マルちゃん 珍々亭 旨辛油そば@東洋水産

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東洋水産

どうも、taka :aです。

ちょっとお知らせ‥いくつかの記事は手動で直しましたが、プラグインの更新による不具合で、過去記事の画像すべて中央揃えが反映されなくなっております。

たぶん、スマホからご覧の方であれば特に影響ないと思いますが、パソコンからご覧の方は記事によって画像が中央だったり左にあったりすると思います。違和感あるかもしれませんが、復旧まで容赦してやってください(ぺこり)

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店主おすすめアレンジ!

本日の一杯は、2018年7月9日(月)新発売、東洋水産マルちゃん 珍々亭 旨辛油そば」のレビューです。

毎年、暑くなる季節に合わせて定期的に発売されている夏の定番カップ麺「珍々亭 油そば」ですが、今年はシリーズ初の(たぶんw)旨辛アレンジ。店主・小谷桂一氏おススメのアレンジ方法だそうで、同店でも人気の辛味が特徴的な油そばを表現したそうです。これ、メーカーのニュースリリースをチェックした瞬間から間違いなく美味しいと踏んでいました。

カップ麺では定番のタイアップという信頼と実績の品質を保っているのですが、カップ麺以外にも要冷凍の「珍々亭 油そば」、要冷蔵の「頂点の一杯『珍々亭』油そば 2人前」、常温保存可能なノンフライ麺を使用した「袋 珍々亭 油そば」などがリリースされています。

「珍々亭」は、東京都武蔵野市で昭和29年に創業し、昭和33年には全国に先駆けて “スープがないラーメン”「油そば」をメニュー化した行列のできる人気店です。その再現カップ麺としては、いつも奇を衒わない、なんともクラシカルで正統派な雰囲気が魅力となっているオールドタイプのカップ油そばで、昨年は豚脂の含有量が増えたことで力強くなり、移転前のブログでは★6を叩き出していました。さらに自分で酢とラー油を足してみたんですけど、ブログの評価基準を度外視した主観的な味の満足度は★7だったんです。酢やラー油を足してカスタマイズしても、まったく元の味がブレなかったんですよね。

実際の店舗にも卓上に酢とラー油が置いてあるらしく、カップ麺でも実際に好相性だったことは勝手に立証済みなので、かなり安心している反面、ラー油が増えたことによるコストカットが顕著に出て何かが劣化する、または積み重ねてきたバランスが崩壊していないかどうかが懸念ポイントでしょうか。旨辛のバランスもきになるところですし、2017年発売品のレギュラー版と軽くイメージを比較しながら食べてみます。

名称:即席カップめん

原材料名:油揚げ麺(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、食塩、しょうゆ、香辛料、粉末野菜、卵白)、添付調味料(しょうゆ、豚脂、植物油、チキンエキス、香味油脂、醸造酢、ポークエキス、香辛料、砂糖、たん白加水分解物)、かやく(味付豚肉、メンマ、なると、ねぎ)/ 加工でん粉、トレハロース、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、酒精、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、カラメル色素、増粘多糖類、パプリカ色素、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご

1食(166g)当たり

エネルギー:760kcal
たん白質:13.9g
脂質:37.5g
炭水化物:91.6g
食塩相当量:5.4g
ビタミンB1:1.07mg
ビタミンB2:0.70mg
カルシウム:266mg

モチモチとした食感の食べごたえのある麺に、珍々亭の油そばの味を再現した醤油だれがよく絡みます。ラー油をたっぷりと加えた店主おすすめのアレンジ方法で仕上げた、やみつきになる味わいの一品です。

(東洋水産「ニュースリリース」より引用)




めん

太くてモチモチとした食感の食べごたえのある角麺。

(東洋水産「ニュースリリース」より引用)

おや‥?

2017年発売品の原材料と比較してみると、最近の例に漏れず「(国内製造)」の表記が付与され、「醤油」が「しょうゆ」になっているのですが、基本的な原料は同じです。しかし、だいぶ雰囲気が違いますね。これまた2017年発売品と比較して製品説明も「モチモチとした食感の」と「食べごたえのある」の間に読点(、)が有るか無いかの差なんですけど、実際はモチモチというよりも歯切れの良さが目立ち、ゴツい見た目のわりに食べやすい麺でした。

麺量が大盛り仕様の130gであることと、加えて東洋水産らしく精製ラードの芳ばしい風味が強いので、それなりの重厚感を打ち出してきますが、以前の粘り気が重視されたムッチリ系の太麺から歯切れの良い角刃の太麺に変更されたことで、かなり全体が軽くなっています。よく見ると縮れの間隔も狭く、なおかつ縮れが強くなっていますね。しっかり太麺を名乗れるサイズではあるものの、若干ながら昨年よりも厚みが薄くなっていて、どうも頼りなくなってしまいました。実際のところ昨年の麺と今年の麺にかかっているコストの内約やランクの位置付け?などは分かりませんが、単純に麺のクオリティは例年と比較して下がっています。

