禁断のにんにくウェポン【MYOJO DESIGN PROJECT】明星×モード学園「金曜日のにんにくラーメン」爆誕!!

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明星食品

どうも、taka :a です。

本日の一杯は、2021年2月15日(月)新発売のカップ麺、明星食品「モード学園コラボ 金曜日のにんにくラーメン 豚骨醤油」の実食レビューです。

“にんにくが強烈だけど、金曜日だから大丈夫。” 逆転の発想に基づくデザイン起点の商品企画 “MYOJO DESIGN PROJECT” 第2弾は「モード学園」とコラボ!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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モード学園コラボ 金曜日のにんにくラーメン

MYOJO DESIGN PROJECT(明星デザインプロジェクト)とは、商品開発において終盤のプロセスだった「デザイン」を起点とするブランドで、2030年までに達成すべき “17のグローバル目標” と “169のターゲット” からなる持続可能な開発目標・SDGs(Sustainable Development Goals)の目標17*「パートナーシップで目標を達成しよう」の達成に貢献するために、斬新で柔軟な発想を保有するデザイン学校とのプロジェクトを発足。

*1.貧困をなくそう 2.飢餓をゼロに 3.すべての人に健康と福祉を 4.質の高い教育をみんなに 5.ジェンダー平等を実現しよう 6.安全な水とトイレを世界中に 7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに 8.働きがいも経済成長も 9.産業と技術革新の基盤をつくろう 10.人や国の不平等をなくそう 11.住み続けられるまちづくりを 12.つくる責任つかう責任 13.気候変動に具体的な対策を 14.海の豊かさを守ろう 15.陸の豊かさも守ろう 16.平和と公正をすべての人に 17.パートナーシップで目標を達成しよう

その記念すべき第1弾は、明星食品が本社を構える原宿エリアの名門「学校法人原宿学園・東京デザイン専門学校」とのコラボ商品で “自分が食べてみたい即席食品のデザインをしてください。” という課題に対し、学生たちが企画書とデザイン案を提出。集まった約130作品の中から審査員による加点式審査を行った結果、当時のグラフィックデザイン科2年・白坂萌さん作「メキシ乾麺 ナチョヌードル」が第1回最優秀賞作品を獲得。

第1回 “MYOJO DESIGN PROJECT” の最終選考会(プレゼンテーション)が実施されたのは、2019年10月29日。その約1年後となる2020年11月2日、第1回最優秀賞作品「メキシ乾麺 ナチョヌードル」をベースにした次世代即席めん第1弾「明星 東京デザイン専門学校コラボ メキシカンナチョスヌードル」及び「(同)メキシカンナチョス焼そば」を発売し、斬新なデザインとコンセプトで業界に新風を吹き込みました。

その “MYOJO DESIGN PROJECT” 第2弾として開発されたのが今回の新商品「明星 モード学園コラボ 金曜日のにんにくラーメン 豚骨醤油」で、東京・大阪・名古屋・パリにキャンパスを構える「モード学園」の学生とタイアップ。2019年11月7日にオリエンテーションを実施した後、制作期間を挟み、2020年1月9日に第一次選考会を実施したところ、以下の16作品が通過。

出典:第2回 MYOJO DESIGN PROJECT 特設サイト

一次選考通過者は、2020年1月16日の最終選考会で商品のプレゼンテーションと質疑応答を行い、審査員による厳正な審査の結果、グラフィック学科3年・森田咲月さん作「金曜日のにんにくラーメン」が栄えある第2回最優秀賞作品を獲得。にんにく料理が大好きだけど、ニオイが気になって食べられない‥‥そんな平日の父を見て、金曜日だったら次の日を気にしなくて大丈夫! との思いをストレートにパッケージで表現したとのこと。

デザイン起点の次世代即席めん第1弾「メキシカンナチョスヌードル」及び「メキシカンナチョス焼そば」の製品スタイルは、スーパーマーケットやドラッグストアなど、コンビニ以外の販売店を見据えたレギュラーサイズのカップラーメンとカップ焼そばだったのに対し、このページでレビューする第2弾「金曜日のにんにくラーメン」には “コンビニ向けの縦型ビッグ容器を採用している” ため、主たる販売ルートを変えてきた今回。

