「トナリ 辛激タンメン 巨辛」中毒性注意!! 激辛うま納豆アレンジ

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明星食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年3月26日(火)新発売のカップ麺、明星食品「東京タンメントナリ 辛激タンメン 巨辛(きょしん)」のアレンジ・実食レビューです。

もし、「東京タンメン トナリ」監修の激辛カップ麺「辛激タンメン 巨辛(きょしん)」に納豆を入れてみたら——

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トナリ 辛激タンメン 巨辛 with 納豆

「東京タンメン トナリ」とは、濃厚つけ麺ブームの火付け役「六厘舎(ろくりんしゃ)」や「ジャンクガレッジ」の運営母体、「株式会社富士食品」のタンメン専門ブランドで、「トナリ」という屋号は最初の店舗が「六厘舎 本店(大崎店)」の “隣(となり)” に開業したことに由来しています。

創業は2009年7月15日、同年9月19日に現在の本店「トナリ 東陽町店」がある東京都江東区東陽現在に移転してリニューアルオープンしているため、現在は六厘舎のトナリに店舗を構えているわけではないのですが、屋号のトナリを踏襲。お店のタンメンは厚生労働省が推奨する1日当たりの野菜摂取量・350gを1杯で補える野菜たっぷり360gが特徴で、オーソドックスなメニューのタンメンは辛くありません。



お店のタンメン(通常メニュー)は季節の野菜をふんだんに使い、生姜(しょうが)や大蒜(にんにく)などの香味野菜や香辛料が効いたジャンクなテイストに仕上がっているようですが、通常メニューとは違う辛い部門のタンメンメニューが「辛激タンメン」で、読み方は「しんげきタンメン」。

その「辛激タンメン」をカップ麺にアレンジしたのがローソンの看板「明星 東京タンメントナリ監修 辛激タンメン」で、製造は日清食品のグループ企業「明星食品株式会社」。まるで日清食品が製造するセブンプレミアムの「蒙古タンメン中本」に対抗するかの如く現れ、2017年6月13日(火)より全国のローソンで絶賛販売中なのですが、当ブログでは中本のカップラーメンに勝るとも劣らない名作と高く評価しています。

通常商品はローソン的に「激辛」とされているのですが、正直そんなに辛くありません。辛口ではあるものの、「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」や「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」を基準にすると激辛とはいえず、しかしながら濃厚な甘みと乾物の旨味、豆板醤や生姜の兼ね合いがクセになるカップラーメン——

なんですけど、今回の「トナリ 辛激タンメン 巨辛(きょしん)」は日本の市販品として生半可な辛さではなく、磯山商事の問題作「18禁カップメン」ほど非常識な辛さではありませんが、辛さレベルは通常の「辛激タンメン」を軽く飛び越え、一般的な市販品のカップ麺としては間違いなく激辛。パッケージには「激辛究極型」と書いてあるんですけど、豪語するだけあって納得の辛さを誇っていました。



しかし、単なる辛いだけで旨味が希薄な激辛カップ麺ではありません。辛さに弱い人はカプサイシンに圧倒されて野菜の甘みや生姜の味を察知することができず、辛味一辺倒のような状態に感じてしまうかもしれませんが、しっかり生姜の風味や野菜の甘みは存在していますし、通常版で個性的なXO醤を彷彿とさせる乾物の旨味など、それらの魅力を踏襲した上で激辛アレンジされた個性的な名作です。

というわけで当ブログでは高評価を叩き出しているのですが、辛さの感じ方や味の感じ方は人それぞれなので、辛い・辛くない、おいしい・まずい——と、対極的な意見が飛び交って当たり前、まったく異論する気はありません。ちなみにアレンジなしのレビューはカップ麺の発売日である火曜日の朝にアップしているのですが、今回は “ちょい足しアレンジに挑戦” してみましょう。

アレンジに必要なもの

今回のアレンジに必要なものは、カップ麺「明星 東京タンメントナリ 辛激タンメン 巨辛(きょしん)」と「納豆」。あとでプラスアルファのパターンも試してみますが、この2つが基本です。 私の中には “辛いカップ麺と納豆を合わせると強烈な中毒性を誇る” という方程式が出来上がっているので、実際に確認してみようと思い、今回のチャレンジに至りました。



セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 with 納豆

2019年1月某日、とある人気テレビ番組で当ブログの記事を元ネタに “蒙古タンメン中本のカップ麺に納豆を入れる” アレンジを紹介してもらい、数週間にわたって大きな反響を呼んだのですが、今回それに勝るとも劣らない中毒性の高さを誇った激辛うま納豆アレンジになるのではないかと——

