「火炎辛麺 赤神 神増し」辛ッシャイマセ!!火炎辛麺の味を辛さと痺れ “神増し” で再現

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サンヨー食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年6月10日(月)新発売のカップ麺、サンヨー食品「火炎辛麺 赤神 神増し」の実食レビューです。

北九州・小倉の辛いラーメン店「博多 火炎辛麺 赤神」の辛さレベル「神増し」をカップラーメンで再現!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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博多火炎辛麺赤神監修カップ麺 神増し

「博多 火炎辛麺 赤神(はかた かえんからめん あかがみ)」とは、北九州市小倉北区魚町に本店を構えるラーメン店で、オープンは2017年9月5日と比較的に新しいお店(2019年6月12日現在)。お店の代表的なメニューは博多発の辛いラーメン「火炎辛麺」と辛い油そば「火炎油そば」の二枚看板で、今回は「火炎辛麺」の味わいが手軽なタテ型サイズのカップラーメンで再現されました。

カップ麺のパッケージにも記載されている大きな獅子(辛ラーメンの神・赤神)の看板が目印で、お店のラーメン「火炎辛麺」は唐辛子の「辛さ」と花椒の「痺れ」がコンセプト。神社をモチーフにした店内には鬼の面や不動明王の絵が飾られ、暖簾に「辛ッシャイマセ!!」と書いてあるように、入店すると店員さんが『からっしゃいませ〜!!』と独特の掛け声で威勢よく迎えてくれます。



「火炎辛麺」(ラーメン)の特徴は、3種類の唐辛子と数種類のスパイスをブレンドした特製辣油と粉末唐辛子の “辛さ” 、そして豚骨・鶏ガラ・野菜・背脂・唐辛子を大量に炊き出したスープと信州味噌・北海道味噌に11種類の野菜やスパイスを配合した特製味噌の “旨さ” 、そこに花椒の “痺れ” を強めに効かせている麻辣(マーラー)系のシビカラ味噌ラーメン。

さらに麺の生地にはタピオカを練り込み、京都の名水で打ったツルツル・モチモチとした特注のヘルシー麺を採用しているのも特徴です。その屋号にもなっている「火炎辛麺」を基準とし、全部マシの人気メニュー「特製火炎辛麺」や辛さの調理法が火炎辛麺とは異なる “激辛の頂点”「赤神」もあるのですが、今回は定番の「火炎辛麺」を再現しているようですね。

カップ麺のタイトルにも入っている「神増し」とは、お店で「唐辛子の辛さ」「花椒の痺れ」「野菜(もやし)」の量を選ぶ時の目安で、8倍の「神増し」まで(※野菜は3倍の「増し」まで)は無料。それ以上の「天獄(12倍)」や「赤神(50倍)」は有料になるのですが、「赤神」を注文しても激辛マニアからは “辛くない” という意見もチラホラと——

それにカップ麺のパッケージも隅々までチェックしてみたところ、定番の「辛い食べ物が苦手な方は——」という警告文も見当たらなかったので、「神増し」は激辛なのかどうかに注目してみましょう。ちなみに屋号(お店の名前)は「辛麺(からめん)」となっていますが、宮崎発祥の「宮崎辛麺(辛麺屋)」とは “まったく関係ありません” 。



そして、もうひとつ見逃せないポイントが一つ‥‥(※重要です)。今回のパッケージには「サンヨー食品」と書いてあるのですが、この部分には例外なく「サッポロ一番」(サンヨー食品のブランド名)と表示されていました。しかし、サンヨー食品の公式ウェブサイトも確認しましたが、そこに掲載されている正式な商品名からもサッポロ一番の文字は省かれています。

それに容器の材質も一般的な紙容器や軽いPS(ポリスチレン)製のプラ容器ではなく、エースコックが製造している「THE和」シリーズや東洋水産(マルちゃん)の「QTTA」など、それらのブランドに採用されている耐熱性に優れたPP(ポリプロピレン)製の硬い容器が採用されていました。

開封

しかし、フタの上に貼り付けてある小袋は、サンヨー食品らしい汎用のデザイン「仕上げの小袋」となっていて、別添されているのは1袋。おそらく「火炎辛麺」の特徴的に辣油系の成分もしくは花椒オイル系のブレンドと思われますが、サンヨー食品の仕上げの小袋には炒め野菜の風味が添加されていることも多く、お店にも野菜増量のメニューがあることから、その香りにも注目ですね(ちなみに小袋の下・フタ上にも「辛ッシャイマセ!!」と書いてあります)。



