最新カップ麺【今週の新商品】家で食べるミスドの汁そば!? 地域の名店 “復活” も胸アツ展開!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2023年10月9日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
カップヌードル ポルチーニ香るきのこポタージュ / 236円（全国）N
カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼 / 330円（全国）N

▼明星食品
明星 大砲ラーメン 昔ラーメン こってりとんこつ味 / 339円（全国）R
明星 札幌らーめん信玄 コク味噌味 / 328円（全国）R

▼東洋水産（マルちゃん）
濃厚カレーきつねそば でか盛 / 271円（全国）N
豆乳ごまみそうどん / 236円（全国）N
青森 めったら卵スープ / 230円（東北）N

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
金色不如帰監修 はまぐりだしの塩そば / 271円（全国）N
カップスター きつねうどん / 214円（全国）R
カップスター 海老天そば / 214円（全国）R
カップスター カレーうどん / 214円（全国）R

▼エースコック
背脂チャッチャ風 こってり豚骨醤油ラーメン 麺大盛り / 348円（全国）N
野菜の旨みが引き立つコンソメ味ラーメン / オープン価格（加藤産業留型）N
ビーフの旨み引き立つカレー味ラーメン / オープン価格（加藤産業留型）N

▼ヤマダイ（ニュータッチ）
凄麺 愛媛八幡浜ちゃんぽん / 255円（全国）R

▼サンポー食品
柚子胡椒仕立ての高菜ラーメン / 236円（全国）N

▼ミスタードーナツ（mister Donut）
家で食べるミスドの汁そば / 250円（テイクアウト専用）N

▼丸美屋
豆乳おぼろ 焙煎ごま豆乳スープ / 198円（CVS）N
豆乳おぼろ ごま担々スープ / 198円（CVS）N
豆乳おぼろ ロゼ豆乳スープ / 198円（CVS）N

▼ローソン
エルマルシェ（L marche）鴨だしそば / 137円（全国）R
満腹濃厚豚ラーメン / 628円（全国）N

▼ファミリーマート
EIBUN監修 沖縄そばの行列店 / 297円（北海道・東北・東海・山梨・静岡除く）N
鮭がたっぷり入った 石狩汁 / 249円（全国）N
生姜の香りと麹の甘み 鶏団子汁 / 230円（全国）N
濃厚味噌仕立て ゴロっとたけのこ / 230円（全国）N
千里眼監修 ニンニクザンマイ（まぜそば）/ 630円（沖縄除く）N

▼セブン＆アイグループ
明星 地域の名店 カドヤ食堂監修 ワンタンめん / 278円（全国）N
7PG 中華蕎麦とみ田 純粋豚骨らぁめん / 298円（順次切替）R

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「カップヌードル ポルチーニ香るきのこポタージュ」新発売

2年前に高評価を叩き出した世界のカップヌードル「ポルチーニ香るきのこポタージュ」再登場!! 世界のカップヌードル（CUPNOODLES）とは、1971年（昭和46年）9月18日の発売以来、日本の即席カップめん市場で圧倒的な占有率を誇る「カップヌードル」が “世界のおいしいを、お届け！” をスローガンに展開しているシリーズで、CUPNOODLEの後に複数形の「S」を付けているのがポイント。

出典：2023年10月発売商品のご案内｜日清食品

今回の新商品「カップヌードル ポルチーニ香るきのこポタージュ」は、世界各国で親しまれている料理をカップヌードルで再現する「世界のカップヌードル」の新作で、ポルチーニが華やかに香る “フランスのビストロ風” きのこポタージュがコンセプト。実は、2021年9月6日にも「ポルチーニ香るきのこポタージュ」を発売しているため、まったくの新フレーバーではありません。

初代「カップヌードル ポルチーニ香るきのこポタージュ」と比較して、気になるカロリーは386kcalから392kcalにアップしていたり、脂質も18.5gから19.5gにアップしていたり、栄養成分表示の数値が変わっているため、微妙に内容を変えている可能性もありますけど、ほぼほぼ再販という認識で問題なさそうな雰囲気。ちなみに2年前の商品は、このブログで「★6」を叩き出しております。