“禁断のにんにくウェポン” の実力とは‥‥

もちろんコンビニ以外の販売店も対象となっているのですが、新商品の入れ替わりが激しく、話題性や瞬発力の高さが求められるコンビニでもニンニク推しのスポット商品が注目されている近年。パッケージの側面には “ただでさえ、にんにく。さらに、生おろしにんにく。禁断のにんにくウェポン” と、かなり引きの強いメッセージで商品の魅力をアピールしているため、平日ど真ん中ですが平日禁止のニンニク感に期待しながら実食します。

開封

お仕事中の方は気を付けてください

今回のカップ麺に別添されている小袋は、フタの上に貼り付けてある後入れの「生おろしにんにく」が1袋。パッケージには “ただでさえ、にんにく。” とあるように、土台のスープにもニンニクを効かせているようですが、さらに「生おろしにんにく」を別添という、この時点で実食のタイミングに配慮しなければいけないことが伝わってくる仕様。

続・お仕事中の方は気を付けてください

そもそも外装フィルムを剥がした瞬間から芳ばしい香りが漂っていたのですが、フタを開けると強烈なパンチをかましてくるニンニクのオイニーが頼もしく、食欲を刺激。具材には大きめのフライドガーリックを筆頭に、豚・鶏味付肉、卵、ニラを搭載しているため、ニンニクの効き目に定評のある「ぶぶか」のカップラーメンに共通する雰囲気。

シリーズ第1弾「メキシカンナチョスヌードル」及び「メキシカンナチョス焼そば」のメーカー希望小売価格は193円(税別)だったのに対し、今回のメーカー希望小売価格は220円(税別)なので、前回よりも高めに設定されているのですが、2021年2月現在の縦型ビッグにおける標準的な値段。コンビニでの税込価格は232円、それ以外の店舗であれば税込190〜200円弱が平均的な販売価格になるでしょう。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:明星 モード学園コラボ 金曜日のにんにくラーメン 豚骨醤油
販売者:明星食品株式会社
製造所:東日本株式会社 埼玉工場
内容量:102g(めん80g)
商品コード:4902881451222(JAN)
発売日:2021年02月15日(月)
実食日:2021年02月16日(火)
発売地域:全国(全チャネル)
取得店舗:ローカルスーパー
商品購入価格:192円(税込)
希望小売価格:220円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:340ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(生おろしにんにく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、酵母エキス)、スープ(ポークエキス、香辛料、デキストリン、食塩、糖類、たん白加水分解物、しょうゆ、粉末油脂、香味調味料)、かやく(フライドガーリック、豚・鶏味付肉、卵、ニラ)/ 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、香料、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)※本品製造設備では、そば・かに・落花生を含む製品を生産しています。

実食開始

麺は熱湯5分の油揚げ麺を採用

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は熱湯5分。明星食品の公式ウェブサイト内にあるニュースリリースには “しっかりと噛み応えのある太麺です” と、簡潔に商品の特長を記載しており、それ以上のコメントはありません。とりあえず有名店の自家製麺を再現しているわけではないので、単純にスープとの相性や耐久力に注目。

これは平日に食べるとヤバいやつ‥‥w

あとは熱湯を注いで5分後に麺をほぐし、粉末スープを溶かしたら、別添の「生おろしにんにく」をトッピングして出来上がり。ええ、もちろんガーリック臭は凄まじく、食後の口臭に対する懸念もさることながら、そもそも “これを食べるという行為そのものがニンニクテロ” といっても過言ではない、ギルティーなインパクトで平日禁止を物語っている調理直後。

ちなみに販売店及び販売エリアは限定されていませんが、首都圏のセブンイレブンなど、コンビニでは本日・2021年2月16日(火)より順次発売開始となっているため、前日の深夜〜当日の夕方には搬入している店舗が多いかもしれません。それでは、引き続き “にんにくウェポン” のインパクトに注目しつつ「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(102g)あたり
カロリー:444kcal
たん白質:9.5g
脂  質:16.4g
炭水化物:64.5g
食塩相当量:4.9g
(めん・かやく:1.8g)
   (スープ:3.1g)
ビタミンB1:0.28mg
ビタミンB2:0.36mg
カルシウム:124mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:444kcal(めん・かやく:399kcal)(スープ:45kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

