最新カップ麺【今週の新商品】U.F.O.史上最大量マヨに謎肉放題!? ちいかわラーメン爆誕も見逃せない!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2024年3月25日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
日清焼そばU.F.O. 油そば ラー油マヨ / 236円（全国）N
日清ラ王 背脂醤油 / 285円（全国）R
日清ラ王 とろ熟味噌 / 285円（全国）R
日清ラ王 焙煎ごま担々 / 285円（全国）R
日清ラ王 とろまろ塩 / 285円（全国）N
カップヌードル 謎肉放題 / 650円（全国）N

▼明星食品
明星 ぶぶか油そば / 278円（全国）R
明星 チャルメラ ちいかわラーメン しょうゆ味 / 142円（全国）N
明星 一平ちゃん夜店の焼そば てりたまマヨ味 / 236円（全国）N

▼東洋水産（マルちゃん）
縦型ビッグ 沖縄そば / 271円（全国）N
おそば屋さんのカレー南ばん肉そば / 236円（全国）N
バリうま ごぼ天うどん 博多どんたく / 236円（九州）N
宮崎風旨辛麺 博多どんたく / 236円（九州）N

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
ポケモンヌードル しょうゆ味 / 170円（全国）R
ポケモンヌードル シーフード味 / 170円（全国）R
タテ型ポケモンヌードル 函館塩ラーメン / 236円（全国）N
タテ型ポケモンヌードル 仙台辛味噌ラーメン / 236円（全国）N

▼エースコック
スープはるさめ 塩レモン / 182円（全国）N

▼寿がきや食品
歌志軒監修 カップ油そば / 274円（沖縄除く）N
小さなおうどんあさりだし / 168円（沖縄除く）N
小さなおうどん梅じそ / 168円（沖縄除く）R
小さなおうどんお吸いもの / 168円（沖縄除く）R
小さなおうどんとろろ昆布 / 168円（沖縄除く）R

▼大黒食品工業
大黒 冷し中華醤油だれ / オープン価格（全国）N
大黒 冷しうどん / オープン価格（全国）N
大黒 冷し担々麺 / オープン価格（全国）N

▼セブンプレミアム
わかめたくさん あさりだし塩ラーメン / 158円（全国）N
春雨ヌードル シーフード味 / 188円（福島・関東・甲信越）N
春雨ヌードル 辛タンメン味 / 188円（福島・関東・甲信越）N

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「日清焼そばU.F.O. 油そば ラー油マヨ」新発売

U.F.O.史上最大量のラー油マヨ!? これまで以上に “ぶっ濃い” 油そば登場!! 日清焼そばU.F.O.（にっしんやきそばユーフォー）とは、1976年（昭和51年）5月21日の発売以来、他の追随を許さないマーケティングセンスと “濃い濃い濃厚ソース” で確固たるポジションを築き上げたブランドで、現在はカップ焼そば・油そばカテゴリーにおいて売上No.1に君臨している絶対王者。

出典：「日清焼そばU.F.O. 油そば ラー油マヨ」（3月25日発売）｜日清食品

今回の新商品「日清焼そばU.F.O. 油そば ラー油マヨ」は、汁なしラーメンのジャンルとして確固たる市民権を獲得した「油そば」の濃厚な味わいを「日清焼そばU.F.O.」流にアレンジした変わり種で、日清焼そばなのに油そば‥‥などという素朴なツッコミはさておき、U.F.O.ブランドの油そばがリリースされるのは初めてのことではありません。

むしろ、2017年（平成29年）7月24日発売の「日清焼そばU.F.O.ビッグ極太 油そばマシ×2キムチマヨ」を皮切りに、近年は “濃い濃いラー油マヨ付き” の油そば・まぜそばをコンスタントに展開しているため、U.F.O.の得意分野になりつつあるのですが、2024年の新作は史上最大量のラー油マヨ（10.5g）がポイント。さらに食べ応えのある極太ウェーブ麺を搭載ということで、これまで以上にガツンと楽しめそうな一杯です。

