週報:今週の新商品(2019年3月第1週)

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週報:新作カップ麺発売予定

どうも、taka :aです。

2019年3月4日(月)・5日(火)に新発売・リニューアルされるカップ麺をリストにして、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の解説を行ない、今週の注目カップ麺を選定しました。

カップ麺の新商品や最新情報、話題のニュースなどが気になる方は(こっそり公式未発表のタイトルも公開しているので)、お時間よろしければ最後までご覧ください。

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今週の新作カップ麺情報

2019年3月4日(月)・5日(火)新発売のカップ麺

日清食品
日清デカうま 豚ニンニク味 オープン価格 全国
カップヌードル コッテリーナイス 濃厚! ポークしょうゆ 180円 全国
・カップヌードル コッテリーナイス 濃厚! クリーミーシーフード 180円 全国
・カップヌードル コッテリーナイス 濃厚! キムチ豚骨 180円 全国

明星食品
明星 新華園本店 釜石ラーメン 218円 全国

東洋水産
マルちゃん でかまる 背脂煮干醤油 210円 全国
マルちゃん 黄色い博多ラーメン 180円 全国
・マルちゃん 黄色い博多焼ラーメン 180円 全国
マルちゃん おそば屋さんのカレー南ばんそば 180円 全国

エースコック
俺たちのガッツ飯 爆汗 ナポリタン風まぜそば 230円 全国
大吉 焼豚しょうゆ 180円 北海道
まる旨 きつねうどん オープン価格 全国
・まる旨 小海老天そば オープン価格 全国
・まる旨 カレーうどん オープン価格 全国
・まる旨 柚子香るそうめん オープン価格 全国
・まる旨 ワンタン 中華そば オープン価格 全国
・まる旨 味噌ラーメン オープン価格 全国
・まる旨 豚骨ラーメン オープン価格 全国

サンヨー食品
・サッポロ一番 和ラー 神戸 関西すき焼き風 180円 全国

まるか食品
・ペヤング かきあげ味やきそば 175円 CVS先行
※2019年3月5日(火)追記:まるか食品に「CVS(コンビニエンスストア)先行」の具体的な販売ルートを問い合わせたところ、「東日本のセブンイレブンにて先行発売する」とのことでした。それ以外の地域では一般販売開始(2019年4月1日)以降、順次発売されるそうです。

ヤマダイ
ニュータッチ 凄麺 THE・まぜそば 210円 全国
・ニュータッチ 凄麺 THE・汁なし担担麺 210円 全国

ファミリーマート
・味仙 台湾ラーメン 258円 全国
※2019年3月5日(火)発売予定

▼先週発売分のリスト未掲載カップ麺
日清のどん兵衛 天ぷらそば(東日本仕様)180円 関東先行
・日清のどん兵衛 天ぷらそば 液体つゆ仕上げ 180円 関東先行
レンジカップ 行列のできる店のラーメン 厚切り叉焼麺 鶏ガラ醤油 298円 関東地区
・レンジカップ 行列のできる店のラーメン 厚切り叉焼麺 鶏だし塩 298円 関東地区
・ホームラン軒 魚介豚骨醤油ラーメン

▼カップスープ及びカップはるさめ各種
(コンビニ限定)ボリュームSOUP 豆腐肉だんごと鶏つくねの黒酢酸辣湯春雨 195円 全国
・(コンビニ限定)ボリュームSOUP ワンタンときのこ入り7品目のあんかけ春雨 195円 全国
ポッカ 辛王 激辛とんこつスープ カップ 160円 全国
・ポッカ 辛王 暴辛肉みそ風スープ カップ 160円 全国
アサヒ おどろき野菜 ちゃんぽん カップ
・アサヒ おどろき野菜 梅おろし カップ
・アサヒ おどろき野菜 ユッケジャンチゲ
海苔たっぷりすうぷ カップ 150円 全国
・海苔たっぷりすうぷわさび カップ 150円 全国

