日清麺職人 コーンしおバター味@日清食品(Flying Get)

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日清食品

どうも、taka :aです。

よく間違われるのですが、「取得店舗」は “私がカップ麺を入手した店舗” の名前であって、その店舗限定発売のカップ麺というわけではありません。メーカーのプレスリリース及び製品情報ページに掲示されていない場合は「-」(「不明」の意)と書きますが、そうでなければ「発売地区」の項目に「全国」「近畿限定」などの地区(地域)を記載し、「CVS(コンビニ)・スーパー等」などの販路情報を添えますので、参考にしてください。

「全チャンネル」と記載している場合、スーパー、コンビニ、ドラッグストア、ディスカウントショップなどの販路を問わず、どこでも売ってるよー、という意味です。

では、本題に参りましょう。

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ほんのりバターとコーンと塩と部屋とYシャt‥

本日の一杯は、2018年6月11日(月)発売、日清食品の「日清麺職人 コーンしおバター味」です。※見出しに深い意味はありません。

日清麺職人 トマト味」と同時発売予定のカップ麺で、こちらのテーマは無難な印象のコーンしおバター。このシリーズはノンフライ麺が基本なので、油揚げ麺とバターが喧嘩して‥などという懸念は必要ありません。しかし、なんかこう‥めっちゃ普通っぽくないですか?w

「トマト味」は奇抜なテイストでありながらも手堅く、それでいてトマトの旨味にインパクトが感じられた名作でしたが、コーンしおバター味‥まぁ普通に美味しそうではありますけど、なんかこう‥ねぇ? (「ねぇ?」って‥)

でも、ノンフライ麺のコーンしおバター系は少し珍しいかもしれません。エースコックの「スーパーカップ」や東洋水産の「でかまる」では期間限定品で定番のフレーバーですが、「麺職人」では初めてかな?少なくとも私の記憶にはないです。※あてにならない記憶力ではありますが‥

麺の質感と具材のショボさについては容易に想像がつくので、スープの仕上がりと、それによって生じる同時発売品との麺の体感差に注目でしょうか。

名称:即席カップめん

原材料名:めん(小麦粉、小麦全粒粉、食塩、植物油脂、卵粉、しょうゆ、チキンエキス、大豆食物繊維)、スープ(植物油脂、食塩、チキンエキス、バターオイル、鶏脂、糖類、香辛料、香味調味料、乳等を主要原料とする食品、デキストリン)、かやく(コーン、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸Ca、香料、増粘多糖類、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・鶏肉・大豆

1食(79g)当たり

熱量:305kcal
たんぱく質:6.8g
脂質:7.2g
炭水化物:53.2g
食塩相当量:5.5g
(めん・かやく:1.6g)
(スープ:3.9g)
ビタミンB1:0.22mg
ビタミンB2:0.29mg
カルシウム:138mg

※参考値:調理直後に分別して分析
熱量:305kcal(めん・かやく:268kcal)(スープ:37kcal)

チキンのうまみが感じられるしおスープからバターの香りがふわっと広がり、コーンのやさしい甘みをさらに引き立てます。

日清食品の製品情報ページより引用




めん

“全粒粉” を練り込むことで小麦本来の風味が感じられる、しなやかなノンフライ中細ストレート麺。

日清食品のプレスリリースより引用

同じ麺でもイメージは違う!

麺は同時発売予定の「トマト味」と共通のノンフライ麺で、色合いや形状、仕上がりの質感にも差異は見られません。ですが、スープとの兼ね合いから受ける印象は大きく異なり、中華麺よりもパスタに近いイメージを受けた「トマト味」とは一変して、たしかに “同じ全粒粉入りノンフライ麺” なんですけれども、こちらは比較して “中華麺” 寄りの雰囲気です。

どちらかと言うと今回のスープも洋風の面持ちを兼ね備えていますが、パスタと錯覚してしまうほどではありません。しかし、もしスープに貝だしが起用されていたら、ボンゴレ風の印象を受けたかも‥なんて。いやぁ〜ポテンシャル高いですねw ←

今回のスープは「トマト味」ほど味が強くなかったので、小麦の甘い香りや胚芽の芳ばしさなど、全粒粉の恩恵をストレートに感じられました。最初は少し麺勝ちしているようなバランスでしたが、それはそれでシリーズ的にオツだったし、時間経過によって馴染んできた後半の一体感にも味わい深いものがあり、最初から最後まで美味しかったです。

麺の主張を強めに感じたい方は4分ないし4分30秒ほどでフタを開け、スープとの一体感を楽しみたい方は5分ないし5分30秒ほど待ったほうがベストかもしれません。

スープ

チキンのうまみが感じられるしおスープ。バターの香りがふわっと広がります。

日清食品のプレスリリースより引用

バター系でもクドくない!

