町田汁場 しおらーめん進化@寿がきや食品

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寿がきや食品

どうも、taka :aです。

えっと、冷やし中華もといタイガーナッツはじめました。

いつも食べている朝食の一角なんですけど、右にあるシワシワなのがタイガーナッツ。

それについての効能を書いていたら長くなってしまったのでw【別館】に投稿しました。

味はドライフルーツのクランベリーを穏やかにした感じというか、甘酸っぱくてジューシー。 “ナッツ” とは名ばかりで、ピーナッツと同じく “実はナッツではありません”(「カヤツリグサ」という植物の地下茎が可食部になります)。ダイエット中の方、健康に配慮されている方にオススメの食品です。なんでしょうね、この本文とはテンションを二分する感じの冒頭ネタw

とはいえ、タイガーナッツの導入など、私の食生活は日々進化を続けております。

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塩を極めた名店が監修!

本日の一杯は、2018年6月18日(月)新発売、寿がきや食品町田汁場 しおらーめん進化」のレビューです。

前回の新作に当たる「銀座香味徳監修 鳥取ゴールド牛骨ラーメン」には「全国麺めぐり」のロゴが入っていましたが、今回のコラボは関係ないみたいですね。

「しおらーめん進化」は、東京・町田にあるラーメン屋さんで、東洋水産の定番企画「TRYラーメン大賞」の「2014-15 名店部門 しお」にて1位に輝き、2015年5月25日(月)に「マルちゃん 縦型ビッグ 進化 塩らーめん」というカップ麺が発売されたことがありました。当時、まだ東洋水産の油揚げ麺が暴れていた縦型ビッグでの再現でしたが、なぜかメンマたった1個しか入ってなかったというトラブルを乗り越えw 現在は【別館】となっている過去の記事では★5の高評価を叩き出しています。かなりスープが秀逸で、芳醇な鶏油の香りにガツンと効いた魚粉のパンチが印象的でした。

今回のタイアップでは、メーカーを寿がきや食品に鞍替えし、ノンフライ麺・どんぶり型という本格志向の再現カップ麺では最も理想的なシチュエーションでの製品化なので、本格さや高級感に期待したいところ。ただし、希望小売価格が税別250円、コンビニで定価購入すると税込270円というハイエンドクラスのカップ麺になるので、そういった部分も視野に入れながらレビューします。寿がきや食品の塩は鋭利なので、ちょっと緊張していますw

名称:即席カップめん

原材料名:めん(小麦粉、でん粉、食塩、植物油脂、小麦たん白、大豆食物繊維、たん白加水分解物)、スープ(動物油脂、チキンエキス、魚介エキス、食塩、ポークエキス、焼きアゴ粉末、白醤油たれ、粉末かつお節)、かやく(チャーシュー、ねぎ、メンマ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、かんすい、香料、炭酸カルシウム、乳化剤、増粘多糖類、カゼインNa、リン酸塩(Na)、カラメル色素、酸化防止剤(V.E、V.C)、香辛料抽出物、(一部に卵・乳成分・小麦・さば・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・さば・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチン

1食(109g)当たり

エネルギー:373kcal
たん白質:9.4g
脂質:14.4g
炭水化物:51.4g
食塩相当量:6.4g
(めん・かやく:1.3g)
(スープ:5.1g)
カルシウム:98mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:373kcal(めん・かやく:173kcal)(スープ:200kcal)

東京・町田の名店『進化』の看板メニュー「しおらーめん」を店主監修のもと再現いたしました。

(寿がきや食品の商品情報より引用)




めん

なめらかでつるみのあるしなやかな食感のノンフライ細めん。

(寿がきや食品の商品情報より引用)

しっとりとした口当たりとコシの強さが魅力!

お、これは冬季限定の順定番、「冬のコク塩ラーメン」に2017年から新たに採用されたノンフライ麺と同じ系譜にありますね。と、言われたところでピンとこない方が大半でしょう。

では、「香味徳」の時に使用されていたノンフライ麺と比較‥してもピンとこないですかねw

最近の寿がきや食品(加ト吉)が製造するノンフライ麺とは違い、「でん粉」が練り込まれているのですが、かつての寿がきや食品が製造していたノンフライ麺と同じ原材料の構成なんです。ただ、麺の色が白っぽく、さらにスープとの馴染みが増したように感じました。

