来来亭 しょうゆラーメン@ファミリーマート

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エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2017年10月31日よりファミリーマートにて発売中のカップ麺、エースコック来来亭 しょうゆラーメン」の実食レビューです。

明日、2018年7月24日(火)から発売予定の激辛カップ麺、「来来亭 旨辛麺 辛マシ」の前にオーソドックスな「来来亭」の味を復習・予習しておきましょう。もちろん記事のメインはカップ麺の感想ですが、先に「来来亭」の歴史やカップ麺との歩みについて少し触れてみます。

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ファミマの定番「来来亭」カップ麺

おそらく「しょうゆラーメン」の隣には「旨辛麺」が置いてあるかと思いますが、いつの間にか両者揃ってファミリーマートの顔とも言えるカップ麺として定着しました。「来来亭」のカップ麺は、今も昔も基本的にエースコックが製造を担当しているのですが、もともとはサークルKサンクスの専売品で、アピタ・ピアゴのプライベートブランド「プライムワン」からもリリースされたことがあります。現在は油揚げ麺・タテ型ビッグ容器が定番品のスタイルとなっていますが、以前の「プライムワン」(サークルK・サンクス)時代にはノンフライ麺・どんぶり型の時もあり、どんぶり型では過去の総評で★6を叩き出しています。私taka :aが最後に油揚げ麺・タテ型の製品を食べたのは2014年6月3日発売品で、実食日は2014年8月23日。その頃はサークルKサンクスのオリジナル商品として発売されており、当時の総評では★4を付けました。

ご存知の方も多いかとは思いますが、現在ではファミリーマート・サークルK・サンクスが一体となって「ユニー・ファミリーマートホールディングス」と社名を改め、ファミリーマートがユニーグループ・ホールディングスを吸収合併する特殊なカタチで2016年9月1日から経営統合しています。最近では7月から社員の服装を自由化するなど‥いや、それは当ブログと関係ないですねw その統合によってプライムワン(サークルK・サンクス)系列のカップ麺がどうなるのかと当時は危惧したものですが、「来来亭」はファミリーマート(サークルK・サンクス)限定のカップ麺として生き残り‥というか、ちゃっかり定番品にランクアップいます。

「来来亭」は言わずとしれた全国的に有名なラーメンチェーン店ですが、「京都風醤油ラーメン」をコンセプトとしており、お店では麺の茹で加減、醤油の濃さ、背脂・ネギ・一味唐辛子の量や有無の指定、チャーシューの脂身希望など、客の好みに合わせて自由にカスタマイズできることで人気を博しています(※ただし何があっても「情熱」は抜けません)。滋賀県野洲市に本社を置いているのは有名な話ですが、もともとは京都府京都市伏見区深草にあったラーメン店で、1号店は経営不振により1997年に閉店。その後、現在の代表取締役である豆田敏典氏が後を引き継ぎ、全国的な知名度を誇る「来来亭」へと成長させました。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、雰囲気の再現性に注目しつつ、食べてみた感想の詳細を各項目ごとに分けて解説していきます。

名称:即席カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、砂糖、しょうゆ)、スープ(動物油脂、しょうゆ、鶏・豚エキス、食塩、糖類、植物油脂、香辛料、たん白加水分解物、でん粉、発酵調味料、酵母エキス、全卵粉)、かやく(焼豚、メンマ、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、香料、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、かんすい、酒精、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、香辛料抽出物、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に卵、乳成分を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉

1食(99g)当たり

エネルギー:444kcal
たん白質:9.5g
脂質:21.5g
炭水化物:53.1g
ナトリウム:2.6g
(めん・かやく:0.8g)
(スープ:1.8g)
ビタミンB1:0.27mg
ビタミンB2:0.26mg
カルシウム:208mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:444kcal(めん・かやく:321kcal)(スープ:123kcal)
食塩相当量:6.6g(めん・かやく:2.0g)(スープ:4.6g)

人気ラーメンチェーン店「来来亭」の定番メニューを再現したカップ麺です。従来品よりスープにこだわった濃厚な美味しさが特長です。

(ファミリーマート「商品情報」より引用)



