日清食品「日清トマトチキンカレーメシ AIが考えた」

日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年9月3日(月)新発売のカップ麺、日清食品「日清トマトチキンカレーメシ AIが考えた」の実食レビューです。

東京理科大学理工学部経営工学科の大和田勇人教授監修のもと、AI(人工知能)を活用したカレーメシの新商品が登場しました。

AIを無駄に活用 ヤバい。なんかヤバい。

※AIが分析したレシピを元にメニューを開発

パッケージの「カレーメシくん」(最初の写真)がロボット仕様になっていますが、なんとカップメシにAI(人工知能)を活用!などと言われたら、とんでもなくハイテクな話に思えますけど、商品開発の流れは以下の通りです。

ターゲット抽出 レシピ傾向分析
カレーメシ購入者、カップ麺高頻度購入者のレシピ閲覧傾向を分析
メイン食材選定(AI)
メニューの柱となる食材と量を選定
サブ食材選定(AI)
メイン食材と相性のよい材料を選定
メニュー開発
繰り返し試食・検証し、商品化に最適なメニューを開発
完成
ターゲットメニューの味を商品へ落とし込み完成

上記の赤い枠で囲った「メイン食材選定」と「サブ食材選定」がAI(人工知能)を活用した工程で、グレーの枠で囲った項目は開発担当者の方々(人間)が頑張った工程です。

ビッグデータから「カレーメシ」の購買者が好むレシピの傾向を人が分析し、そのデータを元にファンが好むであろう最適なレシピを2,400万通りもの組み合わせからAIが選定

算出されたレシピを元に商品担当者が試食と検証を繰り返しながら商品化したようなので、最初から最後までAIが作ったわけではありません。しかし、冒頭でも触れたようにAIの使用にあたっては、東京理科大学理工学部経営工学科の大和田勇人教授が監修されたそうなので、かなり本気。

そんなAIが弾き出したカレーメシファンにベストな答えが、トマトとチキンをメインに各種スパイスを効かせた「トマトチキンカレー」でした。

「AIが考えたから爆売れしてくれ!(願望)」

カレーメシくんのノリけっこう好きw 最近の日清食品は、ほんと遊び心がありますよね。AIを無駄に活用したことで話題性は高いので、カレーメシくん心配しなくても大丈夫です。ただ、店頭によっては目立たないところに置いてあったり、カップ麺コーナーではなくスープ系の棚に並んでいることが多いので、購入の際は売り場に注意してください。

電子レンジ加熱調理だった頃の定番品に中辛の「トマトカレーメシ2」があったので、今回がシリーズ初のトマト味ではありません。しかし、現行品の湯かけ調理にリニューアルされてからトマトは出ていないはずなので、お湯かけ5分では初めてだと思います。

辛さレベルは「3」、「ハイテクだねぇ」の文字が地味にツボw

開封

外装フィルムを破いた瞬間からスパイスの香りが漂ってくるのですが、中には大きな固形ルゥがドン!と入っています。(そりゃ匂うわ‥めっちゃいい香り‥)

内容量は99g(ライス69g)で、メーカー希望小売価格は税別220円(税別)。発売地域は全国(全チャネル販売)で、私はコンビニ(セブンイレブン)で購入したのですが、なぜか表示価格から20円引きの税込217円でした。店頭ではポップ表示もなく、なにも案内がなかったので、なぜ20円安いのか店員さんに尋ねてみると、「さぁ‥なにかのキャンペーンですかね?」←聞き返されたw

別添の小袋は無し、お湯かけ5分で禁断の味完成です。ただ、いつも熱湯5分だとライスが戻らないんですよね。最低7分は待ちたいところですし、当ブログとしては10分カレーメシを推奨しているのですが、もしかすると改良されているのかもしれないので、まずは5分後にグルグルかき混ぜて直後に食感を確認してみます。

原材料名・アレルギー表示

【原材料名】
ライス(米(国産)、乳化油脂、食塩)、カレールゥ(豚脂、トマトパウダー、砂糖、香辛料(コリアンダー、ジンジャー、クミン、ガーリック、クローブ、ペパー、ターメリック、レッドペパー)、小麦粉、食塩、オニオンパウダー、チキン調味料、乳等を主要原料とする食品、粉末しょうゆ)、味付鶏肉、トマト加工品 / 調味料(アミノ酸等)、トレハロース、増粘剤(加工でん粉、キサンタンガム)、乳化剤、酸味料、香料、リン酸塩(Na)、ベニコウジ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、カラメル色素、甘味料(スクラロース)、香辛料抽出物、(一部に小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルギー表示】
小麦・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま

実食開始

フタを開けた時は泡だらけでカプチーノみたいなことになっているのですが‥

グルグルかき混ぜるとルゥが溶けて、ちゃんとカレーになります。

1食(99g)当たり

カロリー:422kcal
たん白質:7.9g
脂質:12.8g
炭水化物:68.7g
食塩相当量:3.0g

AI (人工知能) を活用したカレーメシ!

