「カップヌードル グリーンカレー」ついに下克上!? 本場 “タイ産生姜” の辛さで差別化!!

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日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年9月24日(月)新発売のカップ麺、日清食品「カップヌードル グリーンカレー」の実食レビューです。

本場の味を徹底研究して生まれた「エスニックシリーズ」初の王道 “グリーンカレーヌードル” 満を持して新登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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カップヌードル グリーンカレー

1971年9月18日——東京・新宿の伊勢丹百貨店を皮切りに、世界初のカップラーメン「カップヌードル」をリリース。以来、様々な新作が発売される中、2014年4月14日に登場して爆発的な売上を記録した現エスニックヌードル界のNo.1「トムヤムクンヌードル」と下克上を起こすかの如く、満を持す “THEエスニック料理” の「グリーンカレー」がエスニックシリーズに初参戦。

2013年5月27日、同社は「カップヌードル カレー」の40周年記念商品として、「カップヌードルグリーンカレー “miniガンプラ ヤカン装備” 量産型パック」という「機動戦士ガンダム」のミニプラモデル付きカップヌードルをリリースしています。なので実はブランド初のグリーンカレーではないのですが、「エスニックシリーズ」(CUPNOODLES)から発売されるのは今回が初めて。



「カップヌードル エスニックシリーズ」とは、海外現地法人による協力のもと、本場の「おいしい」と「トレンド」を意識しているエスニック料理がテーマのシリーズで、2014年4月14日に発売された「トムヤムクンヌードル」と「ミーゴレン」が初版。日本のカップヌードルは最後に複数形の “S” を付けませんが、このシリーズと海外版には最後に “S” が付きます。

あまりに売れすぎたことから一時販売休止にせざるを得なくなった「トムヤムクンヌードル」は、タイの現地法人・タイ日清(NISSIN FOODS THAILAND)と共同開発。そして再発売ご要望件数No.1を打ち立てた「シンガポール風ラクサ」もシンガポールの現地法人(NISSIN FOODS SINGAPORE)と共同開発したものですが、今回そのような表記はありません。

しかし、プリッキーヌ(青唐辛子)などの香辛料をすり潰したカレーペーストの爽やかな辛さ、そしてココナッツミルクの甘さが独特でエキゾチックな「グリーンカレー」を再現したもので、パッケージでは現地の素材である “タイ産生姜” をアピール。タイでも日本と同じ土生姜を使いますが、カレーペーストの材料で定番のナンキョウ(ガランガル)を指している可能性もあります。

ちなみに今回の「グリーンカレー」は、思いのほか売れなくて——みたいな状況に陥った場合、販売計画が見直されるかもしれませんが、発売されたばかりの現段階 “新たな定番商品” として開発された新商品なので、原材料の調達が困難になった・売れ行きが悪い・むしろ逆に “売れすぎた” などのトラブルがない限り、1年の間(来年の9月まで)は安泰と見て間違いありません。



初版の「カップヌードル トムヤムクンヌードル」や「カップヌードル 味噌」「謎肉祭」しかり、品薄商法(もしくは単純に度重なる販売計画ミス)が気になる日清食品のマーケティングなので、とつぜん “当初の販売計画を大幅に上回り、十分な供給量を確保できない状況と——” の一時販売休止(出荷停止)も予想されますが、さっそくスーパーやコンビニなど、取扱店多数。

1つ前の新作としてリリースされたエスニックシリーズの新作「蘭州牛肉麺」は、すでに製造を終了しているため、市場に出回っている分が無くなり次第販売終了。2019年9月現在、「ブラックペッパークラブ」も廃盤なので、エスニックシリーズの定番商品は「トムヤムクンヌードル」「シンガポール風ラクサ」、そして今回の「グリーンカレー」で合計3種類になりました。

開封

別添の小袋はフタの上に貼り付けてある「グリーンカレーペースト」が1袋、現地法人の社名などは記載されていません。液体スープや調味油と比較して、ペースト系の小袋は中身が小袋の中に残りやすく、なかなかな出てこないこともしばしば——今回の小袋も触ってみた感じ完全なる液体じゃないので、箸を突っ込んで掻き出すのが手っ取り早い方法です。



