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たむけんの店【炭火焼肉たむら】監修「ねぎ塩カルビ味ラーメン」味チェンジ小袋で “2度おいしい” カップめん第2弾!!

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サンヨー食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2021年12月21日(火)新発売、ローソン限定のカップ麺「炭火焼肉たむら監修 ねぎ塩カルビ味ラーメン」の実食レビューです。

味チェンジ小袋でユッケジャン風に!? たむけんの店「炭火焼肉たむら」蒲生(がもう)本店監修のカップ麺 “第2弾” は「味チェンジ小袋」付きのカップラーメンを展開!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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炭火焼肉たむら監修 ねぎ塩カルビ味ラーメン

炭火焼肉たむらとは、通称 “たむけん” こと大阪NSC11期生・田村憲司(たむらけんじ)氏が運営統括責任者を務める焼肉専門店で、2006年(平成18年)12月4日にグランドオープン。元妻の親族が経営していた焼肉店「もくもく亭」の営業権を引き継ぐ形で「炭火焼肉たむら 蒲生4丁目店」(現在の蒲生本店)を開業し、現在は県外にも複数の店舗を展開しています。

取り扱いのあるローソンには専用のポップを掲示

今回の新商品「炭火焼肉たむら監修 ねぎ塩カルビ味ラーメン」は、大阪府大阪市城東区中央1丁目(蒲生四丁目)に本店を置く「炭火焼肉たむら」(株式会社田村道場)監修のもと、サッポロ一番のブランドで知られるサンヨー食品と共同開発したカップラーメンで、2021年3月9日に発売されたローソン限定のカップ麺「炭火焼肉たむら監修 ねぎ塩カルビ味焼そば」に続く第2弾。

たとえばローソンの店舗にも並んでいるレトルトカレー「炭火焼肉たむらのお肉が入ったカレー」に、KOBE伍魚福(こうべ ごぎょふく)とコラボした「炭火焼肉たむらのお肉で作ったジャーキー」ほか、公式オンラインショップでも販売している「お肉が入ったにんにく肉味噌」「焼肉のたれ」「チョレギサラダドレッシング」「ぽん酢2号」など、さまざまな商品を展開している炭火焼肉たむら。

なぜか話題のシャワーヘッド「ミラブル」や「keskin(ケスキン)光触媒スプレー」などの販売も手掛けているのですが、それはさておき「炭火焼肉たむら」監修による即席カップめん第1弾が「ねぎ塩カルビ味焼そば」で、にんにくと胡麻油が効いた特製塩ダレに、カレー風味の “味チェンジ小袋” を別添した変わり種。

関連ページ:たむけんの店【炭火焼肉たむら】監修カップ麺「ねぎ塩カルビ味焼そば」爆誕!!

既存の商品にはない驚きと楽しさが詰まっている、これぞ有名店監修商品の模範といっても過言ではない一杯で、それに続く今回の「ねぎ塩カルビ味ラーメン」にも「味チェンジ小袋」を別添しているのがポイント。

味が変わる「味チェンジ小袋」で2度おいしい!!

パッケージには「その1:まずは、そのままで! ビーフとニンニクのうまみ、黒胡椒のピリッとした辛さとごま油香るスープを楽しむ」とあり、続けて「その2:半分くらい食べたら、味チェンジ小袋を入れて、ピリ辛のユッケジャン風に! 2度おいしい!!」と味変の魅力をアピールしています。

発売前のアナウンスはありませんでしたが、調べてみると発売日に「炭火焼肉たむら」の公式ウェブサイト及び公式アカウント(Instagram、Twitter)が情報を拡散。2021年12月23日現在、まだローソンの公式ウェブサイトには掲載されていませんが、販売店は全国のローソン(一部店舗除く)が対象とのこと。

出典:炭火焼肉たむら「たむらNEWS」炭火焼肉たむらのラーメンがローソンで新登場

つまり、それ以外のコンビニやスーパーマーケット、ドラッグストアなどには売ってない、販路限定のPB(プライベートブランド)商品なのですが、店内の目立つところに陳列しているローソンは多かったので、販売期間内であれば比較的にエンカウント率は高いと思います。

