「冷凍 日清のどん兵衛 鴨南蛮そば」温・冷調理の感想とアレンジレシピ

日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、最強の冷凍蕎麦という呼び声も高い、日清食品「冷凍 日清のどん兵衛 鴨南蛮そば」の実食レビューです。

年末年始になると各店の冷食コーナーで発見率が大幅に上昇すると言われている、きらびやかな黄金の冷凍どん兵衛‥

2通りの調理手順を試し、実際に食べてみた感想とアレンジレシピも紹介します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

冷凍どん兵衛 鴨南蛮そば

今回はカップ麺のレビューではないのですが、天下のどん兵衛ということで、見過ごすわけにはまいりません。かねてよりお噂はかねがね伺っておりますが、実際に食べるのは今回が初めてです。というか、そもそも実物を発見したのが初めてだったんです。

調べてみたところ内容量やパッケージのデザイン、JANコード(バーコード下の数字)も一致しているので、おそらく最終リニューアルは2016年9月1日(木)と思われます。特に期間限定商品というわけではないようですが、年末年始を過ぎたら急に売ってない‥という嘆きの声がネット上でも多く見られました。

2016年5月31日に放送されたTBS系列のテレビ番組「マツコの知らない世界」でも取り上げられ、絶賛されたことから一時期は売り切れ続出、品薄で入手困難な状態にも陥っていたようです。その当時も私はカップ麺ばかり追いかけていたので、まったく知らなかったんですけどw でも、どん兵衛の冷食ってクオリティが高いことで以前から定評がありますもんね。

だいたい税込100円前後で販売されている「冷凍 日清のどん兵衛 鴨だしそば」は食べたことがあるんですけど、それでも2年くらい前だったかな‥w これは年中ふつうに売ってますよね。もちろん冷凍麺とカップ麺の油揚げ麺は違いすぎるのですが、けっこう麺が太いなーと思ったのと、蕎麦つゆ(鴨)は意外とカップ麺よりも軽めなんだな、と感じたのを覚えています。

売り場では「冷凍 日清のどん兵衛 鴨だしそば」(税込105円)も今回の「冷凍 日清のどん兵衛 鴨南蛮そば」と一緒に販売されていたのですが、ノーマル版は安いだけあって具材が何も入っていません。しかし、「鴨南蛮そば」にはパッケージのイラスト通り、合鴨ロース肉と長ねぎが入っているのだとか‥

メーカーの希望小売価格はオープンプライスになるのですが、カップ麺でのオープンプライス(廉価版)とはことなり、平均的な売価は300円前後といわれています。しかし、年越し蕎麦の需要を見込んだセール中だったのか、イオンリテールで1食あたり税込213円+ボーナスポイント60P(1P=1円換算)=実質153円(税込)という破格の値段でした(カップどん兵衛も年末セールで各種税込105円均一でした)。

300円前後でも破格のクオリティという評判・クチコミも多かったので、さすがに税込213円は安すぎると思うのですが、正月プライスをいいことに様々な食品の販売価格が大幅に跳ね上がることも多い年末年始、かなり有り難い良心的な値段設定です。それでは、開封して中身を確認してみましょう。

開封

外袋を開封すると中には「具付めん」と「液体つゆ」の2袋が入っているのですが、もちろん冷凍食品ですからガッチガチでございます。液体つゆは電子レンジ加熱禁止、沸騰した鍋に直接ぶち込む湯煎も禁止、でも温めないと凍っているのでw 沸騰した熱湯を液体スープ投入予定の丼に注ぎ、小袋と容器を同時に温めると効率がよくてスマートです。

ところでパッケージの裏面には「日清の〈氷冠製法®︎〉レンジ調理で、茹でたてのようなおいしさです!」とアピールされているのですが、熱の通りを考えて円状にした冷凍麺の周りを厚くし、真ん中に凹みと淵に氷をつけた独特の製法を採用しています。これによって電子レンジ加熱中に麺が蒸され、口当たりや麺のコシがアップし、茹でたてのような美味しさが再現されるのだとか。

