明星食品「明星 チャルメラカップ ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎の香味醤油」アニメ放映50周年記念

明星食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年10月22日(月)新発売のカップ麺、明星食品「明星 チャルメラカップ ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎の香味醤油」の実食レビューです。

ゲゲゲの鬼太郎アニメ放映50周年記念!明星食品のロングセラーブランド「チャルメラ」とコラボしたタテ型レギュラーサイズのカップラーメンで、書下ろし版のオリジナルパッケージを起用した「鬼太郎の香味醤油」と「ねこ娘の旨辛味噌」が2品同時にリリースされました。

キャラクター系のカップ麺って美味しいの?パッケージに気合が入ってるけど中身は大丈夫?これまでの経験と実際に食べてみた感想に基づいて評価し、その疑問を解消します。軽く「ゲゲゲの鬼太郎」の歴史についても触れていますので、お時間よろしければ最後までお付き合いください。

アニメ放映50周年記念! 鬼太郎のカップ麺

「ゲゲゲの鬼太郎」は、言わずと知れた水木しげる氏による日本の漫画作品で、妖怪のイメージを世間に浸透させた金字塔と言っても過言ではない超大作です。そういえば最近だと「妖怪ウォッチ」が記憶に新しいところですが、現代妖怪ブームの火付け役と言っても過言ではない作品ですよね。

その歴史は1933年に始まり、民話の「子育て幽霊」という話を脚色した「ハカバキタロー(墓場奇太郎)」という紙芝居があったそうで、当時あの「黄金バット」を凌ぐほどの人気作品だったのだとか‥

1954年、紙芝居作者として阪神画劇社という紙芝居の貸元と契約していた水木しげる氏は、ハカバキタローを題材にした作品を描くように当時の社長に勧められ、紙芝居の作者承諾のもと「墓場の鬼太郎」というオリジナルの紙芝居物語を手掛けます。そう、これが「ゲゲゲの鬼太郎」の原点。

さすがに歴史すべて掘り下げるとブログが変わってしまうのでw ざっくりアニメ版の解説に移りますが、1960年代・1970年代・1980年代・1990年代・2000年代・2010年代の各年代ごとに6つのシリーズ作品が製作され、いずれもフジテレビ系列で放映されてきました。1968年1月3日に第1シリーズの第1作目が放映され、このシリーズのみ白黒だったそうですね。

現在はフジテレビの毎週日曜あさ9:00から絶賛放送中で、先週2018年10月14日(日)の第28話「妖怪大戦争」では、怒りでパワーアップした鬼太郎が最強すぎるとネット上でも話題になっていました。そんな鬼太郎のアニメが始まってから今年で50周年という節目を迎え、東映アニメーションも力を入れており、特設サイトのグッズコーナーに今回のカップ麺も掲載されています。

カップ麺のパッケージでは鬼太郎が “おじさん” の衣装を見にまとい(半ズボンだけど)、本家よろしくチャルメラ(楽器)を吹いていてるのですが、実は “おじさん” と “くろネコ” も描かれているんですよね。

鬼太郎の後ろ「ねずみ男」「砂かけ婆」「子泣き爺」に続く「一反木綿」の背に、鬼太郎の “霊毛ちゃんちゃんこ” を着てチャルメラを吹いている “おじさん” と「塗壁(ぬりかべ)」を見つめる “くろネコ” がパッケージでコラボしています。

こだわりを感じる凝ったデザインのパッケージで、人気のキャラクターを起用した変わり種カップ麺としての個性は現時点でバッチリなのですが、やはり “食品” として大切なのは味ですからね。それでは、まず調理前の中身を確認してみましょう。

開封

別添はフタの上に貼り付けられている後入れの「調味油」1袋で、ナルトの絵柄は鬼太郎ではないけれど、おじさんナルトに大きめの鶏肉ダイス、メンマにネギと充実した内容じゃないですか。私は税込127円で捕獲しましたが、おそらく製品スタイルから税込105円ほどで購入可能な店舗も珍しくないと思います。

製品情報・購入価格

製品名:明星 チャルメラカップ ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎の香味醤油
販売者:明星食品
製造所:R(埼玉工場)
内容量:68g(めん55g)
発売日:2018年10月日(月)
JANコード:4902881422949
希望小売価格:180円(税抜)

発売地域:全国(全チャネル販売)
購入価格:127円(税込)
取得店舗:イオン

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:290ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(調味油)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(食塩、デキストリン、チキンオイル、豚脂、しょうゆ、たん白加水分解物、香味調味料、香辛料、糖類、香味油、鶏・豚エキス)かやく(味付鶏肉、かまぼこ、メンマ、ねぎ)/ 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、香料、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、カロチノイド色素、ベニコウジ色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルギー表示】
小麦・卵・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・牛肉・さけ・さば・大豆・ごま・ゼラチン



実食開始

す、すいません‥てっきり「調味油」は鶏油+豚脂だろう、くらいに思って仕上げに入れたのですが、まさか黒かったとはw というわけで、おじさんナルトの色が変わっております。小袋に残った調味油を直接舐めてみると、ほんのり黒マー油+こってり感が強く、なかなか個性的なオイルに期待が高まりました。

50年という長い歴史から世代の垣根を越えたファンを獲得し続けている作品とのタイアップ商品なので、そもそも味どうこうを評価すべきではないのかもしれませんが、カップ麺ブロガーとして(もちろん値段的な “大人の事情” も加味した上で)公正な評価に努めます。

