「日清のどん兵衛 鴨だしそば」を本気でアレンジ! 正直教えたくないレシピ3選

日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、日清食品のカップ麺、「日清のどん兵衛 鴨だしそば」のアレンジ実食レビューです。

そういえば、どん兵衛の鴨だしそばってアレンジレシピが少ないような‥

というわけで真面目に作ってみたら、冗談抜きで激うまアレンジレシピができました。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

どん兵衛 鴨だしそば アレンジ3選

どん兵衛のアレンジレシピといえば「きつねうどん」が定番で、「天ぷらそば」は意外と少ない、そういえば「肉うどん」や「カレーうどん」も‥なんて思っていたら他にもレシピを考えたくなってきたのですが、今回は「鴨だしそば」のアレンジです。

定番どん兵衛の中でも人気の高い「日清のどん兵衛 鴨だしそば」(にっしんのどんべえ かもだしそば)ですが、その歴史をご存知でしょうか。どん兵衛の鴨だしそばが初めて世に解き放たれたのは、平成21年(2009年)2月23日の月曜日。そう、まだ実は10周年を迎えていない、どん兵衛の中では若手選手なんです。

発売当初から「ぴんそば」(2008年9月29日発売のレギュラー版リニューアル時に起用されたストレート麺)を採用し、やや甘めの旨味が濃厚な自慢の鴨だしつゆ、そして具材には大ぶりのネギと鴨肉つくねを取り揃え、発売当初からクオリティが高く、初めて食べた時には感動しました。

1976年11月から販売されている「どん兵衛そばシリーズ」ですが、その長い歴史の中でも本格的な鴨だし系が発売されたのは意外にも2009年の2月23日(月)が初めてだそうで、2013年3月25日(月)にミニサイズの「鴨だしそばミニ」をリリース、2017年9月4日(月)には北海道地区限定商品「北のどん兵衛 鴨だしそば」が登場します。

2018年12月現在、鴨だしシリーズの現行ラインナップ(カップめん)は「日清のどん兵衛 鴨だしそば」「日清のどん兵衛 鴨だしそばミニ」「北のどん兵衛 鴨だしそば」(北海道限定)の3種類で、具材には大ぶりの下仁田系のネギが採用されているのですが、残念ながら鴨肉つくねは “大豆鴨つくね” に変更されました。

変更されたのは、2018年6月25日の月曜日。レギュラーサイズの肉具材は大豆鴨つくねに、ミニサイズの肉具材は大豆鴨ミンチという大豆たん白加工品になったのですが、別に鴨の味がするわけでもなく‥w とはいえ蕎麦(麺)・鴨だし・下仁田系ネギは、あいかわらず秀逸なクオリティ。そんなどん兵衛の鴨だしそばを、もっともっと美味しく食べる方法を紹介するのが、この記事のテーマです。

開封

別添の小袋は「液体つゆ」と「かやく」の2袋構成で、お湯を注ぐ前に入れるのは「かやく」のみ、「液体つゆ」は食べる直前に加えます。待ち時間は熱湯3分、特に寒い季節は液体つゆの中に含まれる動物油脂が凝固しているはずなので、待っている間に小袋をフタの上で温めましょう。

現在のニュースリリースやパッケージのどこにも「ぴんそば」の文字は見られませんが、どん兵衛の特設サイトでは “現在も変わらず採用中” とあるので、おそらく継続的に使用しているのでしょう。通常の「天ぷらそば」と比較して原材料名や見た目も大差ないので、ほぼほぼ同じ麺と思われます。

今回のアレンジは「ちょい足しアレンジ」が2つ、もう1つは「そもそも作り方が違うレシピ」の合計3選になるのですが、ちょい足しアレンジについてはトッピングをのせる直前まで通常調理と同じなので、パッケージに表示されている調理方法の通りに作ってください。

製品情報・購入価格

製品名:日清のどん兵衛 鴨だしそば
製造者:日清食品
製造所:滋賀工場(製造所固有記号[O])
内容量:105g(めん72g)
JANコード:4902105040843
希望小売価格:180円(税別)

