サンヨー食品「サッポロ一番 ビンギリ 花椒激辛タンタン麺」

サンヨー食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年8月27日(月)新発売のカップ麺、サンヨー食品「サッポロ一番 ビンギリ 花椒激辛タンタン麺」の実食レビューです。

東京・荻窪にある担担麺の専門店「ビンギリ」監修のカップラーメンで、カップ麺でも人気の高い香辛料・花椒(ホアジャオ)を使用した痺れる刺激の激辛新商品がリリースされました。

ビンギリのカップラーメン!!

監修店「ビンギリ」の店主・鈴木健児氏は、「大成食品」(製麺所)にて製麺業に従事し、その直営店である「麺彩房」でも経験を経て独立されたそうです。

屋号の「ビンギリ」は店主の父が営んでいた店の屋号を引き継いだらしく、由来は文字通り「瓶切り」なんだとか。瓶切りといえば神の手(ゴッドハンド)と謳われた極真空手の創始者・大山倍達氏の代名詞で、ビール瓶などの下を残して上だけを手刀で切る(めっちゃ綺麗に割る)伝説の大業ですよね。

店主の父が瓶切りを会得していたのかどうかまでは突き止められませんでしたが、お店のメニューは担担麺だけでも4種類あるそうで‥

【担々麺】
勝浦タンタン麺(激辛)
・こだわり担々麺(スープ多め)
・汁なし担々麺(ぴり辛)
・冷やし担々麺(夏季限定)

【麺類その他】
・ビンギリラーメン(味玉入り)

以下、お店のメニューは「勝浦タンタン」と記し、一般的な「勝浦タンタンメン」は「タンタンメン」とカタカナ表記で統一します。

今回のカップ麺はタイトルの担担がカタカナの「タンタン」になっていることや「激辛」の文字があるように、お店の「勝浦タンタン麺」を再現したカップ麺と見て間違いないでしょう。そのルーツは千葉県勝浦市ご当地ラーメン「勝浦タンタンメン」にあるようですが、基本的に「勝浦タンタンメン」で花椒が使われることはないので、早くもオリジナリティを感じます。

今回のパッケージには花椒と思われる粉が盛ってあり、右側には「花椒」の解説が載っています。このように花椒の痺れについてはピックアップされているのですが、唐辛子については言及されていません。それどころか、激辛カップ麺で定番の「辛い食べ物が苦手な方は—」という例の警告文がフタの上にも容器の側面にも記載されていないんです。

開封

小袋構成は、「特製スープ」「調味油」「かやく」「ふりかけ」の4袋。一応、各小袋にも記載されていますが、小袋の投入順は以下の通りです。

▼先入れ(熱湯を注ぐ前)
・かやく

▼後入れ(食べる直前)
・特製スープ
・調味油
・ふりかけ

特に細かい指示はありませんが、後入れの小袋はノンフライ麺をほぐした後に「特製スープ(粉末スープ)」>「調味油」>「ふりかけ」の順番に投入するのが適切かと思います。

内容量は95g(めん60g)で、麺の種類はノンフライ麺。製造所は太平食品工業となっていますが、サンヨー食品のグループ会社です。希望小売価格は税別240円なので、ちょっと高いですね‥私はイオンで購入しましたが、取得価格は税込246円でした。お湯の目安量は420ml、待機時間は熱湯5分です。

原材料名・アレルギー表示

一般的な担担麺といえば「芝麻醤(ねりごま)」が定番ですが、今回の原材料には含まれていません。ですが、「勝浦タンタンメン」は醤油ベースのスープに大量のラー油が特徴とされているラー油系タンタンメンなので、いわゆるゴマ系担担麺とは一線を画しているんですよね。

スープでは香辛料の含有量が最も多く、原材料から物語っています‥

【原材料名】
めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、大豆食物繊維、粉末卵)、スープ(香辛料、香味食用油、糖類、食塩、豚脂、植物油脂、ポークエキス、しょうゆ、チキンエキス、酵母エキス)、かやく(鶏・豚味付肉そぼろ、フライドオニオン、ニラ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、増粘多糖類、パプリカ色素、かんすい、レシチン、香料、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、クチナシ色素、香辛料抽出物、酸味料、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルギー表示】

えび・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉

実食開始

ノンフライ麺を使用した製品ですが、カロリーは392kcal(スープ127kcal)、脂質も14.1gと高めの数値となっており、これについてはラー油の多さによるものでしょう。それでは、「めん」「スープ」「かやく」の項目に分けて解説します。

