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トテモカラウマ!? マルちゃん「QTTA EXTRA HOT チーズ味」QTTA初の激辛カップ麺 “エクストラホット” に姉妹品登場!!

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東洋水産

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2020年2月17日(月)新発売のカップ麺、東洋水産「MARUCHAN QTTA EXTRA HOT チーズ味 辛コク」の実食レビューです。

QTTA(クッタ)初の激辛カップ麺「EXTRA HOT(トテモカライ)」にチーズ味の姉妹品・辛コク「トテモカラウマ」新登場!!

辛い? 辛くない? 実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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QTTA EXTRA HOT チーズ味

MARUCHAN QTTA(マルちゃん クッタ)とは、しっかりと食べ応えがあり、食べた人に「はぁ~、くった~」と “ホッと一息ついて前向きな気持ちになってもらいたい” をコンセプトにした縦型カップ麺ブランドで、2017年3月27日に定番御三家「SHO-YUラーメン」「SEAFOODラーメン」「TONKOTSUラーメン」がリリースされました。

EXTRA HOT CHEESE RAMEN of “QTTA”

赤いほうの新商品「MARUCHAN QTTA EXTRA HOT ラーメン」は、2019年3月25日にも発売されていたQTTAシリーズ初の激辛カップ麺で、実は当時と比較して中身は変わっていません。つまりエクストラホット味(トテモカライ)はテコ入れなしの再販になるのですが、それをチーズ味にアレンジした新作の辛コク「トテモカラウマ」は今回が初。

もともとQTTAは若者の応援を意識しているブランドで、シリーズ初の限定商品「サワークリームオニオン味」と「バーベキューチキン味」が発売されたのは2018年1月29日。しばらく変わり種のスポット商品は “超スナック系QTTA” と題し、フレーバーの表記が「ローマ字」だったらレギュラー商品、「ひらがな」だったらスポット商品(限定)と差別化を図るようになりました。

再販の「EXTRA HOT(トテモカライ)」は、2019年版と比較してデザインが洗練されてはいるものの、先に “実は当時と比較して中身は変わっていません” と書いたように、カロリーなどが記載されている栄養成分表示の数値が完全に一致。加えてバーコードの下に書いてある数字・JANコード(4901990362801)も同じなので、まず間違いありません。

EXTRA HOT 2019 / 2020

上記画像の向かって左が2019年3月発売のエクストラホット味で、向かって右が今回の2020年2月発売のエクストラホット味。なんでまだ持ってんだよw というツッコミはさておき、昨年はLINEと連動したキャンペーンを実施していたのと、定番商品を含むパッケージの吹き出しっぽいところに一言コメントが記載されていたので、ちょっとポップな印象を受けるデザインです。

おおむね2020年版も前回のデザインを引き継いでいるのですが、いかついバイクやアメ車のラミネートフィルムよろしく炎のエフェクトでワイルドな雰囲気に磨きをかけ、はっきり「激辛」と記載。さすがにガチの激辛カップ麺ほど非常識な辛さではなかったものの、食べて “ホッと一息” つけるかどうか怪しいくらいの辛さには仕上がっていました。

そして今回の新作「エクストラホットチーズ味(トテモカラウマ)」は、激辛ではなく “辛コク” がテーマとなっていて、トテモカライのパッケージに記載されている “辛いものが苦手な方や小さいお子様はご注意ください” などの辛味に対する警告はありません。とりあえず辛さレベルや味の違いを比較するために、このページでは2つの「EXTRA HOT」を同時に食べて比較します。

撮影協力:MEGAドン・キホーテ

今回は両方ともドンキホーテ(MEGAドン・キホーテ)に箱積みされていて、値段はメーカー希望小売価格の税抜193円から38%オフの118円+税(税込価格127円)で販売。コンビニでは新作の「エクストラホットチーズ味」のみローソンで見かけたのですが、他のコンビニでは売ってない状況、かつ再販の「エクストラホット味」はコンビニで売ってるところさえ見かけませんでした。

開封

インゲンが個性的なエクストラホット味

「EXTRA HOT ラーメン(トテモカライ)」「EXTRA HOT チーズ味(トテモカラウマ)」どちらの商品にも小袋は別添されていないので、お湯を注ぐだけで作れます。 “トテモカライ” の具材はキャベツ、味付挽肉、いんげんの3種類。前述のように約1年前の製品と中身は変わっておらず、輪切りにされたインゲンが個性的なラインナップ。

チーズの香りが強めの新作・チーズ味

一方、新商品「EXTRA HOT チーズ味」の具材も3種類ですが、味付挽肉、チーズ加工品、ねぎとなっていて、おそらく味付挽肉は共通の具材。粉末スープは両商品ともに同じような色合いで、しかしながら香りは明らかにチーズが強く、具材のチーズ加工品もさることながら粉末スープにもチーズパウダーを配合しているとのこと(※ただし原材料名には表記なし)。

