最新カップ麺【今週の新商品】飯田商店の担々麺!? 史上初の禁断コラボに石焼ビビンバ風のカプヌなど注目の新作が目白押し!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2022年12月12日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
カップヌードル 石焼ビビンバ風 甘辛コチュジャン味 ビッグ / 245円（全国）N

▼明星食品
明星 みかさ ソース焼そば / 278円（全国）N

▼東洋水産
マルちゃん正麺 カップ 濃厚もやし辛味噌 / 296円（全国）N

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
ホープ軒本舗 東京背脂豚骨醤油ラーメン / 245円（全国）N
久世福商店監修「毎日だし」で仕上げた 塩らーめん / 214円（全国）N
久世福商店監修「毎日だし」で仕上げた きつねうどん / 214円（全国）N

▼エースコック
スーパーカップ1.5倍×EDGE 魚粉入れすぎ中華そば / 232円（全国）N
スーパーカップ1.5倍×EDGE ごま入れすぎ担担麺 / 232円（全国）N
スーパーカップ大盛り もやしみそ焼そば / 290円（全国）N

▼まるか食品
ペヤング からしマヨネーズ黒胡椒やきそば魔王 / 214円（全国）N
ペヤング オムそば風やきそば / 250円（一般販売）

▼ファミリーマート
濃口つゆきつねうどん / 139円（東日本）*1 R
関西風きつねうどん / 139円（西日本）*2 R
小海老天ぷらそば（東日本）/ 139円（東日本）*1 R
小海老天ぷらそば（西日本）/ 139円（西日本）*2 R

▼セブンプレミアム
飯田商店 担々麺 / 258円（全国）N

*1 北海道・東北・関東・東海
*2 北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「カップヌードル 石焼ビビンバ風 甘辛コチュジャン味 ビッグ」新発売

白ごはん必須!? カップヌードルの最新作は〆（しめ）までウマい石焼ビビンバ風!! カップヌードル（CUPNOODLE）とは、1971年（昭和46年）9月18日の発売以来、即席カップめん市場で圧倒的な占有率を誇る日清食品のブランドで、ブランド全体の世界累計販売数は2021年8月に500億食を突破。現在は世界100ヶ国で販売されている、真のグローバルブランドとしての地位を確立しました。

出典：「カップヌードル 石焼ビビンバ風 甘辛コチュジャン味 ビッグ」（12月12日発売）- 日清食品

今回の新商品「カップヌードル 石焼ビビンバ風 甘辛コチュジャン味 ビッグ」は、韓国料理店や焼肉店でも人気の定番メニュー「石焼ビビンバ」の味わいを “カップヌードル流” にアレンジしたNEWフレーバーで、コチュジャンをベースにした甘辛いスープに “別添の「石焼コチュジャン風オイル」で仕上げれば、石鍋で焼いたような香ばしい風味が広がります” とのこと。

さらに麺を食べ終えた後、残ったスープに白飯を入れると “より石焼ビビンバ風を楽しめる” 2度おいしいカップヌードルということで、それならレギュラーサイズがよかったなー、などと思いつつw それはさておき味は間違いなさそうな雰囲気。ただ、カップヌードルの甘辛い系は異様に甘さが際立つことも珍しくないため、そこが人を選ぶポイントになるかもしれません。

明星食品「明星 みかさ ソース焼そば」新発売

行列の絶えない焼きそば専門店「みかさ」監修のカップ麺が今年も登場!! みかさとは、1984年（昭和59年）に熊本県山鹿市で開業した粉もんの店「お好み焼 あたりや」にルーツを持ち、2013年（平成25年）12月から神保町に本店を置いている都内でも珍しい「やきそば専門店」で、北海道産小麦を100％使用した “自家製生めん” を特徴とする焼きそばを提供しています。

出典：2022年12月発売商品のご案内 – 明星食品

今回の新商品「明星 みかさ ソース焼そば」は、2017年（平成29年）10月16日の発売以来、毎年秋の風物詩となりつつある「みかさ」監修の濃厚ソース焼きそばで、2022年は遅めのリリースになりましたが、通算6回目の商品化。明星食品のニュースリリースが簡易版なので、昨年から大きく変わっていないのかと思いきや、大きく異なるのが “混ぜずに旨い！たまごタレ付” という部分。