開封

小袋を取ると “たむけん” のイラストが出現

今回のカップ麺に別添されている小袋は、途中でコチュジャン風に味変できる「味チェンジ小袋」が1袋。いつもは “仕上げの小袋” と書かれた汎用の小袋を使っていますが、それとは異なる専用のデザインです。簡易的ですけどw それはさておき「半分食べたら、味チェンジ小袋入れてなぁ〜」とのことなので、指示通りのタイミングで加えましょう。

本物の牛肉を使っているのも好印象

かやくは「味付牛肉、ねぎ、ごま」とシンプルな構成ですが、最近は大手も積極的に取り入れている大豆たん白加工品(フェイクミート)ではなく、本物の牛肉を使ってくれているのが嬉しいポイント。粉末スープの香りは芳ばしく、同時にインスタント感の強いタイプではあるものの、ファーストインプレッションは悪くありません。

ローソン通常価格は211円(税込228円)だったので、ローソン名店シリーズの縦型ビッグ製品における標準的な値段。2021年12月現在、縦型ビッグの容器を採用したNB(ナショナルブランド)のカップラーメンをコンビニで購入すると、税込価格は232円が相場なので、それよりも安く手に入ります。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:炭火焼肉たむら監修 ねぎ塩カルビ味ラーメン
販売者:サンヨー食品株式会社
製造所:A・太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県前橋市朝倉町555-4)
内容量:93g(めん70g)
商品コード:4901734045014(JAN)
発売日:2021年12月21日(火)
実食日:2021年12月23日(木)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(ローソン)
商品購入価格:228円(税込)
ローソン標準価格:211円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:420ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(味チェンジ小袋)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、やまいも粉)、スープ(食塩、豚脂、糖類、植物油脂、香辛料、ビーフエキス、乳等を主要原料とする食品、ねぎエキス、酵母エキス、たまねぎ調味料、チキンエキス、たん白加水分解物、しょうゆ、コンビーフ加工品、粉末レモン、油脂加工品、デキストリン、発酵調味料)、かやく(味付牛肉、ねぎ、ごま)/ 調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、香料、香辛料抽出物、かんすい、微粒二酸化ケイ素、カラメル色素、パプリカ色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、乳化剤、ビタミンB1、ビタミンB1、発色剤(亜硝酸Na)、(一部に小麦・乳成分・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・やまいも・ゼラチンを含む)

実食開始

油揚げ麺は平凡そうなタイプ

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は3分と標準的。ほかの商品にも使い回されているタイプの油揚げ麺に見えますが、実は “やまいも粉” を練り込んでいるのがポイント。今回の見どころは「ねぎ塩カルビ味」のスープ(味チェンジ前)と「ユッケジャン風味」のスープ(味チェンジ後)なので、それに合わせて “例の麺” を合わせたのかもしれません。

調理後は炭火っぽい香りが印象的

別添の小袋は “半分程度食べてから入れてください” とのことなので、上記の写真は熱湯3分後、味チェンジ前の状態。油揚げ麺ならではの芳ばしさも並行しますが、漠然と焼肉屋さんのスープを彷彿とさせる香りとガーリックのアクセントが食欲を刺激してくる実食前。

ちなみに製造所は太平食品工業の本社工場となっていますが、太平食品工業はサンヨー食品が1963年(昭和38年)1月に設立した製造部なので、どちらも “サッポロ一番” という認識で問題ありません。それでは、引き続き味チェンジ前後の違いや念のため辛さレベルにも注目しつつ「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(93g)あたり
カロリー:440kcal
たん白質:8.2g
脂  質:22.3g
炭水化物:51.7g
食塩相当量:6.3g
(めん・かやく:1.7g)
   (スープ:4.6g)
ビタミンB1:0.72mg
ビタミンB2:0.58mg
カルシウム:221mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:440kcal(めん・かやく:365kcal)(スープ:75kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

「サッポロ一番 塩らーめん」の系譜に連なる麺

5.0

先に “例の麺” と前述したように、白っぽい見た目で丸い断面* を持ち「やまいも粉」を練り込んだ油揚げ麺といえば、サンヨー食品を代表する「サッポロ一番 塩らーめん」と共通する特徴で、その流れを汲んだ油揚げ麺とみて間違いありません。*「サッポロ一番 しょうゆ味」には四角い断面を持つ油揚げ麺を、片や「サッポロ一番 みそラーメン」には楕円の断面を持つ油揚げ麺を採用。