発売地域:全国(北海道を除く)
購入価格:116円(税込)
取得店舗:スーパー(ミニフレッシュ)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:どんぶり型レギュラーサイズ
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:410ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋(液体つゆ・かやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉、そば粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、しょうゆ)、スープ(しょうゆ、糖類、食塩、たん白加水分解物、合鴨エキス、合鴨調味油、動物油脂(鶏、合鴨)、チキン調味油、魚介エキス、チキンエキス、酵母エキス、香味油、かつお節粉末、植物油脂)、かやく(ねぎ、大豆たん白加工品、揚げ玉)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na)、カラメル色素、炭酸Ca、香料、増粘剤(キサンタンガム)、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、ベニコウジ色素、(一部にえび・小麦・そば・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルギー表示】小麦・そば・卵・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・大豆

アレンジ開始

かやくの袋を開封すると芳ばしい風味とコクを付与してくれる揚げ玉、大きな下仁田系ネギ、そしてフェイクミートの大豆鴨つくねがゴロッと出てくるのですが、大豆鴨つくねは豆腐のような食感で、特に鴨の風味が強く添加されているわけでもなく、風味もチープで肉らしい具材ではありません。

しかし、下仁田系ネギの満足度は高く、ネギが嫌いならマイナスになるくらいリアルな質感と甘味なので、これについては(ネギさえ嫌いじゃなければ)手放しで好印象ですよね。タイトルは「鴨だしそば」ですが、これなら「鴨南蛮そば」を名乗っても差し支えないでしょう。

熱湯を注いだら3分待機、その間に液体つゆの小袋をフタの上で温め、食べる直前に入れてよくかき混ぜたらベースの完成です。そもそもの作り方が違うレシピは後ほど解説しますので、まずはトッピングするだけのアレンジからご覧ください。今回は私も気合が入っているので、ちょっと手の込んだ、でも少し手間がかかるだけで簡単に真似できるアレンジ3選です。

1食(105g)当たり

カロリー:414kcal
たん白質:11.1g
脂  質:17.9g
炭水化物:52.0g
食塩相当量:6.5g
(めん・かやく:1.8g)
(スープ:4.7g)
ビタミンB1:0.36mg
ビタミンB2:0.36mg
カルシウム:133mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:414kcal(めん・かやく:354kcal)(スープ:60kcal)
※上記の値はアレンジ前の栄養成分表示です

おろしなめこの鴨だしそば

健康的に絶品!

辛めに大根おろしをすりおろし(※大根の細胞を効率よく壊すために断面図を真下にして力強くイッキにすりおろし)、なめこをサッと熱湯にくぐらせてから大根おろしとあわせ、「日清のどん兵衛 鴨だしそば」にトッピングするだけなんですけど、これ冗談抜きで激ウマです。それに、なめこの滑りに大根おろしで免疫力アップ、消化器官の保護、ダイエット効果ありの健康的かつ絶品アレンジ。

甘めの鴨だしつゆを大根おろしの辛味成分が引き締めることで全体が清涼感を帯び、しかしながら丸みを帯びたなめこが対比を描くように蕎麦つゆへ優しいとろみをつけ、でも両者ともに鴨の旨味と芳ばしい香りを搔き消すことはなく、まるで「お蕎麦屋さん」のクオリティに匹敵するレベルにまで雰囲気を底上げします。

蕎麦の香りと大根おろしの清涼感は実に相性がよく、辛めにすりおろした大根おろしですが、なめこの優しい口当たりと抱擁力のある柔らかい風味が大根の辛さを鋭利に思わせないように抑えている、なめこと大根おろしが大丈夫なら是が非でも試していただきたい簡単本格アレンジです。

ポイントは「おろしなめこ」をトッピングした後に、よくかき混ぜて蕎麦つゆにとろみを付けてから食べること。それから具材の大豆鴨つくねが大幅に足を引っ張って本格感が削ぎ落とされるので、お湯を注ぐ前に心を鬼にして省きましょう。

合鴨パストラミの月見そば・わさび添え

正直これは教えたくないレシピ‥

実は思い付きで試した組み合わせだったんですけど、思いのほか美味しすぎてビビりました‥‥。使用している材料は「合鴨ロース肉のパストラミ」(真空パックで300円くらいのやつ)「卵黄」「わさび」とシンプルな構成なのに、軽く味覚が異次元に吹っ飛んで脳内トリップするレベルの本格さ。

鴨脂の融点(脂肪が溶け始めるまでの温度)は他の脂肪分と比較して低く(ヒトの体温よりも低い)、それはトッピングした瞬間から瞬時に広がって表面に軽い油膜を張り、鴨脂特有の芳ばしい風味とコクが飛躍的に加速するのですが、同時にパストラミの燻製感と洋風の香辛料が和の鴨だしと絶妙に絡み合い、カップ麺であることを忘れてしまう創作の臨場感‥