日清食品「カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼」新発売

お湯かけ5分の「謎肉牛丼」に新展開、最新作は “すき焼き×牛丼” の魅力をマリアージュ!! 謎肉牛丼（なぞにくぎゅうどん）とは、数年前にバズった「謎肉丼（なぞにくどん）」にルーツを持つカップメシで、いつもの「カップヌードル」にも入っている謎肉は豚肉をベースにしているのですが、牛肉がベースの謎肉をメイン具材に使い、牛丼の味わいを “お湯かけ5分” で再現した変わり種。

出典：「カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼」（10月9日発売）｜日清食品

今回の新商品「カップヌードル すき焼き風 謎肉牛丼」は、2020年12月7日発売の「カップヌードル 謎肉牛丼」を皮切りに、2022年1月10日発売の「謎肉キムチ牛丼」及び同年10月17日発売の「謎肉ダブルチーズ牛丼」と続いた「謎肉牛丼」シリーズの新作で、日本の国民食となっている “牛丼” の味わいに “甘辛い牛すき焼き風の味わい” を加えた一杯。ええ、こんなもん間違いないでしょうよ。

ちなみに「カップヌードル」ブランドにおける “牛すき焼き” といえば、2023年9月26日に「特上カップヌードル」のスピンオフとも取れるセブン-イレブン限定商品「カップヌードル 牛すき ビッグ」を発売しているため、なにかしらの狙いを感じるところ。メーカー希望小売価格は330円（税別）と “プチ贅沢” な値段に設定されているので、コスパ的な部分が問われそうです。

明星食品「明星 大砲ラーメン 昔ラーメン こってりとんこつ味」リニューアル新発売

とんこつラーメン激戦区・久留米の老舗「大砲ラーメン」監修のカップラーメンを “さらに、お店品質”
で再現!! 大砲ラーメン（たいほうらーめん）とは、1953年（昭和28年）の創業以来、現在は福岡県久留米市の櫛原（くしわら）に本店を置く久留米とんこつラーメン専門店で、創業当時のスープに新しいスープを継ぎ足し続ける伝統技法「呼び戻し」の名付け親。

出典：「明星 大砲ラーメン 昔ラーメン こってりとんこつ味」（10月9日発売）｜明星食品

今回の新商品「明星 大砲ラーメン 昔ラーメン こってりとんこつ味」は、2003年（平成15年）6月12日にリリースされたカップラーメン「明星 大砲ラーメン こってりとんこつ味」にルーツを持つ「明星 大砲ラーメン 昔ラーメン」（2021年3月8日発売品）のリニューアル版で、20年の時を経て商品名に “こってりとんこつ味” を復活させた自信作。

正式に「昔ラーメン」を冠しての商品化は、2006年（平成18年）8月発売品からなので、まぁその辺いろいろあるんですけど、それはさておき今回のリニューアルを機に “とろみをあげて、さらにお店の味に近づいた、コク深いこってりとんこつラーメン” に進化している様子。JANコードは変わっていませんが、パッケージのみ変更のリニューアルではありません。

サンヨー食品「サッポロ一番 金色不如帰監修 はまぐりだしの塩そば」新発売

ミシュラン5年連続 “一つ星” の鬼才「SOBA HOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店」監修のカップラーメンが「サッポロ一番」に仲間入り!! SOBA HOUSE 金色不如帰（そば はうす こんじきほととぎす）とは、三重県桑名産の蛤（はまぐり）を中心に、60種類以上もの食材と、和食・イタリアン・フレンチなどの技法を駆使した “オンリーワン” の一杯を提供しているラーメン店で、その知名度は世界規模。

今回の新商品「サッポロ一番 金色不如帰監修 はまぐりだしの塩そば」は、2022年6月20日発売の「金色不如帰監修 はまぐりだしの塩そば」に続く「真鯛と蛤の塩そば」を再現したカップラーメンで、商品名は変わっていませんが、注目すべきはサンヨー食品の代名詞となっている “サッポロ一番” のブランドを冠していること。

数年前は自社製品に見境なく “サッポロ一番” を多用していたサンヨー食品ですが、2019年（平成31年）4月に自社ブランドを明白に区別するため社内方針を変更し、たとえば「カップスター」や「ポケモンヌードル」「旅麺」など、特定のシリーズを除いて “サッポロ一番” のロゴを取り外していたので、そこに「SOBA HOUSE 金色不如帰」が加わったのは、ある意味ひとつの快挙といえるかもしれません。