めん

やや加水率の低い平打ち中細麺

お店の麺は丸刃でカットされた細ストレート麺なので、平打ち中細麺だとイメージは遠退いてしまうのですが、黄色ではなく白っぽい見た目は雰囲気があり、やや加水率の低い質感も似ている点と言えるでしょう。ノンフライ麺ではなく油揚げ麺なので、どうしてもカップ麺に寄ってしまいますが、タテ型カップの油揚げ麺としてはクオリティの高い仕上がりです。最初は少し油揚げ麺特有の風味が気になったのですが、酸化臭などのネガティヴな風味ではなく、タテ型にしては大人しい部類でした。

麺の硬さは3分ちょうどで普通くらいですが、あまり経時劣化耐性に優れた麺ではないので、印象としては “やや柔らかめ” でしょうか。しかしながらフライングするとスナック的な色が強くなるので、きちんと時間を守ったほうがいいかもしれません。少し柔らかめでもいいよ、という場合には程よい食感になると思います。やや柔らかめとはいえ後半になっても一定の弾力と歯切れの良さはキープしていたので、カップヌードルの麺よろしくクタクタになることはありません。

スープ

背脂たっぷり甘辛醤油味

いわゆる「ますたに」や「魁力屋」などの “背脂チャッチャ系” に分類されるのですが、やや甘味が強く、ほんの少し一味唐辛子のアクセントが「来来亭」らしいですね。エースコックのタテ型カップ麺では毎度お馴染み液体スープの小袋が内部で粉末スープまみれになっている、というサプライズを演出してくれちゃってるのがアレなんですけど、黒い小袋には油脂成分とタレ系の液体が入っていて、やや粘性があります。もともと粉末スープにも醤油が含まれていますが、タレによって輪郭が際立ち、その反面けっこう甘味も強くなりました。しかしながら甘さの演出はスクラロースやアセスルファムKなどによる人工甘味料の面持ちが強く、糖類の甘みが気になる方は野暮ったいと感じてしまうかもしれません。

白い小袋には、同社の「飲み干す一杯」シリーズにも使用されている “深うまいの素” という表記があったのですが、中身はフルで背脂なんですよね。上記の写真は一枠くり抜いたようなフレームなので、この一箇所に背脂が偏っているのですが、全体に広げても均等に多いです。もともとエースコックは背脂に強いメーカーなんですけど、タテ型容器という口径の狭さも相俟ってインパクトを感じました。拾って食べると柔らかく、プニッとリアルな舌触りと背脂特有の甘味が感じられます。久しく「来来亭」のカップ麺は食べていませんでしたが、ここまで背脂の量が増えているとは思いませんでした。そんな背脂のインパクトには価値が見出せた反面、たしかに来来亭のスープも甘さが特徴の一つと言えますが、もう少しクリアな糖度なので、そこがカップ麺だからと妥協すべき項目になると思います。

かやく

ネギがポイントだけど肉が‥w

具材の構成はシンプルに焼豚、メンマ、ネギという王道の組み合わせになるのですが、チップ状のチャーシューはスカスカとしたハムっぽい食感ではなく、イメージでいうとベーコンっぽい歯応えです。とは言え、別に燻製の風味とかは感じられないんですけどね。お店のチャーシューとは別物ですが、なんだか異様に多くて驚きました。

メンマは片やコリコリ、片やフニャフニャといった不思議な対比を描いていましたが、おそらく微妙なサイズの問題でしょう。目視で見る限り本当に微妙な違いなのに、感じる歯触りには大きな差異を見せていました。ネギは小葱たっぷりで、エースコックが頻繁に使っているシャッキシャキの強烈な歯触りを誇ったネギとは違うナチュラルな歯触り。それでいて適度にシャキッとフレッシュで、なおかつキレのある風味が印象に残りました。ネギも「来来亭」の特徴として挙げられる項目になるので、こだわりが感じられますね。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)