・掲載している表示価格は税別です
・同時発売品等の重複したURLは省いています
・上記のリンク先は販売者及び取扱店の公式ページです

解説と所感

日清食品

日清デカうま 豚ニンニク味

「量とうまさに妥協なし! こってりやみつき感がパワーアップ」と、日清食品のニュースリリースに書いてあるのとパッケージで印象的な鼻の穴がデカい豚さん(影の使い方が絶妙に怪しいイメージキャラクター‥笑)が描かれているので、一瞬ちょっと「日清デカうま 濃厚コク旨醤油」のリニューアルかと思ったのですが、そうではありません。

2018年2月19日(月)に発売されていた「日清デカうま 豚ニンニク味」の再販売で、パンチの効いた味わいとオープン価格(安売り用)の大盛バケツ型カップ麺というコストパフォーマンスの高さ、加えて二郎系インスパイアよろしく「マシ×2ニンニク風味」という商品コンセプトがコアなファンのハートを掴み、注目されていたニンニク強めのカップ麺です。

たしかに前回発売品は「ニンニク」強めのテイストではあったものの、片や「豚」の厚みに欠けるような‥という印象が残っていたりもするのですが、今回の再登場ではクセになるニンニクの風味は据え置きで、前回ちょっとネックだった豚の旨味をパワーアップしているとのこと。廉価版の大盛ブランドなので具材のボリュームには期待できないかもしれませんが、いかにも大盛バケツ型に誂え向きなコンセプトなので、前回の弱点が補えているかに注目ですね。

カップヌードル コッテリーナイス 3品リニューアル

さらに糖質をオフした新・意識高い系コッテリカップヌードルがリニューアル! というわけで既存の「カップヌードル コッテリーナイス 濃厚! ポークしょうゆ」「カップヌードル コッテリーナイス 濃厚! クリーミーシーフード」「カップヌードル コッテリーナイス 濃厚! キムチ豚骨」計3品それぞれリニューアルされたのですが、このシリーズほんとに侮れないんですよ‥‥

すでにリニューアル後の「カップヌードル コッテリーナイス 濃厚! キムチ豚骨」は一足お先に先駆けてレビューしているのですが、いわゆる健康志向がテーマの機能系カップ麺にもかかわらず、しかも前回の糖質40%オフから50%オフに進化した後もブランドコンセプトである「濃厚!」は衰えていませんでした(むしろ濃さが増したような‥)。特にレビュー済みの「キムチ豚骨」につきましては、★6に格上げしようか今でも悩んでいます。

さらに今回、新テレビCMの制作依頼を広告代理店などに依頼せず、なんと1998年結成の人気ロックバンド、「マキシマム ザ ホルモン」に発注するという異例の展開を見せ、マキシマムザ亮君(歌と6弦と弟)がアウトサイダー広告代理人に就任し、企画段階から一連のプロモーションを担当しています。未発表(だったけどカレーメシくんにパクられて先行発表されたw)縦ノリ系の新曲「ハングリープライド」を提げた新CMは3月6日(水)から放送予定なので、そちらも楽しみですね(ちなみに曲めっちゃカッコよかった)。

明星食品

明星 新華園本店 釜石ラーメン

美味しく食べて東北の食を応援! 東北復興支援として2011年9月より明星食品から毎年発売されている関連商品になるのですが、今年で東北復興支援商品第9弾。プロジェクト9年目となる今回は、岩手・釜石の有名店「中国料理 新華園本店(しんかえんほんてん)」監修のカップラーメンで、同店発祥とされる「釜石ラーメン」が大判どんぶり型・ノンフライ麺という本格志向の製品スタイルで再現されました。

「中国料理 新華園本店」とは、昭和26年創業の老舗中華料理店で、現在の店主は2代目・店主西条優度(まさのぶ)さん。今回の再現元であり同店で提供される「釜石ラーメン」は、創業者の先代・西条暢士(のぶひと)さんが製鉄所で働く人たちを待たせることなく、短い時間で提供できるように細麺を採用するなどして工夫した、優しい味わいが特徴の醤油ラーメンです。

新華園本店の釜石ラーメンがカップ麺になるのは今回が初めてのことではなく、東北復興支援商品の第5弾として2015年2月にも同店監修の釜石ラーメンが再現されていたのですが、過去の復興支援商品の中で最も反響が大きかったそうで、カップ麺の売り上げの一部は復興支援の一助として釜石市の「釜石ふるさと寄付金」に寄付されます。たしか前回発売品は商品が見付からず記事にできなかったので、今回は頑張って探しますが、カップ麺を通じて自然に少しでも復興支援に協力できる場を与えてもらえるというのは嬉しいですね。