以下、唐辛子の辣味にも花椒の麻味にも一定の耐性値を備えている者のレビューです。
1食(95g)当たり

熱量:392kcal
たんぱく質:7.9g
脂質:14.1g
炭水化物:58.3g
食塩相当量:6.1g
(めん・かやく:1.5g)
(スープ:4.6g)

※参考値(調理直後に分別して分析)
エネルギー:392kcal(めん・かやく:265kcal)(スープ:127kcal)
記事を書いている2018/08/26現在、まだサンヨー食品のホームページが更新されていないので、製品情報の一部として引用文に用いる情報は、「食@新製品」の “商品概要” を参考にします。

東京、荻窪にある担々麺の専門店“ビンギリ”監修のノンフライカップ麺。インパクトのあるうま辛な味わいを再現した。

(食@新製品「商品概要」より引用)




めん

スープがよく絡む中太縮れ麺。つるみとしっかりとしたかみ応えが特徴。

(食@新製品「商品概要」より引用)

コシの強い中太ノンフライ麺

サンヨー食品はコシの強い歯応えのあるノンフライ麺を得意としているのですが、今回も例に漏れず硬めの食感で歯応えがあります。特製スープ・ふりかけを入れる前に麺だけ食べると小麦の香りが芳醇で、クオリティの高さがハッキリと伝わってきました。しかし‥

次の項目で後述するスープの刺激が強かったので、結果的に小麦の風味は気にならなくなります。とはいえコシの強さから麺の存在感は埋没することなく、太すぎず細すぎない適度な太さによってスープの絡みも良好。希望小売価格の高いカップ麺ですが、それに見合った質の高さですね。

スープ

ポークチキンのうまみに香味野菜を加え、花椒、唐辛子、ラー油で辛みを付け醤油で味を調えた。花椒特有の痺れと辛さがある担々麺スープ。

(食@新製品「商品概要」より引用)

※激痺です

ふりかけを攪拌(かくはん)する前のスープですが、真っ赤な見た目のわりにラー油の刺激は大したことありません。小袋に残った調味油を直接舐めてみましたが、たしかにラー油らしく唐辛子の刺激は存在するものの、刺激よりもラー油特有の芳醇な香りとコクが印象に残りました。ええ、 “ラー油の刺激は” 大したことなかったんです‥

粉末スープが辛い!w

とはいえ激辛クラスには及びませんが、辛い食べ物が大丈夫なら普通に辛口、苦手な方は近付かないほうがいいレベルなのは間違いありません。使用されている唐辛子はハバネロの含有量が多く、ハバネロ特有のクセとコクのある甘味を感じました(ちょっと苦手‥)。ハバネロの刺激は遅効性なので、食べ始めの瞬発力には欠けますが、タチの悪いジリジリと居座るタイプの刺激が蓄積され、中盤からは一般的に見ても辛口以上の刺激が楽しめるはずです。

ただ、そんなことなんて、どうでもよくなっちゃう花椒の山‥

ふりかけ投入前からも若干の花椒を感じましたが、そこまで強くありません。しかし、ふりかけ投入で花椒爆裂。ご覧の通り花椒の量は多く、ちょっと山椒も混ぜてあるかな?もちろん直接舐めるとビリビリとした花椒特有の麻味(痺れ)が強烈に感じられますし、そのインパクトはスープの全体に攪拌しても衰えることはありません。ただ、ちょっと苦味が気になります‥

それだけ量が多いことの裏付けでもあるので、これも一興といえば一興なのですが、雑味にも思えてしまいました。おかげでハバネロのクセは気にならなくなったので、そっちは個人的に好印象だったんですけどね。とりあえず全量投入すると、間違いなく激辛です。ただし花椒に対する強い免疫がない、もしくは耐性値が正常で常識的な場合、麻味と苦味で他の味が分からなくなってしまう危険性があるので、念の為に最初は半分ないし1/3くらいの量を投入して様子を見たほうがいいかもしれません。

かやく

肉そぼろ、フライドオニオン。

(食@新製品「商品概要」より引用)

ニラが個性的!

勝浦タンタンメンの基本具材は玉ねぎ、挽肉、白髪ねぎなので、玉ねぎと挽肉は共通点ですが、ニラは通常使用されません。つまり、他と差別化を図るために大切なオリジナリティが備わっています。お店の「勝浦タンタン麺」にもニラが入っているそうなので、なるほど個性が伝わってきました。その数は多いとは言えませんでしたが、スタミナ感が強く、特有のパンチが花椒の効いたスープに映えています。

反面、優しい玉ねぎの存在感が‥w 食感で自己アピールしてくれてはいたものの、強烈な花椒の前に敢え無く屈していました。一般的な勝浦タンタンメンではラー油の刺激と玉ねぎの甘味がクセになるところにも魅力を感じるのですが、カップ麺では玉ねぎの量が少なかったので、花椒のインパクトとトレードオフですね。花椒を入れてからは気にならなくなるので、ふりかけ投入前に玉ねぎだけ拾って楽しむのもありかと思います。

