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EDGEが “みんなの夢を叶えます” 驚き&やりすぎ「鬼マヨペッパーまぜそば」を実食 → ガチでやりすぎw

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エースコック

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2022年6月20日(月)新発売、エースコックのカップ麺「EDGE 鬼マヨペッパーまぜそば」の実食レビューです。

マヨマヨマヨネーズにペパペパペッパー!? 今度の新作は大量の「鬼マヨ」と「鬼ペッパー」の最強タッグでエッジを効かせた非日常系カップめん!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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EDGE 鬼マヨペッパーまぜそば

EDGE(エッジ)とは、大阪府吹田市に本社を置くエースコックきってのイロモノで、2014年(平成26年)1月13日発売のシリーズ第1弾「鬼マヨ焼そば(カップ焼そばにマヨネーズ入れすぎた件)」を皮切りに発足。SNSや動画投稿サイトで承認欲求を満たすため、不要不急の商品をウケ狙いで購入する “ネタ消費” に注目が集まっていた当時、その需要に応えた「EDGE」は狙い通りに注目を集めました。

あいかわらず商品名よりキャッチーなコピーが目立つw

今回の新商品「EDGE 鬼マヨペッパーまぜそば」は、最強2大調味料であるマヨネーズとペッパー(※エースコック調べ)を組み合わせた “夢の汁なしメニュー” で、8年以上前に記念すべき第1弾を飾った「鬼マヨ」の名を冠し、大量の「鬼ペッパー」で刺激を加えた “非日常系カップめん” として市場に投下。パッケージには \ みんなのを叶えます / と、希望に満ち溢れたメッセージを添えて——。

2014年1月発売の「EDGE 鬼マヨ焼そば(カップ焼そばにマヨネーズ入れすぎた件)」は、きわめて分かりやすいキャッチコピーが示しているように、ソース味のカップ焼きそばに大量のマヨネーズを別添した汁なしカップ麺で、ここから消費者の「驚きニーズ」を満たす “既存品では味わえない「驚き」と「やりすぎ」でエッジを効かせた” インパクト抜群のブランド「EDGE」の歴史が始まります。

その後は「鬼辛焼そば(カップ焼きそばに激辛スパイス入れすぎた件)」や「鬼辛とんこつ醤油ラーメン(カップ麺にも激辛スパイス入れすぎてみた)」「鬼背脂とんこつ醤油ラーメン(アブラ足りてます?)」など、商品名に “鬼” を掲げる尖ったフレーバーを矢継ぎ早に送り出し、同社の「わかめラーメン」や「ワンタンメン」とブランド間のコラボも実現。

EDGE 鬼マヨ焼そば / コショウききすぎとろみ塩タンメン

また「EDGE」のペッパー(コショウ)といえば、2021年11月8日に「タテ型 EDGE コショウききすぎとろみ塩タンメン」というレギュラーサイズのカップラーメンをリリースしているため、ブランド史上初の試みではないのですが、マヨネーズとの結託は前例がない展開。ただ、ちょっと気になるのがエースコックのニュースリリースに記載されている以下の表現で‥‥

めん:しっかりとした弾力と滑らかさを併せ持つ、丸刃の太めんです。口の中で存在感をしっかりと感じられる、食べごたえのあるめんに仕上げました。(湯戻し時間:5 分)

スープ:チキンやポークをベースに魚介の旨みやガーリック、ペッパーを利かせたふりかけです。別添のマヨネーズを加えることで濃厚な味わいに仕上げています。

かやく:風味の良い揚げ玉、色調の良いねぎ、唐辛子を加えて仕上げました。

EDGE 鬼マヨペッパーまぜそば 2022/6/20 新発売PDF – エースコック

めん・かやくの解説については特に違和感を覚えない、よくあるテンプレに倣っているのですが、気になるのが「スープ」の “チキンやポークをベースに魚介の旨みやガーリック、ペッパーを利かせたふりかけです” という文面。スープの特徴は? っていうか「ふりかけ」にスープが入ってる的な? どうでもいいですかねw(フタを開けりゃ分かる)。

