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ニュータッチ 元祖キムチラーメン@ヤマダイ

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ヤマダイ

どうも、taka :aです。

月曜日にカップ麺の新作が意欲的に並ぶスーパーがあって、いつも世話になっているのですが、台風7号の影響でカップ麺の物流が完全にストップしました。

この手前(右側)にも同じくらいカップ麺を置いている棚のスペースがあるんですけど、すっからかん。明日火曜日にはコンビニに新商品が並ぶので、ブログの更新に関しては通常通り新製品で運営できそうですが、まだ当地方はマシです。土砂崩れで塞がっていた道路も開通し、バイパスも同じく交通規制解除。各物流はメチャクチャですが、カップ麺以外の食料は比較的に整っていて、魚・肉などは解凍品で何とかなっています。一部まだ片側交通規制の道もありますが、普段の通勤に差し障りのない程度にまで復旧しました。しかしながら床上浸水の地域も多く、西日本各地の知り合いからは復興の目処が立たないとの連絡も続いています。

売れ残りを見るとハッキリしていて、定番の「どん兵衛」は完売。「赤いきつね」は少しだけ残ってて、「緑のたぬき」は充実の売れ残り。お年寄りの多い地域にあるローカルスーパーなので、地域性もあると思いますが、「行列のできる店のラーメン」シリーズなどの200円以上するハイエンドカップ麺は基本的に手付かずですね。あと、「一平ちゃん夜店の焼そば わさびマヨ醤油味」なんかの変わり種も手付かず、でもって「やきそば」は基本的に売れ残っています。「カップヌードル」のレギュラー陣は、わずかにカレーを残して完売。「トムヤムクンヌードル」や「ビッグ」、「あっさり少なめカップヌードル」などは売れ残っていました。他にも「麺職人(@日清食品)」は売れていて、「麺づくり(@東洋水産)」は売れ残っているとか、ここらへんの住民は日清食品贔屓なのかな‥

というわけで、この記事は今週新発売の期間限定カップ麺ではありませんが、今年の5月にリニューアルしたド定番の重鎮を紹介します。

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業界初のキムチラーメンがブラッシュアップ!

本日の一杯は、2018年5月21日(月)リニューアル、ヤマダイニュータッチ 元祖キムチラーメン」のレビューです。

昭和61年3月、国内の即席麺でキムチ具材を初めて起用したのがヤマダイ(ニュータッチ)の「キムチラーメン」なので、堂々の “元祖” なんですよね。まだ若い世代のユーザーは、エースコックの「スーパーカップ1.5倍 豚キムチラーメン」またはコンビニ限定の「スーパーカップ1.5倍 ブタキムラーメン」が元祖と思っておられる方も多いかもしれませんが、あれは「元祖 “豚” キムチ」のカップ麺であって‥ま、いいでしょうw とりあえず業界初のキムチ系カップ麺は、ヤマダイが元祖です。これでカップ麺検定もバッチリですね!※そんな検定ありません

私が最後に食べたのは‥おお、調べてみたら2014年6月15日でしたw 基本、食べたカップ麺は備忘録としてブログの記事に残してきたのと、そういえば長いこと食べた記憶がないので、およそ今回が4年ぶりの実食になるかもしれません。

そっかー、当時は荏胡麻ドレッシングと雪花菜(きらず・おから)、自分で漬けた生姜の酢漬けにハマってたんだなぁ‥と、過去記事を読みながら時の流れを実感してノスタルジックなうw さて、もはや解説不要と言っても過言ではない(それ実際に言われたら私のブログは終わりなんですけどね‥w)定番もド定番のカップ麺、あらためて真剣に向き合ってみましょうか。

名称:即席カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、ラード、しょうゆ、たん白加水分解物、食塩、チキンエキス、ポークエキス、野菜エキス)、スープ(植物油脂、食塩、糖類、キムチエキス、香辛料、たん白加水分解物、しょうゆ、ポークエキス、魚醤(魚介類)、ねりごま)、かやく(白菜キムチ、フライドガーリック、ニラ)、調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、増粘多糖類、カラメル色素、かんすい、酸味料、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、(原材料の一部に乳成分を含む)

アレルゲン情報:乳・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉

1食(89g)当たり

エネルギー:420kcal
たん白質:7.9g
脂質:18.5g
炭水化物:55.5g
ナトリウム:2.9g
(めん・かやく:1.1g)
(スープ:1.8g)

(食塩相当量:7.4g)

ほどよい辛味と酸味が美味い!「元祖キムチラーメン」5月リニューアル発売!

(ヤマダイ「ニュースリリース」より引用)




スープ

風味豊かでコクがあり、辛くて旨いクセになる味わいのキムチ味スープに、魚醤やニンニクの旨味とアクセントとして胡椒を効かせました。別添の調味オイルによりキムチの赤さと風味が追加され、よりキムチラーメンらしさを演出します。

(ヤマダイ「ニュースリリース」より引用)

甘くてピリ辛で後引く旨さ!

