とも訳されるのですが、文字通りタイのライムを使ったスパイシーな豚肉料理。

しゃぶしゃぶ用の豚肉を軽く茹でて盛り付け、その上からマナオやナンプラー、砂糖などで作った甘くて酸っぱ辛いタレで味付けを施し、さらに大量のニンニクと青唐辛子をトッピングした、言うなればタイ式「豚の冷しゃぶサラダ」といったところ。ただ、マナオは日本で輸入禁止の果物なので、フレッシュな本物のマナオを使用したムーマナオは日本で食べることができません。



容器側面のパッケージは英語とタイ語でチンプンカンプンな内容となっているのですが、フタの上には「タイ日清製造」の文字や「ムーマナオ味」「ポークの旨みとライムの風味」という特徴の要約、原材料名、保存方法、調理方法、原産国名、カロリーなどの栄養成分表示など、気になる製品情報は日本語で表記されています。

以前、日本のタイ料理専門店でムーマナオを食べたことはあるのですが(たしか輸入可能なマナオの冷凍果汁を使っていたはず‥‥)、デフォでパクチーが添えてあり、かなりガーリックのパンチと柑橘系の酸味が強烈で、甘酸っぱいエスニック感と青唐辛子の爽やかな辛さがクセになる味わいでした。そんなタイ風豚しゃぶサラダをカップヌードル流にアレンジしたのが今回のカップ麺、逆輸入ならではの本格感に注目してみましょう。

開封

フタを開けると容器の中に「オイル」の袋が入っているので、まずはオイルの小袋(1種類)を取り出します。デザインは「NISSIN」のロゴマークのみ、イメージカラーはパッケージに合わせた青色基調となっていて、現地で販売されている商品には折り畳み式のプラ製フォークが入っているようですが、逆輸入版には入っていません。



かなり麺の色が濃く、日本のカップヌードルよりも厚みがあって、まったく雰囲気は異なります。それから原材料名に記載されている「かやく」は “味付卵、大豆たん白加工品、ねぎ、人参” となっているのですが、大豆たん白加工品——つまりフェイクミート(偽肉)で本物の豚肉(ムー)は入っていないようですね。

タイフェアの開催期間や商品の販売価格は店舗によって差が生じているかもしれませんが、私の購入店舗は兵庫県のイオンリテールで本体価格118円(税込価格127.44円)、おそらく130円以内が相場になると思います。昨年はコンビニのミニストップでも販売されていたので、もしかすると今年も陳列されるかもしれません。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:カップヌードル ムーマナオ味(タイカップ ムーマナオ)
原産国:タイ
製造者:タイ日清
輸入者:日清食品株式会社
内容量:74g(めん60g)
商品コード:8852528004020

実食日:2019年04月27日(土)
発売地域:イオングループ
取得店舗:イオンリテール
店頭表示価格:127円(税込)
希望小売価格:118円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい使用)
スタイル:縦型レギュラー・標準サイズ
容器材質:紙
湯量目安:300ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(オイル)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉、植物油脂、でん粉、食塩、しょうゆ、魚醤、糖類、香辛料)、スープ(糖類、食塩、植物油脂、デキストリン、野菜調味油、香辛料、ポークパウダー、乳化油脂、粉末しょうゆ)、かやく(味付卵、大豆たん白加工品、ねぎ、人参)/ 調味料(アミノ酸等)、酸味料、かんすい、香料、ソルビトール、香辛料抽出物、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、カロチノイド色素、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルゲン情報】小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉(食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載)

実食開始

通常、日本のカップラーメンに別添されている調味油(調味オイル)は基本的に後入れがセオリーですが、フタの上に記載されている調理方法に “オイルを入れてから” 熱湯を注ぐようにと記載されているため、 “オイルは先入れ” です。小袋に残ったオイルの味を確かめてみたところ、軽くライム系の風味を感じました(でもオイル自体の酸味は強くない)。



あとは熱湯を内側の線まで注いで3分後、よくかき混ぜたら出来上がりです。やや強めの油揚げ麺臭が気になるものの、同時にレモングラスやライムリーフを彷彿とさせるエスニックな酸っぱい香りが漂ってきて、異国情緒はバッチリ。ただ、ムーマナオの特徴であるガーリックやパクチーの香りは感じません。

そこまで辛くないムーマナオもありますし、パクチー抜きやガーリック控えめなムーマナオもあるかもしれませんが、逆輸入カップヌードルならではの本場感や辛さレベル、再現度にも注目しながら「めん」「スープ」「具材」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(74g)当たり