(日清食品「製品情報」より引用)




ライス

湯かけ調理でも湯戻りの良いごはん。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

ちょっと放置推奨

とりあえず5分でフタを開けて、1分30秒くらいグルグルかき混ぜてから直後に食べてみましたが(熱かったw)、やはり芯が残っていたので、糒(干し飯)っぽさは否めませんでした。しかし、パキッと歯に突っ掛かってくるほど硬い状態ではなかったので、食べられなくはありません。ただ、この時点ではルゥの粘度が弱くてサラサラしているので‥

・5分経ったらフタを開ける
・1~2分くらいグルグルかき混ぜる
・2〜3分くらい放置(←ここらへん食べ頃)

まったく手を加えずに10分放置すると固形ルゥがヤバそうなので、まずは5分経ったら混ぜてルゥを溶かす(かなり大きな固形ルゥですが1分ほど混ぜたら溶けます)、それから少し放置して寝かせるのがオススメ。ただ、おそらく同じライスを使用していると思うんですけど、「日本めし(鶏つくね豚汁めし)」の時ほど戻りは悪くありませんでした。

ルゥ

トマトをベースに、チキンの旨みとまろやかなコクが特長のカレールゥ。クミンやコリアンダーなどのスパイスを使用し、ガーリックとジンジャーの風味でアクセントを加えました。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

ちょっと手放しに美味しい‥

いや、すいませんコレは‥文句の付け所が見当たりません。強いて言うなら辛さレベルが5段階中 “3” なのに中辛以下だったことくらいなんですけど、それさえも秀逸な味のバランスと絶妙な濃度を思えば大きな不満に直結することはないと思います。

具材のトマトも影響していますが、トマトパウダーの含有量が多く、きちんとトマトが主張。辛さは中辛以下と書きましたが、香辛料にはコリアンダー、ジンジャー、クミン、ガーリック、クローブ、ペッパー、ターメリック、レッドペッパーなどが含まれ、香辛料の複雑味が得られました。

そして、何と言ってもポイントは “クリーミー” さです。その発端と思われる「乳等を主要原料とする食品」の含有量は後ろから2番目に記載されているのですが(つまり成分バランスでいうと含有量は低い)、ファーストインプレッションで受けた印象はマイルドでクリーミー。その中から溶け出したトマトの酸味や旨味が顔を覗かせ、味には厚みがあります。

クリーミーで重心の低い味ですが、辛さを抑えつつもスパイシーな香辛料でメリハリがあり、最初から最後までボヤけることはありません。いったい何度試食を重ねたんだろう‥と、少し止まって考えてしまうほどの計算を感じました。

かやく

蒸し鶏、トマト。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

ショボい(すいません)

どうしても具材に弱いシリーズなので、それなりに覚悟していましたが、トマトが5個、蒸し鶏は大きいのが1個と残りは端材。私は撮影のために具材を容器から放り出して混ぜたので、このようにトマトが原型をとどめているのですが、普通に調理したら混ぜる工程で溶けると思います。

ただ、どっちにしろトマトはルゥの一部と化しても問題なかったし、むしろ全体のトマト感を高めてくれるので、結果的な印象は悪くありませんでした。大きな蒸し鶏(1個)は存在感あったんですけど、残りの端材は‥なんかこう、舌触り的にシーチキンを入れたカレーみたいなw 実に捻りのない庶民的な例えで申し訳ないです。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(6)
(標準は★3です)

まだ完璧とは言えないライスの戻り加減と具材のショボさは否めませんが、ちょっとルゥがね‥手放しに美味しかったんですよ。まだサラサラの状態で味見した時には気持ちトマトが先行し、それはそれで好印象ではあったのですが、何と言っても印象的だったクリーミーさに心打たれ‥たのは主観的な感想になってしまうんですけど、粘度が最高潮を迎える後半が特に美味しかったので‥

・5分経ったらフタを開ける
・1~2分くらいグルグルかき混ぜる
・さらに2〜3分くらい放置

上記の調理手順がオススメです。なぜか今回はセブンイレブンで20円引きだったのですが、そうでなければコンビニだと税込237円が定価になるので、お安い買い物ではないかもしれませんし、AIが考えたからといって機械的な味でもなければ斬新な味でもなかったんですけど、かなり計算され尽くしたような味の完成度に脱帽でした。

