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サッポロ一番 塩とんこつらーめん 旨辛 タテ型カップ@サンヨー食品

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サンヨー食品

どうも、taka :aです。

引き続き大雨・洪水警報が継続中の地域も多いようですね‥

河川の近くに住まわれている方は、特に気を付けてください。

としか言えないのが心苦しいところではあるのですが‥何事もありませんように。、

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タテ型では初アレンジ!

本日の一杯は、2018年7月1日(日)新発売、サンヨー食品サッポロ一番 塩とんこつらーめん 旨辛 タテ型カップ」のレビューです。

前回記事の「サッポロ一番 塩らーめん ピリ辛 タテ型カップ」と同時発売品で、袋麺の「塩とんこつらーめん」をベースにした変わり種のアレンジカップ麺なんですけれども、袋麺を純粋にアレンジしたタテ型レギュラーは今回が初めてかもしれません。

以前、同社の「KING CUP」や「カップスター」から「塩とんこつ」がテーマのカップ麺がリリースされたこともあるのですが、袋麺の「塩とんこつらーめん」を模した製品ではありませんでした。どんぶり型の定番カップ麺は存在しているものの、タテ型レギュラーのアレンジ再現カップ麺は今回が初めてだと思います。わりと最近、「サッポロ一番 みそラーメン 旨辛」のカップ麺が袋麺と同時期にリリースされましたが、その経緯から開発されたのかもしれませんね。※「サッポロ一番 塩とんこつらーめん 旨辛」の袋麺は今のところありません(2018/07/05 現在)

どんぶり型の印象はクセのない豚骨にチキンエキスの後押しもあり、まろやかなコクと旨味がきちんと打ち出されていて、昆布出汁と魚粉の風味を下支えに後味は塩気によるキレが強く、なるほど「塩とんこつ」というネーミングに納得したものです。やや塩気のキレに対する懸念が否めない現在ですが、夏によさげなイメージですし、仕上がりはどうでしょう。

名称:即席カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、粉末卵)、スープ(糖類、食塩、ポークエキス、油脂加工品、香辛料、香味食用油、タラ粉末、チキンエキス、昆布粉末、酵母エキス、たん白加水分解物、みそ、煮干いわし粉末、豆板醤、さば節粉末)、かやく(味付豚肉、ごま、キクラゲ、ねぎ、味付卵)/ 調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、クチナシ色素、かんすい、香料、微粒二酸化ケイ素、増粘剤(キサンタン)、カラメル色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、パプリカ色素、ビタミンB2、香辛料抽出物、ビタミンB1、カロチン色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉

1食(70g)当たり

熱量:309kcal
たんぱく質:7.2g
脂質:12.5g
炭水化物:41.9g
食塩相当量:5.3g
(めん・かやく:1.5g)
(スープ:3.8g)
ビタミンB1:0.33mg
ビタミンB2:0.58mg
カルシウム:229mg

※参考値:調理直後に分別して分析
熱量:309kcal(めん・かやく:241kcal)(スープ:68kcal)

あっさりとしながらもコクのあるとんこつ風味が楽しめる袋めん「サッポロ一番 塩とんこつらーめん」をベースとして、コチュジャンがきいた旨辛テイストにアレンジしたレギュラーサイズのタテ型カップめんです。

(サンヨー食品「製品情報」より引用)




めん

スープがよく絡む、黄色い中細のちぢれめんに仕上げました。

(サンヨー食品「製品情報」より引用)

原材料:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、粉末卵)
オーソドックスな汎用麺

黄色い縮れた平打ちの細い油揚げ麺で、タイプでいうとヌードル系。スープとの関係か、少し酸化したような野暮ったさが気になります。ただ、100円前後で入手できれば許容範囲内でしょう。もうちょっと「サッポロ一番 塩とんこつらーめんどんぶり」の麺は白っぽくて断面も丸いので、タテ型レギュラー用に調整してあります。

前述したように油揚げ麺特有の風味が気になるものの、スナック的な食感は今回のスープと合っていたので、結果的な印象は悪くありませんでした。同時発売品の「塩らーめん ピリ辛」とは別の麺だったので、こういった気遣いは嬉しいですね。