熱  量:332kcal(カロリー)
たん白質:6.7g
脂  質:14.0g
炭水化物:44.9g
食塩相当量:6.2g
(めん・かやく:2.0g)
   (スープ:4.2g)
ビタミンB1:-(記載なし)
ビタミンB2:-(記載なし)
カルシウム:-(記載なし)

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

おそらくタイ式カップヌードルの汎用麺

まず日本のカップ麺に使用されている油揚げ麺の原材料では見ることのない魚醤が練り込まれているのですが、今回の「カップヌードル ムーマナオ味」と同時に逆輸入され、おそらくイオンの店頭でもムーマナオ味の付近に陳列されていると思われる「カップヌードル トムヤムクン味(タイカップ トムヤムクン)」と同じ油揚げ麺でしょう。

▼「トムヤムクン味」の麺

韓国製カップラーメンにも通じるザラついた表面が面白く、日本のカップヌードルほど吸水率は高くありません。後半にかけて柔らかめの食感にシフトしていきますが、けっこう何気に食べ始めはモチモチとした弾力が楽しめますし、歯切れの良さよりも比較的(あくまで比較的に)粘り気を意識しているような食感で、それなりに持続力もあります。



麺自体の油揚げ麺臭は強めのタイプに分類されますが、酸っぱ辛いスープの清涼感が先行するため実食中は言うほど気になりません。ちなみに2018年発売品から麺量25%以上アップとのことですが、前回の47gから60gに増えているため単純計算およそ28%増量、たしかに25%以上アップしていました。

スープ

けっこう辛い!

まず辛さレベルなんですけど、地味に辛いです。辛さの源泉は青唐辛子ではなく赤唐辛子で、激辛ではありませんし大辛(辛口以上)でもありませんが、ぜんぜん辛くないと思って食べると思わぬ辛さに驚いてしまうかもしれません。中辛以上〜普通に辛口が問題なければ苦戦することはないと思いますけど、けっこうスパイシーなスープです。

そしてスパイシーな唐辛子の辛さと同時にレモングラスやカフィルライムを彷彿とさせるキリッとした酸味も強く、たぶん実際にマナオは入っていないと思いますが、かなり柑橘系の酸味が効いているので、辛い食べ物や酸っぱい食べ物が苦手な方には厳しいかも——というわけでエスニック系の酸っぱ辛いスープが好きな方にとっては間違いありません。

先入れオイルのコクやポークパウダーによって動物系の旨みも感じますが、あくまで豚は下支え。辛さレベルも酸っぱさレベルも日本のエスニック系のカップ麺より圧倒的に強いので、けっこう人を選ぶ味にはなりますが、それだけに本場ならではの本格さと異国情緒あふれる魅力的なスープです。ただ、パクチーのアクセントや青唐辛子の風味は意識されておらず、肝心のガーリックも弱めでした。

具材

味付卵、大豆たん白加工品、ねぎ、人参

大豆たん白加工品はフェイクミートなので、残念ながら肉の旨味を楽しむことはできませんが、日本の大豆たん白加工品のように独特の弾力を持った食感ではなく、かなり小さな粒を集めて固めたような物体。特別に美味しいわけでもナチュラルな具材でもありませんが、邪魔になるような具材でもありません。

味付卵は日本のカップヌードルに入っているスクランブルエッグほど甘い味付けではなく、やや食感も固め。あまりムーマナオとの関連性もありませんが、カップヌードルを象徴する具材の一つですし、ネギは(ちょっと色が悪かったけどw)シャキシャキで、もっとも存在感があったのはコリコリとした食感の甚だしい人参でした。

もちろん本物の豚肉が採用されているのがベストではあるものの、スープは硬派にエスニックでも青唐辛子やニンニクのアクセントは目立っていなかったので、具材に刻んだニンニクや青唐辛子が入っていると嬉しかったのですが、タイのカップラーメンは全般的に具材が二の次になりがちですし、とりあえず及第点ですね。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

まず麺は日本のカップヌードルとは別物ですし、ムーマナオなのにガーリックのキレや青唐辛子の清涼感も意識されていませんでしたが、思いのほか硬派だったスープのカプサイシン(辛さ)と柑橘系の強い酸味にタイ日清のこだわりが見えました。けっこう人を選ぶテイストではあるものの、それでこそ逆輸入版。

エビではなくポークがベースになっていることで「トムヤムクン味」との差別化も図られていますし、お酢ではなく柑橘系の酸味で酸辣湯とも違う、エスニックな酸っぱ辛いスープに本場の魅力を感じました。ムーマナオの再現度に関しては微妙にズレているような気もしますが、きちんと辛くて酸っぱい本場の味が楽しめる良品です。

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