どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年9月10日(月)新発売のカップ麺、日清食品「こだわり具材の味噌拉麺(らーめん)」の実食レビューです。
イオングループ限定商品で、定価105円という手頃な価格で楽しめる、具材にこだわった新シリーズを食べてみました。
ゴロッと炙り叉焼入り!
同時発売品に「こだわり具材の中華そば」という同じコンセプトのカップ麺があって、そちらはレビュー済みで記事をアップしているのですが、「中華そば」には “ゴロッと炭焼チキン” が入っていました。
こちら「味噌拉麺」には “ゴロッと叉焼(チャーシュー)入り” と書かれていますが、おそらく同社が製造してきた「AFURI(阿夫利)」のカップ麺や「日清焼そばU.F.O.大盛 炙りチャーシュー油そば」などに使われていた “炙りコロチャー” が採用されているものと思われます。
パッケージは「中華そば」と同じデザインですが、税込105円のカップ麺なのにカッコイイですよね。
達筆なタイトルの影には金色の影が描かれ、「こだわり具材の」背景や「具」の捺印、また先ほどアップした写真「ゴロッと炙り叉焼入り」の背景も金色のデザインで、なかなか高級感が漂っております。
そんなところにコストかけていいの?という疑問の浮上は無きにしも非ずですがw 同時発売品は印象がよかったので、こちらにも期待したいですね。
開封
別添の小袋は入っておらず、やはり “炙りコロチャー” と思しき肉具材が入っています。
麺は味噌に合わせて太めかな?と予想していたのですが、同時発売品と変わらないサイズかもしれません。
とりあえず調理の前に、炙りコロチャーだけ取り出してみました。
手前に写っている半端な個体もあったので、ざっくり数えると約9〜10個くらいですね。きちんと焼き目も見えますし、定価105円のカップ麺としては頑張っているのではないでしょうか。
それでは、手頃な安さが売りの製品ということを考慮して、コストパフォーマンスの高さに注目しながらレビューします。
製品情報・購入価格
製品名:こだわり具材の味噌拉麺 製造者:日清食品 内容量:72g(めん60g) 発売日:2018年9月10日(月) JANコード:4902105259306 店頭表示価格:98円(税別) 発売地域:全国(イオングループ限定) |
麺の種類:油揚げ麺 容器材質:紙 必要湯量:300ml 調理時間:熱湯3分 小袋構成:- |
原材料名とアレルギー表示
【原材料名】 油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ、ポーク調味料、香辛料)、スープ(粉末みそ、ポーク調味料、糖類、チキン調味料、豚脂、粉末しょうゆ、香辛料、乳化油脂、酵母エキス)、かやく(味付豚肉、キャベツ、人参、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香料、炭酸Ca、かんすい、カロチノイド色素、増粘剤(キサンタンガム)、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、くん液、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む) |
【アレルギー表示】 小麦・卵・乳成分・鶏肉・豚肉・大豆・ごま・ゼラチン |
実食開始
1食(72g)当たり
カロリー:320kcal |
※参考値(調理直後に分別して分析) 熱量:320kcal(めん・かやく:291kcal)(スープ:29kcal) |
めん
おそらく同時発売品の「中華そば」と同じ油揚げ麺で、しなやかな啜り心地が印象的な細麺です。カップヌードルよりもサイズが細いのですが、意外と歯切れのいい食感で、3分きっちり待っても大丈夫。
むしろ3分ジャストで撮影の前に味見してみたら、まだ部分的に硬い箇所が残っているくらいだったので、きっちり待ったら伸びちゃった‥などということはないでしょう。麺の量は60gなので、タテ型レギュラーサイズの平均的な量をキープしています。