スープとの相性も問題なし

袋麺の「サッポロ一番 塩らーめん」や標準どんぶり型のカップ麺「サッポロ一番 塩らーめんどんぶり」と比較して、それよりも加水率が低いというか、食べ始めのコシは強く、粘りは控えめ。後半にかけて歯切れのよさが目立ってくるのですが、味変前のスープや味変後のスープとの相性に問題はありません。

容器の側面を見ると 「『炭火焼肉たむら』では『ねぎ塩カルビ味ラーメン』は提供されておりません」 という免責事項があったので、有名店監修のカップ麺にありがちな “店舗の麺と違う!” みたいなハードルもなく、油揚げ麺ならではの芳ばしさも含めて素直に楽しむことができました。

スープ

ただの「ねぎ塩カルビ味」じゃない

5.0

味チェンジ前のスープはパッケージで「ねぎ塩カルビ味」と表現されていたように、なるほど焼肉店のネギ塩だれ(にんにく入り)を想起させる味わいで、炭火っぽい香りが臨場感を演出。きちんと「ビーフエキス」や「ねぎエキス」を使い、なおかつ「コンビーフ加工品」を砕いて配合しているのもポイントで、これは「ノザキのコンビーフ味 塩焼そば」に採用されていた手法。

炭火っぽい風味に絡む隠し味の「粉末レモン」も絶妙で、それらを少し強めの塩気がキリッと引き締める、これまでに「炭火焼肉たむら」が培ってきたノウハウを感じさせるような仕上がり。このままでも充分に美味しいと感じたのですが、味チェンジ後のスープも一筋縄ではありません。

味は激変するけど喧嘩しない

「味チェンジ小袋」投入後の刺激は思っていたよりも強く、激辛クラスではないけれど、ふつうに中辛ないし唐辛子の辛味が苦手な方にとっては辛口認定されかねない辛さ。加えてニンニクの風味も歴然と強くなり、中国の発酵調味料を想起させる複雑なアクセントもプラスされ、なるほど「ユッケジャン風味」という表現にも納得の着地点。

たしかに「ねぎ塩カルビ味」の骨組みを残しつつ、明確に味を変え、なおかつ相性も悪くない、緻密な計算を感じる組み合わせでした。小袋を入れるタイミングで「ユッケジャン風味」の濃さが変わるのと、小袋を投入しても塩味については変わらないので、辛い食べ物が好きな方は遅めに加えるのがいいかもしれません。

具材

シンプルイズベスト

5.0

パッケージには「本製品に炭火焼肉は使用しておりません」という免責事項が記載されていたのですが、同社の「サッポロ一番 塩カルビ味焼そば」と同じように本物の牛肉が入っているのと、スープにおける炭火風の芳ばしさを纏うことで、それっぽい味わいに。

ネギは熱風乾燥の青ネギなので、可能であればフリーズドライのネギを採用してほしかった思いもありますが、本物の牛肉と「味チェンジ小袋」の別添を踏まえると悪くありません。ごまの芳ばしいアクセントもスープと相性がよかったので、それも焼肉店監修のイメージを強めてくれていました。

総評

5.0

前回の「炭火焼肉たむら監修 ねぎ塩カルビ味焼そば」も “味チェンジ小袋付き” のアイディア商品で、実業家として成功を収めた田村憲司氏の凄みを感じたのですが、今回の「ねぎ塩カルビ味ラーメン」も面白く、たむけん監修ならではの価値が体感できる一杯でした。味チェンジ前も後も美味しかったので、話題性だけに感けた商品ではありません。

芸人「たむらけんじ」としての活動は、自身が50歳を迎える2023年(令和5年)5月4日をもって終止符を打ち、芸能界を引退するだけでなく、すでに焼肉店の経営を知人に任せる意向もあると発表済み。そのため今後もローソンとのコラボが続くのかどうか、まだ定かではないものの、可能であれば引き続き斬新なアイディアを提供してほしいと願っています【author・taka :a(大石敬之)】

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