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最強タッグ爆誕‥‥!! ペヤング「超大盛やきそばハーフ&ハーフガーリックカレー」を食べてみた結果——

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まるか食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2021年7月13日(火)ファミリーマート先行発売、まるか食品のカップ麺「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフガーリックカレー」の実食レビューです。

ガーリックカレーしか勝たん!? 今度のハーフ&ハーフ(HALF&HALF)は不動の人気を誇る「ガーリック」と「カレー」の最強タッグ!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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超大盛ペヤング HALF&HALF ガーリックカレー

ペヤング(peyoung)とは、まるか食品の代名詞となっているロングセラーで、現在はカップ焼きそばのブランドとして知られますが、1973年(昭和48年)7月発売のカップラーメン「ペヤングヌードル」を皮切りに発足。その当時、若いカップルにも “2人で1つのものを仲良く食べてほしい” との願いを込めて、ペアとヤングで「ペヤング」になった‥‥というのが名前の由来。

pair+young=peyoung

その後、まるか食品を代表する「ペヤング ソースやきそば」が初めて発売されたのは、1975年(昭和50年)3月13日の話。今では業界標準となっている四角い容器や液体ソースの開発、パック包装された具材の搭載、さらに麺量60g〜65gが主流だった1975年代に麺量90gの大盛りサイズを定着させるなど、いずれも「ペヤング」が先駆けて導入した業界初の仕様でした。

しかしながら近年、カップ焼きそばらしからぬ奇抜な変わり種に力を入れ始め、500種類前後のバリエーションを展開し、すっかりネット上でも変態扱いされているペヤング‥‥と、それはさておき「ペヤング」から麺量2倍の「超大盛(めん180g)」が発売されたのは、2004年(平成16年)8月27日と比較的に最近の話。

直近だと2021年4月19日に「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフW獄激辛(ごくげきから)」という、ペヤングきっての激辛商品「獄激辛やきそば」と「獄激辛カレーやきそば」をダブルで搭載した超大盛サイズの変わり種を発売し、TwitterなどのSNSや動画投稿サイトを中心に騒がれたところ。

漫画調の集中線が印象的なパッケージ

しかし、今回の新商品「ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフガーリックカレー」は、まろやかなカレーソースとガーリックの強烈な旨味が楽しめる組み合わせ。これまでに前述の「ハーフ&ハーフW獄激辛」や「ハーフ&ハーフW激辛」(※獄激辛ではない)のほか、辛くない「ハーフ&ハーフカレー」もありましたけど、今を時めくニンニクとカレーは初のマリアージュ。

まるか食品のカレーやきそばといえば、たしか2009年(平成21年)2月発売の「MARUKAカレーやきそば」が第1弾で、2012年(平成24年)8月6日に「ペヤング」からも正式に「激辛カレーやきそば」を市場に投下。先日の獄激辛カレーは正直あまり美味しいと思えなかったのですが、ふつうの激辛カレー(?)とハーフ&ハーフのカレーは美味しかったので、今回も期待できそうな予感。

また「ペヤング」におけるガーリック(にんにく)といえば、2015年11月16日発売の「にんにくMAXやきそば」を筆頭に、生おろしニンニクの風味を効かせたキレッキレのソースが多く、まろやかなカレーソースに遠慮なく強烈なパンチを与えてくれそうな展開。ただ‥‥

このアドバイスもハーフ&ハーフの定番

パッケージには “ま〜ぜてま〜ぜて3度おいしい!” という「ハーフ&ハーフ」で定番のアドバイスを記載していますが、これまでに混ぜて美味しかった試しがなくw いや、1回くらいあったかな‥‥。それぞれの味が美味しくても、混ぜると双方の味がボヤけちゃうんですよね。はたして今回はどうなのか、混ぜてみた結果の感想も含め、詳しくレビューしていきます。

開封

最初に “3種類の小袋” を取り出す

今回のカップ麺に別添されている小袋は、先入れの「かやく」が1袋に、後入れの「ガーリックソース」と「カレーソース」で合計3袋。ソースの小袋は若干ながらガーリックのほうが大きめで、かやくは両サイドの具材を1つの袋にまとめています。ちょっと具材は少なめかな?