この製法は「冷凍 日清のラーメン屋さん」や「冷凍 日清のどん兵衛」「冷凍 日清謹製 讃岐うどん」などにも採用されているのですが、ちょっと注目したいのが製造所。もちろん販売者は日清食品株式会社なんですけど、製造所は「信越明星株式会社 下塩尻工場」(長野県上田市下塩尻1689-3)となっています。

まずカップ麺では見ないメーカーになるのですが、「流水解凍麺」という流水で食べられる麺類や安曇野産そば粉・信州産小麦を100%使用した「安曇野生そば」、北海道産牡丹そば粉・北海道産小麦を100%使用した「牡丹蕎麦」などが主要ラインナップとして紹介されていました。信越明星株式会社は明星食品の持分法適用会社(関連会社)で、明星食品は日清食品ホールディングス傘下の食品加工品会社、繋がりフル活用ですね。

製品情報・購入価格

製品名:冷凍 日清のどん兵衛 鴨南蛮そば
製造者:日清食品
製造所:信越明星株式会社 下塩尻工場
内容量:237g(めん164g)
発売日:2016年9月1日(木)リニューアル
JANコード:4548779702993
希望小売価格:オープン価格

発売地域:おそらく全国
購入価格:213円(税込)
取得店舗:スーパー(イオンリテール)

名  称:冷凍食品 ゆでそば
麺の種類:冷凍麺
目安湯量:「温めん」220ml /「つけそば」150ml
調理時間:電子レンジ500W 約6分 / 600W 約5分
小袋構成:2袋(具付めん・液体つゆ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】めん(小麦粉、そば粉、卵粉、食塩、小麦たん白)、具[味付合鴨肉、ねぎ / 調味料(アミノ酸)、香料、酸化防止剤(ビタミンE)]、つゆ〔しょうゆ、だし(かつおぶし、米醸造調味料、そうだかつおぶし)、砂糖、合鴨エキス、食塩、合鴨オイル、たん白加水分解物、酵母エキス、かつおぶし粉末 / 調味料(アミノ酸等)、酒精、香料、カラメル色素〕、(一部に小麦・そば・卵・大豆・鶏肉を含む)
【アレルギー表示】小麦・そば・卵・大豆・鶏肉

調理・実食開始

基本は電子レンジ加熱調理品なんですけど、「温めん(かけそば)」「つけそば(冷やし)」「鍋調理」と3通りの作り方がパッケージの裏面に書いてあります。しかし、鍋調理は “肉が味抜けする” らしく、日清食品としては電子レンジ調理がオススメとのことなので、今回は電子レンジ調理の「温めん」と「つけそば」、そして「アレンジレシピ」の3つに分けてを紹介することにしました。

加熱時間は500Wの電子レンジなら約6分、600Wの電子レンジなら約5分、電子レンジ加熱対応の皿にのせ、表示面を上にして加熱します。お、たしかに氷が麺の淵につけてありますね。「つけそば」調理は加熱後の麺をザルに移してから冷水で冷やさなければいけないのですが、特に加熱時間を長くする必要はありません。(※調理不良の原因になります)

加熱後に冷たい場合は10秒ずつ様子を見ながら再加熱しなければいけませんが、同時進行で消費電力の高い電化製品を使用すると(たとえばスープ用の熱湯を沸かすのにティファールを使用するなど)電子レンジの電力が弱くなり、加熱時間が足りなくなる恐れもあるので、調理環境にも注意が必要です。

写真は温めん調理ですが、かなり加熱直後は麺と具材が熱くなっているので、内袋の開封時と温めん調理の盛り付け時には特に湯はねによるヤケドに気を付けてください。液体つゆは「温めん」なら220mlの熱湯を丼に入れて割り、「つけそば」なら150mlの熱湯を小鉢に入れて割っておきます。つけそば調理の場合は麺だけ冷やさないといけないので、具材は別の小皿もしくは小鉢に作ったつけ汁に入れてから麺をザルに移しましょう。