マルちゃん でかまる 背脂煮干醤油

「Yahoo!特別企画 ラーメン特集2018-2019」及び業界最高権威「TRY(トライ)ラーメン大賞」協力のもと開催された「第10回 最強の次世代ラーメン決定戦!」にて、「ガツ盛り部門」の優勝に輝いた大阪・阿波座の名店「らーめん香澄」考案「ガツ盛り背脂醤油の煮干しラーメン」を「でかまる」ブランドで商品化!

はい、というわけで文字にすると厳かな雰囲気を醸し出している商品開発経緯になるのですが、マルちゃんこと東洋水産×Yahoo!×TRY恒例の再現カップめん企画です。「最強の次世代ラーメン決定戦!」の優勝・準優勝に輝いたラーメン店のメニューは同社の「本気盛(マジモリ)」で再現、ガツ盛り部門で優勝を勝ち取ったラーメン店のメニューは「でかまる」で再現されるのが定番の流れ。

つまり、先月の2019年2月4日(月)に発売された「本気盛 スパイシー赤味噌(大阪・創作らーめんstyle林監修)」と「本気盛 花椒香る煮干醤油(福島・麺処 若武者監修)」の続編に当たるのですが、「らーめん香澄(かすみ)」は2012年5月にオープンした大阪にあるラーメン店で、店主は大阪屈指の人気店「JUNK STORY」出身の経歴を持つ尼崎誠さん。2014年4月より煮干を効かせたメニューを展開しているそうですが、今回その「煮干」がテーマの「でかまる」ということで、しかも煮干に強い東洋水産とのタッグ‥‥実に楽しみです(鼻息)。

東洋水産

マルちゃん 黄色い博多ラーメン / 黄色い博多焼ラーメン

マルちゃんの「黄色い博多」シリーズまたもや嬉しい再販決定!「黄色い博多ラーメン」とは、「赤いきつねうどん」や「緑のたぬき天そば」に続くマルちゃんの丼カップ麺シリーズ第3弾として、1982年に発売されていた人気商品です。しかし、現在のマルちゃん色分けシリーズは「和風」丼カップ麺という縛りがあるため、その関係から一軍より脱退してしまったのでしょう‥‥

先週、別件で東洋水産の方と話をしていたのですが、私を含め「黄色い博多」シリーズの固定ファンは多く、毎年たくさんの方から再販の要望が寄せられているそうです。残念ながら今のところレギュラー入りさせる予定はないとのことですが、2014年3月3日(月)に期間限定商品として満を持す復活を遂げ、さらに2015年9月14日(月)にはコンビニメインの手軽な縦型ビッグ版をリリース。

それから定期的に期間限定商品として発売されている「黄色い博多」シリーズなんですけど、今回はシリーズ初となる「焼ラーメン」バージョンもリリースされます(めちゃくちゃ楽しみ)。ニュースリリースの販売ルートにはCVS(コンビニエンスストア)も含まれていますが、どちらもスーパーがメインの販売ルートになるとのこと。ちなみに2019年3月現在、「まめとんこつ博多ラーメン」というミニサイズのカップ麺は通年商品として絶賛販売中です。ぜんぜん見ないけど‥w

マルちゃん おそば屋さんのカレー南ばんそば

さて、こちらは「黄色い博多」シリーズとは違って純和風‥ではないかw いや、でもカレーって日本の国民食みたいなものですし、蕎麦屋さんのカレーともなればなおさら‥あれ、だとすると豚骨ラーメンも日本の国民食として定着しているから‥などと5分くらい考え込んでハッとした週報執筆中の雛祭り当日(関係ない)、こちらのニュースリリースには「黄色い博多」と違って “マルちゃんの和風丼カップ麺シリーズより” と紹介されています。

