「桃花源 担担麺」担々麺好き必見!!残ったスープで “2度おいしい” 桃花源の本格カップ麺

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日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年12月24日(火)新発売のカップ麺、日清食品「桃花源 担担麺」の実食レビューです。

熊本ホテルキャッスル相談役・斉藤隆士氏監修「桃花源」のカップラーメンが進化して再登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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日清 桃花源とうかげん 担担麺 2019

桃花源とうかげん」とは、株式会社熊本ホテルキャッスルが運営している中国四川料理専門店で、厳選された高級素材や香辛料を使い、技術と粋・思想が織り成す四川料理の真髄を極めたとされる名門。今回のカップ麺「桃花源 担担麺」は、長年「桃花源」の料理長を務めていた斉藤隆士(さいとう たかし)氏の監修商品で、製造は日清食品株式会社。

ミニストップの公式ウェブサイトより

実は定期的に発売されているカップ麺で、前回の発売日は2018年12月25日(火)とピッタリ1年前の同時期。ミニストップの公式ウェブサイトにも製品情報(上記参考)が掲載されているように、今回も全国のミニストップをはじめイオングループ限定商品としてリリースされ、発注があればイオンリテールやウエルシアといった同グループのスーパー・ドラッグストアでも取り扱いがあるとのこと。

監修者の斉藤隆士氏は、大分県竹田市の出身で、日本に於ける “四川料理の父” と謳われた故・陳建民ちんけんみん氏を師事し、その実子である陳建一氏を “料理の鉄人” に育て上げたほどの人物。1975年(昭和50年)当時わずか33歳で新装となった熊本ホテルキャッスル「桃花源」の中国料理長を任され、1997年(平成9年)には総料理長に、2003年(平成15年)には熊本ホテルキャッスルの代表取締役社長に就任。

これまでの受賞歴は、「自由民主党総裁賞」「日本食生活文化賞」「厚生大臣賞」「陳建民アカデミー賞」「現代の名工」「黄綬褒章」など、常に全国の中国料理業界に大きな影響を与え続けている重鎮で、現在は「公益社団法人日本中国料理協会」の顧問であり、2019年から熊本ホテルキャッスルの相談役に異動したようです。

でもパッケージの顔写真は前回と同じだった

カップ麺本体の容器側面に掲載されている顔写真は前回発売品と変わっていませんでしたが、「中国四川料理 熊本 銀座 桃花源 担担麺」という文字は縦書きに変わり、栄養成分表示の違いを確認してみたところ、カロリー(熱量)は540kcalから560kcalにアップ、さらに脂質も26.4gから28.4gに上がっているため、テコ入れなしの再販ではありません。

前回発売品では日清食品らしいストレート平打ち麺を筆頭に、酸味のアクセントが記憶に残る濃厚ごま系スープ、さらに大量の胡麻で濃度を底上げ。また具材も大量の青梗菜と2種類の肉具材で食べ応え抜群という、かなり本格的で隙のない一杯でした。なお、担担麺の意味や由来について知りたいというメッセージを頂いたので、かるく追記しておきます。

担担麺(擔擔麪)の発祥は、中国南西部にある四川省の省都・成都といわれ、1841年頃に陳包包チェンバオバオという男性が考案。天秤棒に道具や材料を提げ、それを “担いで売り歩いていた” ことから「担担麺」と呼ばれるようになりました。なので、たまに日本で見かける土へんの「坦々麺」は間違い(当て字)。

広島の汁なし担担麺

もともと担担麺は汁のない麺料理でしたが、前述の陳建民氏が汁物を好む日本人向けにアレンジして広めたことをキッカケに、現在の “汁あり” が標準のスタイルとして定着。したがって数年前からブームになっている「汁なし担担麺」こそ本来の姿に近いのですが、わざわざ “汁なし” と呼び分けられるようになりました。

ちなみに「桃花源」の担担麺は、日本式担担麺の中でも王道を地で行く味わいと言われています。それでは、開封して中身をチェックしてみましょう。

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