エースコック「背脂チャッチャ風 こってり豚骨醤油ラーメン 麺大盛り」新発売

即席カップめん業界No.1の背脂を保有するエースコックが “背脂チャッチャ系” の一杯を本気で開発!! 背脂チャッチャ系（せあぶらちゃっちゃけい）とは、数あるラーメン用語の中でもメジャーな単語で、名付け親はラーメン評論家の石神秀幸（いしがみ ひでゆき）その人。豚の背脂を固形のままザルに乗せ、チャッ、チャッ‥‥と、音を立てながら振り掛ける動作から、そのように呼ばれています。

出典：背脂チャッチャ風 こってり豚骨醤油ラーメン 麺大盛り 2023/10/9 新発売｜エースコック

今回の新商品「背脂チャッチャ風 こってり豚骨醤油ラーメン 麺大盛り」は、背脂かやく入り粉末スープとレトルト背脂による “W背脂仕様” が売りのカップラーメンで、製造者は背脂のリアルさに定評があるエースコック。背脂は即席カップめん業界でも重宝されているアイテムで、それを使用した定番商品も数多く存在しているのですが、ことリアルさにおいてエースコックの右に出る者はいません。

さて、背脂チャッチャ系をイメージしたカップラーメンといえば、2023年9月25日に “マルちゃん” の東洋水産が「マルちゃん正麺（せいめん）カップ もやし＆背脂 醤油豚骨」をリリースしていた、というのは記憶に新しいところ。それは背脂よりもバリシャキもやしの存在感が目立っていたので、前者のインパクトに物足りなさを感じたのですが、エースコックの新作はゴリゴリ背脂推しの一杯です。

サンポー食品「柚子胡椒仕立ての高菜ラーメン」新発売

九州産高菜を100100％使用!? サンポー食品が九州らしさ全開の「高菜ラーメン」をリリース!! サンポー食品とは、佐賀県三養基郡基山町を拠点に、即席めん（カップめん、棒状ラーメン）及び乾めんの製造を生業としているメーカーで、まだまだ全国的な知名度は高いといえませんが、だからこその地元愛あふれるアイディアで “九州の「うまい」をカタチに” しています。

出典：「柚子胡椒仕立ての高菜ラーメン」新発売！｜サンポー食品

今回の新商品「柚子胡椒仕立ての高菜ラーメン」は、九州では多くの豚骨ラーメン店が提供している “辛子高菜” のトッピングに、九州定番の調味料である “柚子胡椒” を掛け合わせた一杯で、九州産のレトルト高菜を使用していることから、イメージとしては2022年2月21にブランドリニューアルした「九州三宝堂（さんぽうどう）高菜博多ラーメン」の派生品。

しかも “トッピングの辛子高菜は九州産高菜を100100％使用しており、とことん九州らしさにこだわりました。” とニュースリリースに記載されているので、まさかの辛子高菜1001倍!? などと吹き出してしまったのですが、単純に誤字です。でも、今回の些細なミスを切っ掛けに、いつか挑戦してくれるかもしれません。笑

ファミリーマート「EIBUN監修 沖縄そばの行列店」新発売

沖縄県那覇市壺屋で人気の沖縄そば専門店「OKINAWA SOBA EIBUN」監修のカップ麺がファミリーマートに初登場!! OKINAWA SOBA EIBUN （オキナワ ソバ エイブン）とは、2016年（平成28年）4月27日の創業以来、お昼には1時間待ちの行列ができることも珍しくない人気店で、古き良き伝統的な沖縄そばとは一線を画す “創作系” のメニューが人気の秘訣。

出典：HOME > 商品情報 > 加工食品 > EIBUN監修 沖縄そばの行列店｜ファミリーマート

今回の新商品「EIBUN監修 沖縄そばの行列店」は、沖縄の有名そば店「OKINAWA SOBA EIBUN」監修による同店初のカップ麺で、メーカーは “サッポロ一番” のサンヨー食品。麺の種別について、ファミリーマートの公式ウェブサイトやパッケージにも記載はないけれど、熱湯5分＋ファミリーマート通常価格が297円（税込320円）という設定から察するに、おそらくノンフライ麺を使用。