メーカー希望小売価格は、同シリーズの「あっさりおいしい」及び「おだしがおいしい」(税別125円)並びに「リッチ」(税別240円)を除くレギュラーサイズの標準193円(税別)で、コンビニ大手4社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ)の中では「ローソン」「ファミリーマート」「ミニストップ」での販売が意欲的でした。

いざ開封すると、容器の内側に引いてある熱湯の目安線ギリギリに麺の表面が位置していて、粉末スープの量は多く、お湯を注ぐ時ちょっとヤバそうな雰囲気‥‥具材は小さな味付鶏肉、大きめの赤パプリカ、緑はネギではなくパクチーと簡素なもの。2019年9月24日現在、スーパーで買うと税込130〜150円前後、コンビニで買うと税込198円が相場です。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:カップヌードル グリーンカレー
製造者:日清食品株式会社
製造所:関西工場(S)滋賀県栗東市下鈎21-1
内容量:80g(めん60g)
商品コード:4902105258897(JANコード)
商品サイズ:縦96mm×横96mm×高さ107mm

発売日:2019年09月23日(月)、24(火)
実食日:2019年09月24日(火)
発売地域:全国(全チャネル販売)
取得店舗:ローカルスーパー(北近畿)
商品購入価格:138円(税込)
希望小売価格:193円(税別)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:290ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(グリーンカレーペースト)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、糖類、しょうゆ、チキンエキス、ポークエキス、たん白加水分解物、ポーク調味料)、スープ(豚脂、糖類、でん粉、クリーミングパウダー、香辛料(唐辛子、生姜(タイ産)、にんにく、カファライム)、魚醤、チキン調味料、小麦粉、香味調味料、植物油脂、ココナッツミルクパウダー、カレー粉)、かやく(味付鶏肉、赤パプリカ、パクチー)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、炭酸Ca、増粘多糖類、香料、かんすい、クチナシ色素、カロテン色素、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、酸味料、香辛料抽出物、カラメル色素、ビタミンB2、炭酸Na、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

調理前の麺は同シリーズの中でも幅の広い太麺で、原材料はカップヌードルカレーではなく「カップヌードル 味噌」と同じ構成。現段階 “これぞグリーンカレーの王道(どんっ!)” とでも言わんばかりのエスニックな香りですが、唐辛子などのスパイシーな香りは控えめで、ココナッツミルクの甘い香りが強めに漂ってきます。



容器の側面には辛味の強さを示す目安「辛さレベル」が表示されていて、今回の辛さレベルは5段階中「2」と標準以下。日清食品のカップラーメンに辛さレベルが記載されている場合、主観ですが標準の “3で中辛” くらいの辛さなので、今回はピリ辛~ピリ辛ちょい上といったところでしょうか——

さて、お湯を注いだら3分、待っている間にグ別添の小袋を温めます。かなり粉末スープが大量に入っているので、ゆっくり熱湯を注がなければいけないこと、また具材の量もショボく見えますが、全部かき集めてコレ‥w(でもスープの香りは抜群ですよ。)それでは、 “タイ産生姜” の個性に注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(80g)当たり

カロリー:386kcal
たん白質:8.1g
脂  質:18.1g
炭水化物:47.7g
食塩相当量:4.3g
(めん・かやく:1.9g)
   (スープ:2.4g)
ビタミンB1:0.16mg
ビタミンB2:0.25mg
カルシウム:93mg

参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:386kcal(めん・かやく:310kcal)(スープ:76kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

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現行カップヌードルに使われている麺の幅は、大きく分けて “3種類” あり、「カップヌードル」と「シーフード」の麺は標準の約2mm幅、「味噌」「カレー」「チリトマト」は約3mm幅の太麺を採用。そして2019年9月2日に復活したリッチシリーズ第1弾「スッポンスープ味」は “昔のシーフードヌードルと同じくらいの細麺” 約1.6〜1.8mm幅に切り出され、いずれも麺の下味が異なります。

「味噌」と「カレー」の麺については、新食品表示制度に対応している表示(味噌)か対応前の表示(カレー)かの違いで、実は同じ麺を使用しているのではと思っているのですが、ひとまず「小麦粉、植物油脂、食塩、糖類、しょうゆ、チキンエキス、ポークエキス、たん白加水分解物、ポーク調味料」という構成は「味噌」と完全に共通の項目。