ここ最近、東洋水産の油揚げ麺はイヤにスナック的なことがあるんですけど(特に豚骨系で目立ちます)、製造ラインが変わってしまったのでしょうか?それとも基礎的な麺の配合バランスを見直したのか、どことなく太麺でもスナック的な軽い食感の麺でした。

食べ始め‥というか湯切りを行なって直後に弾力を確認してみると、まぁそれなりにモチモチしていたのですが、液体スープを混ぜ終わって撮影前に食感を確かめてみると、その時点で軽かったです。とは言え、フライングすると給水しない分、余計に軽い食感となる恐れがあるので、きちんと5分待ったほうがよいでしょう。

スープ

ポークとチキンをベースに辛味と酸味を利かせた、珍々亭の油そばの味を旨辛くアレンジした醤油味のスープ。

(東洋水産「ニュースリリース」より引用)

アレンジで没個性な印象も否めず

ご覧の通り油の量が大半といっても過言ではない液体スープの中身ですが、どうもラー油系の成分が増えたことで豚脂の含有量が減ったのでしょう。たしかに唇オイリー必至のオイル感ではあるものの、動物油脂主体の油そばより食べやすいです。一応、含有量は植物油よりも豚脂が多いようですが、ラー油の刺激がある分ライトな印象で、程よい酢の酸味が加わることで豚脂の芳ばしい風味を活かしつつもバランスのよい位置に着地しています。

昨年発売品と比較して醤油ダレのカドは丸くなりましたが、ラー油の風味とピリ辛アクセントがキレを演出するため、オイリーでも最後まで美味しく食べられる見通しです。そこそこラー油の刺激を感じますが、なにこれ辛ッ!というレベルではないでしょう。よほど辛い食べ物が苦手な方は手に取られないかとは思いますが、一般的に見ても程よくピリ辛テイストだと思います。一味唐辛子ではなくラー油が主体なので、いきなりカプサイシンが突き刺して来るような刺激ではなく、じんわりカドがとれたような、少し丸みを帯びた芳ばしい刺激ですね。

酢のアクセントも例年より増していましたが、もうちょっと強くてもいいかな?と思った方はセルフちょい足しで解決です。かなりサッパリすっきり食べられるので、お酢の追加投入はオススメ。と、安定して美味しい仕上がりではあったものの、やや平凡な印象が先行するというか、珍々亭らしさが少し鳴りを潜めてしまったような気もします。ただ、ド定番ともいえる王道を地で行くようなスープからのアレンジなので、平凡な印象で正解なのかもしれません。

ちなみに原材料を比較してみると‥

2017年:醤油、豚脂、植物油、チキンエキス、香味油脂、醸造酢、ポークエキス、デーツ果汁

2018年:しょうゆ、豚脂、植物油、チキンエキス、香味油脂、醸造酢、ポークエキス、香辛料、砂糖、たん白加水分解物

あらましは同じですが、後半のデーツ果汁がカットされ、砂糖やたん白加水分解物* に変わっています。以前はデーツ果汁といえば東洋水産の代名詞と言っても過言ではない成分だったんですけれども、最近あんまり使ってくれないんですよねぇ‥←ちょっと寂しいらしい。

* コクやうまみをもたらす目的で加工食品に使われるアミノ酸混合物

かやく

味付豚肉、メンマ、なると、ねぎ。

(東洋水産「ニュースリリース」より引用)

もう豚肉がリアルすぎる件

あいかわらず味付豚肉はリアルな質感で、ちょっと豚臭いくらい本格的な風味を漂わせています。甘辛い味付けも程よく、ピリ辛にアレンジされたスープともベストマッチですね。個人的には豚肉特有の香りが好きなので、もう手放しに好印象な肉具材なんですけど、豚肉が苦手な方はイッパツでノックアウトだと思います。

しっかりとした赤身の部分は肉の繊維質が感じられる歯触りで、個体差か仕様なのか断定できないところではあるものの、今回の味付豚肉は汁ありカップ麺よりも厚めにカットされているように思います。脂身の部分は柔らかく、特有の甘味がリアリティを高めていました。メンマも少し厚めにカットされていて、コリコリと繊維質を感じる食感が箸休めに効果的ですね。加えて小さなネギも歯触りが嬉しく、地味ながらも貢献してくれていました。

毎度お馴染み大きなナルトで雰囲気も高まっていますし、具材に関しては例年通りです。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)