などと書いた矢先にアレなんですけど、具材めちゃくちゃ少ないですw しかも内容はキャベツと鶏・豚味付肉そぼろ、それから具材と言っていいのか分かりませんが、唐辛子の破片がチラホラと‥‥実際の「火炎辛麺」を含め、お店のメニューにはトッピングの “もやし” も特徴的なんですけど、あまり具材の再現度は意識されていませんでした。

それから容器の材質が今回からガラッと変わりましたが、製造所は奈良県大和郡山市にある「太平食品工業株式会社 関西工場」(奈良県大和郡山市額田部北町944)となっていて、太平食品工業はサンヨー食品直系の製造部。これまでPP製のプラ容器は覚えにないのですが、2019年6月1日の価格改定(値上げ)に伴い、それを機に内部のシステムが変わったのかもしれません。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:火炎辛麺 赤神 神増し
販売者:サンヨー食品株式会社
製造所:太平食品工業株式会社 関西工場
内容量:97g(めん70g)
商品コード:4901734037422(JANコード)
商品サイズ:φ112×118(mm)

発売日:2019年06月10日(月)
実食日:2019年06月12日(水)
発売地域:全国(全チャネル販売)
取得店舗:コンビニ(ローソン)
商品購入価格:232円(税込)
希望小売価格:220円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい使用)
スタイル:縦型ビッグ・大盛サイズ
容器材質:プラ(PP)
湯量目安:410ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(仕上げの小袋)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、大豆食物繊維)、スープ(糖類、みそ、食塩、豚脂、香辛料、植物油脂、ポークエキス、油脂加工品、チキンエキス、米粉、酵母エキス、香味食用油、デキストリン、発酵調味料)、かやく(キャベツ、鶏・豚味付肉そぼろ、唐辛子)/ 調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、香辛料抽出物、炭酸カルシウム、カラメル色素、香料、増粘剤(キサンタン)、かんすい、クチナシ色素、レシチン、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉【本品に含まれるアレルギー物質】(特定原材料及びそれに準ずるものを表示)

実食開始

麺は厚みのある縮れた形状で熱湯5分、湯戻し前の段階から力強そうな印象です。この段階では唐辛子のヤバそうな香りなど漂ってきませんが、けっこう花椒の香りは強く、お店の「火炎辛麺」も唐辛子と花椒の比率は花椒の痺れに寄っているので、もしかすると「仕上げの小袋」には花椒オイルが入っているのかも——



などと思いつつ熱湯を注いで5分待機、仕上げの小袋を投入して、よくかき混ぜたら完成です。仕上げの小袋について温める・温めないのアドバイスはありませんでしたが、 “よくしぼり出してください” と小袋に直接プリントされていて、実際にザラザラとした小さな粒が小袋の中に入っていました。

あと味や香りとは関係ないんですけど、このカップ “ぜんぜん熱くならない” です。最近ちょっと容器の熱が気になっていて、どのくらい熱くなるかなぁ‥‥と熱湯を注いでから待っている間に持ち上げてみたところ、熱さを感じることなく5分間ずっと持ち続けられました。ちょっと手は怠かったけどw それはさておき持ち運ぶ際に安全ですし、かなり食べやすいですね。

それでは、唐辛子の辛さレベルと花椒の痺れに注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(97g)当たり

熱  量:435kcal(カロリー)
たん白質:8.4g
脂  質:17.8g
炭水化物:60.3g
食塩相当量:6.2g
(めん・かやく:1.7g)
   (スープ:4.5g)
ビタミンB1:0.75mg
ビタミンB2:0.59mg
カルシウム:232mg

参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:435kcal(めん・かやく:324kcal)(スープ:111kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

熱湯5分じゃ厳しい二郎系の麺
2.9

かなり縮れの強い中太麺で、ごわごわとした加水率の低い無骨な食感。口当たりも洗練さに通じる印象はなく、二郎系・二郎インスパイア系のラーメンをイメージしているような油揚げ麺です。お店のメニューにも野菜(もやし)マシのチョイスはありますけど、ラーメンのジャンルとしては二郎と別物。

麺の原材料は “小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、大豆食物繊維” となっているので、もしかすると「でん粉」はタピオカでん粉‥‥ではなさそうなゴワつきですし、お店の麺を再現しているような印象は皆無に等しく、完全にカップ麺サイドの油揚げ麺です(お店の麺は中太でストレートに近いツルツルもちもち麺)。