極太麺×濃厚Wソースの訴求は歴代品と共通する項目になりますが、みかさ監修の「ソース焼そば」に “たまごタレの別添” は初めての試み。メーカー規模小売価格は昨年の230円（税別）から278円（税別）に上がっているため、コンビニで購入した場合の税込価格は300円と高級な部類に入りますけど、それだけに期待したい一杯です。

東洋水産「マルちゃん正麺 カップ 濃厚もやし辛味噌」新発売

マルちゃん正麺カップの「濃厚もやし辛味噌」がパワーアップして再び降臨!! マルちゃん正麺（せいめん）とは “いま抜群に美味しく、そして10年後・20年後も古びることなく愛され続ける即席麺” をコンセプトに、東洋水産が力を入れているブランドで、2011年（平成23年）11月7日に袋めんタイプを、2015年（平成27年）10月5日にカップめんタイプを発売し、業界に震撼を与えました。

出典：「マルちゃん正麺 カップ 濃厚もやし辛味噌」新発売のお知らせ – 東洋水産

今回の新商品「マルちゃん正麺 カップ 濃厚もやし辛味噌」は、東洋水産が誇る生麺ゆでてうまいまま製法（特許 第5719064号）の乾燥麺に、低温殺菌調理品（もやし・にんじん）を合わせた辛味噌ラーメンで、2021年12月27日発売品の続編になるのですが、まったく同じ仕様ではなく “濃厚な辛味噌スープに合う太麺に変更” というのが注目すべきポイント。

ちなみに昨年の「マルちゃん正麺 カップ 濃厚もやし辛味噌」は、このブログで上出来以上の高評価を意味する “★6” を叩き出した逸材なので、かなり期待しているのですが、ひとつ気になるのがメーカー希望小売価格。というのも昨年の270円（税別）から296円（税別）にアップしているため、コストパフォーマンス的な部分にも注目しなければいけません（とはいえ常識的な値上げですけどね）。

サンヨー食品「ホープ軒本舗監修 東京背脂豚骨醤油ラーメン」新発売

東京の名店「ホープ軒本舗」監修によるカップラーメン “第3弾” は背脂のコクが決め手!! ホープ軒本舗（ほーぷけんほんぽ）とは、東京都武蔵野市吉祥寺に本店を置くラーメン店で、1938年（昭和13年）に創業した老舗。創業者である難波二三夫（なんば ふみお）その人が錦糸堀（現在の錦糸町）で引き始めた屋台の「貧乏軒（びんぼうけん）」にルーツを持ち、多くの方に影響を与えてきました。

出典：ホーム > 製品情報 > ホープ軒本舗監修 東京背脂豚骨醤油ラーメン – サンヨー食品

今回の新商品「ホープ軒本舗監修 東京背脂豚骨醤油ラーメン」は、東京背脂豚骨醤油の始祖「ホープ軒本舗」の味わいを再現したカップラーメンで、メーカーはサッポロ一番のブランドで知られるサンヨー食品。2002年（平成14年）12月9日発売のカップ麺「吉祥寺 ホープ軒本舗 まろやかとんこつ」（うわさの人気ラーメン店シリーズ第8弾）からの付き合いなので、コラボ20周年に該当するのですが‥‥

流れとしては2020年12月14日発売品及び2021年12月6日発売品に続く三代目「ホープ軒本舗監修 東京背脂豚骨醤油ラーメン」で、容器は引き続き縦型ビッグ。昨年はパッケージで “さらにお店の味へ” とアピールしていましたが、今年は “背脂のコクが決め手” ということで、そこが見どころになりそうです。

サンヨー食品「久世福商店監修『毎日だし』で仕上げた きつねうどん」「同『毎日野菜だし』で仕上げた 塩らーめん」新発売

久世福商店×サンヨー食品のカップ麺が “しれっと大きく仕様を変えて” 再登場!! 久世福商店（くぜふくしょうてん）とは、サンクゼール（St.Cousair）が2013年12月に立ち上げた和ブランドで、高品質な和商材を扱う「日本の食のセレクトショップ＝ザ・ジャパニーズ・グルメストア（THE JAPANESE GOURMET STORE）」と「大正ロマン（MADE IN JAPAN）」がコンセプト。