今回のスープと相性良好

5.0

形状は縮れの強い平打ち麺で、極太サイズではないけれど、縦型ビッグとしては太めの部類。切刃は比較的に丸みを帯びた角刃を採用しているため、一定の存在感を打ち出しつつ、啜り上げたときは滑らかな口当たり。醤油や野菜エキス、香辛料など、特別な味付けが施されているわけではないのですが、スープとの一体感も悪くありません。

強めの反発性が魅力

むしろ熱湯を注いでから5分間、にんにくを強めに効かせた豚骨醤油スープを吸い込みながら戻るので、自ずと親和性も高くなりますし、油揚げ麺特有の芳ばしい風味も後述するジャンクなスープに違和感なくフィット。やや加水率は高く、食べ始めは反発性の強い弾力で、後半はフカフカとした食感にシフトしていきますが、その変化もオツと思わせるタイプ。

縦型ビッグのカップラーメンにおける調理前(乾燥状態)の麺量は、だいたい70〜80gくらいが平均で、タイアップ系になると70gの商品が標準的になっているのですが、しっかり80gなのも嬉しいポイント。今回のためだけに開発された麺ではないと思いますけど、お店の生麺では味わえない、油揚げ麺ならではの風味と食感を素直に楽しめる、いい取り合わせでした。

スープ

にんにく注意(真顔)

6.5

原材料名は「ポークエキス、香辛料、デキストリン、食塩、糖類、たん白加水分解物、しょうゆ、粉末油脂、香味調味料」とシンプルな内容で、具材のフライドガーリックが影響している分もありますが、別添の生おろしニンニクを加える前からガーリックの風味は強く、この時点で平日は避けたほうが無難な仕上がり。

醤油もポークエキスも粉末なので、リアルな臨場感こそないけれど、すこしピリピリくる化学調味料の雑味も含め、いい意味でカップ麺らしいジャンクな味わい。ポークエキスの使用量も多く、粉末ながらに旨みは丁寧で、程よく醤油のキレを効かせつつ、ガーリックパウダーをガツンと効かせることでインパクトを表現。

にんにくウェポンここにあり

さらに別添の生おろしニンニクを加えると‥‥ええ、もはや危険物。というのは言い過ぎかもしれませんが、たとえば今回のスープを昼に飲んだとして、午後に誰かと会う予定がある場合、それがクライアントだったら商談に悪影響を及ぼしそうなレベル。商品名は「金曜日の-・」ですが、夜に食べると翌朝に響くおそれがあるので、ご利用は計画的にいきたいアイテムでした。

具材

フライドガーリックでニンニク感マシマシ

5.0

フライドガーリック、豚・鶏味付肉、スクランブル、ニラ、いずれの具材も汎用なので、それぞれに目新しさはないのですが、お湯で戻ったフライドガーリックはホクホクした食感と強烈なニンニク臭でインパクトを放ち、ジャンクでスパイシーな味付肉と甘いスクランブルエッグも今回のスープと相性がよく、風味の強いニラが全体のパンチを底上げ。

それぞれ特筆して量が多いわけではないけれど、フライドガーリックで強烈な印象を与えつつ、意味のある具材を適材適所に採用しているような内容だったので、過不足のないラインナップでした。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(★5+

正直あまり新しい味ではなかったのですが、近年のトレンド(ニンニクマシマシ系)を押さえた仕上がりで、実際に強烈なニンニクの存在感が頼もしく、パッケージに “調理直後のイメージ写真を使用していない” のは珍しいポイント。そして、スープのガーリックパウダー、別添の生おろしニンニク、具材のフライドガーリックによるニンニクの三重奏は、まだ尖っていた頃の明星食品を彷彿とさせる、そういった部分も印象的な一杯でした。

というわけで商品名が「金曜日の-・」となっているように、平日業務の方は次の日が休みのタイミングで食べるのがベストではあるものの、売場面積が狭いスーパーやコンビニだと “にんにくが効いた商品は金曜日に売り切れることが多い” ので、気になっている方は早めに押さえておいたほうがいいかもしれません。ちなみに “第3回「MYOJO DESIGN PROJECT」も計画中” らしいので、次の新作にも期待しましょう(author・taka :a)

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