しっとりとした優しい口当たりに、もっちりとした粘り気のある弾力とコシ。強い小麦の香りに加えて小麦由来の甘味が心地好い、実に美味しいノンフライ麺ですね。伸縮性のあるコシの強さにノンフライ麺らしさを感じるので、生の中華麺とはベクトルが異なってはいるものの、スープに溶け込む繊細な色合いが睦まじく、実際に今回のスープと相性は抜群です。

寿がきや食品のノンフライ麺って、少し塩気の強いスープと相性が良好なんですよね。熱湯5分で食べ始めるとコシの強さを楽しめますが、中盤から後半にかけてナチュラルに、しっとりスープに馴染んでゆく変化もオツなので、最初から最後まで美味しいノンフライ麺でした。

スープ

丸鶏、鶏ガラをベースに、焼きアゴや枯本節などの魚介だしを加えた塩ラーメンスープ。

(寿がきや食品の商品情報より引用)

燻製風の香りが個性的!

まず特筆すべきは香りにあって、燻製したかのような奥行きのある芳ばしい香りが液体スープを注いだ瞬間から主張を放ちます。私の舌には塩気の強いスープだったので、スープ単体で飲むには厳しいレベルだったんですが、その側面には若干の甘みを感じます。しかも、それは砂糖や人工甘味料による野暮ったい甘さ* ではありません。良質な塩を舐めた時、塩気の向こう側に感じる甘さに通じるニュアンスと、小麦由来の糖分が多く含まれる白醤油の深い甘さが重なっているような甘さなんです。

その白醤油を彷彿とさせる奥行きに滋味があり、丸鶏をベースにした癖のない丁寧な鶏だしと焼きアゴや枯本節等の魚介だしが強く、それでいて単純に魚粉を投下したようなスープからは得られない、縦ではなく帯状に広がるような魚介だしの組み方に妙を感じました。

燻製風の香りで焼きアゴの個性を打ち出し、多めの油脂成分に含まれていた鶏油の香りが淡麗系の上品な鶏に旨味を重ねる、なんとも本格的なスープです。前述したように私の舌には食塩のストレートなアクションが厳しかったのですが、塩ラーメンに塩気のキレを求めている方にとっては適切な輪郭になるでしょうし、焼きアゴの個性に淡麗系でありながらもコクのある旨味、加えて白醤油のニュアンスに本格さが感じられた、値段負けしないスープと言えます。

スープだけの熱量で200kcalという数値を見ても分かるように、動物油脂の含有量が多く、クリアなスープでも飲み応えがありました。

*原材料名を確認すると分かるのですが、カップ麺としては珍しく、「めん」「かやく」「スープ」に砂糖・糖類等の記載が無いんですよね。そして、添加物にも人工甘味料が使用されていないことが分かります。

中には「増粘多糖類」という “糖類” の文字を含んだ添加物も使用されているのですが、これは粘性を持たせる「増粘剤」、ゼリー状に固める「ゲル化剤」、ドレッシングなど液体と個体を均一に混ぜる「安定剤」の総称なので、直接的に甘さを添加する成分ではありません。

余談ですが、塩を甘いと感じるときは身体が塩分を欲している、つまり必要な塩分が足りていない、または脱水症状の場合もあるので、これから汗をかく季節は特に注意してくださいね。

かやく

チャーシュー、ネギ、メンマ。

(寿がきや食品の商品情報より引用)

あいかわらずショボい

あとのせかやくのネギは好印象で、自然と麺に絡んで味のアクセントに効果的ではあったんですけれども、チャーシューは毎度お馴染みケミカルな風味が鼻に付く薄切りのペラチャー‥いや、でも向こう側が見えそうなくらい職人技の光る薄さだった以前のチャーシューよりも、ほんのちょっと気持ち厚みがあります。まぁでもペラペラなので、主にビジュアル担当ですねw

メンマは意識して探さないと分からないような端材ばかりで、いざ発見しても風味は控えめ食感はクタクタ‥なんとも頼りなかったです。あとのせかやくのネギは好印象と書きましたが、「香味徳」のように大きなネギではなかったので、もう少し大きいと嬉しかったかな。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)

かやくの構成はショボいと言わざるを得ませんでしたが、麺とスープの相性には文句の付け所が見当たらず、スープには値段相応の本格さと個性が見られたので、総評は上出来の★5とします。芳醇かつ適切な鶏油の香りに丁寧な丸鶏の旨味、そこに重なる焼きアゴの芳ばしさと広がりのある魚介だし、さらに白醤油のニュアンスが印象に残りました。以前、寿がきや食品が「麺処びぎ屋監修 ゆず香る白醤油らーめん」という白醤油の名を冠したカップ麺を発売していたことがあったんですけど、その時よりも白醤油の恩恵が感じられたような気がします。