出典：ホーム > 製品情報 > 久世福商店監修 「毎日だし」で仕上げた きつねうどん / 久世福商店監修「毎日野菜だし」で仕上げた 塩らーめん – サンヨー食品

今回の新商品「久世福商店監修『毎日だし』で仕上げた きつねうどん」は、久世福商店の看板商品「素材の、うまみ引き立つ。毎日だし」を実際に使用したカップうどんで、2021年2月15日発売の「久世福商店監修『毎日だし』で仕上げた きつねうどん」に続く久世福商店×サンヨー食品のコラボ第2弾。昨年の「きつねうどん」と比較して、かやくの油揚げを30％増量し、食べ応えを強化しています。

さらに、今年も久世福商店監修による「塩らーめん」が同時リリースされたのですが、昨年の「久世福商店監修『野菜だし』で仕上げた 塩らーめん」には久世福商店の野菜だし（卸売専用商品）を使用していたのに対し、今年は「素材の、うまみ引き立つ。毎日野菜だし」（市販品）を使用ということで、こちらは出汁（だし）そのものを変えてきました。あと、野菜を30％増量だそうです。

エースコック「スーパーカップ1.5倍×EDGE 魚粉入れすぎ中華そば」「同 ごま入れすぎ担担麺」新発売

スーパーカップ×EDGEが禁断コラボ!? EDGEシリーズの驚き＆わくわくをスーパーカップサイズで実現!! スーパーカップとは、1988年（昭和63年）7月25日の発売以来、大型カップ麺の牽引役として重要な位置を占めているブランドで、大阪府吹田市に本社を置くエースコックの主力商品。片やEDGE（エッジ）も同社のが誇るインパクト重視のブランドで、驚き＆やりすぎがテーマとなっているのですが‥‥

出典：スーパーカップ1.5倍×EDGE 魚粉入れすぎ中華そば / ごま入れすぎ担担麺 2022/12/12 新発売 – エースコック

今回の新商品「スーパーカップ1.5倍×EDGE 魚粉入れすぎ中華そば」及び「同 ごま入れすぎ担担麺」は、スーパーカップ×EDGEの初コラボ商品で、前者は “ハマるだし感” をコンセプトにした魚粉マシマシの中華そば。片や後者は “ハマるごま感” をコンセプトにした胡麻マシマシの担担麺で、同社の「MEGAゴマ」を超えるインパクトなのかどうかが気になるところ。

以前に「わかめラーメン」や「ワンタンメン」のブランドとコラボした、大盛りバケツ型の「EDGE」を展開しているため、EDGEブランド初の製品スタイルではないけれど、思い返せば「スーパーカップ1.5倍×EDGE」の組み合わせは前例がありません。

エースコック「スーパーカップ大盛り もやしみそ焼そば」新発売

スーパーカップの “ミニもやしみそラーメン” を大盛り焼きそばにアレンジ!? シャキシャキもやしと生みそ仕立てのタレに注目!! というわけで、今週は「スーパーカップ1.5倍×EDGE」と同時に湯切りタイプの「スーパーカップ大盛り」からも新作がリリースされたのですが、こちらも面白い試み。

出典：スーパーカップ大盛り もやしみそ焼そば 2022/12/12 新発売 – エースコック

今回の新商品「スーパーカップ大盛り もやしみそ焼そば」は、スーパーカップ1.5倍‥‥ではなく「スーパーカップミニ もやしみそラーメン」の味わいを焼きそばに、なおかつ大盛りサイズにアレンジした変わり種で、ミニもやしみそラーメンと同じ5種の野菜（もやし、キャベツ、コーン、人参、ねぎ）入り。さらにタレにも生みそを使うなど、けっこう忠実にアレンジしている様子。