「おそば屋さんのカレー南蛮そば」は、春・夏向けの期間限定商品として毎年発売されている準定番品的な和風カップ蕎麦なので、たぶん「前にも見たことあるよ」という方は多いでしょう。 “街のおそば屋さんで食べる本格的な一杯をカップ麺で再現” というのがコンセプトで、あまり新鮮味もないのですが、今回は2018年3月発売品の前回と比較して麺の仕様が変わりました。

ニュースリリースには「なめらかで歯切れのよい、黒めの色調のそば」と書いてあるのですが、実は「緑のたぬき天そば」とは麺が違います。これについては昨年、2018年11月12日(月)にリニューアルされた「おそば屋さんの鴨だしそば」と共通するところなので、それと同じ麺が採用されているのかもしれません。とりあえず安定のテーマなので、今年も安心して楽しめそうですね。

エースコック

俺たちのガッツ飯 爆汗 ナポリタン風まぜそば

「俺たちのガッツ飯」シリーズ第3弾は洋食メニューのナポリタンをアレンジ! というわけで先日、東洋水産が「マルちゃん 昔ながらのナポリタン味焼そば」をリリースしていましたが、それに対抗すべく(?)エースコックもナポリタン系カップ麺を打ち出してきました。しかし、こちらはカップ焼そばではなくカップ「まぜそば」での展開です。

シリーズ第1弾「俺たちのガッツ飯 爆汗 四川風麻婆油そば」やシリーズ第2弾「俺たちのガッツ飯 爆汗 エビチリ風油そば」と同じくサブタイトルは「爆汗(ばっかん)」となっているのですが、赤唐辛子と青唐辛子が効いた激辛濃厚トマトソースに仕上がっているとのこと。2019年は激辛系カップ麺が多くて頼もしい限りですが、その裏側にある日本のストレス社会のあらわれなのかもしれませんね‥(※人はストレスが溜まると無性に辛い食べ物を欲する傾向にあるとの研究結果も出ているので気を付けてください)。

などと思いつつ私も辛いカップ麺は年がら年中ストレス関係なく好きなので、けっこう楽しみにしている新商品。激辛トマトソースといえばアラビアータですが、あえてのナポリタンという、その違いも意識しながらレビューします。ちなみに「油そば」と「まぜそば」は呼び名が違うだけとも言われているのですが、前回・前々回は「油そば」で、今回は「まぜそば」。現段階としては比較して油控えめのイメージなんですけど、メニューの表現方法を変えてきたエースコックの意図とは‥

大吉 焼豚しょうゆ

北海道限定「大吉 焼豚しょうゆ」がリニューアルして応募不要に!? 1978年に業界初の「おみくじ付きカップめん」として登場した「大吉」シリーズですが、これまでフタ上と外装フィルム包装の間に別添されていた「おみくじ」システムが廃止され、フタをあけて図書カードが入っていたら当たり! というインスタントウィンキャンペーン(応募不要)に順次変更されます。

いつの間にか北海道限定商品になった「大吉」シリーズですが、以前は全国発売のカップ麺でした。しかも、全国発売されていた当時(何十年も前)の「当たり」は、2019年3月現在の七福豚神オリジナル図書カード(500円分)ではありません。その当時としては今よりも金銭的価値の高かった「大当たり千円」という、現代では考えられないほどバブリーなカップ麺でした。

メーカーのニュースリリースを読む限りパッケージ変更(インスタントウィンキャンペーンに変更)という部分しか大々的にアピールされていませんが、今回のリニューアルを大吉ファンの方がどう思われるのかが気になりますね。既存の「おみくじ」と違って万が一にも当たった時に発送の手間が省けるのは(お互いに)楽ですけど、あの「おみくじ」の雰囲気がいい味を出してていいなぁ‥と私は感じていたので、ちょっと寂しかったりもします。

まる旨シリーズ 7品リニューアル

定番の味わいをリーズナブルで手軽に味わえるタテ型カップめんシリーズが全商品リニューアル! というわけでエースコックの代表的なタテ型レギュラーサイズのオープン価格(廉価版)シリーズ、「まる旨」をリニューアルすると発表されているのですが、パッケージのみ変更かと思いきや既存品とリニューアル品ではカロリーなどの数値が変わっています。