どうしても油揚げ麺を使用したタテ型のカップ麺になるので、その限界を感じてしまうことになりますが、そんな枷がありながらも麺の質感は実際のラーメンを意識していることが分かり、たっぷり入っていた小葱の清涼感やピリッと一味が効いた甘めの背脂醤油など、きちんと特徴を捉えていると感じました。しかしながら甘味の指標が人工的すぎたので、いくら甘さも特徴とはいえ野暮ったすぎるんじゃないのかなと。もう少しクリアにしたら印象かなり変わると思うので、その伸び代を踏まえて少し厳しめに見ています。

以前は実際の店舗で使える “ラーメン100円割引券” などがフタに印刷されていたのですが、さすがにコンビニ限定とはいえ定番品になったので、そこまでは望めませんね。コスパとんでもないことになりますw やはり「来来亭」のカップ麺はノンフライ麺・どんぶり型が至高なので、数量・期間限定でも構いませんから、また復活してほしいですね。もちろん油揚げ麺を使用したタテ型カップ麺というハンデを背負っているわりに上手く特徴を表現していたので、その分だけハードルを下げてやれば楽しめるでしょう。

以下、どうでもいい余談なんですけど、エネルギーの数値が “444kcal” で、調理直後に分別した値が「めん・かやく」“321kcal” 、「スープ」“123kcal” という狙っても叩き出せないような奇跡の数値だったことに驚きました。今週はコンビニ限定の新商品が多いので、どれから紹介できるか分かりませんが、新発売の「来来亭 旨辛麺 辛マシ」と「来来亭 旨辛麺」の食べ比べを行う予定です。

製品名:来来亭 しょうゆラーメン
製造者:エースコック
内容量:99g(めん70g)
発売日:2017年10月31日(月)
発売地区:全国(ファミリーマート・サークルK・サンクス限定)
取得店舗:ファミリーマート
取得価格:216円(税込)
希望小売価格:200円(税抜)
JANコード:4901071269500

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:440ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋(液体スープ2袋)

エースコック株式会社:〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1-12-40紙谷新御堂ビル
お客様窓口:大阪 06-6338-2745 / 東京 03-3982-9518

【来来亭 野洲本店】

電話 / 077-587-5556
住所 / 滋賀県野洲市妙光寺290

アクセス / JR琵琶湖線 野洲駅南口より徒歩約15分
     野洲駅から1,188m

駐車場 / 有

定休日 / 第3週水曜日(変更有り)
営業時間 / 11:00〜0:00(日曜営業)

  1. Takaさん、暑いねぇ~。あまりに暑くてこのカップ麺普通に見えてしまいました。赤いの食べたい‼️赤いの!(暑さのため頭おかしいコメントなので気にしないでくださいね( ´-ω-))

  2. 来来亭一時よく行きました、
    カップ麺は、どうしても、お店のラーメンのイメージがあるので、
    カップ麺より、家で作れる生麺の方がいいかなーなんて、コンビニで一一番目立つ所にいつも、目線を引き寄せられそうに置かれているようにも感じます!

  3. 来来亭と魁力屋・・・生活圏に両方ありますが、
    メニューもよく似てどちらがいいかとても迷います。
    でも自分的には来来亭かな?

    テーブルの色が来来亭は青、魁力屋が赤で
    目的にやさしい来来亭に軍配を上げますww
    魁力屋の赤は店内にいると目がチカチカしてきますよ。

  4. カロリーは狙ったんかなぁ…たまたま偶然で作った人もどビックリやったんかなぁ…やたらきになるw
    初めてかなぁ実店舗にいったことがあるカップ麺!!実際の来来亭もスープは甘めで、懐かしい感んじのラーメンやった記憶があるなぁ久し振りに食べたくなった!!

  5. おお、このレビューはいいね☆
    なんか映画公開前に前編観ておきましょうね、みたいな^^
    そういう切り口、好き~~~♪

  6. サークルK・サンクスも来来亭もない島根在住の私がコメントするのもどうよって感じだよね₍₍(꒪່౪̮꒪່)⁾⁾。
    まいっか←そんなに気にしてないw

    並んだ数字見て色々気になる人って理系だって聞いたことあるー。
    でも確かにこの並んだ数字は奇跡の値かも!!目につくかもね∩(´∀`)∩

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