スープ

ポークのうまみに香味野菜や昆布、魚介を合わせた塩とんこつスープに、コチュジャンやラー油の風味を合わせた、旨辛のスープです。

(サンヨー食品「製品情報」より引用)

オリジナルを踏襲したアレンジ

味の解説に入る前に、定番品の原材料と比較してみましょう。

「サッポロ一番 塩とんこつらーめん 旨辛 タテ型カップ」

スープ(糖類、食塩、ポークエキス、油脂加工品、香辛料、香味食用油、タラ粉末、チキンエキス、昆布粉末、酵母エキス、たん白加水分解物、みそ、煮干いわし粉末、豆板醤、さば節粉末)
 
 
「サッポロ一番 塩とんこつらーめんどんぶり」

スープ(糖類、食塩、ポークエキス、油脂加工品、ごま、香辛料、小麦粉、タラ粉末、チキンエキス、昆布粉末、ねぎ、煮干いわし粉末、調味油脂、たん白加水分解物、さば節粉末)

ご覧の通り、ほぼベースの構成は同じです。

味噌や豆板醤などの原材料が加わることで、いくつかの成分が引き換えにカットされていますが、味付けの軸となる素材は残っていますね。しかしながら、 “コチュジャンは香料” です。豆板醤などに香料を重ね、コチュジャンのニュアンスを演出しているのでしょう。ならコチュジャンを使ったほうが手っ取り早い気もしますけどw もしかしたら粉末化するにあたって向かなかった、もしくはコストがかかる原料なのかもしれませんね。

さて、味は前述した通り「サッポロ一番 塩とんこつらーめん」が土台になっていて、そこに赤唐辛子のアクセントが入ります。同時発売品の「塩らーめん ピリ辛」は明白に青唐辛子でしたが、こちらは赤。その体感的な差は大きく、青唐辛子の清涼感とは違うホットな刺激が伝わってきます。しかしながらレベルはピリ辛の範疇なので、軽く一味唐辛子を振っただけで無理!とかじゃなければ大丈夫。

クセのない粉末的な豚骨をベースに、さば節・煮干しのアクセントが加わるのですが、面白いのがタラのニュアンスです。タラ鍋ほど顕著な出汁ではありませんが、煮干し・サバとは違う魚介の空気は地味ながらも大きな個性と言えるかもしれません。そして「 “塩” とんこつ」らしく後味をピシッ、と塩気が締め括ります。

一見すると地味な味ですが、意識して味わうと粉末的ながらも豚骨のクリーミーなコク、タラ粉末のニュアンス、柔らかく膨よかなテイストを塩がピシッと引き締め、そこに加わる赤唐辛子のホットなアクセントが食欲をそそってくれる、これから夏に向けて嬉しいテイストと言えるでしょう。豆板醤の存在感もジワジワと上がってくる感じで後半に美味しく、最後まで飽きずに食べられました。あいかわらず糖類による甘みも前に出てくるサンヨー食品らしい構成でしたが、塩が後味を引き締めてくれるので、むしろ適度なジャンクさは印象が良かったです。パッケージのイメージ的に辛味噌っぽい雰囲気もありますが、そっちではありません。

かやく

チャーシュー、いりごま、ねぎ、キクラゲ、かき卵の組合せです。

(サンヨー食品「製品情報」より引用)

原材料:かやく(味付豚肉、ごま、キクラゲ、ねぎ、味付卵)
かき卵を見失いました。←

かき卵‥少ないw パッケージでは容器の¼を占める割合で掲載されているのですが、 “※写真は味のイメージです” 的なアレですね。個数にして小さいものが2個だったので、混ぜたら消えました。どこに行ったんだろう‥(マジで見失った件)

反面、チャーシューは多いです。とは言え当たり障りのない汎用のチャーシューを四角く切ったようなチップ状で、なんとも情緒が感じられないハム系だったんですけれども、タテ型レギュラーという立ち位置を思えば大きな不満に直結することなく、むしろ好印象でした。