しかし、今回のスープは味噌の輪郭が立っていたので、油揚げ麺特有の風味こそ抑制されていましたが、ちょっとスープに押されているような印象を受けました。
こだわりの具材やPB商品に匹敵する立ち位置であることを考慮すると麺の使い回しは致し方ないポイントなんですけど、スープとの均衡を保つには、あと倍の幅がないと釣り合わないかもしれません。心配な方は、もしものために追加用の熱湯を確保しておきましょう。
スープ
先に「めん」の項目で触れてしまいましたが、かなり輪郭のある味噌感で、タイプでいうと完全に赤味噌寄り。私は赤味噌の立った汁物が少し苦手なので、情け無いかな思わず面喰らってしまったんですけど、中京や東北などの赤味噌文化圏では素直に受け入れられそうなテイストです。
別添の液体スープや調味オイルなどは付属されていないので、味噌や醤油、チキンやポークの旨味も粉末ですし、野菜を炒めたような調理感やラードの厚みなども得られませんが、ただ赤味噌が独り歩きしているようなスープではありません。
味噌の立ったスープが苦手な方にはオススメできませんが、味噌の奥からは確かなコクが伝わってくる、土台から丁寧な力強いテイストです。
かやく
炙り叉焼はカップヌードルに入っている “謎肉ではない”「コロチャー」という肉具材を炙ったもので、同時発売品の「中華そば」に入っていた炭焼チキンは表面が軽く茶色になる程度に炙られていたんですけど‥
けっこう本気で焼き入れられてます。写真では明るく見えますが、もっと実際は部分的に黒いです。強めに炙ることで明白な焦がしの芳ばしさが付与され、また表面が硬くなることが功を奏しているのか、カップヌードルに入っている普通のコロチャーよりもジューシーななんですよね。
ダイス状の肉具材ですが、謎肉ほどジャンクではありません。むしろ炙ることで肉の旨味が活性化されているような、これを定価105円で試せるというだけで購入の価値ありと言っても過言ではないでしょう。
また長細い人参ですが、これが驚くほどコリッコリで、わざと加熱時間を短くしているのか、量は少なめだったんですけど、その歯応えと長細いサイズから存在感は抜群。逆にキャベツはクッタクタでw 厚みもありませんが、煮込んだような優しさに価値が見出せました。
ネギはカップヌードルに入っているような汎用のネギでしたが、少量ながら歯触りのアクセントが嬉しく、 “こだわり具材” というコンセプトはバッチリですね。
総評
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)
思いのほか力強かったスープに対して完全に麺が押されていたので、そのパワーバランスが気になってしまったのですが、赤味噌文化圏の方々にとっては嬉しいポイントになるかもしれません。それに、ある程度であれば味の濃さは熱湯の量で調節できますからね。
それにしても税込105円で購入できるカップ麺なのに、 “こだわり具材” のネーミングに負けない炙り叉焼の存在感は立派なもんで、これを食べるためだけに買ってみてもいい、そう素直に思えました。
炙りコロチャーは、2018年3月19日(月)に発売された3回目の「日清 THE NOODLE TOKYO AFURI 限定柚子塩らーめん」で初めて採用された肉具材で、その当時は感動したものですが、たった6ヶ月程度で税込105円でも試せるようになったとは‥今後の進展が楽しみですね。
麺とスープのパワーバランスに難ありでしたが、しっかり味噌の効いたスープが好みの方にとっては素直に好印象なポイントになるかと思いますし、この価格で炙りコロチャーが楽しめるのはチャンスです。
イオングループ限定のカップ麺ですが、販売地域は全国区でコストパフォーマンスにも優れた一杯なので、気になった方は最寄りの系列店でチェックしてみてください。
同時発売品、「こだわり具材の中華そば」もレビューしています。お時間よろしければ、あわせてご覧ください。
お客様窓口:0120-923-301
この炙りコロチャーは本当に見た目が肉っぽくていいなぁ(((uдu*)ゥンゥン
しかも105円という低価格帯のカップ麺で!!やっぱり天下のイオングループはすごいなぁ・・・イオンのPBは隠れた(隠れてないけどw)名品が多いわぁ(((uдu*)ゥンゥン