最新カップ麺【今週の新商品】カップヌードル「スーパー合体」第2弾!? 全45通りの組み合わせから新ヒーロー爆誕!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2022年9月12日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
カップヌードル スーパー合体シリーズ カップヌードル＆シーフードヌードル / 214円（全国）N
カップヌードル スーパー合体シリーズ チリトマト＆トムヤムクン / 214円（全国）N
カップヌードル スーパー合体シリーズ 欧風チーズカレー＆味噌 / 214円（全国）N
カップヌードル スーパー合体シリーズ 辛麺＆にんにく豚骨 / 214円（全国）N

▼明星食品
すうどんでっせ / 118円（全国）N
かけそばでっせ / 118円（全国）N
かけラーでっせ 醤油ラーメン / 118円（全国）N

▼東洋水産（マルちゃん）
マジ盛 鬼旨スタミナ醤油 / 245円（全国）N
MARUCHAN QTTA コク味噌味 / 214円（全国）R
MARUCHAN QTTA トマトクリーム味 / 214円（全国）N
ラーメン横綱 豚骨しょうゆ味 / 296円（全国）R

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
名店の味 純連 札幌濃厚みそ / 260円（全国）R
名店の味 桂花 熊本マー油豚骨 / 260円（全国）R

▼エースコック
力うどん / 232円（一部で再販*1）
もちもちラーメン / 232円（一部で再販*1）
大吉 焼豚しょうゆ / 214円（北海道）R
うまさぎっしり新潟 うんめぇ 三条カレーラーメン / 214円（新潟中心）R
うまさぎっしり新潟 うんめぇ 新潟麻婆麺 / 214円（新潟中心）R
ヌードルはるさめ 1/3日分の野菜 うま辛チゲ / 196円（全国）R
ヌードルはるさめ 1/3日分の野菜 ちゃんぽん味 / 196円（全国）R

▼ヤマダイ（ニュータッチ）
凄麺 肉汁うどんの逸品 / 242円（全国）N
凄麺 鴨だしそばの逸品 / 242円（全国）N

▼セブンイレブン
7プレミアム 龍上海 本店 / 258円（一部地域*2）N

*1 富山・石川・福井・愛知・岐阜・三重・静岡中心・公式通販サイトデリこぶた
*2 北海道・東北・関東・甲信越・北陸・東海・近畿・中国のセブン-イレブン店舗

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「カップヌードル スーパー合体シリーズ カップヌードル＆シーフードヌードル」新発売

スーパー合体2（ツー）!? カップヌードルは混ぜるとウマイ「スーパー合体」シリーズ待望の第2弾!! スーパー合体とは、1971年（昭和46年）9月18日の発売以来、即席カップめん市場で圧倒的な占有率を誇る「カップヌードル（CUPNOODLE）」のスポット的なシリーズで、2021年9月13日に同ブランドの発売50周年記念を商品して市場に投下されたのが第1弾。

出典：「カップヌードル スーパー合体」シリーズ4品（9月12日発売）- 日清食品

今回の新商品「カップヌードル スーパー合体シリーズ カップヌードル＆シーフードヌードル」は、スーパー合体シリーズの第2弾を飾るフレーバーの1つで、カップヌードルの人気ランキングTOP2に君臨する「カップヌードル」と「シーフードヌードル」をブレンド。禁断の合体ということで、そこはかとなく地雷臭を感じる組み合わせではあるもののw かなり興味深いですよね。

ちなみに昨年の第1弾では、カップヌードルの八福神「カップヌードル」「同 シーフードヌードル」「同 カレー」「同 チリトマトヌードル」「同 欧風チーズカレー」「同 しお（SiO）」「同 味噌」「同 旨辛豚骨」計8品から2つの味を定め、全28種の組み合わせから4つのパターンを展開していたのですが‥‥

日清食品「カップヌードル スーパー合体シリーズ チリトマト＆トムヤムクン」新発売

2022年のスーパー合体2では、選択肢を「カップヌードル」の定番フレーバー10種（カップヌードル、同 カレー、同 シーフードヌードル、同 チリトマトヌードル、同 欧風チーズカレー、同 しお、同 味噌、同 辛麺、同 にんにく豚骨、同 パクチー香るトムヤムクン）に広げ、全45通りの組み合わせから4つのパターンを厳選。