あ、最初のアイキャッチ画像(1枚目の写真)で納豆のラベルは剥がしちゃってますけど、使用している納豆は「タカノフーズ」の定番「おかめ納豆」です。ただ、2019年3月30日現在、タカノフーズのホームページ内にある商品ラインナップ(トップ > 商品情報 > 納豆ラインナップ)の中に掲載されていませんでした。関西のローカルスーパーで購入したので、その関係かもしれません。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:明星 東京タンメントナリ 辛激タンメン 巨辛(きょしん)
販売者:明星食品株式会社
製造所:東日本明星株式会社 埼玉工場(製造所固有記号 R)
内容量:112g(めん80g)
商品コード:4902881471336(JANコード)
規格サイズ:縦109mm×横109mm×高さ119mm

発売日:2019年03月26日(火)
実食日:2019年03月30日(土)
発売地域:全国(ローソン先行商品・数量限定)
取得店舗:コンビニエンスストア(ローソン@兵庫県)
商品購入価格:228円(税込)
ローソン標準価格:212円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(中華麺)
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:340ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(巨辛オイル)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、酵母エキス)、スープ(豚脂、香辛料、でん粉、ポークエキス、たん白加水分解物、食塩、糖類、香味調味料、小麦粉、みそ、植物油脂、香味油、魚介エキス)、かやく(キャベツ、チャーシュー、人参、もやし、ニラ、キクラゲ)/ 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、香辛料抽出物、かんすい、カロチノイド色素、カラメル色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、炭酸マグネシウム、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に乳成分・小麦・えび・いか・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルゲン情報】小麦・卵・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・牛肉・いか・さけ・さば・大豆・ごま・ゼラチン(食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載)※コンタミネーション:本品製造設備では、そば・かに・落花生を含む製品を生産しています。

実食開始

今回は調理後のカップ麺に納豆をトッピングするだけなので、カップ麺は通常通り容器側面に記載されている調理方法(作り方)に従って正しく調理してください。「通常商品」と「巨辛」の違いは、まずそもそもの辛さレベルが違うんですけど、別添の小袋がペーストではなくオイルに変わっています。



この「巨辛オイル(きょしんオイル)」が曲者で、前述した「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」や「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」など、名立たる激辛カップ麺に並ぶ激辛レベルに仕上がるのですが、もともと入っている粉末スープがすでに大辛クラスで逃げ場はありません。ただ、この巨辛オイルに乾物の旨味なども添加されているため、激辛が大丈夫なら旨味を逃さないためにも全投入推奨です。

今回のカップ麺は熱湯5分なので、お湯をカップ麺に注いでから待っている間に納豆を混ぜましょう。以前、中本の納豆アレンジを紹介した時に『納豆のタレやカラシは入れたほうがいいんですか? 入れないほうがいいんですか?』という質問を多数頂いたのですが、お好みで調整していただいて構いません。

濃い味が好きならタレを全投入〜半分ほど入れる、豆の風味を楽しみたければ入れない。カラシはスープが激辛だと味のニュアンスは吹っ飛びますが、なんとなくコクが深くなるような気がするのでw(プラシーボ効果?)私は入れます。「巨辛」のベースは味噌(主要原材料:大豆)、納豆も大豆由来なので、相性はよさそうですね。

納豆のタレも醤油ベースの和風ダレが基本だと思うので(「しそ」とか「黒酢」とかもありますけど今回の納豆はオーソドックスなタレ)、とりあえず “タレあり” で様子を見てみましょう。それでは、最初に「東京タンメントナリ 辛激タンメン 巨辛 with 納豆」を試し、さらにプラスアルファのちょい足しアレンジ2パターン=3つのアレンジを試してみます。

栄養成分表示:1食(112g)当たり

熱  量:525kcal(カロリー)
たん白質:9.6g
脂  質:23.7g
炭水化物:68.4g
食塩相当量:5.2g
(めん・かやく:2.2g)
   (スープ:3.0g)
ビタミンB1:0.65mg
ビタミンB2:0.39mg
カルシウム:200mg

参考値(調理直後に分別した値)
熱量:525kcal(めん・かやく:418kcal)(スープ:107kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

トナリ 辛激の巨辛 with 納豆

確実に美味しい

当たり前ですがモロ納豆なので、納豆が嫌いならオススメできません。ただ、これはいいですよ——もともとトロミのあるスープに納豆の粘りが加わることによって実に口当たりまろやかで、辛さは納豆の体積分だけマイルドになるかと思いきや余裕で激辛をキープ。粉末スープの中に仕込まれている大量の唐辛子パウダーと激辛オイルの鋭い辛さによって、納豆1パック程度じゃビクともしません。

「蒙古タンメン中本」のカップ麺は縮れのないストレート状の油揚げ麺が採用されていますが、「トナリ」のカップ麺は通常版・巨辛ともに縮れのある中太麺が採用されています。しかし、納豆の粘りが麺の表面をコーティングによって縮れ麺でも喉越しがよく、また麺の耐久力(もちもち感)は「トナリ」が上なので、焦って食べる必要がないのも嬉しいポイント。



しっかり混ぜた後は食欲そそる見た目と言えなかったので、大きく混ぜる前の写真を掲載していますが、納豆を入れる前によくかき混ぜて粉末スープを溶かし、納豆をトッピングしてから再び念入りにかきまぜて、納豆の粘り(とろみ)を満遍なくスープ全体に行き渡らせるのが美味しく食べる作り方(食べ方)のコツ。粘りとともに納豆のコクが浸透することによって、スープ全体の濃度も飛躍的に上昇します。