唐辛子の刺激は実に穏やかですが、程よくピリ辛で、何と言ってもキムチの酸味とガーリックのパンチが絶妙。方向性としては古き良きインスタントらしく、かなりチープでスナック的な路線ではあるものの、もはやロングセラー系決定版と言っても過言ではないノスタルジックな印象は、何度リニューアルされても色褪せていません。前書きでも触れたように私は約4年ぶりの実食となりましたが、食べた瞬間に懐旧の念を呼び起こされました。しかし、絵に描いたような方向性にありながらも悪い意味で安っぽい、粗悪な印象ではありません。むしろロングセラーブランドらしいチープな個性を踏襲しつつ、現代の若者にも難なく通用するのではないかと思える “カップ麺だからこその魅力” が詰まったスープと言えるのではないでしょうか。

ベースのスープは粉末ですが、別添の調味オイルが実に効果的で、粉末スープだけでは出せない香りと深みを付与してくれます。そのオイルを纏った伝統的な油揚げ麺が無条件で美味しく、ひとくち食べた瞬間に思わず幸福の溜め息を漏らしてしまいました。何なんでしょうね?この有無を言わさずクセになる感じの中毒性w

4年前の記憶と比較して、 “ニュータッチらしい” あのチープさを踏襲しつつ、あえて “洗練させずに” それでいて確かにコクが増したような‥いや、だいぶ思い出補正かかってるかもしれないんでアレなんですけどw 星の数ほど生まれては消えていく新作を追うカップ麺ブロガーを無条件で包容力の泉に叩き落として安堵させてくれるような‥ ←分かりにくいかw

味の核は明白にキムチで、それっぽい風味が粉末スープにも仕込まれていますが、別添の調味オイルが重なってキムチの風味を数段上のレベルに押し上げます。続いてキムチの風味と相性のいい魚醤のアクセントが輝き、そこへ重なる甘さが中毒性のあるジャンクな旨みの扉をノックしつつ、適度な胡椒の清涼感が甘みを野暮ったいと思わせない、さすが32年の歳月を経て練り上げられてきたノウハウを感じる計算です。ちょっと反則なんじゃないですかね? ←

めん

つるつると滑らかで、しっかりとしたコシのあるフライ麺。

(ヤマダイ「ニュースリリース」より引用)

このチープさが真髄

白っぽい見た目の縮れた中細麺で、やや平打ち。食べ始めは少しカタく、もちもちとした弾力も感じられるのですが、それはもう瞬く間にヘタれますw ちょっと撮影しようものなら(というのは一般的なシチュエーションから逸脱しますが)歯応えなんて消え失せてしますのですが、許せちゃうんですよねぇ‥うんうん、これぞニュータッチマジックです。

東洋水産の油揚げ麺と同じく麺にはラードが練り込まれているので、油揚げ麺特有の芳ばしい風味、つまりはチープな油揚げ麺臭がフルスロットルなんですけど、調味油のキムチ風味を纏えばマイナスどころか、このチープさこそが嫌味なく魅力に思えるんですよね。安もんカップ麺が苦手な方々からは無条件で低評価の鉄槌を喰らわされるようなショボい麺なんですけど、けっしてリアルな生麺では味わえない、このチープさこそが我々マニアのハートをイーグルキャッチするわけですよ。(※なんかスミマセン)

言ってしまえば廉価版の製品に有り勝ちな油揚げ麺なんですけど、それこそがノスタルジックといいますか、むしろ洗練されちゃったら興醒めですよね。しょうゆ、チキンエキス、ポークエキス、野菜エキスなどによって下味が施されており、スープとの一体感はバッチリでした。

かやく

白菜キムチ、ニラ、フライドガーリック

(ヤマダイ「ニュースリリース」より引用)

けっこうキムチは本格的!

さすがに東洋水産のカップ麺に使われているフリーズドライキムチブロックには引けを取りますが、エースコックのブタキムに入っているキムチよりも肉厚で、定価170円という廉価版(オープン価格)に近い価格設定を思えば上出来‥いや、それ以上の出来と言えるのではないでしょうか。おそらく平均的な実売価格は廉価版のカップ麺と同列ですが、廉価版と違って定価が設定されているのも頷ける質の高さで、さすが “元祖” の名に恥じない存在感ですね。

そしてニラがキムチを後押しするようにパンチを付与してくれており、さらにフライドガーリックが‥ん?コイツいつの間にw 4年前に食べた製品には入っていなかったので、いつから導入されたのかは分かりませんが、たいへん効果的なアクセントです。

香辛料として要約されている中に含まれている(と、思われる)ガーリックパウダーのアクセントとは違う、フライドガーリックならではの芳ばしいパンチが違うベクトルから味を囃し立て、さらに熱湯で戻ることによってエキスでもパウダーでもないリアルな具材としてのニンニク感を楽しませてくれる、これまでの元祖キムチラーメンから(私の場合は約4年前の記憶ですがw)ツーランクほどアップしちゃったような効果を見せてくれた存在でした。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(6)
(標準は★3です)