日清食品「日清ラ王 とろまろ塩」新発売

日清ラ王に山頭火インスパイア参戦!? 既存品をリニューアル＆純然たる新作も市場に投下!! 日清ラ王（にっしんらおう）とは、1992年（平成4年）9月21日の発売以来、ラーメン業界において “その時代の王道とされる味” に進化し続けてきたブランドで、名前の由来はラーメンの王様。現在は “まるで、生めん。” を標榜するノンフライ麺を主力とし、本格的なフレーバーを数多く展開しています。

出典：「日清ラ王」カップ麺シリーズ4品（3月25日発売）｜日清食品

今回の新商品「日清ラ王 背脂醤油」「同 とろ熟味噌」「同 焙煎ごま担々」は、既存品のリニューアルで、なかでも「焙煎ごま担々」はパッケージのみ変更となっているのですが、注目すべきは純然たる新作「とろまろ塩」の存在。その商品名と “豚骨のコクとラードの旨みをベースに、ニンニクの風味をきかせた濃厚な白濁系の塩スープ。” という訴求から察するに、味のモデルは「山頭火」なのではないかと。

パッケージのカラーリングも水色だし‥‥というのは、セブンプレミアムゴールドのカップラーメン「山頭火 旭川とんこつ塩」に引っ張られてのイメージですけど、ジャンル的には塩とんこつ系なのに “ねりごま” を隠し味に使用しているあたり、まったく関係ないとは断言できないフレームワーク。ほかにも厳選素材として “赤穂産焼き塩” をピックアップするなど、見どころは多そうです。

明星食品「明星 ぶぶか油そば」リニューアル発売

ガッツリうまいからカップ油そば不動の売り上げNo.1「ぶぶか」監修の一杯が自慢の極太麺を強化!! ぶぶかとは、かつて「味の民芸」や「ブルックボンド」等を運営していた明星食品の外食部門（明星外食事業）による社内ベンチャーとして発足し、現在はサガミホールディングスが展開している「油そば」及び「東京風醤油とんこつらーめん」の専門店で、1994年（平成6年）2月に産声を上げた “知る人ぞ知る小さな1軒の屋台” が原点。

出典：「明星 ぶぶか油そば」（3月25日リニューアル発売）｜明星食品

今回の新商品「明星 ぶぶか油そば」は、2002年（平成14年）6月の発売以来、現在はカップ油そば（インテージSRI+ カップインスタント麺の油そば市場 2022年7月～2023年8月累計販売金額）売上No.1に君臨している定番商品のリニューアルなので、純然たる新作ではないけれど、同商品の特徴である極太麺をブラッシュアップ。

麺の中心部に位置する弾力を強くした、ガッツリとした食べ応えが得られる “醤油ダレねり込み極太麺” にリニューアルということで、さらなる食べ応えに期待できる展開。リニューアル前の「明星 ぶぶか油そば」は、すでに完成系といっても過言ではない仕上がりだったので、まだ進化を続けるのかと。それと同時に “リニューアルを謳ったコスト調整” が目立っていないかどうか、そこも見どころになりそうです。

明星食品「明星 チャルメラ ちいかわラーメン しょうゆ味」新発売

チャルメラ×ちいかわコラボ初、かわいらしいミニサイズのカップめん新登場!! ちいかわとは、イラストレーターのナガノ氏がTwitter（現「X」）に投稿したツイートを皮切りに、もはや社会現象といっても過言ではないレベルで盛大にバズりまくっている作品で、ちいかわたちが繰り広げる、楽しくて、切なくて、ちょっとハードな日々の虜になる人が続出。よほどの出不精でもない限り、一度は目にしたことがあるでしょう。

出典：「明星 チャルメラ ちいかわラーメン しょうゆ味」（3月25日発売）｜明星食品

今回の新商品「明星 チャルメラ ちいかわラーメン しょうゆ味」は、2022年（令和4年）9月7日公開のテレビCM『チャリメラ篇』を皮切りに、バリエーション豊かなコラボパッケージの袋麺などを展開してきた “チャルメラ×ちいかわ” の新作で、このコラボでは初となるミニサイズのカップラーメンを新発売。