出典：「カップヌードル スーパー合体」シリーズ4品（9月12日発売）- 日清食品

今回の新商品「カップヌードル スーパー合体シリーズ チリトマト＆トムヤムクン」は、前述のTOP2に負けず劣らずの人気を誇る「チリトマトヌードル」をベースに、昨年の第1弾には入っていなかった「パクチー香るトムヤムクン」を合体させた新フレーバーで、系統が異なる2種の辛味と酸味の相乗効果を狙った一杯。

シーフードヌードル＆カップヌードルは、どことなく地雷臭を漂わせていたのに対し、チリトマト＆トムヤムクンはイメージしやすい合体で、危なげなく美味しそうな雰囲気。実際にトマトとパクチーの組み合わせたレシピは多く、トマト入りのトムヤンクンも存在するため、盛大にズッコケることはないでしょう。ただ、パクチーが苦手な方は念のため避けたほうが安全です。

日清食品「カップヌードル スーパー合体シリーズ 欧風チーズカレー＆味噌」新発売

さらに続く今回の新商品「カップヌードル スーパー合体シリーズ 欧風チーズカレー＆味噌」は、昨年に社内人気No.1の組み合わせとして話題になった「チリトマト＆欧風チーズカレー」の片割れと、お互いのロゴが漢字という理由で合体した（という説もある）とんそ「旨辛豚骨＆味噌」の片割れを組み合わせたニューフェイスで、まさかの欧風と和風がマリアージュ。

出典：「カップヌードル スーパー合体」シリーズ4品（9月12日発売）- 日清食品

ただ、味噌はカレーの隠し味に使われることもある調味料で、味噌＋チーズの組み合わせも然り、イメージ的には悪くありません。麺は “スープの味わいに負けない、つるみのある少し太めのしなやかな麺” ということで、カレーや味噌、チリトマトヌードルなどに使われる約3mm幅。つまり、それだけスープの濃度にも期待できるフレーバー。

スープはデミグラスベースの味わいに、チーズのコクを加えた「欧風カレー」サイドの “まろやかで濃厚なカレー味” に、3種の味噌（麦味噌、赤味噌、白味噌）と香味野菜のキレを効かせた「味噌」サイドの “濃厚みそ味” を合体と期待大の展開。さらに具材として山椒謎肉（なぞにく）を使うなど、かなり見どころは多いのですが、あまりに味噌が強すぎた場合、評価が傾くかもしれません。

日清食品「カップヌードル スーパー合体シリーズ 辛麺＆にんにく豚骨」新発売

そして、スーパー合体2の最後を飾るのは「カップヌードル スーパー合体シリーズ 辛麺＆にんにく豚骨」という、だいぶ攻めのスタンスを感じる一杯。旨み6：辛さ4の比率を特徴とする「辛麺」の発売日は2021年8月30日、片や「にんにく豚骨」の発売日も2022年2月14日と比較的に最近の話で、自己主張が強いニューフェイス同士の合体です。

出典：「カップヌードル スーパー合体」シリーズ4品（9月12日発売）- 日清食品

パッケージの自己主張も激しく、容器の中でケンカしているのでは‥‥と、そのような懸念が無きにしも非ずのカラーリングですが、もともと「辛麺」はニンニクを強く効かせた食べ物。そのため「にんにく豚骨」とは核に近いところに確固たる共通点があり、辛味を効かせた豚骨の旨さは「旨辛豚骨」で実証済みなので、かなりの高評価を叩き出してくれそうな予感。

また昨年のスーパー合体では「チリトマト＆欧風チーズカレー」を “社内人気No.1” としていましたが、今年のスーパー合体2では「辛麺＆にんにく豚骨」を “社内人気No.1” としているため、ますます期待が高まる展開。はたして想像通りの結末を迎えるのか、それとも大どんでん返しを見せてくれるのか、このブログでは漏れなくレビューする予定なので、乞うご期待。