方向性としては古き良きカップ麺のスタイルを清く正しく継承しているので、ことリアリティに於いては本格志向のカップ麺に遠く遠く及びませんが、そんなもん「元祖キムチラーメン」に求めてはいけません。それは「凄麺」の土俵ですからね。こいつが本格的になってしまったら、 “元祖” ではなくニュータイプになってしまいます。

とにもかくにもチープなカップ麺になるのですが、そのチープさこそが最大の売りと言える代物で、なのに無難とかフツーのレベルを軽く超越しちゃってるんですよね。古典的な戦術手段ではあるものの、粉末スープ・調味油・具材から滲み出てくるキムチのジェットストリームアタックが(つ、通じてますよねw)現代でも余裕で通用しており、もはや旗艦アナンケよろしくホワイトベースも落とせるんじゃ‥やめておきましょうか。←

キムチだけは地味に本格的ですが、いい意味でカップ麺というスペースコロn(ry 領域を超えず、全体に統一感があります。チープな油揚げ麺も生き生きとしており、ピリッとした刺激にジャンクな甘味が後引く味わいで思わずクセになる、まさに「元祖」の名に恥じない名作と言えるでしょう。カップ麺が好きでキムチ系が大丈夫なら、とりあえず買い置き決定です。

来週、2018年7月16日に同社の「元祖ねぎらーめん」と「元祖 ねぎみそらーめん」が発売33周年を記念してリニューアル発売される予定ですが、今回のブラッシュアップされた「元祖キムチラーメン」の方向性から察するに、余計な心配は必要なさそうですね。

商品名:ニュータッチ 元祖キムチラーメン
製造者:ヤマダイ
内容量:89g(めん70g)
発売日:2018年5月21日(月)
発売地区:-
取得店舗:スーパー
取得価格:105円(税込)
希望小売価格:170円(税抜)
JANコード:4903088011257

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:390ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:3袋(調味油・粉末スープ・かやく)

ヤマダイ株式会社:〒300-3598 茨城県結城郡八千代町平塚 4828
お客様窓口:0296-48-0133

  1. すごい!!売れ残り方が「当然だよね」みたいな~
    そっちはライフラインも大丈夫なのね。

  2. キムチのラーメンは辛ラーメンしか食べたことないんだけど、どっちがおススメだろう?

    今回は大変だったね。また、台風8号が来てるとか・・・(ノД`)・゜・。
    東日本大震災の時は変わり種を除いてカップラーメンの棚が空になったと聞いているから、緑のたぬきが残ってるという話を聞くと、まだホッとするわ~。

  3. 大雨の影響がこんなところにまで; 本当にすごかったみたいですね; ここ数年の異常気象は何かの前触れのようで怖いです;
     売れ残りの傾向分析、面白かったです♪ 妙に納得! もし私がコンビニにカップ麺を買いに行ったら買うだろうなーという順番でなくなっていってました^^

  4. やはり物流が滞っていますか・・・。
    こればっかはやむを得ない部分ですね。
    もっと不自由な人もいっぱいいるでしょうから、
    なんか今は新製品をぬけぬけと紹介するのも気が引けます (^_^;)

    このキムチラーメンは昔からちょくちょく食べている製品。
    最近ちょっと味変わってイマイチ感あるのですが、
    この現行バージョン、自分も先日買って在庫あるので
    楽しみに食べてみましょう。(記事にはしない)

  5. 夏にキムチラーメンはあんまし食べないんだけど(のぼせるからw)、このキムチ感は美味しそうやね(*´﹀`*) 麺のジャンクさが私にはちょっと重いかなぁ・・・冬だったらたべるんだけどなぁ、汗がかけないキムチラーメンはツラいので、涙を飲んでスルーです(ノД`)シクシク

  6. 宅配が遅れていたり、新聞の配達が遅れたりという不自由はあったけど、こちらは日常生活に問題はなかったよ。
    コンビニ、テレビで観たシーンみたいになってる!本当に品薄なのね。

    あ、売れ残ってるという変わり種のトムヤンクンヌードル、私食べたよ。

    子供が食べてたんだけど、辛くて食べられないからと私に回ってきてね。

    辛くて水をガブガブ飲みながら食べたから水腹。

    災害時は水も不足するから、辛過ぎるカップ麺は、向いてないね、うん。

  7. あっ、こういうの好きだよ~~~^^
    甘くてピリ辛。うん、なんか懐かしい♪キムチ大好きやから、なかなか本格的なキムチがいてくれるならOK☆
    ビー玉さん、夏こそキムチですよ^^冷房つけて毛布かぶって寝る感じの優越感( ´艸`)

  8. きたね「6」
    しかも大好物の「キムチ」
    検討案件

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