なぜかニュースリリースでは「ワンタン中華そば」と「柚子香るそうめん」だけ旧パッケージのままになっているのですが、そちら2品も合わせて同ブランドの「きつねうどん」「小海老天そば」「カレーうどん」「味噌ラーメン」「豚骨ラーメン」全7品が一挙にリニューアル。新パッケージは「まる旨」のロゴマークが太めの金色に刷新されているので、それがリニューアル後の目印です(「ワンタン中華そば」と「柚子香るそうめん」も新パッケージが用意されています)。

なんですけど、「まる旨 豚骨ラーメン」と「まる旨 味噌ラーメン」を除く5品すべてリニューアルからカロリーなどの数値が減っていました。もちろんカロリーだけが必ずしも美味しさの指標になるとは限りませんが、エースコックも先週ついに価格改定(値上げ)のお知らせを発表しているため、先の値上げに向けてコスト調整を図ったリニューアルなのかもしれません。「柚子香るそうめん」に限ってはカロリーが低くなっても美味しそうなイメージキープなんですけど、リピーターも多いシリーズかですし、味がランクダウンしていなければいいのですが‥。、

サンヨー食品

サッポロ一番 和ラー 神戸 関西すき焼き風

「週報」執筆中の現在、まだサンヨー食品から公式のアナウンスはありませんが、2019年3月4日(月)より、同社の革命的カップ麺シリーズ「和ラー」から「神戸」をテーマにした「関西すき焼き風」のリリースが決まりました。おそらく乃木坂46ファンの皆様におかれましては、事前に「まつむラー亭」をチェックして最新情報を把握されていた方も多いでしょう。

今回の「神戸 関西すき焼き風」は、 “新! 郷土料理ラーメン” シリーズ第5弾となる前回発売品「北海道 かにすき風」に続くシリーズ第6弾の新商品で、3つの候補として挙げられた新フレーバー「神戸 関西すき焼き風」「愛媛 鯛ちり風」「島根 しじみのすまし汁風」の中から乃木坂46メンバーの松村沙友理さんが直々に選別。実際に松村さんが現地の名店を食べ歩き、自身の出身地が関西(大阪)であることを除いて厳正に審査した結果、神戸の関西すき焼き風が新商品として販売されることが決定しました。

「まつむラー亭」とは、松村さんが店主を務めている「和ラー」の公式企画で、今回の「和ラー 神戸 関西すき焼き風」が新フレーバーとして決まるまでの開発経緯や現地でのレポート動画がネット配信されています(現在は「関西すき焼き風お披露目篇」を公開中)。和ラーは基本的に3フレーバーで展開されているのですが、すでに前回の「北海道 かにすき風」がサンヨー食品のホームページから削除されているため、そこに「神戸」が滑り込むようですね。具材には国産牛肉を使用、さらに基礎クオリティの高いの和ラーということで、かなり安定して美味しそうです。

まるか食品

ペヤング かきあげ味やきそば

以前にドハマりした名作「和風焼き蕎麦」の再来か!? と思い、真っ先に原材料名をチェックしてみたところ、「油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)」とのことで、残念ながら蕎麦粉は未使用。加えて「かんすい」は使用されていたので、和蕎麦ではなく中華麺を採用した定番スタイルの「やきそば」でした。

後述する箇条書きのマル秘(と言いつつガッツリ公開している)新商品のカップ麺発売予定リストにも掲載しているのですが、いつもペヤングの新作は早い時だと数ヶ月前には事前情報が飛び込んでくるのに、今回まったく掴めていませんでした。というのも、今回の新作は一般発売品ではなくCVS(コンビニエンスストア)先行発売商品となっていたんです。

2019年4月1日より一般発売開始となってはいるのですが、ペヤングの新作がCVS先行だった場合、例えばファミリーマート(からしMAX)やセブンイレブン(海老やきそば)など、特定のコンビニ限定での先行発売というケースも珍しくありません。今回そのあたりも調査しながらレビューの際に販路を特定していきますが(※2019年3月5日追記:東日本のセブンイレブンにて先行発売)、ダシの効いた和風ソース(天つゆ風かな?)に揚げ玉(かき揚げ風味のオリジナル)を使用し、「絶品の仕上がり」になるとメーカー直々に紹介されているので、かなり楽しみですね。同時に和蕎麦麺が合いそうなテーマとなっているだけに、もどかしさも並行しているのですが‥w

