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ファミマの新作カップ麺「ルイージの絶叫激辛グリーンカレー味ラーメン」を食べてみた結果‥‥

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サンヨー食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2024年8月27日(火)新発売、サンヨー食品のカップ麺「サッポロ一番 ルイージの絶叫激辛グリーンカレー味ラーメン」(228円+税)の実食レビューです。

ルイージが絶叫する辛さ!? ファミリーマートの『ルイージキャンペーン』に激辛仕様のカップラーメンが登場!!

辛い? 辛くない? 実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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ルイージの絶叫激辛グリーンカレー味ラーメン

ルイージ(Luigi)とは、世界一有名な配管工として知られるマリオ・マリオ(Mario Mario)の弟で、シリーズによっては “永遠の二番手„ などと揶揄されることもありますが、2024年6月27日より絶賛販売中の「Nintendo Switch」専用ソフト『ルイージマンション2 HD』では誰もが認める主役のポジション。

そんなに辛い!?!?

そんな『ルイージマンション2 HD』の発売にあわせ、8月20日(火)〜9月16日(月)までの期間中、ファミリーマートが全国の店舗を対象に「ルイージ キャンペーン」を実施しているのですが、このページでレビューする「ルイージの絶叫激辛グリーンカレー味ラーメン」は文字通り激辛仕様。オリジナルシール(全10種)1枚入りということで、お子様の目も向くと思うのですが、大丈夫なんですかねコレ‥‥。

パッケージに “サッポロ一番„ のロゴが印刷されているように、共同開発者は東京都港区に本社を構えるサンヨー食品。たとえばマルちゃんの東洋水産が製造していた場合、激辛を謳いながらも実際は大辛くらいに抑えてくる傾向があるのですが、サンヨー食品の激辛は基本的にちゃんと辛いので、けっこう危険な商品に仕上がっているかもしれない展開。

製造所はカナヤ食品

ちなみにサンヨー食品のカップラーメンは、1963年(昭和38年)1月にサンヨー食品が設立した製造部・太平食品工業の本社工場(+A)あるいは同社の関西工場(+W)で製造されているパターンが定番で、どちらも “サッポロ一番の工場„ という認識で問題ないのですが、今回は千葉県旭市にあるサンヨー食品の協力企業・カナヤ食品(+Z)に製造を委託しています(※アルファベットは製造所固有記号)。

あまり聞きなれないメーカーかもしれませんが、サンヨー食品の「サッポロ一番 みそラーメン」や「同 塩らーめん」なども製造している工場で、サンヨー食品の子会社でもあるエースコックの「まる旨」や「飲み干す一杯」なども担当していますから、お世話なっている方も多いと思います。直近にレビューした商品を例に挙げると、セブンプレミアムの「野菜たくさんタンメン」もカナヤ食品の製造でした。

開封

ルイージが入ってた

今回のカップ麺に添付調味料は別添されていませんが、先にオリジナルシール(全10種)1枚入りと触れたように、個包装のシールが容器の中に入っているため取り出します。シールのデザインは‥‥ルイージですね。それもパッケージに印刷されている、3枚のイメージ画像で一番左に位置しているデザイン(※シールの全デザインは、ファミリーマートの特設サイト「ルイージキャンペーン」から確認できます)。

けっこう具沢山

かやくはキャベツ、味付鶏肉そぼろ、ほうれん草の組み合わせで、けっこう具沢山なファーストインプレッション。グリーンカレーの具材といえば、細切りにしたタケノコぜったい欲しい派なんですけど、よく食べていたレトルトカレーの印象が強いかもしれない。

ちなみにファミリーマート通常価格は228円(税込246円)ということで、これが高いのか安いのか。たとえば「カップスター」の定番フレーバーをコンビニで購入した場合、税込価格は1食あたり231.12円なので、それよりも高めになります。ただ、レギュラーサイズ商品のメーカー希望小売価格は236円(税別)と定めている企業が多い現在、その中間くらいの立ち位置ですね。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:サッポロ一番 ルイージの絶叫激辛グリーンカレー味ラーメン
販売者:サンヨー食品株式会社
製造所:株式会社カナヤ食品
内容量:69g(めん50g)
商品コード:4901734056010(JAN)
発売日:2024年08月27日(火)
実食日:2024年08月29日(木)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(ファミリーマート)
小売価格:228円(税別)
購入価格:246円(税込)
麺の種類:油揚げ絵麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:紙
湯量目安:310ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成: オリジナルシール1枚入り

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、野菜エキス、しょうゆ)、スープ(糖類、食塩、乳等を主要原料とする食品、香辛料、チキン調味料、魚醤(魚介類)、酵母エキス、発酵調味料)、かやく(キャベツ、味付鶏肉そぼろ、ほうれん草)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、クチナシ色素、香料、増粘剤(キサンタン)、乳化剤、かんすい、酸味料、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、カラメル色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・魚醤(魚介類)を含む)

