「カップヌードル謎肉丼」1.6秒に1個売れた “禁断の味” 2019年も降臨!!謎肉は過去最大量!?

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日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年11月25日(月)新発売のカップメシ、日清食品「カップヌードル謎肉丼」の実食レビューです。

オンラインストア限定1万食が4.5時間で売り切れた罪深き禁断の味「謎肉丼」が今年も全国で再販開始!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、即席カップライスとしての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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カップヌードル謎肉丼 2019 再販

「謎肉丼(なぞにくどん)」とは、日清カップヌードルの公式Twitterアカウントが “大量の謎肉を盛った丼物” のネタ画像を投稿し、そのまま商品化されてしまったもの。遡ること2017年7月19日 “謎肉丼!発売は・・・未定!!” という一言を添えて、なんの前触れもなく某牛丼チェーンを彷彿とさせる丼に謎肉を盛った画像を投稿し、注目されたのが事の発端。

原因となった画像には「並盛300円(税込)」と表示され、その投稿に対するリプライ(返信)には商品化を望む多数の声があり、なんと同年7月29日(騒ぎが起きてから10日後となる “肉の日” )に突貫工事で商品化。その第1弾は現在の即席カップライスではなく、カップヌードルミュージアム限定のリアルな丼物として販売されました。



会場はカップヌードルミュージアム横浜4F「NOODLES BAZAAR ワールド麺ロード」(神奈川県横浜市中区新港2-3-4「安藤百福発明記念館」4階)にて、2017年7月29日~8月31日の販売期間中、1日29(ニク)食の限定商品として展開。値段は後日の商品化を見越していたのか、事の発端になった画像と同じ税込300円で販売されます。

第1弾は飛ぶように売れ、「せっかく遠方から来たのに売り切れていた」などの声も多く、今度は2017年10月1日に “土曜日・日曜日及び祝日のみ販売” の1日29食限定商品として再販。しかし、話題の「謎肉丼」が食べられるのは横浜のヌードルミュージアムだけ、なおかつ今度は土・日・祝日のみと倍率さらに上昇‥‥

そして、「謎肉丼」公表から約1年後となる2018年7月2日、満を持す湯かけ調理タイプのカップメシ版「カップヌードル謎肉丼」を発売。第1弾は会員制の公式ネット通販サイト「日清食品グループ オンラインストア」限定商品として、7月2日10時より1万食限定で発売されたのですが、なんと “1.6秒に1個” という驚愕のスピードでバカ売れ。

つまり単純計算1.6秒×1万食で1万6000秒=4時間26分40秒で即日完売という、異例の早さで売り切れてしまったので、またもや入手できなかったファンから一般販売を望む声が相次いだ結果、とうとう2018年12月3日——ついに全国のスーパーやコンビニなどを対象に、満を持す一般販売向けの商品が解禁され、今日に至ります。



というわけで、カップメシ化された後の「カップヌードル謎肉丼」は、初版のオンラインストア限定商品を含めると今回で三代目。実は前回の2018年12月3日発売品と比較してみたところ、バーコード下にあるJANコード(4902105945957)が同じだったので、完全なる再販かと思いきや微妙に栄養成分表示の数値が変わっていました。

それと同時に賑やかな行列の参加者をチェックしてみると、2018年12月発売品のパッケージには参加していなかったワンピースのキャラクター(ルフィ・ゾロ・ウソップ)他、2019年3月11日から新シリーズとして発足した「ウマーメシ」のウマーメシくん(カレーメシくんのバディ)など、あいかわらず日清食品らしい遊び心が満載です。

開封

さて、 “フタを開けてお湯入れ前、カップを横に振ると、謎肉が無駄に浮かんでくるぜ! ※こぼさないように注意してください。” との注意書きがあるように、まずは横にシェイクするのが通過儀礼。いわゆるブラジルナッツ効果(ミューズリー効果)により、米よりも体積の大きな謎肉が浮かび上がってきます。ただ、謎肉の戻りも若干ながら悪くなるという‥w(お好みで調節してください)



メーカー希望小売価格は税別263円ということで、前回の税別250円から16円もアップしており、おそらく2019年6月1日に実施された価格改定の影響によるもの。たまたま今回はドンキホーテ(MEGAドン・キホーテ)にて198円(税込213円)の格安販売品を捕獲したのですが、コンビニで購入した場合の税込価格は284円が相場になります。なかなかの大物‥‥