明らかにベーシックなカップヌードルよりも太く、したがって耐久性もあり、濃厚なスープとのバランスも悪くありません。エスニックシリーズは基本的に「シーフードヌードル」の麺を多用する傾向にあるので、今回のグリーンカレースープもシーフード用の細麺を合わせたほうが——などと最初は思ったのですが、後半けっこうスープの味が濃かったので、幅3mmの麺で正解だと感じました。

スープ

カー(ガランガル)に注目!
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タイ国外からは一般的にタイカレーなどと呼ばれていますが、実際のグリーンカレーは「ゲーン」と呼ばれる “汁物” なので(グリーンカレー=ゲーンキャオワーン)、基本さらさらとしています。しかし、今回の「カップヌードル グリーンカレー」の粉末スープにはトロミ成分が含まれていて、「カップヌードル カレー」ほどではないけれど、その一歩手前の高粘度。

おかげで麺との一体感が高く、まさに味の方向性はココナッツミルクど真ん中タイプのクリーミーで甘いテイスト。それは主にクリーミングパウダーによる演出ですが、ちゃんとココナッツミルクパウダーも含まれ、なるほど生姜(しょうが)のベクトルは日本で一般的な土生姜や青唐辛子の辛さとは違う「ナンキョウ」(カー)特有のスパイシーなキレが個性的です。

グリーンカレーペーストを入れる前から赤唐辛子とは違う青唐辛子の爽やかな辛さ、そしてガランガルのキレも意外と強く、後半けっこうジワジワ辛いので、辛さレベルは2でも「中辛」のライン。グリーンカレーペーストの中にはレモングラスや複数のスパイスが含まれ、レモングラスやバイマックルーなどの酸味は日本人向けに抑えてありますが、本格的かつ中毒性の高いテイスト。

日本でも一般的な土生姜の風味も感じるため、いくつかの生姜をブレンドしているようですが、南薑(なんきょう)は英語で「ガランガル」と呼ばれ、土生姜に似た形状と香りを持ちます。しかし、土生姜よりも辛味が強く、胡椒に似たスパイス感を持ち、いうなれば「日本わさび」と「山わさび(ホースラディッシュ)」、「和山椒」と「花椒」くらいの違いがあるので、基本的に両者は代用できません。

具材

かなり具材の個体差が激しいかも‥‥
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具材は鶏肉、赤ピーマン、パクチーとシンプルで、おそらくパクチーは「トムヤムクンヌードル」や「シンガポール風ラクサ」と同じもの。かなり細かく粉砕されていますが、茎の部分はシャキッと風味が強く、葉先の部分は優雅に漂い、程よく香りを添加してエスニックな雰囲気を盛り上げます(※そんなにパクチーは強くありませんが、それなりに主張してくるため、極端に苦手な方は避けたほうが安全かもしれません)

鶏肉は他のカップ麺にも使用されている蒸し鶏の味付ほぐし身で、しっとりとした濃厚な旨味が楽しめますし、グリーンカレースープとの相性も申し分ありません。また、意外に赤ピーマンも大きく、ココナッツや人工甘味料ではないパプリカ特有の甘味にホッとします。ただ、如何せん量が少ないのが玉に瑕——

というわけで最初はスープに免じて及第点(★3)としていたのですが、念のために撮影なしでも食べておこうと予備で購入していた商品を調理してみたところ、鶏肉は1.5倍以上のサイズで量も2倍ちかく、さらに麺も上部も内側の線より低い適切な位置。これについては仕方ないところもありますけど、明らかに2食目のほうが美味しかったです。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(★6)

1食目は★5.5くらい、2食目は★6即決——だったので、前者の印象を優先すべきか迷ったんですけど、カップヌードルならではの麺でアイデンティティを打ち出し、ココナッツミルクと人工甘味料の甘さを青唐辛子の清涼感とナンキョウ(ガランガル)のキレが程よく中和。それら対極にある存在が渾然一体となるエスニック感には強い中毒性を覚えたので、評価も思い切りました。

果たして後発組は下克上なるか——といわれたら好みによる差が大きく関与してきますけど、がっつり “酸味” の効いた「トムヤムクン」、こってり “甘〜い” ココナッツミルク押しの「シンガポール風ラクサ」、そして今回の “タイ産生姜” が決め手の「タイカレー」と差別化はバッチリ。ココナッツミルクが強めのグリーンカレーが好きな方には、特にオススメしたい逸品です。

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