ねぎとキクラゲも同じく、しっかり混ぜても存在感を失うことはありません。ねぎは乾燥ねぎ特有のシャキシャキとした不自然な歯触りではあるもののw アクセントには効果的です。キクラゲは今回のハイライトその1と言ってもいい存在感で、コリコリとした食感がキレのあるピリ辛スープと絶妙にマッチしていました。容器のサイズが小さいので、量も不足ありません。

そして、今回のハイライトその2は胡麻。これはオリジナルにも言えることなんですが、「塩とんこつらーめん」は文字の並びを見ても分かるように「塩らーめん」からの派生なので、切り胡麻が必須なんですよね。そういえばスープの軸も何処と無く似た面持ちですし、これによってアイデンティティが確立します。もちろん、ただイメージで入っているのではなく、胡麻の芳ばしい香りはスープとマッチしていたし、切り胡麻特有の舌触りが心地好かったです。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)

麺のクオリティは実に並の‥というか、現在の平均水準を思うと中の下か下の上程度の品質だったんですけれども、およそ100円前後で並んでいるであろう販売形態を思えば納得できるでしょう。スープはオリジナルの「塩とんこつらーめん」を継承しつつ、程よく赤唐辛子のアクセントと香料のコチュジャンが雰囲気を高めます。

あらためて食べるとタラ粉末のニュアンスが実に印象的だったので、ちょっと見る目が変わりました。しかしながら後味のキレが個性となっている分だけ食後は塩気が舌に残る感じだったので、あまりスープはゴクゴクと飲まないほうがいいかもしれません。

同時発売品の「塩らーめん ピリ辛」と比較してしまうと具材のボリュームが貧弱に思えてしまいますが、実際のところチップ状でも肉具材は多く、キクラゲのアクセントが埋没していなかったので、かき卵が異様に少なかったのは納得いきませんでしたがw たぶん個体差な気もします。結果的に、具材の満足感は低くありませんでした。

今回のスープには青唐辛子の清涼感も合いそうでしたが、赤唐辛子のホットなアクセントも素直に相性がよく、また同時発売品との差別化が図られていたので、よき采配だったと思います。個人的に油揚げ麺の酸化したような風味が気になってしまったんですけれども、スープばっちり美味しかったので、100円前後であれば買って損のない一杯と言えるでしょう。

なんかこう‥地味〜に美味しかったですw 麺量は50gと少ないですし、塩気とピリ辛アクセントが夏に向けて嬉しいアレンジで、小腹にピッタリサイズの一杯でした。

製品名:サッポロ一番 塩とんこつらーめん 旨辛 タテ型カップ
販売者:サンヨー食品
内容量:70g(めん50g)
発売日:2018年7月1日(日)
発売地区:全国(全チャンネル)
取得店舗:スーパー
取得価格:105円(税込)
希望小売価格:180円(税別)
JANコード:4901734034841

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:320ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:-

サンヨー食品株式会社:〒371-0811 群馬県前橋市朝倉町555
お客様相談室:027-265-6633

  1. 今回のコメント欄は、管理人の返信が追い付きません。

    不躾ながら私taka :aの返信不可でも差し支えなければ、お気軽に投稿してください。

    また、コメントの承認作業も滞っておりますが、ご容赦ください。

  2. 「王手!!!!」

  3. 麺量50gって確かに少ないね~。
    でも、がっつりはいらないし、ちょっと小腹すいたな・・・のレベルには良さそうね。

    雨がとにかくこちら地方もすごい!
    そして今夜はこんなお天気なのに飲み会の私。
    ちょっとメンド・・・・いやいや楽しんできまっす♪

  4. 塩ラーメンぴり辛…食べたいです。
    塩ラーメン大好きなんですが、
    辛さが加わってはいいなあ〜

  5. タラの出汁大好きなんだぁ・・・冬場のタラのチゲ鍋とかサイコー!!
    だからこのカップ麺も食べて見たいけど、ストック過多なのでちょっと様子見(^▽^;)
    パッケージの卵と実食の卵・・見比べて笑っちゃった(≧∇≦)

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