1食あたりの内容量は237gと乾燥されていない分だけ重く、カップ麺の「日清のどん兵衛 鴨だしそば」(105g)と比較して倍以上の数値ですが、具材付きなのにカロリーは328Kcalと低めの値で、気になる脂質も鴨だしなのに5.3gとヘルシーですね。それでは、実際に食べてみましょう。「温めん」「つけそば」「アレンジ」の順に解説し、冷凍どん兵衛の実力を見極めます。

1食(237g)当たり

カロリー:328kcal
たん白質:17.0g
脂  質:5.3g
炭水化物:53.0g
食塩相当量:6.1g
(めん・かやく:0.5g)
(スープ:5.6g)

温めん調理

まず冷凍麺の蕎麦ですが、けっこうサイズは太く、バシッと四角くカットされた角のある断面から口当たりには輪郭があり、それでいて縮れのないストレート状かつ表面が滑らかなので、かなり喉越しが良いですね。もちろん油揚げ麺特有のニオイなど皆無なんですけど、鴨の風味を活かすためか蕎麦粉の香りは繊細です。

ただ、どうしても小麦粉の含有量が多いので、もちもちとした弾力が強く、歯切れの良さは楽しめません。もちろん中にはモチモチ感の強い生粉打ち(十割蕎麦)もあるのですが、明らかに弾力のベクトルが小麦なので、これについては冷食だから致し方ないと折れるべき項目になるでしょう。

“合鴨の胴がらを炊き出したスープとオイルを加え、鴨特有の後を引く味わいのつゆに仕上げた” という蕎麦つゆは、やはり具なしの「冷凍どん兵衛 鴨だしそば」と同じく油脂感が控えめで、こってりと表面に鴨脂が浮くようなタイプではありません。しかし、合鴨エキスの丁寧な旨味は脂に頼る必要のないレベルの高さにありますから、すっきり繊細で上品な鴨だしとしては上等です。

個人的に鴨だし蕎麦といえば鴨脂こってり系の野趣に富んだ蕎麦つゆが好きなんですけど、丁寧な鴨エキスの旨味と重厚感のある鰹節・宗田鰹節の旨味、そして見た目よりも強すぎない醤油の効かせ方、自然な砂糖の甘味は実に好印象でした。

合鴨ロースはパッと見だと焼き目などは見当たらないのですが、口に入れた瞬間から(ちょっと香料っぽいけど)炭火で炙ったような芳ばしさが鼻を抜け、かなり臨場感が得られます。やや身のパサつきと冷食特有の風味は否めませんが、カップ麺だと缶詰みたいなレトルト調理品になるでしょうし、それよりもリアルな本物の合鴨ロースが4枚は嬉しいですね。

パッケージのイメージ写真では焼き目の付いたネギが2個、今回の製品は個体差かネギが1個しか入っていなかったのと、また焼き目もチラッとしか見えませんが、こちらは香料とは違う本格的な炭火の風味が漂い、加熱した太ネギ特有の甘みにトロッとした舌触りまで楽しめる満足度の高い具材でした。さて、冷やし調理の「つけそば」では、どのようにイメージが変わるでしょうか‥

つけそば調理

いやいやいや‥イメージぜんぜん変わりますね。「温めん」で食べた時は、かけそばのわりに麺の弾力が強すぎるというか、ちょっと温かい蕎麦としては不自然な小麦系の弾力が気になったんですけど、「つけそば」は冷やすことで麺がキュッと引き締まるので、コシの強さが実にナチュラル。

実際に小麦粉を使用しない本物の蕎麦粉100%の蕎麦も冷水で急速に冷やせば引き締まって歯応えのあるコシが生まれますし、また麺の組織が硬くなることでモチモチ食感ではなく、確かなコシを備えつつも歯切れの良さを両立。つゆと分離しているので、より蕎麦粉の香りが楽しめますし、それは最後まで持続します。