▲内側の目安線が分かりやすくなっている

話題性の高い新商品ということもあって、実際に立ち寄ったコンビニ大手4社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ)では「すべての企業」で取り扱いを確認(※ただし一部の店舗では売ってないかもしれません)。また、カップラーメンのコーナーではなく “ぶっこみ飯やカレーメシの横” に並べている店も多かったので、見落とさないように注意が必要です。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:カップヌードル謎肉丼
製造者:日清食品株式会社
製造所:静岡工場(F)静岡県焼津市相川17-2
内容量:111g(ライス86g)
商品コード:4902105945957(JANコード)

発売日:2019年11月25日(月)
実食日:2019年11月27日(水)
発売地域:全国(全チャネル販売)
取得店舗:MEGAドン・キホーテ
商品購入価格:213円(税込)
希望小売価格:263円(税別)

麺の種類:-(ライス)
スタイル:即席カップライス
容器材質:紙
湯量目安:190ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:-(小袋なし)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】ライス(米(国産)、乳化油脂、食塩)、味付豚ミンチ、スープ(乳糖、食塩、粉末しょうゆ、豚脂、でん粉、香辛料、たん白加水分解物、香味調味料、ポーク調味料、メンマパウダー)、ねぎ / トレハロース、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、乳化剤、リン酸塩(Na)、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、くん液、香辛料抽出物、酸味料、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

さて、熱湯を注ぐ前に謎肉は何個入っているのか、恒例の謎肉チェックです。実は個体差によって地味に当たり外れがあったりするのですが、前々回のオンラインストア版は大34個+破片でザッと40個、前回の一般販売版は大41個+欠片で45個前後、そして今回の2019年11月版は “約48個” と当ブログでは過去最大量を記録しました。



基本的な仕様は前回と変わっていませんが、容器内側の線が見やすくなっていたり、パッケージの「メンよりメシ!」は「やみつき肉汁 メシに染みわたる!」に変わっていたり。実は内容量(111g)とカロリー(460kcal)は前回発売品と同じ値なのですが、食塩相当量は3.1gから3.0gに減少し、炭水化物は75.4gから77.8gに増えるなど、その微妙な違いが気になるところでしょうか。

▲そして、このボリュームである‥‥

さて、コンビニ及び日清食品の公式通販サイトで購入した場合の税込284円という値段も加味しつつ、「ライス」「つゆ」「具材」の特徴を解説し、カップメシとしての総合力を判定します。前回(2019年12月3日発売品)の詳細については、関連記事「カップヌードル謎肉丼(2代目)」のレビューをご参考ください。

栄養成分表示:1食(111g)当たり

カロリー:460kcal
たん白質:10.1g
脂  質:12.0g
炭水化物:77.8g
食塩相当量:3.0g

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

ライス

いつものパフライス ※実は大盛り
5.0

商品名に「カップヌードル」の名を冠してはいるものの、あくまでブランド名としてのカップヌードルなので、「チキンラーメン ぶっこみ飯」のように麺が入っているわけではありません。この麺は基本的に「ぶっこみ飯」「カレーメシ」「ウマーメシ」「謎肉丼」それぞれ共通らしく、原材料名も[米(国産)、乳化油脂、食塩]と同じもの。

熱湯5分+かき混ぜ1分でも部分的にパキッとした食感が残るので、とりあえずフライングは厳禁。とはいえ放置しすぎた場合、容器の底に溜まっている粉末スープを下部のライスが集中して吸い込む、つまり味や戻り具合にバラつきが生じることになるので、熱湯5分+かき混ぜ1分+1分ほど休ませるのがベストかもしれません(※それでも適度にアルデンテ食感)



ちなみに既存の定番カップライスシリーズにおけるライスの量は、「カップヌードル ぶっこみ飯=75g」「チキンラーメン ぶっこみ飯=47g+味付めん(少量)」「カレーメシ=69g」「ウマーメシ=75g」となっているため、実は「謎肉丼=86g」は大奮発。他のカップメシよりも値が張る分、麺よりも原価が高そうなライスが多めに入っているので、あながちコスパは悪くありません。