メーカー希望小売価格は「EXTRA HOT ラーメン」「EXTRA HOT チーズ味」どちらも税抜193円で、QTTAの定番フレーバーと変わりません。販売店によって実売価格は変動してくるのですが、スーパーマーケットやドラッグストアであれば税込130円前後が標準、コンビニで購入した場合の税込価格は198円が2020年2月現在の平均です。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:MARUCHAN QTTA EXTRA HOT チーズ味
製造者:東洋水産株式会社 関西工場
製造所:兵庫県神戸市西区見津が丘6-8
内容量:83g(めん66g)
商品コード:4901990365390(JAN)
商品サイズ:縦102mm×横102mm×高さ109mm
発売日:2020年02月17日(月)
実食日:2020年02月20日(火)
発売地域:全国(CVS・量販店・一般小売店 他)
取得店舗:MEGAドン・キホーテ
商品購入価格:127円(税込)
希望小売価格:193円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:プラ(PP)
湯量目安:280ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:-(別添なし)

原材料名とアレルギー表示

【EXTRA HOT】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、でん粉、食塩、植物性たん白、チキンエキス、しょうゆ、卵白)、添付調味料(香辛料、みそ、乳糖、ポークエキス、豚脂、食塩、しょうゆ、粉末野菜、たん白加水分解物、酵母エキス、香味油脂)、かやく(キャベツ、味付挽肉、いんげん)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、増粘多糖類、かんすい、クチナシ色素、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、パプリカ色素、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
【EXTRA HOT チーズ味】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、でん粉、食塩、植物性たん白、チキンエキス、しょうゆ、卵白)、添付調味料(乳等を主要原料とする食品、みそ、乳糖、香辛料、食塩、ポークエキス、香味油脂、酵母エキス、たん白加水分解物、植物油)、かやく(味付挽肉、チーズ加工品、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、増粘多糖類、かんすい、クチナシ色素、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、パプリカ色素、香料、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)

実食開始

【EXTRA HOT】栄養成分表示[1食(85g)あたり]カロリー:374kcal、たんぱく質:8.9g、脂質:14.5g、炭水化物:51.9g、食塩相当量:4.5g(めん・かやく:2.0g)(スープ:2.5g)、ビタミンB1:0.33mg、ビタミンB2:0.35mg、カルシウム:162mg / 参考値:調理直後に分別した値(めん・かやく:303kcal)(スープ:71kcal)

どちらも湯戻し時間は熱湯3分で、いつもは具材を丁寧に整えているのですが、あえて今回は調理直後そのままの状態を撮影してみました。「エクストラホット味」には膨張率の高いキャベツが入っているので、まずまずのビジュアル。湯気は味噌のエッジが効いた赤味噌寄りの香りとなっていて、同時に唐辛子由来の芳ばしい香りも強く、ほんのり汗ばんでくるようないい匂い。

【EXTRA HOT チーズ味】栄養成分表示[1食(83g)あたり]カロリー:366kcal、たん白質:8.5g、脂質:15.0g、炭水化物:49.2g、食塩相当量:4.7g(めん・かやく:1.8g)(スープ:2.9g)、ビタミンB1:0.31mg、ビタミンB2:0.33mg、カルシウム:158mg / 参考値:調理直後に分別した値(めん・かやく:295kcal)(スープ:71kcal)

対するトテモカラウマ「エクストラホットチーズ味」は、具材のチーズ加工品こそ4つと大量ではないものの、明白なチーズの香りと “肉を炙ったような” 芳ばしい香りが印象的な実食前。ちなみにエクストラホット味のカロリーは374kcalとなっているのに対し、新作のチーズ味は366kcalなので、特別にカロリーが高いわけではありません。

なお、QTTAの容器材質はポリスチレン(PS)ではなくポリプロピレン(PP)なので、熱くなりにくいのは嬉しいところではあるものの、お湯を注ぐ前は粉末スープの飛び散りに注意してください。それでは、両商品の違いや共通点と辛さレベルにも注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

5.0

麺は共通でSYO-YUやSEAFOODと同じタイプ

「エクストラホット味」の麺は “つやもち製法” の油揚げ麺で、ラードを使用した油で揚げている独特の芳ばしい風味がポイント。これまでに3回発売された「サワークリームオニオン味」(※リンクは2020年1月発売品)をはじめ、変わり種の超スナック系QTTAでは幅の広い平打ち麺を採用しているのに対し、今回は定番の「しょうゆ」や「シーフード」と同じサイズの中細麺を採用しています。