こってり感も強く、液体つゆでは打ち出しきれなかった動物系の(ちょっと癖のある)香りも付与されるのですが、それをクドいと思わせないのが少しだけトッピングした山葵(わさび)の清涼感です。これは蕎麦つゆ全体に攪拌(かくはん)して溶かすのではなく、合鴨パストラミの上に置いておき、少しずつ麺に付けながらスポット的に味の変化を楽しむのがオススメ。

もちろん蕎麦の風味と山葵の相性は言うまでもなく、パストラミで洋風なテイストを奏でながら基本の軸は和にあって、しかしながら対立することなく見事に融合しているのは和洋折衷に広く対応してくれる鴨の為せる業。そして忘れてはいけない卵黄ですが、しばらく放置しておくのがポイントです。

いきなり割ると蕎麦つゆが濁ってしまい、せっかくの鴨脂×わさびのマリアージュを楽しむ前に卵黄のコクが繊細さを欠いてしまうので、中盤以降まで蕎麦つゆの中に泳がせておきましょう。その間に少しずつ卵黄の粘度が増してゆくので、思う存分わさびと鴨脂の絶妙な組み合わせを楽しんでから、そっと割ってすぐさま麺に絡めて全力投球してください。

ちなみに合鴨ロースのパストラミは300円で20枚に切り分け、そのうちの4枚しか使っていないので実質60円ちょっと。つまり卵黄を入れてもプラス100円いかないアレンジですが、満足度は異様なほどアップしますよ。さきほどの「おろしなめこ」と反対で、トッピングした後は「きょくりょく混ぜずに食べること」が美味しく食べるポイントになります。

※パストラミは端を切り落とし、肉の繊維に対して直角に包丁を当て(パストラミを横向きにして包丁は手前に引く)、繊維が短く切れるように真っ直ぐ包丁を降ろすと柔らかく仕上がります。たまに斜め切りされる方もいらっしゃいますが、繊維を長く残して歯触りが悪くなるので、斜め切りは避けてください。

つけそば 鴨だしラー油アレンジ

ちょっと趣向を変えてみましょう

調理に一手間必要なアレンジになるのですが、これも雰囲気が激変するのでオススメ。まず「日清のどん兵衛 鴨だしそば」に熱湯を注ぎ、まずは4分待ってください(3分だと麺がパッキパキになりますw)。その間に液体つゆを濃いめに割って「つけ汁」を作り、「かやく」は液体つゆを溶かした後の小鉢に入れて馴染ませましょう。

4分経過したら麺をザルに移し、冷水でイッキに締めてください。あとは器に盛り付け、お好みで鴨と蕎麦の風味を殺さないように辛味の弱い「食べるラー油」を小鉢のつけ汁にトッピングし、笊蕎麦(ざるそば)よろしくキリッと締めた蕎麦をつけ汁に付けながら頂きます。

つけ汁にラー油の油膜を作ることで温度の低下を遅らせる効果があり、甘めの鴨だしとラー油の相性は抜群。もちろんストレートで食べたほうが鴨だしは活きるので、これについては好みで調節してください。とろろ芋、ねぎ、わさび、うずらの卵、または先ほどの「おろしなめこ」のトッピングもオススメ。

冷水で締めた蕎麦は油揚げ麺特有のニオイも洗い流されて少し穏やかになり、適度なコシと歯切れの良さが生まれて通常の温調理とは違った表情に変化します。あくまでもインスタントの枠を大幅に超越するわけではありませんが、一度は体験しておいて損はないでしょう。

まとめ

今回のアレンジ、ほんとうは人に教えたくない‥(特に二つ目)、教えたくないんだけど、ほんとうにオススメです。簡単に作れて本格感もアップし、健康的な付加価値も得られる「おろしなめこの鴨だしそば」、一見すると超豪華そうなのに材料費は経済的で、しかしながら食べると値段以上の高級感が得られる「合鴨パストラミの月見そば・わさび添え」、そして雰囲気が激変する冷やし調理の「つけそば」アレンジ‥

同じカップ麺でも食べ方を工夫すれば大幅に印象が異なるので、食べる楽しみも増えます。それでいて今回のレシピは「日清のどん兵衛 鴨だしそば」の個性を蔑ろにすることなく、オリジナルの長所と特徴を引き出すことができたアレンジでした。ちょっと一手間必要ですが、自信を持ってオススメできる本気の絶品アレンジレシピなので、ぜひともお試しいただければ幸いです。