ヤマダイ

ニュータッチ 凄麺 THE・まぜそば / THE・汁なし担担麺 リニューアル

すでに定評のあるニュータッチことヤマダイが送る「凄麺」の汁なしシリーズ「THE・まぜそば」と「THE・汁なし担担麺」ですが、今回その2品が同時にリニューアルされることになました。「凄麺 THE・まぜ そば」はタレに含まれている油の量を増やし、また味のパンチはそのままにマイルドで食べやすい味に仕上げているそうです。この「マイルド」という表現が引っかかるワードだったりもするのですが、麺と油の増量分と味覚のバランスが問われるところ。

そして以前、「マツコの知らない世界」で特集が組まれた時にも2019年の注目カップ麺として紹介された「THE・汁なし担担麺」ですが(アレも私のアイディアだったんですけど‥w)、今回のリニューアルで胡麻感をアップし、唐辛子の辛味と花椒のバランスを整え、こちらもマイルドな味わいに仕上げたとニュースリリースで紹介されていました。

さて、この両者に共通する「マイルド」というワードはプラスなのか、それとも‥‥つい先週、他社に続いてヤマダイも価格改定(値上げ)を発表したところなので、それに伴うコストを調整するためにリニューアルされることになったのか、そして何より心配なのは、そもそも無事に商品をゲットできるかどうかという「凄麺」シリーズ最初の難関が私を待ち構えております、ハイ。

ファミリーマート限定

味仙 台湾ラーメン

すっかり名古屋名物として定着している台湾ラーメンですが、その発祥といわれている名店「味仙」監修カップ麺シリーズより、お店の味を再現したカップ麺が高品質の大判どんぶりカップで新発売となりました。今回もファミリーマート限定商品としてリリースされるのですが、おそらく製品スタイルから麺はノンフライ麺、いつものタテ型ではなく本格志向の大判どんぶり型でお店の味が再現されます。

製造は例年通り日清食品、ちょうど先週「長浜屋台やまちゃん 豚骨らーめん」という日清食品製造の再現カップ麺がファミマ限定の新商品としてリリースされていたのですが、今回の製品パッケージにも「本場の名店」という同じデザインのロゴがあしらわれているので、もしかするとファミマ限定の名店再現系どんぶり型カップ麺の新シリーズとしてシリーズ化されるのかもしれません。

と、それについては現段階まだ私の憶測に過ぎないのですが、ファミリーマートのホームページには “液体スープを使用することで本格的な味わいに仕上げたスープが特徴” と製品のアピールポイントが掲載されています。販売ルートはコンビニのファミリーマート限定かつ数量限定商品、ファミリーマート通常価格も258円(税込278円必至)と強気の値段設定ですが、本格さと辛さレベルに期待したいですね。

今週の展望

「カップスープ(カップ春雨)の新商品リンクもまとめて掲載してほしい」との要望が何件か重なったので、今週から可能な限りスープ系の情報収集も意識するようにしたのですが(ポッカサッポロ「辛王」シリーズの新作は期待大!)、それにしてもカップ麺の新商品が豊富な週になりましたね。リニューアルや再販売、また季節の定番商品もありますが、まず激辛(辛口)部門はエースコック「俺たちのガッツ飯 爆汗 ナポリタン風まぜそば」とファミマ限定「味仙 台湾ラーメン」に注目。

有名店監修部門では前述した「味仙」に加えて反響の大きかった復興支援商品の「明星 新華園本店 釜石ラーメン」とYahoo!×TRYのガツ盛り部門優勝「マルちゃん でかまる 背脂煮干醤油」。コスパ高ご当地カップ麺の雄「和ラー 神戸 関西すき焼き風」も手堅くハイクオリティが予想されますし、ファンの多い「マルちゃん 黄色い博多シリーズ」2品と機能系とは思えない濃厚さの「カップヌードル コッテリーナイス」は個人的に期待しているカップ麺。