麺は超大盛=180g

麺は定番の「ペヤング ソースやきそば超大盛」と同じ180gで、これはレギュラーサイズの「ペヤング ソースやきそば」に使われている油揚げ麺(90g)が単純に2個入っている状態。そのため麺のボリューム感は2倍になっているのですが、半分ずつ異なる味を楽しめるのが「ハーフ&ハーフ」の強みです。

じゃぁレギュラーサイズのペヤングを2つ買えば‥‥などと思われるかもしれませんが、レギュラーサイズのペヤングに設定されているメーカー希望小売価格は193円(税別)が標準なのに対し、今回は240円(税別)とコストパフォーマンスに優れた商品。ただ、定番の「ソースやきそば超大盛」は230円(税別)なので、ちょっと色が付けてありました。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:ペヤング 超大盛やきそばハーフ&ハーフガーリックカレー
製造者:まるか食品株式会社
製造所:+H・本社工場(群馬県伊勢崎市戸谷塚町49-1)
内容量:230g(めん180g)
商品コード:4902885007067(JAN)
発売日:2021年07月13日(火)
実食日:2021年07月16日(金)
発売地域:全国(ファミリーマート先行)
取得店舗:コンビニ(ファミリーマート)
商品購入価格:258円(税込)
希望小売価格:240円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:超大盛やきそば
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:820ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:3袋(ガーリックソース・カレーソース・かやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(香辛料、糖類、食塩、しょうゆ、たん白加水分解物、植物油脂、食用風味油、たまねぎ、はちみつ、ポークエキス、りんご果汁、トマトペースト)、かやく(キャベツ、香辛料、コーン、にんじん)/ 調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘多糖類、かんすい、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、アナトー色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、(一部に小麦・大豆・豚肉・りんごを含む)

実食開始

具材の量はレギュラーサイズと同じくらい

別添の小袋は「かやく」のみ先入れで、フライドガーリックは「ガーリックソース」用、コーンとニンジンは「カレーソース」用、キャベツは共用といった工合でしょうか。麺の量は2倍でも具材の量は2倍ではないため、ちょっと少なく感じるのですが、ソースの香りはインパクト抜群。

左・ガーリックソース / 右・カレーソース

ええ、主にニンニクが強烈なんですけど、カレーの香りも負けておらず、中間のブレンド地点にも期待できそうな展開。食塩相当量は7.6gと高めですが、西の雄「日清焼そばU.F.O.大盛(めん130g)」と同じなので、2人前で7.6gなら低いと見るべきかもしれません。ただし、カロリーは1082kcalと清く正しく2人前ですけどね。

ちなみに販売店はコンビニの中でも “ファミリーマート先行” となっているのですが、2021年8月2日に一般販売が解禁されるため、近くにファミリーマートがないから売ってない‥‥という方も安心してください。それでは、ガーリックの強さと念のためカレーの辛さにも注目しつつ「めん」「ソース」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(230g)あたり
カロリー:1082kcal
たん白質:16.3g
脂  質:59.3g
炭水化物:120.8g
食塩相当量:7.6g
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

ガーリックサイドの麺

ペヤングらしい安心と信頼の頼りなさ

5.0

先に「ペヤング ソースやきそば」の麺が2つ入っている状態と前述したように、それ以上でもそれ以下でもなく、ラードの風味が芳ばしい油揚げ麺が180gも入っているので、食べ応えは申し分ありません。ただ、必要なお湯の目安量が多いのと、レギュラーサイズよりも湯切りに時間を要するため、すこし柔らかめに仕上がります。

カレーサイドの麺(無論まったく同じ麺)