期待感を煽って自らハードルを上げるエースコックよき

ひとまず容器の側面でも大々的に “マヨとペッパーをご堪能下さい” とのアピールがあるので、8年前に猛威を振るった「鬼マヨ」に匹敵する量のマヨネーズを別添しているのか、それに負けないほど「鬼ペッパー」の存在感も強いのか、お手並み拝見と参りましょう。

開封

2種の小袋を別添

今回のカップ麺に別添されている小袋は、後入れの「マヨネーズ」と「ふりかけ」(計2種)で、なるほど “ふりかけ” に粉末スープ&かやくが入っている様子。ちなみに既存の「スーパーカップ1.5倍 新・野菜タンメン」や2022年6月27日発売予定の「スパイス好きのための醤油ラーメン / 塩タンメン 」には “エスビー食品監修の超やみつきペッパー” を別添していますが、そういった訴求はありません。

黄色みの強い油揚げ麺を搭載

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は熱湯5分と長めの設定。容器は「EDGE 濃厚たらこ味焼そば」や「EDGE 鬼アブラ こってり肉だれ風油そば」と同じ寸胴型で、一見すると大盛り商品かと錯覚してしまう大きさですが、調理前の麺重量は100gと標準的(通年販売されているレギュラーサイズの「日清焼そばU.F.O.」や「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」と同じ麺重量)。

メーカー希望小売価格は前述の「濃厚たらこ味焼そば」(2021年5月3日発売品)や「鬼アブラ こってり肉だれ風油そば」(2021年6月28日発売品)に10円上乗せした270円(税別)となっているのですが、エースコックは2022年6月1日出荷分より、自社ブランドの即席袋めん、即席カップめん、ノンフラワー商品の希望小売価格を約5〜11%アップさせているため、マシな値上げと捉えるべきでしょう。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:EDGE 鬼マヨペッパーまぜそば
製造者:エースコック株式会社
製造所:+W 関西滝野工場(兵庫県加東市河高1816-175)
内容量:138g(めん100g)
商品コード:4901071208158(JAN)
発売日:2022年06月20日(月)
実食日:2022年06月20日(月)
発売地域:全国
希望小売価格:270円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:寸胴型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:670ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(マヨネーズ・ふりかけ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、添付調味料(マヨネーズ)、かやく入り添付調味料(胡椒、食塩、揚げ玉、チキン調味料、砂糖、ガーリックパウダー、ポーク調味料、ねぎ、粉末しょうゆ、ニボシパウダー、ホタテエキス、唐辛子、酵母エキス、ジンジャーパウダー)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、香料、甘味料(カンゾウ)、酸味料、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)

実食開始

ファーストインプレッションのジャンクさはバッチリ

別添の小袋は両方とも後入れなので、小袋を取り出してから熱湯を内側の線まで注ぎ、フタをして待つこと5分。パッケージのイメージ写真では「鬼マヨ」と「鬼ペッパー」が半々のバランスでハート型になっていたので、それっぽく盛り付けてみたんですけど‥‥私の技術不足によりイマイチだったから崩しましたw

容器側面の調理方法

調理方法の「4」には “フタを全てはがし、めんにマヨネーズ、ふりかけをよく混ぜ合わせてお召しあがりください” との指示があったので、まぜそばらしく豪快に混ぜるのが正しい食べ方。ちなみにマヨネーズの重さを量ってみたところ、約30gだったので、大さじに換算すると2杯半くらいになりますが、当方あくまで一般人‥‥。ペッパーの重さは粉末スープ込みのため、さすがに測定できませんでした。

ひとまず鬼マヨ・鬼ペッパー(ふりかけ)それぞれ単体の特徴も解説しますが、混ぜ合わせたことで起きる相乗効果とパワーバランスに注目しつつ「めん」「マヨネーズ・ふりかけ」「かやく」の項目に分けて解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(138g)あたり
カロリー:666kcal
たん白質:10.2g
脂  質:35.2g
炭水化物:77.1g
食塩相当量:5.8g
ビタミンB1:0.66mg
ビタミンB2:0.51mg
カルシウム:356mg
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

あえてと思えるソフトな仕上がり

4.0

丸刃で切り出された平打ち麺で、そこそこ厚みのある形状。口当たりはソフトな質感でありながら、噛むと適度に反発性があり、しかしながら印象としては優しくて‥‥いや、そう感じたのは「鬼マヨ」と「鬼ペッパー」の主張が強く、麺の存在感を上回っていたからかもしれません。