やはり「蒙古タンメン中本 納豆アレンジ」と同じように、大豆由来の味噌がベースになっている激辛スープと大豆を発酵させた納豆の組み合わせなので、相性も申し分ありません。今回は納豆のタレを使用しましたが、唐辛子の強い刺激が先行するため結果的に塩辛く感じることはなく、鰹や昆布などの和風だしによって味の深みが増していて、ベースのスープとも見事に調和していました。しかし、納豆のタレって地味に食塩相当量が高いので、健康に配慮されている方は控えめに調節してください。

トナリ 辛激の巨辛 with 納豆×卵黄

コクが加速

納豆の粘りと旨味によって、かなりスープのコクは深まっているのですが、さらに奥行きを掘り下げるのが卵黄。もともと納豆と卵黄の相性は約束されている鉄板の組み合わせですし、味噌チゲよろしく辛いスープと卵黄の組み合わせは言わずもがな。つまり大きく外す確率は皆無に等しく、実際かなり美味しかったんですけど、なんのこれしき激辛です。

シャープに突き刺してくるカプサイシンの辛さ、それをジャンクにコーティングする納豆の旨味、そして鼻を抜ける卵黄のコクが心地よく、それらは完璧なバランスで調和しています。まったくアレンジなしの状態と比較した場合、辛さは大人しくなりますが、それでもなお辛さのラッシュは止まりません。

納豆や卵黄を追加されて牙を折られるのではなく、むしろ牙を剥いたままオーラを増しているような状態で、もしかすると卵黄は蛇足的なアイテムにならないかな——と、すこし心配していた側面を見事に裏切り、ベストバランスで融合していました。全卵(白身ごと)入れると味が薄くなって調整が必要になる、またスープが冷める原因にもなるので、卵黄のみ入れることをオススメします。

トナリ 辛激の巨辛 with 納豆×とけるチーズ

チーズを入れる量によっては「まぜそば」に‥w

カップ麺のアレンジに使えるチーズは大きく分けると粉チーズ(パルメザンチーズ)、6Pチーズ(カマンベール入り)、とけるチーズ2種類(スライスタイプ・シュレッドタイプ)と基本的に4種類あるのですが、今回のアレンジに使っているのは「とけるチーズ」の「シュレッドタイプ」で、いわゆるピザ(ピザトースト)用として販売されている短冊状にカットされているチーズです。

細くて厚みのないシュレッドタイプならスープの熱で瞬時に溶けるので、食べる直前に入れても問題ありません。ただし、かならず「とけるチーズ」を使ってください。もし「スライスタイプ」のチーズを使用される場合、熱湯2分30秒くらいでフタを “8割” ほど開けて全体をかき混ぜ、それからチーズを1枚トッピングし、再びフタを閉めて2分ほど蒸らせば完成です。

あとは表面のチーズと麺を絡めて食べるもよし、全体に混ぜ込んで(なんだったら追いチーズして)チーズフォンデュよろしくドロドロ高粘度スープで頂くもよし、乳製品はカプサイシン抑制効果が高いので、チーズを入れる量によっては大辛、場合によっては普通に辛口くらいの辛さレベルに落ちますが、ど濃厚なマリアージュには凄まじいカリスマ性がありました。

「蒙古タンメン中本 with 温玉チーズ」では定番のカマンベール入り6Pチーズ(@セブンプレミアム)ですが、「巨辛」は粉末スープの量が多いので、先入れ必須の6Pチーズよりも後入れ可能なスライスタイプ、またはシュレッドタイプがオススメです。納豆を1パック追加すると地味にズシンと腹に来るのですが、それぞれ納豆入りの残ったスープに白ご飯を投入してもバツグンに美味しいので、胃袋の空きと健康面に余裕のある方はぜひ。

まとめ

「明星 東京タンメントナリ監修 辛激タンメン 巨辛」プラス納豆——「蒙古タンメン中本」の件もあったので、まず間違いないだろうとは思っていましたが、想像以上に抜群のフィット感でした。とりあえず激辛と納豆が大丈夫なら文句なしでオススメしますし、激辛はちょっと‥‥という場合は巨辛(激辛)じゃない通常の「辛激タンメン」でも応用可能です(※むしろ旨味重視なら通常版が有利)。

シンプルに納豆単体でも充分おいしいですし、卵黄、チーズ、それぞれ合わせてトッピングしてみても蛇足ではありませんでした。しかし、納豆×卵黄×チーズ×etc…のように主役級のメンツを欲張って入れると絶妙がカオスに変わってしまうので、 “ちょい足しアレンジに使うメインの食品・食材は2つまでが基本。” あとは、ちょっとニンニク、ちょっと生姜、みたいな感じでカップ麺のアレンジを楽しんでみてください。

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