「マルちゃん 本気盛(マジモリ)背脂とんこつ」味濃いめで2度うまい!

東洋水産

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年12月17日(月)新発売のカップ麺、東洋水産「マルちゃん 本気盛(マジモリ)背脂とんこつ」の実食レビューです。

食べ応えのある「本気盛」シリーズからキレのある「背脂とんこつラーメン」が登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

本気盛 背脂とんこつ

ボリュームのある〈大盛〉の麺と〈濃い系〉スープ、〈がっつり〉具材が特徴とされている「本気盛」(まじもり)シリーズですが、今回は “背脂のパンチが利いた、コクのある豚骨ラーメン!! ” ということで、今までにもあったような、言われてみれば初めてのような‥

背脂系の本気盛といえば、以前に期間限定商品として「本気盛 背脂みそ」(2017年8月28日発売)と「背脂醤油チャーシュー麺」(2016年12月5日発売)が発売されていて、どちらも食べているのですが、その2つ以外に思い浮かびません。もしかすると、シンプルに「とんこつ」部門では初めてかもしれませんね。

以前は豚骨系のカップ麺=明星食品が最強! というイメージが強かったりもしたのですが、如何せん数年前(日清食品の傘下に入った頃)から牙を抜かれてしまったので(あいかわらずノンフライ麺は最強ですけど)、最近では特に新商品の縦型ビッグ製品だと東洋水産の豚骨スープを高く評価する傾向にある私taka :aです。

それは「田中商店」とのコラボ商品や「黄色い博多ラーメン」の刷り込みが強かったりもするんですけどw 東洋水産は粉末スープだけで豚骨の骨っぽい旨味を打ち出してくれるので、もちろんインスタントらしい旨味成分になるのですが、その中でも優秀なメーカーだと思っています。しかし‥

今回の「本気盛」シリーズをはじめ、忘れもしない「マルちゃん ハリガネ スパイシー豚骨」(2017年11月13日発売)以降、「本気盛」シリーズも「ハリガネ」シリーズも、さらに「田中商店」の再現カップラーメンまで、もれなく豚骨がテーマの製品は角刃の麺に変わってしまい、とても残念な気持ちになりました。

そんなこんなでスープには不安を抱いていない実食前の現在なんですけど、パッケージには「かため極細麺!!」としか書いてありません。丸刃だといいなぁ‥と今から願ったところで目の前の結果が変わるわけではないのでw さっさと開封して中身をチェックしてみましょう。

開封

なんじゃこりゃw という見た目ですが、この白い物体は「背脂加工品」といって、なかなか侮れない具材(といっていいのか自信ありませんが)なんです。残念ながらリアリティを飛躍的にブーストさせる別添の特製油などは付属していませんが、お湯を注ぐだけで食べられる簡単調理が嬉しいですね。そして、早くも前述した骨っぽい旨味を思わせる芳しい香りが‥

うーん、麺は見た感じ角麺です。でも、以前ほど平べったくないかな? そんなことよりスープの豚骨感が思いのほか強かったので、ちょっと期待値急上昇中でヤバいです。もろスナック的な匂いなんですけどね。これはおいしそうだ‥

ちなみに製造所は「株式会社酒悦 房総工場」となっていますが、酒悦(しゅえつ)は東洋水産のグループ会社です。創業1675年(延宝3年)の老舗で、福神漬、のり佃煮、さばの燻製、鯛みそ、らっきょう、くきわかめなどの製造を手掛けているのですが、カップ麺を製造する工場もあるわけですね。ぜんぜん本気盛のイメージと繋がらないけどw

製品情報・購入価格

製品名:マルちゃん 本気盛(マジモリ)背脂とんこつ
販売者:東洋水産
製造所:酒悦 房総工場
内容量:107g(めん80g)
発売日:2018年12月18日(月)
JANコード:4901990362139
希望小売価格:210円(税抜)

発売地域:全国(CVS 他)
購入価格:225円(税込)
取得店舗:コンビニ(ローソン)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙+プラ
湯量目安:460ml
調理時間:熱湯2分
小袋構成:-

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、しょうゆ、卵白)、添付調味料(ポークエキス、食塩、砂糖、香辛料、でん粉、たん白加水分解物、植物油、発酵調味料)、かやく(背脂加工品、味付鶏挽肉、ごま、ねぎ)/ 調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、炭酸カルシウム、トレハロース、かんすい、増粘多糖類、カラメル色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、pH調整剤、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルギー表示】小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン

実食開始

今回の本気盛は熱湯2分なので、ありのままの姿を写してみました。上記の画像は熱湯を注いでからフタを開けて直後に撮影した写真になるのですが、こうやってフレームに収めると怪しいですね‥w 先ほどは大量の背脂加工品に驚きましたが、粉末スープの量も多かったので、それが固まっています。

しっかり混ぜると怪しさはなくなりましたが、新たに寂しさが生まれました。ねぎ、挽肉、背脂加工品それぞれ量は多かったんですけど、特に挽肉は混ぜると底に沈みます。粉末スープは少し溶けにくかったので、容器底面の隅っこは特に注意して混ぜるように意識してください。

ちょっと麺の色が違って見えますが、スープが白いから目立っているだけで、ほとんどの油揚げ麺は部分的に色が違います(どうしても油を切る工程で下の色が濃くなるので)。それでは、実際に食べてみましょう。「めん」「スープ」「かやく」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