個人的に麺の弱体化が気になってしまったのですが、もしかしたら液体スープのライトな印象に合わせ、あえて軽めの麺を採用したのかな?と、フォローしつつもコストの関係だと思います。豚脂が強烈に効いていた、なおかつ “それがウマい” と思われてくれた2017年発売品と比較して、かなり食べやすく、ちょっと没個性的な印象が否めません。ただ、王道を地で行くような土台をピリ辛にアレンジしたわけですから、この安定感が魅力なのかな‥とも思ったり。

コストカットだと感じた麺の軽さもシャープになった液体スープを考慮したら悪いわけではなかったし、暑い夏は豚脂でギトギトのスープよりも、ピリッとラー油に程よい酢の酸味が嬉しいテイストに軽めの麺が食べやすく、具材に関しては例年通り高いクオリティが据え置きだったので、総評は及第点に★ひとつプラスしました。前作と比較して少し厳しめに見てしまいましたが、スープのアレンジはともかく麺のコストカットは残念です。

とはいえ全体的に食べやすくなったことは加点要素とも言えるので、試すべき価値はあると思います。がっつり油そばだけど、食べやすいと思えるのは夏に嬉しいポイントですからね。ただし、どっからどう見ても油そばなのでw 諸々それなりのハードルは覚悟してください。

パッケージの側面には、「ラー油とお酢をバランス良く利かせていますが、さらにお好みで加えるとオリジナルの味に!」と書かれているのですが、ひとつ注意していただきたいのがラー油の追加です。たぶん、一般的な市販のラー油であれば大きな影響ないとは思うんですけれども、ちょうど反対に当たる側面には、「カップが変質し破損するおそれがありますので、添付以外の食用油は加えないでください」と真逆のことが書いてあるのでw 念の為にアレンジする際は面倒でも別皿に移してからカスタマイズしてください。で、意外と驚かれる方も多いのですが、序盤から移すと‥けっこう麺が多いですw できるだけ深めの容器を用意しましょう。

製品名:マルちゃん 珍々亭 旨辛油そば
製造者:東洋水産
内容量:166g(めん130g)
発売日:2018年7月9日(月)
発売地区:全国(CVS・量販店・一般小売店 他)
取得店舗:ÆON
取得価格:213円(税込)
希望小売価格:205円(税別)
JANコード:4901990360777

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:700ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(液体スープ・かやく)

東洋水産株式会社:〒108-8501 東京都港区港南2-13-40
お客様相談室:0120-181-874

  1. あれぇ??ブロサーから記事見れない??
    メールでお知らせは来たけど、、、。

    あ、こちら地方晴れてまいりました!(๑•̀ㅂ•́)و✧
    他の地方はどうかなぁ?
    少しずつ回復してくると良いのだけど、、、。

  2. 一番下の「フォローする」のはてブが404 Not Foundになっちゃうよ。
    私だけかしら?

    油そばは好きなんだけどね、本気で痩せなきゃならなくなってきちゃったから、これだけ油ギッシュだと無理だわ(ノД`)・゜・。
    taka :aさんは順調に体重増加してる?なんなら、母ちゃんの贅肉あげようか?5kgぐらいどお?

  3. takaさん、こんにちは!

    商品の名前には惹かれるものの、実際のところは
    油脂の含有量でラー油の割合を増やしただけなのですかね!

    ここ数年は油脂の内容を豚脂メインにすることによって、
    分厚さを出すという方向に向かっていたわけですが、
    今回はあえてその逆にラー油寄りに向かった感じですかね!(=゚ω゚)

    それによってどれくらいピリ辛感が上手く演出されているか、
    その個性がどれくらい出ているかが自分としては注目ですかね!

    どうもその点はあまり期待できなさそうな気もするのですが!

    ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)

  4. 最近「旨辛」に反応して食べたくなるねんけど、130gはさすがに、やな(・・;)

    写真見たときにわたしも「豚肉リアルー!」って思ったら、食べてもリアルやったか(笑)
    色々気にはなるけど、完食が難しそうやから、やめとくー( ノД`)

  5. 前回が良かったら、次は期待しちゃうから評価も厳しくなりますよね(*≧∀≦*)
    見た感じ凄く美味しそうだから前回のを食べてみたいわw

  6. 一番下のはてブ直ったね٩( ᐛ )و
    旨辛と油の文字に胸焼けなう・・というは冗談だけど、油そばはちょっと苦手だらからスルーね(^_^;) ここで星8以上の油そばが出たらチャレンジしてみるわ!デーツ果汁が東洋水産の代名詞とは知らんかった・・健康に良さそうなイメージがあるけど、砂糖に変わったのは残念・・大人の事情かな(;´д`)トホホ…

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