あとは「凄麺 汁なしシリーズ」THE2品の変化やCVS先行発売の「ペヤング かきあげ味やきそば」にも注目したいですし、各社それぞれテーマのバランスとしても整っているのではないでしょうか。先週分ということで詳しい解説は省きましたが、「レンジカップ 行列のできる店のラーメン」2品は関東地区限定のレンジ調理カップ麺、関東先行発売となっている「日清どん兵衛 天ぷらそば」2品は手軽に “とろまろ月見そば” が楽しめるように “月見ポケット” が実装されたようです。昨年、「とろまろ月見そば」を実際に作って食べてみた感想を記事にしているのですが、まさに卵を中央に固定しておくのが難しかったので、ぜひ西日本どん兵衛にも早めに実装してください(笑)。

関連ニュース

先週、流れ的に次はサンヨー食品(サッポロ一番)とサンヨー食品のグループ会社・エースコックあたりが価格改定のお知らせを発表してきそうと書きましたが、予想通り両メーカーともに2019年6月1日(土)出荷分から即席麺商品を値上げすると発表しました。さらにニュータッチことヤマダイも同じように価格改定を発表したので、もはや業界全体の値上げは免れません。ある程度の情報が発表がそろったら、別枠で何がどのくらい値上げされるのか「まとめ」記事を作成します。

発売が予定されているカップ麺のマル秘リスト公開

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。中には検索しても出てこない公式非公開の未発表タイトルも混ざっているため、発売日が変動する、またはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいの軽い気持ちで話のネタにしていただけると幸いです。

公式発表前のリスト追加分で気になったのは、あの「辛いもんや ギロチン」監修のカップ焼そば「サッポロ一番 ギロチン監修 激辛焼そば」(2019年4月15日発売予定)。なにぶん公式発表前の情報につき、もし予定が変わったら申し訳ないのですが、最近のサンヨー食品は激辛に強いので楽しみですね。

2019年03月11日
・日清のどん兵衛 釜たま風うどん
・日清ウマーメシ シビうま担々
・日清のどん兵衛 スパイシー豚カレーうどん
・カップヌードル 花椒シビうま激辛麻辣味 ビッグ
・日清ラ王 焦がし激辛豚骨
・吉祥寺 Tombo(トンボ)監修 醤油の旨味ソバ
・マルちゃん ワンタン 担担スープ
・マルちゃん ワンタン シーフードスープ
・一度は食べたい名店の味ミニ ぜんや ホタテだし塩ラーメン
・スーパーカップMAX 太麺濃い旨スパイシー焼そば
・THE和 わさびを利かせたおろし風そば
・サッポロ一番 麺家いろは 富山ブラック
・寿がきや 京都らぁ麺とうひち 濃鶏醤油らぁ麺
2019年03月18日
・明星 一平ちゃん夜店の焼そば 豚旨塩だれ味
・明星 らーめん颯人監修 焦がし味噌
・エースコック タテ型 だしの旨みで減塩 鶏かき玉うどん
・エースコック タテ型 だしの旨みで減塩 鶏南蛮そば
・エースコック「ハノイのおもてなし」シリーズ
・サッポロ一番 塩らーめん BESTレシピ じゃがいもチーズ
・サッポロ リケン ふえるわかめ ホタテだし塩ラーメン
・サッポロ リケン ふえるわかめ あごだしうどん
・寿がきや カップしお台湾ラーメン
・ニュータッチ 凄麺 奈良天理スタミナラーメン
・ペヤング ホルモン入りやきそば 甘辛味噌味
2019年03月25日
・明星 ぶぶか 油そば
・エースコック タテロング リンガーハットの長崎ちゃんぽん
・寿がきや カップ岐阜タンメン
・ニュータッチ らーめんてつや背脂正油らーめん
2019年04月01日
・カップヌードル 味噌
・サッポロ一番 カップスター しょうゆ味復刻版
2019年04月08日
サッポロ一番 ShinShin博多純情炊き出し豚骨らーめん
2019年04月15日
・サッポロ一番 ギロチン監修 激辛焼そば
・サッポロ一番 金沢カレー風ラーメン
・サッポロ一番 北九州門司港焼きカレー風ラーメン

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