しかも、味変え用の「コーレーグース風調味料」に、生タイプの「紅生姜」も別添ということで、本格的な味わいに期待できそうです。ただし、北海道・東北・東海・山梨・静岡のファミリーマート店舗は販売店に含まれていないようなので、該当エリアにお住まいの方は、ご注意ください。

セブン＆アイ「明星 地域の名店 カドヤ食堂監修 ワンタンめん」新発売

ついに “地域の名店” 完全復活!? 第1弾は大阪西長堀の超有名店「カドヤ食堂」監修!! 地域の名店（ちいきのめいてん）とは、セブン-イレブンと明星食品の共同開発ブランドで、2005年（平成17年）12月に発足。それはシリーズ通して大判どんぶり型の容器に身を包み、本格的なノンフライ麺と重厚なスープで確固たる人気と信頼を築き上げ、2017年（平成29年）12月に突如として消滅しました。

出典：トップ > 商品のご案内 > 明星 地域の名店 カドヤ食堂監修 ワンタンめん｜セブン-イレブン

——しかし、今回の新商品「明星 地域の名店 カドヤ食堂監修 ワンタンめん」は、突然の終売から約6年ぶりとなる「地域の名店」シリーズの新作で、製造は在りし日の輝きを取り戻さんとする明星食品。監修者は大阪でマニアからも絶大な信頼を得ている「カドヤ食堂 総本店」ということで、満を持すシリーズの復活を担うにあたり、まったくもって申し分ありません。

ちなみに「地域の名店」の後継機として現れた縦型ビッグのブランド「銘店紀行（めいてんきこう）」は、残すところ「博多だるま」監修によるカップラーメンのみとなり、それ以外の商品は終売しているため、これは大判どんぶり型の「博多だるま」や「もちもちの木」復活の日も近いのではないかと。それについては推測の枠を出ない発言になりますが、期待に胸が高鳴ります。

ミスタードーナツ「家で食べるミスドの汁そば」新発売

家で食べるミスドの汁そば!? あのミスタードーナツが即席カップめん業界に初参入!! ミスタードーナツ（mister Donut）とは、アメリカ合衆国を発祥とするドーナツチェーンで、現在の事業本部は日本のダスキン。多種多様なドーナツ・パイなどのメニューはもちろん、実は飲茶（ヤムチャ）にも力を入れており、それは2023年で記念すべき30周年を迎えました。

出典：飲茶30周年企画 世界のスープ麺｜ミスタードーナツ

今回の新商品「家で食べるミスドの汁そば」は、ミスタードーナツの店舗（イートインのみ）で提供されている「汁そば」を再現したカップラーメンで、同社の公式ウェブサイトにメーカーまでは明記されていませんが、ノンフライめんのフォント、熱湯5分の数字（5）だけ赤く着色、開封口の表記（ここからあける 熱湯にご注意！）など、パッケージの特徴から察するに、おそらく製造者はエースコック。

店舗の「汁そば」はイートイン専用なのに対し、カップ麺の「家で食べるミスドの汁そば」は文字通りテイクアウト専用で、お店の「汁そば」には入っていないドーナツ状の麩がオリジナル要素。タイミングや地域によっては売ってない場合もあるかと思いますが、販売店はミスタードーナツ全店舗が対象とのこと。ちなみに発売日は2023年10月11日（水）なので、フライングに注意してください。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、ミスタードーナツ史上初となる「家で食べるミスドの汁そば」に、満を持してのシリーズ復活を告げた「地域の名店 カドヤ食堂監修 ワンタンめん」の期待度も高く、マルちゃん正麺カップの “背脂チャッチャ系” に対抗するかの如く現れた、エースコックの「背脂チャッチャ風 こってり豚骨醤油ラーメン 麺大盛り」も仕上がりが気になるところ。

ほかにも「カップヌードル ポルチーニ香るきのこポタージュ」や「金色不如帰監修 はまぐりだしの塩そば」「大砲ラーメン 昔ラーメン」「柚子胡椒仕立ての高菜ラーメン」など、なかなか充実した週になりました。さらに、ノーアナウンスのコンビニ新商品がリリースされるかもしれないので、そちらの動きにも注目しながらブログを更新します。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】