また食べる時間も単純計算で2倍は必要なので、後半ちょっとモタついてくるというか、ふやけてくるというか、うん。ある意味その頼りない食感も「超大盛」ならではの魅力ですし、なんかこう、油揚げ麺かっこんでるなー、俺。みたいな感じが‥‥うんw 語彙力がアレですけど、それはさておき “いつもの麺” という認識で問題ありません。

まるか食品の工場は、本社工場(群馬県伊勢崎市戸谷塚町49-1)と赤堀工場(群馬県伊勢崎市下触町1101-1)の二箇所あり、外装フィルムの賞味期限横に「H」とあったら本社工場で、同じ位置に「A」とあったら赤堀工場で製造したことを意味しているのですが、どちらも基本的なレシピは同じ。たまに細いとか太いとかありますけど、そのロット差に注目してみるのも醍醐味です。

ソース

生おろしニンニクを効かせたガーリックソース

どちらも完成系にある

7.0

「ガーリックソース」は要約すると “にんにくを強めに効かせた焼肉の塩だれ” 的なテイストで、生おろしニンニクの強烈な香味を軸に、粗塩を彷彿とさせる塩気をキリッと効かせた‥‥ええ、まったく同じではないかもしれないけれど、2020年7月14日にファミリーマート先行で発売された「ペヤング 超超超大盛GIGAMAXガーリックパワー」のソースと酷似したフレームワーク。

生おろしニンニクを遠慮なく配合した男らしいテイストで、そのインパクトは凄まじいのですが、これぞ「にんにく塩味」と言わんばかりの奇を衒わない硬派な仕上がり。

あの懐かしいカレーソース復活

片や相棒の「カレーソース」は、2014年6月16日に発売された「ペヤング 超大盛やきそば ハーフ&ハーフカレー」のソースを彷彿とさせる、サラッとした口当たりのカレー味。これですよ‥‥先日の「獄激辛カレー」とは完全に別物で、辛味の強さは一般的にみてもピリ辛の枠を出ませんが、まろやかなカレー味でも香辛料の効き目はバッチリ。もうね、通年販売したらいいじゃないかと。

そして “MIX” すると‥‥

でもって試しに中間地点を一緒に食べてみた結果、どっちつかずの中途半端な味に落ちることはなく、膨よかなカレー味にガーリックのパンチが重なって、なるほど “3度おいしい” を体現。正直どちらも新鮮味のある味ではない、むしろ懐かしいとさえ感じたのですが、このハーフ&ハーフは歴代最強かもしれません。

かやく

フライドガーリックがよい

5.0

ご存知の通りキャベツは汎用性が高く、とりあえず入れておけば大概のソースに馴染んでくれるため、今回のガーリックソースやカレーソースにも違和感なくフィット。コーンは特有の甘みからカレーソースとの相性がよく、ニンジンもソースとの相性はカレーかなぁ‥‥と思ったのですが、強烈な香味のフライドガーリックは両方のソースと相性抜群。

ガツンとキます

ガーリックソースではニンニクのパワーを底上げしてくれる役割を担い、マイルドなカレーソースではワイルドさをプラスしてくれる、いやいやニンニクサイコーですなw もうちょっと量が多ければ言うことなしではあるものの、一つひとつの存在感が凄まじかったので、物足りなさを感じることはありませんでした。

総評

6.0

麺の量が2倍なのと、必然的に強烈なニンニク臭を伴うため、それが人を選ぶ要因になりますが、ここ最近の「ハーフ&ハーフ」では最強といっても過言ではありません。ぶっちゃけ麺とソースは既存品の使い回しですけど、こういう使い回しなら大歓迎。

強烈に “生おろしニンニクを効かせたソース” が好きな方はもちろん、かつての “激辛じゃないカレー味” の再販を待ち望んでいた方にとっても朗報で、かなり好印象でした。いいぞペヤング、もっとやれ【author・taka :a(大石敬之)】

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