さらに熱湯5分ちゃんと待っても麺の中心は部分的に乾いたままの状態で、油揚げ麺臭も遠慮なく、それはスープに干渉して悪影響を及ぼすほど——油揚げ麺特有の風味については「仕上げの小袋」でマシになりますが、それも前半から中盤までですし、規定の時間では戻りません。しかも麺の肌がスープを弾くので、ちょっと長めに(30秒〜1分くらい)待ったほうがいいですね。

スープ

お、けっこう辛い
4.5

パッケージに辛さを警告する文章はありませんし、唐辛子の辛さもガチの激辛カップ麺には及びませんが、市販品基準で「辛口以上〜大辛」くらい。なので辛い食べ物が好きなら程よく辛口、激辛マニア的には甘っちょろい辛さになりますが、辛い食べ物が苦手な方にとっては激辛認定されかねません。これパッケージに一言なにか要るでしょw

などと思いつつ、パッケージの容器側面(赤い獅子の下)には「唐辛子と花椒がきいた味噌ラーメン」と(小さい字で)書いてありますが、 “小さなお子様や辛味が苦手な方の喫食には充分ご注意ください” のレベルには到達していました。特に表面のオイル成分が多い前半は熱の追い風もあるので、唐辛子の辛さが苦手な方は要注意。

そのオイル(仕上げの小袋)は、サンヨー食品が得意とする野菜を炒めたような風味とガーリックが添加された辣油系の成分で、もともとのスープに花椒も含まれていましたが、仕上げの小袋を加えることで痺れも増幅。花椒の痺れも激痺(ゲキシビ)クラスではありませんが、花椒や和山椒が苦手な方や花椒を知らない方にとっては入門編として厳しいかも‥‥くらいの痺れ。

そんな刺激的な要素は好印象だった反面、前述したように麺の油揚げ臭が強く、オイルが薄れてくる後半は特に野暮ったい風味が気になりました。それに味噌は赤味噌・白味噌がブレンドされていたのですが、テイスト自体は軽かったので、油揚げ麺臭が雑味で全体がボンヤリしていたのが残念なポイントです。ちょっとベースのコクが浅いですね。

具材

具材は正直いまいち
2

仕上げの小袋に含まれていた炒め野菜の臨場感と “ふつうに辛口以上” の刺激を思うと仕方ないのかもしれませんが、すべて掻き集めても写真の量で、お世辞にも具沢山とは言えず、キャベツも肉そぼろも「博多火炎辛麺赤神」を象徴する特徴的な具材ではありません。

(いちばん大きかった肉そぼろ)

肉そぼろはスナック的な食感とジャンクな味付けで高級感はなく、きわめてインスタント感の強い具材。単純にカップラーメンサイドから見ると印象は悪くありませんが、お店の本格感を再現できているとは言えず、それはさておいても10個未満と少なめの量で食べ応えも得られません。写真に写っているのが最大サイズの肉そぼろなんですけど、箸先で軽くつまめるような大きさです。

(いちばん大きかったキャベツ)

キャベツも細切れにカットされていてサイズが小さく、こちらも量は多くありません。特別にスープと相性がいいわけでもなかったですし、これなら少量でも「もやし」を入れたほうが印象に残ったと思います。それに、キャベツも肉そぼろも混ぜ終わったら存在感は散漫、結果的にイマイチと言わざるを得ませんでした。

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(★3)

ごわついた二郎系の油揚げ麺に仕上げの小袋が放つ炒め野菜風の個性、けれども貧弱な具材など、「野郎ラーメン 激辛大爆発野郎」の流れを汲んでいるようなフレームワークですが、そこまで突き抜けた刺激ではありません。思いのほか唐辛子の辛さと花椒の痺れが強かったので、とりあえず総評は「及第点」としていますが、熱湯5分で適切に戻らない麺は油揚げ麺臭が強く、そのニオイが後半かなりスープの味にも影響してくるのも気になるポイント。

それに辛さ・痺れ・炒め野菜の風味以外に見所がなかったので、リピートしたいかと聞かれたら素直には頷けません。ぼんやりと「博多 火炎辛麺 赤神」(お店)の影が見なくもありませんが、ひとつの麻辣系カップ麺として再現度抜きに評価してみても、他に選択肢があるように思いました。けれども辛さと痺れ50倍の超激辛「赤神」を再現したカップラーメンも食べてみたいので、今回のリベンジ戦としてコラボ2弾も検討してもらいたいです。

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