明星食品「すうどんでっせ」「かけそばでっせ」「かけラーでっせ」新発売

麺とスープだけの廉価版!? めんとつゆだけの真剣勝負 “シンプルだから食べ合わせめっちゃ自由なカップめん” 新登場!! 麺とスープだけとは、シンプルで上質なラーメンの本質を追求するために、あえて具材（かやく）を省いたシリーズで、ちょうど1週間前に第4弾となる原点回帰の新作「麺とスープだけ 黄金鶏油中華そば（二代目）」を発売しているのですが‥‥

出典：「明星 すうどんでっせ / かけそばでっせ / かけラーでっせ 醤油ラーメン」（9月12日発売）- 明星食品

今回の新商品「すうどんでっせ」「かけそばでっせ」「かけラーでっせ 醤油ラーメン」は、高級志向の「麺とスープだけ」が目指す世界と同様に、あえて具材を省いている新シリーズなのですが、メーカー希望小売価格は118円（税別）とオープン価格ばりの安さが目を引くところ。スーパーやドラッグストアでの販売価格は100円前後と予想できるため、コストパフォーマンスの高さに期待できる新作です。

さらに明星食品のニュースリリースには “おにぎりなどと一緒に食べる「汁もの」として” また “ご家庭にあるお惣菜などをのせて食べることで「アレンジして楽しめる一杯」として” との記載があり、さまざまな食のシーンに対応してくれるポテンシャルの高さも魅力。それなりに妥協しなければいけないポイントも出てくるかとは思いますけど、二匹目のドジョウが狙えるかもしれません。

東洋水産「マジ盛 鬼旨スタミナ醤油」新発売

新生「マジ盛」第3弾は “強烈なニンニクの風味” を特徴とする甘辛旨いジャンクフルな一杯を展開!! マジ盛（マジモリ）とは、ラーメンと本気（ほんき）で向き合ってきたマルちゃんが考える、お客様に『今届けたい、本気（マジ）の一杯』をコンセプトにしたブランドで、2022年3月26日に発売15周年を迎えた「本気盛」の後身。

出典：「マジ盛 鬼旨スタミナ醤油」新発売のお知らせ – 東洋水産

今回の新商品「マジ盛 鬼旨スタミナ醤油」は、生まれ変わったマジ盛シリーズ第1弾「ど豚骨醤油」及び第2弾「黒マー油旨豚みそ」に続く第3の新作で、強烈なニンニクの風味とラー油・唐辛子の辛味、さらにチャーシューダレ風の醤油感を重ね合わせた “甘辛旨” なスープを訴求。なんか前にも食べたような‥‥と、漠然に既視感を覚えるのですが、そういうのって実食前の想像を裏切らないタイプ。

東洋水産はニュースリリースでラー油と唐辛子の辛味について触れていますが、それよりもチャーシューダレ風の醤油感に力を入れているような雰囲気で、おそらく実際の辛さレベルはピリ辛ちょい上と予想。東洋水産が販売するニンニク系のカップ麺は、ガーリックパウダーを主体とし、砂糖の甘さを強めに重ねてくる傾向があるため、その系譜に連なる味に仕上がっていると思います。外れたらスミマセンw

サンヨー食品「名店の味 純連 札幌濃厚みそ」「同 桂花 熊本マー油豚骨」リニューアル発売

お店の臨場感を再現して実績伸長中「名店の味」2品がサイズアップ!! 名店の味とは、サッポロ一番のブランドで知られるサンヨー食品のシリーズで、2022年9月現在は「純連（じゅんれん）札幌濃厚みそ」「桂花（けいか）熊本マー油豚骨」「天下一品 京都濃厚鶏白湯」計3品を展開。いずれも大判どんぶり型で、それぞれのスープに合わせたノンフライ麺を搭載しています。

出典：ホーム > 製品情報 > 名店の味 – サンヨー食品

今回の新商品「名店の味 純連 札幌濃厚みそ」及び「同 桂花 熊本マー油豚骨」は、既存する「名店の味」2品のリニューアルなので、純然たる新作ではないのですが、純連のカップ麺は “みそのコク” を、桂花のカップ麺は “マー油の香ばしさ” をUPということで、それぞれスープの美味しさを底上げしたことが伝わってきます。ただ、それだけではありません。