つゆも温かけ調理では個人的な好みのバイアスで油脂感のなさに物足りなさを感じてしまったりもしたのですが、つけ汁で頂くと繊細な蕎麦の香りと上品な鴨の旨味がフィフティで、その丁寧なバランスの妙は油脂感のなさこそが功を奏しているように感じました。

しかしながら具材の鴨肉ロースを噛み締めれば脂の旨味と芳ばしさが楽しめますし、やはり先ほどのネギの数は個体差だったのか大振りで焼き目しっかりの太ネギが2本入っていたので、具材の満足度も高かったです。つけ汁にネギの焼き目からリアルな炭火焼風の芳ばしさが徐々に滲み出てくるので、味の変化も意識したいポイントですね。

アレンジ「なめこおろしの鴨だしそば」

材料は「冷凍 日清のどん兵衛 鴨南蛮そば 1人前」「大根おろし 50g」「なめこ 50g」「七味唐辛子 適量」で、作り方も簡単。「鴨南蛮そば」はパッケージの表示通りに電子レンジで加熱するのですが、その間になめこを熱湯でサッと茹でてから大根おろしとあわせ、「なめこおろし」を作っておきます。これ、そのままポン酢かけて食べたら美味しいやつw

という欲求をグッと我慢しつつ、加熱し終わった「鴨南蛮そば」を器に盛り付けて、「なめこおろし」をトッピングしたら完成です。大根おろしのピリッとした辛味が男らしく粋に引き締めてくるのですが、なめこのとろみで優しいコクも生まれ、それぞれ鴨だしを搔き消すことなく見事に調和。しかし‥

これは「つけそば」にも応用可能ですし、こちらのほうが合うように思いました。つけ汁の量に合わせ、なめこと大根おろしは各25〜30gほどで充分でしょう。なめこで濃いめの蕎麦つゆがマイルドになって蕎麦の喉越しもアップしますし、大根おろしの清涼感で大晦日の御馳走後でも食べやすいと思います。

大根おろしの効能である消化酵素は熱に弱いので、残念ながらアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼなどの効果を100%もれなくは得られませんが、少なからず食物繊維は摂取できますし、なめこヌメヌメは消化器官のサポートに免疫力の向上(風邪の予防)など、暴飲暴食の機会が多くて胃腸が弱り、寒さも続く年末年始や飲み〆にも心強い組み合わせですよ。

大根おろしの清涼感を得るには細胞を効率よく壊す必要があるので、大根の切断面を真下にして繊維を断ち切るように力を込めておろすと辛味が増します。その辛味はおろしたてから5分後にピークを迎えて徐々に和らいでいくため、お好みのタイミングを見計らって投入してください。(※辛くない大根おろしが作りたい場合は大根を横に寝かせ、繊維に合わせて縦におろしましょう)

まとめ

私は蕎麦が好きなので、カップ麺と割り切れない分ちょっと厳しめに見ていると思うのですが、特に冷やし調理の「つけそば」はクオリティが高く、これについては平均売価300円と仮定した上で値段以上の価値を感じました。具材を分別してから麺を冷やさなければいけないので、ちょっと一手間が必要になるんですけど、その価値は十二分にありますよ。

正直、つゆの鴨についてはカップ麺のほうが好き‥などと思ってしまったりもしたんですけど(土台の鴨だしは冷食のほうが丁寧だったんですけど、私は鴨脂に目がないのでw 単純に好みの問題です)、具材の満足感も高いです。あ、試しに「鍋調理」でも作ってみたのですが、肉はパサパサになるし警告通り味も抜けたので、やはり電子レンジ調理が無難ですね。

さすがに私の取得価格は安すぎると思いますが、もしかしたらイオンリテールでは税込213円で販売されている率が高いのかもしれませんし、平均とされる300円ちょっとだったら値段以上なのは間違いありません。お召し上がりの際は、ぜひ「つけそば」調理(冷やし)を意識していただきたいのと、ちょい足しアレンジの「なめこおろしトッピング」もオススメなので、よかったら試してみてください。

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