5.0

「エクストラチーズ味」の麺も “つやもち製法” の油揚げ麺で、サイズも同じく中細。見た感じ表面の艶(つや)は特筆して目立っていませんが、もちもちとした加水率の高い食感で、ラードをブレンドした揚げ油特有の芳ばしい香りがジャンクなスープと合っています。体感的にも東洋水産のニュースリリースに記載されている商品の特徴も両商品共通なので、同じ麺と見て間違いありません。

公式の湯戻し時間は熱湯3分ですが、個人的にオススメしたいのは熱湯4分〜4分30秒。これは超スナック系QTTAの幅広麺にもいえることで、熱湯3分ジャストでも食べられないことはないものの、部分的にサクッとした戻りムラがチラホラと。この麺は適切に吸水させることでモチモチ感がアップするので、ほんのすこし長めに待つのが美味しく食べるためのポイントです。

スープ

5.5

どっちも地味に辛い

「エクストラホット味」のスープは昨年と同じはずなのですが、以前よりも辛味が弱くなっているような——というのがファーストインプレッション。しかし、今回の「EXTRA HOT」2品と同じ週に発売された血も涙もない辛さの激辛カップ麺「ペヤング 獄激辛やきそば」をレビューしてから間もないため、辛味水準がバカになっているのもあると思います。

とはいえ瞬発力こそ控えめですが、じわじわ蓄積されていくタイプの辛味なので、ぜんぜん辛くないわけではありません。むしろ一般的に見て最終的には「大辛」(ふつうに辛口以上, 激辛未満)の辛さレベルには到達していますし、ちょっと「サッポロ一番 みそラーメン」ライクな濃厚みそ味に多めの赤唐辛子パウダーという構成から、濃厚で中毒性の高いテイストが魅力。

5.5

新作の「エクストラホットチーズ味」も赤味噌寄りの味噌をベースにしているのですが、乳等を主要原料とする食品と具材のチーズ加工品によって、マイルドなコク深い味わい。辛さレベルはQTTA的に激辛のエクストラホット味に劣るものの、こちらも辛味のタイプは遅効性の蓄積型なので、けっこう後半じわじわ辛く、最終的に辛い食べ物が苦手な方は避けた方がいい辛さなのは間違いありません。

けっこう想像していたよりも思い切った辛さだったので、激辛クラスではないけれど、ふつうに “辛いものが苦手な方や小さなお子様は——” といった辛味に対するコーション(警告)があってもおかしくないレベル。それでいてチーズのコクも思いのほか強く、肉を炙ったようなスモーク感とチーズの風味が相性抜群で、エクストラホット味と互換性がありながらも差別化はバッチリでした。

具材

4.5

具沢山ではないけど効果的

4.5

「エクストラホット味」の具材で特筆すべきはインゲンで、たぶん実際のラーメン店でも激辛×インゲンの組み合わせって多くはないと思うのですが、辛い味噌ラーメンにインゲンの風味って相性いいなぁ‥‥と、あらためて再認識。キャベツは驚くほど多くはないものの、旨味が強い味付挽肉は効果的で、ちょいちょい口の中に飛び込んできてはスープのコクを底上げしてくれます。

4.5

「エクストラホットチーズ味」にキャベツやインゲンは入っておらず、ネギも汎用の乾燥ネギで、通常通りに作った場合、チーズ加工品は確実に溶けて無くなります。ただ、日清食品よろしく “チーズ風油脂加工品” ではない “ちゃんとしたチーズ加工品” なので、比較的に似非っぽくないのがポイント。たった4個でもスープに対する影響力は強く、辛コクの「コク」は明白でした。

やはり共通の具材だった味付挽肉もジャンクな旨味がスープと合っていて、具材単体で評価すると上出来に一歩及ばずではあるものの、結果的に物足りないとは思わなかったです。あ、でもチーズ味には青ネギより玉ねぎを入れてほしかったかも。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

今回の総評は、再販の「EXTRA HOT ラーメン(トテモカライ)」及び新商品の「EXTRA HOT チーズ味(トテモカラウマ)」どちらも同列の “上出来” で、イメージ通りチーズ味の辛さはトテモカライ(激辛)よりも控えめでした。しかし、それでも想像していたより硬派な辛さだったので、とりあえず辛い食べ物が苦手な方は近付かないほうが安全かもしれません。

けれども同時に旨味も強く、じわじわ辛い「エクストラホット味」もチーズのコクが味わい深い「エクストラホットチーズ味」も中毒性が高かったので、とりあえず基準としてはセブンイレブンの「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」が厳しくなければ大丈夫。けっこう味が濃いめなので、辛みそ系と相性がいいチーズ+温泉卵 or 納豆ちょい足しアレンジもオススメです。

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