その小さくて可愛らしいサイズも然る事乍ら、にっこりとした表情の “ちいかわなると” も新規に開発。さらに、フタ裏のデザインは全5種ということで、ちいかわファンは見逃せない一杯。1食あたりの内容量は35g（めん30g）ということで、お子様や少食の方でも手に取りやすい商品となっているのですが、常識に欠ける脳足りん転売ヤーの餌食にならないことを願っています。おまえら、キモいからマジでヤメろよ。

明星食品「明星 一平ちゃん夜店の焼そば てりたまマヨ味」新発売

あの「てりマヨ」が「てりたまマヨ」にパワーアップ!? てりやきバーガー風の一平ちゃんに “たまごタレ” 参加!! 一平ちゃん（いっぺいちゃん）とは、1993年（平成5年）1月18日の発売以来、明星食品が力を入れているブランドで、当初はカップラーメンからスタートしましたが、1995年（平成7年）2月20日に「一平ちゃん夜店の焼そば」が登場。以降は「一平ちゃん夜店の焼そば」を主力商品とし、現在に至ります。

出典：「明星 一平ちゃん夜店の焼そば てりたまマヨ味」（3月25日発売）｜明星食品

今回の新商品「明星 一平ちゃん夜店の焼そば てりたまマヨ味」は、てりやきバーガーの味わいをイメージした「明星 一平ちゃん夜店の焼そば てりマヨ」（2019年10月7日発売品）に端を発するジャンクな変わり種で、2021年（令和3年）8月2日にも同じ商品名で復活を果たしているのですが、3代目となる2024年3月発売品は “たまごタレ付” の「てりたまマヨ味」に進化を遂げた一杯。

てりやきバーガーの味わいをイメージしたカップ焼きそばに、たまごタレを別添して「てりたま」とは、これ以上ないほど安直で好き。しかも、たまごタレを追加したからメーカー希望小売価格は事実上の標準よりも高めですよーみたいな商品が多い中、こちらは236円（税別）ということで、いつもの「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」と変わりません。これまでのノウハウもありますから、安心して楽しめそうです。

東洋水産「縦型ビッグ 沖縄そば」新発売

マルちゃんの沖縄限定商品「カップ沖縄そば」の味わいを全国向けの縦型ビッグにアレンジ!! カップ沖縄そばとは、1984年（昭和59年）9月から沖縄で販売されている東洋水産のカップ麺で、沖縄限定のカップ沖縄そばといえば明星食品の「カップ沖縄そば（島とうがらし入り特製七味付）」も有名ですけど、後者の発売開始は1989年（平成元年）9月から。つまり、東洋水産のほうが5年ほど先輩。

出典：「縦型ビッグ 沖縄そば」新発売のお知らせ｜東洋水産

今回の新商品「縦型ビッグ 沖縄そば」は、沖縄限定の「カップ沖縄そば」を全国向けの縦型ビッグにアレンジした一杯で、直近だと2023年（令和5年）4月10日にも発売していましたが、昨年発売品と比較して “沖縄そばらしさにこだわり、さらに食べごたえがあり、伸びにくい麺にリニューアル” とのこと。

東洋水産が手掛けるノンフライ麺といえば近年、ほぼ例外なく「マルちゃん正麺 カップ」の “生麺ゆでてうまいまま製法” を取り入れているため、質感に偏りが出ているのですが、対して油揚げ麺のバリエーションは豊富。約2年前に食べた「縦型ビッグ 沖縄そば」の麺も雰囲気のある仕上がりだったので、今年も期待できそうです。

東洋水産「おそば屋さんのカレー南ばん肉そば」新発売

「おそば屋さんのカレー南ばんそば」を「肉そば」に!? ありそうでなかった “2種の肉入り” を展開!! おそば屋さんのカレー南ばんそばとは、赤いきつね・緑のたぬきでおなじみ、マルちゃんの和風カップ麺シリーズに位置するフレーバーで、通年販売のレギュラー商品ではないけれど、現在を遡ること18年弱、2006年（平成18年）4月3日発売の初代から続いている季節の人気商品。