1食(68g)当たり

カロリー:311kcal
たん白質:7.2g
脂  質:14.2g
炭水化物:38.5g
食塩相当量:5.1g
(めん・かやく:1.7g)
(スープ:3.4g)
ビタミンB1:0.31mg
ビタミンB2:0.23mg
カルシウム:82mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:311kcal(めん・かやく:265kcal)(スープ:46kcal)

めん

しなやかなヌードルタイプの細麺です。

(明星食品「ニュースリリース」より引用)

値段相応の油揚げ麺

“ラーメン” というよりも “ヌードル” という単語のほうがシックリくるタイプの油揚げ麺なのですが、食べ始めは日清食品の「カップヌードル」よりも粘り気と弾力があり、酸化臭や特有の野暮ったさも気になりません。しかしながら良い意味でカップ麺らしいと思える適度な芳ばしさが心地よく、100円前後のタテ型レギュラーサイズという製品のスタイルを思えば妥当です。

同じ定価180円のサンヨー食品(サッポロ一番)「和ラー」とは比べ物にならない質の差ですが、そもそも「和ラー」のクオリティが異質ですからね。麺の量はノンフライ麺でもないのに55gと少なめですが、これについてはコラボ商品の妥協点として我々消費者が理解を示さなければいけない項目だと思います。

角刃でカットされている軽く縮れた細めの油揚げ麺で、スープの掴みも悪くなかったし、ある意味このインスタントらしさはロングセラーブランドの「チャルメラ」シリーズとしてロジカルなポイントになるかもしれません。

スープ

ポーク、ビーフ、チキンの旨みにガーリック、醤油、メンマの風味を加えてペッパーで特長を出した、香り高くキレのある醤油スープです。別添のマー油と鶏油をブレンドした調味油でコクを増します。

(明星食品「ニュースリリース」より引用)

調味油の存在感が強い!

富山ブラックのように規格外の効かせ方ではありませんが、そこそこペッパーのキレは強め。というか、この香辛料ってチャルメラの袋麺にも別添されている「木の実(このみ)のスパイス」(秘伝の小袋)と同じかもしれません。ふと残り香の余韻が似ていたので、まったく同じでないにしろ意識されているように感じました。

そして、調味油の量は目立って多くなかったのにもかかわらず、麺を食べている時にも唇がオイリーになるくらい主張してきます。パッケージの卒塔婆には(カップ麺に卒塔婆ってのアレなんですけど‥w)鶏油の文字があるのですが、体感的には豚脂が上。苦味を感じるほど強烈なマー油ではありませんが、こってり感の演出と焦がしニンニク油特有の芳ばしさが個性に寄与しています。

残念ながらアイデンティティであるホタテの旨味は目立って感じられませんでしたが、「秘伝の小袋」を思わせるスパイス感にはチャルメラらしさが見えました。ビーフは香味油に牛脂が含まれているのかな?そんなに目立っていませんが、妙にコッテリとしていたのはビーフが関与していたのかもしれません。

然りげ無いメンマの風味も味の奥行きを演出する上で効果的だったし、なかなかどうして侮れないテイストでした。パッケージでは「目玉おやじ」が気持ちよさそうに温泉気分でスープに浸かっていますが、たぶん出汁とかは取れてないと思います。

かやく

チャルメラおじさんナルト、鶏肉ダイス、メンマ、ネギを組み合わせました。

(明星食品「ニュースリリース」より引用)

意外と充実した内容

ちょっとチャルメラおじさんナルトが多すぎて恐怖だったんですけど、妖怪作品とのコラボですし‥って、たぶん普通は怖くないですよね(苦笑)おじさんと常に見つめ合いながらの食事になりますが、味は普通に魚肉練り製品です。

大きめの鶏肉ダイスは豚肉ベースの謎肉(by.カップヌードル)よりもサッパリしていますが、それでもカップ麺の肉具材でしか味わえないジャンクな旨味の演出に大きく貢献してくれていたし、メンマも大きくて量も多く、自然な歯触りと風味が香味醤油スープに映えています。ネギも大きめにカットされていて、思いのほか満足度の高い具材構成でした。

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(3+)
(標準は★3です)

正直、ゲゲゲの鬼太郎ファンじゃなかったらスルーしてしまうような製品かもしれませんが、もし安売りされていて何の気なしに買った場合、意外と記憶に残るカップ麺になるかもしれません。いや、チャルメラおじさんナルトのインパクトだけじゃないですよw(だいぶ私としては印象的でしたけどね)

麺は値段相応だったし、キャラクターナルトのゴリ押し感も否めませんが、それ以上に具材の鶏肉ダイス、メンマは特に満足感が高く、木の実のスパイス(秘伝の小袋)を彷彿とさせる香辛料のアクセントもチャルメラらしさを体感できるポイントとなっていて、別添の香味油も個性的。真っ直ぐ本物志向ではありませんが、なかなか硬派で見所のある一杯だと思います。

人気アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」とコラボしたカップラーメンですが、個性的なのは外見のパッケージだけで中身は伴っていない、そんな浅はかな製品ではなかったので、物は試しに買ってみても損はないでしょう。総評は及第点のラインとしていますが、いい商品だと感じました。