カップ麺のバター系といえば「クリーミングパウダー」や「乳等を主要原料とする食品」、「油脂加工品」や「バター加工品」など、そのような “代用品を駆使してバター風味を演出している” ことが多々あるのですが、きちんと今回のスープには「バターオイル」が原材料に使用されています。あ、「乳等を主要原料とする食品」は今回のスープにも使用されていますけどね。あっさりとした鶏塩ベースのスープに、ほんのりバターが香ります。

調味オイルの小袋には油脂成分が多めに含まれていましたが、主に植物油脂が中心となっていたので、バター系に有り勝ちなクドさは感じられず、それでいてバターは確かに存在しながらも押し付けがましくありません。特に奇を衒ったようなポイントは‥いや、塩ラーメンにバターが奇抜だと感じる方には充分な変化球になりますが、カップ麺では特別な組み合わせではありませんし、バター味!ってほど一辺倒ではないので、 “ほんのり香る” でもダメ‥じゃなければ抵抗なく楽しめるのではないでしょうか。

調味オイルには鶏脂も含まれていますが、基本は粉末スープなので、本格さよりもインスタントらしいタイプになります。とは言え、「スーパーカップ」や「でかまる」ほどジャンクなスープではありませんし、インスタントらしくもトゲトゲしい化学の雑味やクドさが暴れるようなテイストではなく、バター系のカップ麺にしてはプラスの意味で穏やかな味わいでした。

びっくりするほどクセがなく、まるでインパクトの感じられない味わいでしたが、なぜか “無難な味” では終わらせくれない、じわじわと後引く旨味に緻密な計算が見られました。根本的な味の好みさえ外さなければ、これを美味しくないと貶す方は少ないのではないでしょうか。

薄味ではありませんが、周りから影響を受けやすい構図だったので、麺の小麦感や具材のコーンから滲み出る甘味がスープに変化を与えており、その変化も楽しいスープでした。

食べ始めは「もしアサリの風味が(ボンゴレ的に)スープに添加されていたら‥」などという一見の不満に没個性な印象を抱いてしまったのですが、徐々に関わってくるコーンの甘みとスープの接点が合致した瞬間、なるほど納得でした。じわじわ美味しいです、じわじわ。

かやく

コーン、ネギ。

日清食品のプレスリリースより引用

コーンの甘味がスープとマッチ!

スープの項目でコーンについても触れてしまったので、ちょっと解説の内容がダブる感じになってしまうのですが、同時発売予定の「トマト味」よりも具材の存在感は圧倒的に上です。

コーンの絶対量は平均して多いとは言えませんが、サブ具材として入るパターンであれば及第点を通過の量。しかし、これまでの “具材が貧弱になりがちな麺職人の新作” という流れを考慮すると、メイン具材として充分に通用する存在感の持ち主と言えるでしょう。

まるでハーブの類にも思えた「トマト味」のネギと比較して、こちらは大きめカットで歯応えが強く、ラーメンの具材として用いられるネギを意識しているような取り合わせでした。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)

言わずと知れたノンフライ麺のクオリティが「麺職人」らしいと明白に思えたポイントだったんですが、「トマト味」と同じノンフライ麺でもスープの違いで麺の印象は異なり、またコーンしおバター系に有り勝ちな “クリーミーなスープ+バターの洋風路線” ではなく、 “すっきりクリアな鶏しおスープ+ほんのりバター” という組み合わせにブランドの個性を感じました。

私は比較して結果的に「トマト味」を高く評価しましたが、ややインパクトに欠ける仕上がりではあったものの、一般的に広く支持されるのは「コーンしおバター味」かもしれません。

タイトルにある「コーン」のボリュームや「バター味」の存在感に期待すると少し物足りないかもしれませんが、とてもトータルバランスに優れた仕上がりで、徐々に徐々に旨味が増幅されていくような、じわじわ美味しい後引く味わいの一杯でした。バターオイルと植物油脂が含まれている分、熱量や脂質は「トマト味」を上回りますが、それでも熱量305kcal、脂質7.2gなので、そんなに構えなくても大丈夫でしょう。ただし、食塩相当量は5.5gと一丁前なので、健康に配慮されている方は、ご注意ください。

かなり食べやすかったので、今日の昼ごはんは軽めでいっかぁ‥って時にオススメです。

あ、「トマト味」は冷製でも美味しく仕上がりそうな雰囲気でしたが、こちらはバターオイルも含まれますし、冷やさないほうが賢明かと思いますw

夏に嬉しいトマトのフレッシュ感や鮮烈な旨味のインパクトが欲しい気分の時には、食べ応えのある味わいが得られる「トマト味」をチョイス。ハイクオリティなノンフライ麺の質感と落ち着いて食べられるようなホッと一息つける安心感を求めている気分の時には、こちらの「コーンしおバター味」を選択されるとよいでしょう。

バター系でも食べやすく、きちんとブランドのアイデンティティが感じられた一杯でした。

商品名:日清麺職人 コーンしおバター味
製造者:日清食品
内容量:79g(めん65g)
発売日:2018年6月11日(月)
発売地区:全国(全チャンネル)
取得店舗:日清食品グループ オンラインストア
取得価格:194円(送料・手数料別)
希望小売価格:180円(税別)
JANコード:4902105246368

麺の種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:400ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋(粉末スープ・調味オイル・かやく)

日清食品株式会社:〒160-8524 東京都新宿区新宿6-28-1
お客様窓口:0120-923-301

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