寿がきや食品の塩系といえば、いつも麺を食べている時には程よい塩梅で、スープ単体だとダイレクト‥という構図が私の中にあるのですが、今回も例に漏れずではあったものの、しっかり塩気のキレも意識してほしい方にとっては手放しに好印象なスープになると思います。ただし、燻製風の芳ばしさと魚介だしに抵抗のない方に限っての話ですよ。喫水線を守っても塩気のキレが鋭利なタイプだったので、心配な方は熱湯を少し多めに用意しておくと安全です。

メーカーの希望小売価格は250円、定価購入だと270円の大台ですが、麺とスープにウェイトを置いている方であれば試す価値のある一杯と言えるでしょう。東洋水産が製品化した縦型ビッグも好印象でしたが、やはり実際の味に近いのは今回のカップ麺かもしれませんね。私は実際の店舗に行ったことがないので、再現性については語れませんが、キレのある個性的な塩ラーメンが気になる方はチェックしてみてください。

製品名:町田汁場 しおらーめん進化
販売者:寿がきや食品
製造所:加ト吉産業株式会社フーズ部群馬工場
内容量:109g(めん65g)
発売日:2018年6月18日(月)
発売地区:-
取得店舗:ローソン
取得価格:270円(税込)
標準小売:250円(税抜)
JANコード:4901677082343

麺の種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:450ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋(液体スープ・かやく・あとのせかやく)

寿がきや食品株式会社:〒470-1198 愛知県豊明市沓掛町小所189
お客様相談室:0120-730261

  1. 管理人のスペックがヘボいため、コメントの返信が追いつきません。

    にもかかわらず、コメントの投稿は可能です。困ったものです。

    不躾ながら返信不要でも差し支えなければ、お気軽にコメントしてください。

  2. これは、地元民としては絶対に食べなくては!w
    ちょっと高いけど、それでも見かけたら必ず買います(*´∀`*)
    ていうか、こういう店があることも知らなかったんだけどね・・・
    調べてみたらわりと近所なので、実店舗にも行ってみたいところです
    行ったら報告するね~w

  3. takaさん、こんばんは!

    やっぱり燻製風の香りを感じましたよね!

    鶏油に香ばしさを含ませたのか、アゴの香ばしさの表現なのか、
    そのあたりの解釈はいろいろ与えることができるとは思いますが、
    いずれにしても燻製風と表現するのが最も近いと感じましたね!(●・ω・)

    でもって、ただただ燻製風の香りをアピールするだけではなくて、
    鶏やアゴの存在感を引き立てる役割を担っていたのが良かったです!

    そのおかげでスープ全体がこの香りでより高みに達してましたからね!

    でもって、新世代的な最近のノンフライ麺とは違うながらも、
    しっかりとスープに寄り添うこの麺もなかなか好印象でしたね!

    スープと麺だけでおおむね満足させてくれる仕上がりでした!

    ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)

  4. 待っていましたぁ~(≧▽≦)うんうん、私はかやくには期待していないので麺とスープが美味しければOK!これは買いだね(^_-)-☆でもって~実店舗も視野に入れておこう。

  5. スープは美味しかったですね。
    まいどの寿がきやの塩辛さがなくてよかったです。
    焼あごの風味が最高!

  6. おお〜〜これ美味しそう( ´艸`) このノンフライ麺も美味しそうだけど・・・「帯状に広がるような魚介だしの組み方に妙を感じました」これよね〜!もう絶対に美味しい気しかしない( ´艸`)
    塩気は強すぎると好きじゃないけど、塩気の向こうにほんのり甘い、多重構造になった塩気は好き!!これ食べたいなぁ・・・ローソンだったら楽天ポイントが使えるし、多少高くても買うで〜( ̄∇ ̄)v ドヤッ! ←ローソンバブリー発動中

  7. やっぱり寿がきやは私のなかで裏切らない(笑)
    なんやろな~~~具だくさんが好きやのに、どうでもよくなっちゃう魅力を持ってる^^
    角ばってはないけど、塩気は効いてるんやね。食卓塩たっぷりじゃなくて天日塩みたいなんかな♪
    辛すぎるとアカン子やけど、これは気になる^^

  8. かやくは飾り!!塩対応!!
    麺とスープは黄金コンビ!!神対応!!
    やべー、腹減ってきたww
    (深夜なうww)

  9. いやーコレは美味そうだわ。見つけたら買う。
    見つけたら買う。見つけ…(ry

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