実食開始

麺は見た感じ普通

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は標準の3分。なにか特別な原材料を配合しているとか、見るからに特殊な佇まいだとか、そういった特徴は備わっていません。ただ、よく見ると調理前の麺重量は50gとなっていたので、レギュラーサイズのカップラーメンとしては若干ながら少なめのボリューム感。

ちゃんとグリーンカレーっぽい香り

今回のカップ麺に添付調味料は別添されていないため、オリジナルシールを取り出してから内側の線まで熱湯を注ぎ、フタをして待つこと3分。時間になったらフタを剥がし、よく混ぜ合わせたら完成です。容器の底に粉末スープが溜まりがちだったので、溶け残りがないよう念入りに混ぜてください。

さて、キャベツがボリュームを稼いでいる部分もありますが、けっこう具沢山な調理直後。はたして絶叫するほどの辛さレベルなのか、引き続き辛味の強さに注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(69g)あたり
カロリー:307kcal
たん白質:5.9g
脂  質:12.2g
炭水化物:43.3g
食塩相当量:4.8g
(めん・かやく:1.4g)
   (スープ:3.4g)
ビタミンB1:0.28mg
ビタミンB2:0.33mg
カルシウム:129mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:307kcal(めん・かやく:245kcal)(スープ:62kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

フライングしないほうがいいかも

3.0

1食目は撮影の間に伸びちゃったんですけど、2食目は時間を守り、撮影を挟まずに食べてみたところ、細さのわりにサクサクとした戻りムラが目立つ食感。そのためフライングは避けたほうが安全だと感じたんですけど、そこからの劣化は早く、後半には柔らかめの食感に。

高級感は皆無

加水率は低めの設定だったので、最後まで粘りを伴うこともなく、いかにも安っぽいというか、もしも有名店が監修した商品だった場合、けちょんけちょんに酷評する未来しか見えないタイプになりますけど、後述するスープとの相性は悪くありません。安っぽいイメージに関しても、いい意味でスナック的というか、結果的な印象は悪くなかったです。

スープ

ルイージなら絶叫するかも

5.0

グリーンカレーとは、インドではなくタイを発祥とするカレーで、青唐辛子の辛味とココナッツミルクの甘さ、それとレモングラスやガランガル(ショウガ科の植物)などのアクセントを特徴としています。

今回のスープにココナッツミルクは入っていませんが、乳等を主要原料とする食品で演出しようとしていたり、ガランガルを彷彿とさせるショウガを少し強めに効かせていたり、ちょっと魚醤で深みを出していたり、あと引く甘さだったり、ちゃんとグリーンカレーらしい世界観。そしてハバネロのようにジリジリと尾を引くタイプではないけれど、想像以上に瞬発力のある辛さにビックリ。

辛さのベクトルは変わりますけど、セブンプレミアムの「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」が余裕であれば、こちらも梃子摺ることはないと思いますし、いわゆる “激辛„ に期待していたら肩透かしを食うかもしれません。しかし、たとえばブランドが「ポケモンヌードル」だったとしたら、親御さんからのクレームは免れないレベル。

まるか食品の「獄激辛やきそば」を筆頭に、頭の悪い辛さが一般の市場にも出回っているため、どこからを激辛とするのか難しいところもありますが、市販のカレーで辛口と表記された商品に抵抗がある方は厳しいかも‥‥くらいの辛さには到達。小さなお子様向けの辛さではなかったので、喫食の際はお気を付けください。

かやく

ハイライトは鶏肉そぼろ

4.0

ほうれん草の量が多かったので、けっこう期待していたんですけど、スープのスパイスに飲まれたのか、量のわりに存在感は控えめ。反対にスパイシーな味付けの鶏肉そぼろは、量が少ないわりに存在感があり、スープとの相性も抜群。キャベツも食べ応えアップに寄与していたので、容器のサイズを思うと充分でしょうか。

総評

4.0

たとえば「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」だったり「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」だったり、そのクラスに期待していると確実に肩透かしを食う辛さレベルになりますが、辛い食べ物が苦手な方は要注意。ルイージのカップラーメンだし大したことねーだろ、みたいなノリで手を出した場合、思わぬ辛さに感じるかもしれません。

麺の安っぽさについては否めませんが、ちゃんとスープはグリーンカレーっぽかったし、そこそこ具材の量も多かったし、けっこう刺激的だったし、ってことで及第点に星ひとつプラス。絶叫するかどうかは扨措き、スープの作り込みは丁寧で、ちゃんと中身も楽しめる良品だと感じました。【author・taka :a(大石敬之)】

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