で、肉そぼろ‥多いです!花椒のインパクトが凄まじく、ノンフライ麺のクオリティも高かったので、こういった場合どうしても具材にアラが生じてしまうのですが、なんのなんの。そこそこ大きい肉そぼろは味付けが濃厚で、ひとつずつ摘んで食べても存在感大。ゴマ系担担麺では定番の青梗菜は入っていませんが、ラー油系タンタンメンに青梗菜は入らないので、あらかじめイメージを調整しておきましょう。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)

インパクトだけで評価すれば、総評は★6です。かなり花椒の威力が強烈で、これまでにも強烈な花椒推しのカップ麺を食べてきましたが、苦味まで感じたのは今回が初めてかもしれません。しかし、その強烈な刺激が全面に押し出された結果、味が分からなくなる危険性を伴います。

痺れの奥にある旨味すべてが凌駕されるわけではありませんが、花椒を攪拌する前の芳ばしいラー油の風味とコクは完全に駆逐され、そこが勿体無いと感じてしまいました。もう味どうでもいいから強烈に痺れたいんだぁぁーー!という場合には最初から花椒(ふりかけ)全投入で問題ありませんが、まずは特製スープと調味油だけの状態で芳醇なラー油の香りとコクを楽しみ、あとは様子を見ながら少しずつ花椒を加えて自分好みのラインでストップするのがオススメです。

定価240円のカップ麺なので、そうそう気軽に手は出せないかもしれませんが、とりあえず強烈な花椒の刺激には期待していただいて大丈夫です。麺はハイクオリティ、しっかり激痺、具材の肉そぼろも食べ応えがあり、ふりかけ投入前のスープも楽しめる‥いや、むしろ味だけでいえば花椒ほんのちょっとくらいがバランスいいと思います。そんな花椒の強烈なインパクトを加味しての総評になりますが、上出来の★5としました。

「辛い食べ物が苦手な方は—」という警告文がパッケージに見当たらないと書きましたが、間違いなく花椒の痺れは危険なゾーンに突入していたので、念の為に警告文が必要なレベルのカップ麺です。

名称:即席カップめん

製品名:サッポロ一番 ビンギリ 花椒激辛タンタン麺
販売者:サンヨー食品
製造所:太平食品工業
内容量:95g(めん60g)
発売日:2018年8月27日(月)
JANコード:4901734035237
希望小売価格:240円(税抜)

発売地区:全国(全チャネル販売)
取得価格:246円(税込)
取得店舗:イオン

麺の種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:420ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:4袋(特製スープ / 調味油 / かやく / ふりかけ)
サンヨー食品株式会社:〒371-0811 群馬県前橋市朝倉町555
お客様相談室:027-265-6633
サンヨー食品
プロフィール

カップ麺ブロガーなのに塩気の強い食べ物が苦手で、激辛好きなのに猫舌。実際のラーメンでは専ら豚骨派で、豚骨臭フルスロットルが好み。

ジャンルを問わず食のストライクゾーンは広いが、基本的に揚げ物は苦手。アボカドと馬肉、きのこ、セロリが好き。

趣味はブログ・執筆、ワードプレス、食べること、料理、ギター。

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本日の一杯 -Cupmen review blog-

  1. 坂田 より:

    激辛系花椒タップリなんですね、ゴマダレも少し入れて欲しい気分ですが、食べてないので何とも言えません!花椒は、taka.aさんに教えてもらってからハマってます(笑)
    これも、気になる一杯です、この前私は、汁なしTHE担担麺に、とりつかれてしまいました、!

  2. ビー玉 より:

    これ、気になるわぁ・・・去年の暴れん棒だっけ?金棒(違ったっけ?)は美味しかったけどなぁ・・・ハマって3回食べた!!
    今年は本当に花椒ばやりで、どれがどのラーメンだったかわからなくなる(;´д`)トホホ… 麺がみるからに美味しそう( ´艸`)

  3. たうい より:

    花椒の本気を感じることができた製品!
    今年のトレンドは麻辣かなくやはり花椒か?

  4. marimo より:

    見逃しとった!
    これやがな、私が求めてたカップ麺^^
    花椒って名前に付けるなんて素敵すぎる~~~。
    ハバネロの癖を花椒が多いかくすくらいってすごい!

    しびれるよね、いけるかな。
    とりあえず、会社で食べるのは回避。家でこっそり食べることにしよう、、、(鼻水必須)