つゆ

前回よりも胡椒のキレがアップ
5.0

このブログでは「カップヌードル」(レギュラー)のスープを “洋風しょうゆ味” と称しており、「謎肉丼」の粉末スープもメンマパウダーの隠し味を筆頭にオリジナルの流れを汲んでいるのですが、海老の香りやスクランブルエッグの甘い風味は絡んでこないため、「カップヌードル 謎肉祭」から派生したような味になります(※リンクは2019年9月16日発売の「4代目」)。

基本は世界初のカップ麺「カップヌードル」のオリジナルフレーバーを軸に、ややペッパーを強めに効かせているのですが、実際のところカップラーメンの「謎肉祭」では目立っていません。しかし、「謎肉丼」は油揚げ麺ではないことに加え、2019年11月発売の「謎肉丼」は “前回よりもペッパーのキレが増している” ような、よりシャープでキレのあるテイストにマイナーチェンジ。

1枚目の画像に写っている分のスープは、かろうじて調理直後に集めたもので、「謎肉丼」は基本的に雑炊系(つゆあり)の「カップヌードル ぶっこみ飯」とは違う “つゆなし” です。その水分量も前回と同じですが、原材料名を比較してみたところ “明らかに豚脂の含有量が減っている” ため、それもシャープになったと感じた要因かもしれません。

しかし、補って余るほど「謎肉」のジャンクな肉汁が全体に染み渡ることで、旨味の力強さは申し分ない状態。謎肉の個数によって濃淡が発生する確率も否めませんが、おおむね例年どおりという認識で問題ないでしょう(※地味に粉末スープが容器の底に溶け残る場合があるので、お召し上がりの際は注意深く念入りに混ぜ合わせてください)。

具材

このためだけに税込284円つぎ込んでいい
8.0

具材は「味付豚ミンチ(謎肉)」と「ネギ」のみ——というシンプルすぎるほど潔い構成で、ついつい謎肉ばかりに注目してしまいがちですが、意外とネギが重要なポジションに位置しています。そんなに量は多くないけれど、ライス(ごはん)や謎肉では出せないシャキッとした歯触りが飽きの来ないアクセントに嬉しいバイプレイヤー。

カップヌードルミュージアムで販売されていた「リアル謎肉丼」の謎肉は、単純に熱湯で戻したものをトッピングするのではなく、ちゃんと白ご飯にあうように “煮込んでから” トッピングされていたのですが、カップメシ版「カップヌードル謎肉丼」の謎肉はフツーの謎肉です。しかし、これだけ入っていたら申し分ありません。

謎肉は「大豆」と「肉」を主原料とする「近未来ハイブリッドミート」としても話題になりましたが、実は「玉ねぎ」や「卵粉」なども入っています。※謎肉の原材料名「豚脂、粒状大豆たん白、豚肉、しょうゆ(小麦・大豆を含む)、玉ねぎ、卵粉、食塩、香辛料(大豆を含む)/ 調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、膨張剤、酸化防止剤(ビタミンE:乳・大豆由来)、くん液」

ちなみにコロチャーが消えて謎肉が増量された「カップヌードル」(関連記事:世界初のカップ麺「カップヌードル」4年半ぶりに具材刷新!!謎肉増量前後の違いを比較)の謎肉は10個以上、2019年版「カップヌードル 謎肉祭(4代目)」には40個弱の謎肉が入っていたので、現状「謎肉丼(3代目)」がマックスです(※ただし個体差あり)。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(★6)

前回・2018年12月の「カップヌードル謎肉丼」と比較して、ライスと謎肉は据え置きですが、スープにおける豚脂の量が減っており、加えて胡椒のアクセントが増していた——というのが違いになります。ただ、豚脂の効力は謎肉の個体差で変動するような誤差の範囲内ですし、ほぼ前回の再販という認識で問題ありません。

▲ちょい足しアレンジ「謎肉丼TKG(たまごかけごはん)」

公式ネット通販サイト及びコンビニでの実売価格は前年よりもアップしましたが、即席だからこその簡便性と保存性は評価できるポイントですし、謎肉もりもり食べ応えがあって、コスパも悪くなかったです。ちなみに上記の写真は、しっかりライスを戻した後に「卵黄」と「ブラックペッパー」ちょい足しで卵かけ御飯風にアレンジしたもの。他、いろいろ自己流のトッピングも試してみてください。

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