なおミニサイズの「もやしみそラーメン」に設定されている希望小売価格は132円（税別）なのに対し、大盛りサイズの「もやしみそ焼そば」は290円（税別）ということで、けっこう強気な値段設定なのですが、もしもコンビニでミニサイズの「もやしみそラーメン」と一緒に販売されていた場合、親子じゃないけどセットで買っちゃう人は少なくないかもしれません（私は間違いなく買ってしまうw）。

まるか食品「ペヤング からしマヨネーズ黒胡椒やきそば魔王」新発売

ファミリーマート先行の魔王が “ちっちゃくなって” 再降臨!? またペヤングお得意の二番煎じか——。ペヤング（peyoung）とは、まるか食品の代名詞となっている即席カップめんブランドで、1973年（昭和48年）7月発売の「ペヤングヌードル」を皮切りに、現在は1975年（昭和50年）3月13日発売の「ペヤング ソースやきそば」を主力商品としているのですが、奇行が目立つことでも有名で‥‥

出典：トップ > 商品一覧 > ペヤング からしマヨネーズ黒胡椒やきそば魔王 – まるか食品

今回の新商品「ペヤング からしマヨネーズ黒胡椒やきそば魔王」は、2022年11月15日にファミリーマート先行で発売（同年11月19日に一般販売が解禁）された「ペヤング 超大盛からしマヨネーズ黒胡椒やきそば魔王」のレギュラーサイズ版で、試しに原材料名を比較してみたところ、まったく変わっていませんでした。つまり、正真正銘のレギュラーサイズ版。もはや清々しいまであるw

とはいえ “気になるけど超大盛だからスルーしよ” という理由で手が伸びなかった方には朗報の展開なので、まぁ悪くないかなと。ちなみに来週は「超超超大盛やきそばGIGAMAX ハーフ＆ハーフ 激辛」及び「超超超超超超大盛やきそばペタマックス ハーフ＆ハーフ 激辛」がリリースされるので、そちらも要チェックです。

セブンプレミアム「飯田商店 担々麺」新発売

神奈川県湯河原町の人気店「らぁ麺 飯田商店」唯一の支店 “沼津店” 限定メニューをカップラーメンで再現!! 飯田商店（いいだしょうてん）とは、2010年（平成22年）3月16日の創業以来、神奈川県足柄下郡湯河原町で絶大な人気を博す「らぁ麺」と「つけ麺」の専門店で、日本有数の温泉地として知られる湯河原を “ラーメンの聖地” としても認知させた震源地。

出典：トップ > 商品のご案内 > セブンプレミアム > 常温・加工食品 > 7P 飯田商店 担々麺 – セブン-イレブン・ジャパン

今回の新商品「セブンプレミアム 飯田商店 担々麺」は、飯田商店の別店「湯河原 飯田商店 ららぽーと沼津店」でしか食べられない “担々麺” の味わいを再現したカップラーメンで、セブンプレミアムにおける飯田商店監修シリーズ史上初の試み。製造は以前から飯田商店の即席カップめん類を担当している東洋水産（マルちゃん）で、特許取得の独自製法ノンフライ麺を採用とのこと。

セブンプレミアムの商品なので、セブン＆アイグループの加盟店にしか売ってない販路限定品になりますが、コンビニのセブンイレブンを筆頭に、イトーヨーカドーやヨークベニマル、ヨークマートなど、セブンプレミアムを取り扱っているGMS（ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア）も販売店の対象となっています。なにやら “秘伝のスパイスが決め手” らしいので、どんな味わいなのか楽しみですね。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、セブンプレミアム史上初となる「飯田商店 担々麺」に、カップヌードルの「石焼ビビンバ風」ほか、本格的な味わいに期待できる「みかさ」の新展開（たまごタレ付）も注目度が高く、本格的な味わいといえば正麺カップの「濃厚もやし辛味噌」も見逃せません。

またエースコックの禁断コラボ「スーパーカップ×EDGE」2品や「スーパーカップ大盛り もやしみそ焼そば」も企画として面白く、さらに “ちいさくなった魔王” の再臨など、かなり賑やかな週になりました。さらにノーアナウンスのコンビニ新商品がリリースされるかもしれないので、そちらも睨みながらブログを更新します。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】