あくまでもAIが弾き出したのは “食材を選定した結果” なので、顧客が好むレシピの傾向を分析し、何度も試食を繰り返して製品を開発した担当者(ヒト)による努力の結晶に他なりませんが、AIはカップ麺業界でも今後さらなる可能性を秘めていると思います。

人工知能を起用した新たな試みと話題性も評価できますし、味の完成度は話題性を度外視しても高く評価できる、理屈抜きで “また食べたい” と思った一杯でした。AIが考えたカップヌードルとか、AIが考えたチキンラーメンとか、いろんなブランドとコラボした新作にも期待したいですね。

製品名:日清トマトチキンカレーメシ AIが考えた
製造者:日清食品
製造所:日清食品(株)静岡工場
内容量:99g(ライス69g)
発売日:2018年9月3日(月)
JANコード:4902105945858
希望小売価格:220円(税別)

発売地域:全国(全チャネル販売)
取得価格:税込217円(表示価格から20円引き)
取得店舗:セブン-イレブン

麺の種類:-(ライス)
容器材質:紙
必要湯量:230ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:-
日清食品株式会社:〒160-8524 東京都新宿区新宿6-28-1
お客様窓口:0120-923-301

  1. カレーカップもAI技術ですかぁー
    未来にはAIが、味の時計台決め手になりそうな、ちょっと、怖い感じにも、カップのカレーナンでも別売して欲しい気持ちも私は、ありまーすー!!

    • Re:坂田さん

      ついに人工知能が即席カップライスの製造に携わるようになりました!

      統計に基づいた計算になると思うんですけど(あまりAIは詳しくない)、人体の味覚を分析して‥とか、間違いなく今後の活躍が期待できますよね。ただし、ヒトの味覚は十人十色なので、そこまで分析するようになると神の領域です。

      カップのカレーナン!それ斬新ですね!熱湯で戻る‥いや、もうナンじゃないなそれはw 電子レンジ加熱で常温保蔵可能なナンだったらイケるかも?

  2. AIめ!やりおるな!!(๑•̀ㅁ•́๑)✧

    なんか最近研修会で
    「そのうちAIによる栄養指導とかの時代になるので、栄養士もウカウカしてるとほかされますよ」
    とか言われるから、AIという響きに敏感、、、( ;-`д´-)

    • Re:leaves

      AIやりよるで!たぶん、ほんと栄養指導とか減塩メニューの開発とか、いくらでも活躍の幅はあると思う。

      実際、食品企業のキユーピーが “AIによる原料選別” を導入しているからね。ただ、やっぱり心の栄養指導とケアは人間だよ。

  3. 今回の一番気になる子はこの子!
    食べます絶対食べます。
    胃も復活してきたので行けますよ!
    とけるチーズ乗せたい誘惑に今から
    刈られてるんですがどうでしょうか先生

    • Re:あかつきさん

      早めにアップできてよかった!

      食べましょう。ぜひ食べましょう。この程度の香辛料であれば刺激も胃に負担が少ないと思うし、適度な香辛料は胃を活性化してくれるからね。ただし、ゆっくり食べること。あと、念入りにグルグルかき混ぜてから、ちょこっと放置がポイントです。

      とろけるチーズねぇ‥それはもう間違いないよねぇ‥うむ、その誘惑に乗ることを許可します。

      ただし刈られるのは怖すぎるのでw ほどよく駆られてね(笑)

  4. ここにもAIの風が…。Σ(・ω・ノ)ノ!
    確かに…”ハイテクだねぇ”はツボ。

    • Re:風の兄弟

      「ハイテクだねぇ」いいよねw

      AIとか人工知能って聞くと程度がはなだしく聞こえるけど、ようはインプットされたデータから算出した統計学だと思うので‥とかって言ったら夢が壊れちゃうかな;

      それよりも俺は風が風を使っていることが地味にツボった!

  5. AIが考えたので爆売れしてくれ(願望)っていうのが根拠がなくてAI任せでゆるくていいよねぇ・・・でもAIを打ち出すアイデアはすごい!!一発めは本当に売れそうだね(*´罒`*)ニヒヒ 手放しで美味しいルゥ。さすがハイテクだねぇ+.d(・∀・*)♪゚+.゚

    • Re:ビー玉

      この人任せ(AI任せ?)なユルいスタンスは本当にイイよね!

      なんだろう、いい意味で “ゆとり世代” 感というか、本当に好きw

      基本、熱湯を注ぐだけなので、今の時代として調理手順はハイテクでも何でもないんだけど、開発背景はハイテクだったなぁ‥ぜひともカップヌードルや手詰まり感の否めないチキンラーメンシリーズでもAIに開発を手伝ってもらいたい!その結果「やっぱり普通が一番!」っていう答えを弾き出したら笑うけどw(レビューに困る)