もうひとつの注目すべきリニューアルポイントは、内容量の違い。リニューアル前は「天下一品」（2021年9月21日発売品）のみ麺重量75gで、それ以前から既存する「純連」と「桂花」の麺重量は70gとなっていたのですが、それぞれ今回のリニューアルから麺重量75gにサイズアップ。それに伴うトレードオフが生じていなければ、さらなる実績の伸長中に期待できます。

セブンプレミアム「龍上海 本店」新発売

龍上海のカップラーメンが本格的な大判どんぶり型で再び登場!! 龍上海（りゅうしゃんはい）とは、1958年（昭和33年）の創業以来、山形県南陽市で人気を博す名店で、赤湯からみそラーメンの源流。江戸時代から赤湯地区で生産されていた、石焼南蛮（石臼で挽いた唐辛子）と秘伝の香辛料を特徴とする辛い味噌ラーメンを1969年（昭和35年）に開発し、今もなお多くの方に愛されています。

出典：トップ > 商品のご案内 > セブンプレミアム > 常温・加工食品 > 7プレミアム 龍上海 本店 – セブン-イレブン・ジャパン

今回の新商品「セブンプレミアム 龍上海 本店」は、セブン＆アイグループと明星食品の共同開発商品で、山形の名門「龍上海 本店」監修のもと、元祖・赤湯からみそラーメンの味わいを大判どんぶり型のカップラーメンで再現。以前に縦型カップの「銘店紀行」からも何度かリリースしているのですが、それよりも本格的な製品スタイルでの展開で、値段も258円（税込278.64円）と比較的に良心的。

おそらく2022年7月19日発売の「セブンプレミアム 龍上海 本店」と同じ内容で、当時は山形のセブンイレブン店舗限定となっていたのですが、販売エリアを北海道・東北・関東・甲信越・北陸・東海・近畿・中国に拡大した様子。それ以外の地域では入手困難な商品になりますけど、販売対象エリアに住んでいるのであれば、高確率でエンカウントすると思います。

ヤマダイ「凄麺 肉汁うどんの逸品」「同 鴨だしそばの逸品」新発売

凄麺の逸品シリーズに “うどん” 参戦!? ニュータッチのヤマダイ「凄麺」史上初となるノンフライうどん新開発!! 凄麺（すごめん）とは、ヤマダイを代表するノンフライめんブランドで、2001年（平成13年）10月29日発売の「これが煮玉子らーめん」が最初の商品。そのブランド内で展開している「逸品（いっぴん）シリーズ」は、麺・スープ・具の “すべてを極めること” をコンセプトにしています。

出典：「凄麺」逸品シリーズに和風2品が仲間入り！「凄麺 肉汁うどんの逸品」「凄麺 鴨だしそばの逸品」2022年9月12日（月）新発売 – ヤマダイ

今回の新商品「凄麺 肉汁うどんの逸品」は、本格的なノンフライ麺が特徴の凄麺史上初となる “ノンフライうどん” を搭載した新フレーバーで、挽きたての蕎麦粉を使ったノンフライそば搭載の「凄麺 鴨だしそばの逸品」を同時に展開。後者は手緒里庵（ておりあん）から凄麺に移籍した「鴨だしそば」のリニューアルなので、純然たる新作ではないのですが、逸品シリーズに入ったのは初めて。

また「凄麺 肉汁うどんの逸品」で訴求しているノンフライうどんといえば、寿がきや食品の関東工場（旧・加ト吉水産 フーズ部 群馬工場）が台頭で、たとえばトップバリュベストプライスの激安カップ麺「ノンフライ麺 うどん」が有名どころになるのですが、その牙城が崩れるかもしれない大ニュース。もちろん値段は大幅に異なりますけど、ノンフライうどん自体が珍しいため、とても楽しみです。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、カップヌードルの「スーパー合体2」に、満を持して登場した凄麺ブランド史上初となるノンフライうどん「肉汁うどんの逸品」の注目度も高く、コストパフォーマンスを重視した明星食品の新ブランド「○○でっせ」も気になるところ。

あとは再販に近かったり、リニューアルだったりが多いのですが、近年は安定して美味しい印象が固まってきたマジ盛の新フレーバー「鬼旨スタミナ醤油」も危なげない着地を見せてくれそうな予感。さらにローソンからノーアナウンスの新商品がリリースされる可能性も高いので、そちらも睨みながらブログを更新します。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】