1食(107g)当たり

カロリー:517kcal
たん白質:15.5g
脂  質:27.1g
炭水化物:52.8g
食塩相当量:5.7g
(めん・かやく:2.3g)
(スープ:3.4g)
ビタミンB1:1.05mg
ビタミンB2:0.41mg
カルシウム:182mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
エネルギー:517kcal(めん・かやく:433kcal)(スープ:84kcal)

めん

硬く歯ごたえのある極細麺。

(出典:東洋水産「ニュースリリース」)

スナック的な角刃の縮れ麺

もう開き直ったように軽い食感とスナック的な風味フルスロットルな油揚げ麺で、たしかに最初は硬めの食感ではあるものの、そりゃ早くフタを開けたら戻ってないし硬いよね‥w みたいな。いわゆる「バリカタ」とか「ハリガネ」とか、本格的な食感ではありません。表面の粉末スープと隣接していた部分の麺は特に戻りが悪く、サクサク(ぱきぱき?)していました。

もう単純にフライングして食べ始めた時の状態に近い、油揚げ麺特有のサクッとした食感です。かといって耐久力があるのかといえば、なんのなんのヘタるの早い。やはり角刃でカットされた角麺で縮れも強く、イメージとしては「カップヌードル」(日清食品)的なカップラーメンの王道を地で行くような本格さのかけらもない油揚げ麺です。ええ、いいですねw

麺量80gで比較的に「大盛」ではあるものの、「本気盛」らしい食べ応えのある麺ではありませんし、ましてや有名店監修だったら「ちょっと待て!!」なんですけど、スープとの相性は良好。むしろカップラーメンらしい油揚げ麺として、ここでしか味わえない独特の魅力が素直に楽しめました。

スープ

ポークをベースに、にんにくと黒胡椒を利かせた濃厚な豚骨味のスープ。

(出典:東洋水産「ニュースリリース」)

塩気の強い濃厚しお豚骨スープ

麺の味付けに醤油が使用されているのですが、スープの味付けは基本的に食塩で、醤油や味噌などの調味料は使っていません。特に魚介系の要素も目立っていなかったので、いわゆる塩とんこつスープに仕上がっています。で、けっこう食塩が刺さりますよ。

私taka :aの舌は紙装甲なので、食塩の直接的な塩分濃度の高いスープには怯んでしまうのですが、スナック的な麺で全体がボヤけないようにするには必要な塩気だったかな‥と、食べ終わってから感じました。もしスープの締まりがなかったら、ちょっと全体が軽すぎたかもしれません。にんにくは生タイプではなくガーリックパウダーなんですけど、強すぎず弱すぎず、でも引き立て役のアクセントに効果的でした。

そして何より、とんこつ感が素晴らしいですね。お湯を注ぐ前から感じていた粉末とんこつチックながらも濃厚な香りがそのまま味になったような、もちろん本格的な専門店のスープとは別物なんですけど、ポークというよりも「豚骨」という響きが似つかわしい、また東洋水産らしい骨っぽさが楽しめるスープでした。あ、でも黒胡椒あんまりわからなかったです。

かやく

背脂加工品、味付挽肉、いりごま、ねぎ。

(出典:東洋水産「ニュースリリース」)

背脂加工品が多すぎるw(褒めてます)

いやいや、インパクトあっていいですよ。いいんですけど前述したように今回は別添の特製油が付属していないので、ぶよぶよした白い物体(背脂加工品)の存在が浮いています。たしかにプニッとした質感は背脂っぽいのですが、良くも悪くも溶けないし脂っこくもないので、どうしても加工品らしい人工的な素材なんですよね‥‥ええ、悪くないです(笑)

これ単体では背脂特有の甘味やコクなどは得られないのですが、表面的な口当たりのイメージは近いですし、お調理後の写真で見るよりもずっと多いので、印象に残ること間違いなし。それを人工的で不自然とするか個性と評価するかで感想は変わってくるかもしれませんが、カップ麺的には面白いと感じました。

あとは乾燥の小葱、ごま、小さな味付鶏挽肉と同社の「ハリガネ」シリーズで定番の具材というか薬味みたいな援護射撃要員たちなのですが、プチッとしたゴマの食感と芳ばしい風味、とんこつラーメンに嬉しい小葱、なぜか鶏肉だけど全体のスナック的な雰囲気とマッチしていた味付挽肉など、東洋水産ワールド全開でよかったです。今回の「がっつり具材」の指標は完全に背脂ですね。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)
【本格さ皆無のインスタント感が最大の魅力!】

やっぱり麺はスナック的で豚骨ラーメンっぽくない角刃の油揚げ麺で、スープの塩気は強く、背脂加工品も人工的‥なんですけど、これぞカップラーメンでしか味わえない魅力が詰まった良品だと感じました。そして、私の舌には塩気が強すぎたのですが‥

しっかり「豚骨」らしいスープの旨味は素直に好印象だったのと、シメに白ご飯を投入して底の挽肉をさらえるように「とんこつラーメン茶漬け」っぽく食べたら美味しかったので、健康への懸念がなく胃袋に空きのある方は、ぜひ。紅しょうがやゴマ、高菜などを足してアレンジするのもいいですね。

あ、それから販路ちょっと気を付けてください。後日にドンキホーテなどのディスカウントショップに流れる可能性大ですが、販売ルートは「CVS(コンビニエンスストア)他」となっているので、しばらくの間はコンビニが主な販売ルートになります。つまり税込225円必至になんですけど、割り切って食べらたら魅力的なカップ麺ですよ。骨っぽい旨味と特に大量の背脂(加工品)は見ものです。