箸で持ち上げたときの重量感よw

鬼マヨ&鬼ペッパーに蹂躙される前に食べてみたところ、しょうゆで下味を整えた味付け麺で、添付調味料との親和性を高めながらも自己主張の強いタイプだと感じたのですが、なんのこれしき鬼マヨ&鬼ペッパーのインパクトが強過ぎてw 完全に埋没しているわけではないけれど、油揚げ麺とは異なるベクトルの塊に成り果てます。ただ、あえて “それを狙った” 印象も。

調理前で130gの麺を搭載した「スーパーカップ大盛り いか天ふりかけ焼そば」のメーカー希望小売価格は232円(税別)に設定され、コンビニ限定の「スーパーカップ大盛り いか焼そば」でも240(税別)という価格帯から、麺の重量だけ見るとコスパ的に‥‥などと感じる部分もありますが、実際のところ気にならなかったです。

マヨネーズ・ふりかけ

たっぷり鬼マヨにブラックペッパーで背徳感マシマシ

5.0

マヨネーズはプレーンタイプで、そこそこ酸味が強く、しかしながら酸味に負けじと卵黄のコクも楽しめるオールラウンドプレーヤー。前述のように大さじ2杯半ほどの量なので、文字にすると “その程度か” と思われるかもしれませんが、これって標準めん量2倍(めん180g)の「ペヤング 超大盛やきそばマヨネーズMAX」に別添されていたマヨネーズと同じ値。

「スーパーカップ大盛り」よりも麺の量が少ないということは、その分だけマヨネーズの比率も大きくなるわけで、ちゃんと混ぜてもギットギトw 単純計算 “約3.3gの麺に対して1gのマヨネーズが絡んでくる” わけなので、まぁまぁエグいです。

粉末スープ込みだけどペッパーも強い

ふりかけの中身は複雑で、そのうち粉末スープに該当する部分の原材料名を抜き出すと “胡椒、食塩、チキン調味料、砂糖、ガーリックパウダー、ポーク調味料、粉末しょうゆ、ニボシパウダー、ホタテエキス、酵母エキス、ジンジャーパウダー” となっているのですが、要約すると塩味のタンメンスープにありそうなフレームワーク。

この状態だと塩っぱいため “しっかり混ぜる” こと

ふりかけを単体で舐めるとジャンキーで、しかしながら味わい深さもあり、なかなか面白かったのですが、マヨネーズのクドさを中和するようなアイテムではありません。ただでさえマヨネーズでギットギトなのに、けっこう強めの塩っぱさとブラックペッパーの刺激が加わって、助け船どころか火に油w 某人気二郎インスパイア店に通じる背徳感を覚えたので、もやし追加で優勝できそうです。

かやく

こっちが助け船

4.0

ふりかけの小袋に同梱されている揚げ玉、ねぎ、粗挽き唐辛子が “かやく” に該当し、もれなくマヨネーズの海に溺れてしまうのですが、意外と揚げ玉はサクサクとしたまま、ネギの風味も埋没することなく、粗挽き唐辛子のピリッとした辛味も効果的。これらのアクセントがあったからこそ完食できた、そういっても過言ではないので、もし入っていなかったら‥‥考えただけでもゾッとします。

総評

4.5

約30gのマヨネーズに由来するクドさも然る事乍ら、だいぶ塩っぱめの味付けなので、かなり人を選ぶ商品になりますが、その尖りこそ「EDGE」の持ち味。メーカー希望小売価格も加味した結果、すこし総評を調整しましたけど、背徳感に溺れたいときにオススメの一杯で、さらに「もやし」追加で優勝できそうな仕上がりから、そっち界隈のラーメンが好きな方は要チェック。

ちなみに「EDGE 濃厚たらこ味焼そば」をファミリーマート限定の「スーパーカップ大盛り たらこ好きに朗報です 濃厚たらこ味焼そば」(2022年6月7日発売品)に落とし込み、復活させた経緯もあるエースコックなので、今回の「鬼マヨペッパーまぜそば」も売れ行き次第で復活する可能性を秘めているのですが、気になっている方は今期に早めの確保をオススメします【author・taka :a(大石敬之)】

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