出典：「おそば屋さんのカレー南ばん肉そば」新発売のお知らせ｜東洋水産

今回の新商品「おそば屋さんのカレー南ばん肉そば」は、今年で発売19年目となる「おそば屋さんのカレー南ばんそば」をベースにした変わり種で、味付豚肉と味付挽肉を組み合わせた「肉そば」がコンセプト。これまでの「おそば屋さんのカレー南ばんそば」にも味付豚肉を使用していましたが、そこに味付挽肉の組み合わせは前例がありません。

蕎麦（そば）における南蛮（なんばん）はネギを意味するため、もちろん「おそば屋さんのカレー南ばん肉そば」にも入っているのですが、ひとつ気になったのは “新たに味付挽肉を採用したことにより、刻み揚げが省かれている” こと。あの刻み揚げも商品の魅力を高めることに大きく貢献していたので、この采配が吉と出るか凶と出るか——。

寿がきや食品「歌志軒監修 カップ油そば」新発売

東海地区を中心に多店舗を展開している油そば専門店「歌志軒」の味わいを同郷の寿がきや食品が再現!! 歌志軒（かじけん）とは、2010年（平成22年）12月12日の創業以来、油そばを看板商品としている専門店で、名古屋市昭和区福江の1号店を皮切りに、海外出店も実現。FC加盟店もカウントすると、全国・世界に約80店舗を展開している人気店です。

出典：TOP > 商品情報 > 歌志軒監修 カップ油そば｜寿がきや食品

今回の新商品「歌志軒監修 カップ油そば」は、同店の看板メニューである「油そば」の味わいを再現した汁なしカップ麺で、メーカーは同じく東海を拠点としている寿がきや食品。お酢とラー油を効かせた絶品醤油ダレに、ノンフライの太麺を合わせた一杯ということで、王道を地で行く味わいが楽しめそうな予感。

ちなみに “お好みのトッピングで進化する！” とパッケージでも訴求されているように、梅干しや半熟玉子、キムチ、海苔などを推奨しているのですが、それらは “別途ご用意ください。” となっているため、商品には同梱されていません。ただ、土台が王道そうなだけに、数あるトッピングの中でも梅干しを推奨するとは、かなり気になりますね。

日清食品「カップヌードル 謎肉放題」新発売

たっぷり200g入りで謎肉にまみれたい放題!? 今度の新作は「カップヌードル」約47食分の “なぞにくだけ” を集めた意欲作!! というわけで、こちら即席カップめんカテゴリーの新商品ではないのですが、その道を切り拓いた世界初のカップ麺「カップヌードル」に入っている謎肉（なぞにく）だけを約47食分も集め、まさかの商品かという “おバカ” な展開を実現しやがった日清食品。

出典：「カップヌードル 謎肉放題」（3月25日発売）｜日清食品

商品名は「カップヌードル 謎肉放題（なぞにくほうだい）」ということで、これまた偏差値低めのタイトルなんですけど、そのまま「おつまみ謎肉」として食べてもよし、以前に公式が挑戦していた「謎肉バーガー」に改造してもよし、さらに「謎肉爆増しカップヌードル炒飯」や「謎肉モリモリボロネーゼ」など、いずれも公式が発表しているアレンジレシピなのですが、その可能性は無限大。

これまで謎肉の日（7月29日）に合わせて “メーカーにしかできない贅沢” をTwitter（現「X」）に投稿し、そのたびに注目を集めていましたが、それを一般の家庭でも再現できるチャンス。メーカー希望小売価格は1箱あたり650円（税別）ということで、もはや高いのか安いのか分かりませんけど、謎肉ファンは要チェックです。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、ブランド史上最大量のラー油マヨを搭載した「日清焼そばU.F.O. 油そば ラー油マヨ」に、明星食品の「ぶぶか油そば」リニューアルや、寿がきや食品の「歌志軒監修 カップ油そば」など、急に油そばが集中しているのですが、いずれも個性が異なる一杯。

さらに「ちいかわラーメン」や「日清ラ王 とろまろ塩」ほか、即席カップめんではないけれど、カップヌードル約47食分の「謎肉放題」の注目度も高く、なかなか賑やかな週になりました。それと上記では触れていませんが、セブンプレミアムの「わかめたくさん あさりだし塩ラーメン」も気になっています。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】