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カラダもってくれよ!! EDGE×わかめラーメンver.2023は40周年記念で “わかめ4.0倍” だっ!!!!!

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エースコック

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2023年月日(月)新発売、のカップ麺「EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ わかめ4.0倍」及び「EDGE×わかめラーメン ごま・しお わかめ4.0倍」の実食レビューです。

エースコックの界王拳プロジェクト「EDGE×わかめラーメン」シリーズ最新作は “40周年に感謝” をコンセプトに4.0倍わかめ実現!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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EDGE×わかめラーメン わかめ4.0倍

わかめラーメンとは、1983年(昭和58年)6月の発売以来、エースコック株式会社(大阪府吹田市江坂町)が製造・販売を続けている “わかめが主役” の即席めんブランドで、2022年は39周年(サンキューイヤー)と題し、個性的な変わり種を矢継ぎ早にリリースしていましたが、いよいよブランド40周年を目前に控えた2023年5月——。ええ、ここぞとばかりに例のアイツが帰ってきましたよ。

わかめマシマシ企画、再び。

今回の新商品「EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ わかめ4.0倍」及び「同 ごま・しお わかめ4.0倍」は、驚き&やりすぎをテーマにエッジを効かせた「EDGE」のエッセンスを「わかめラーメン」に組み込んだインパクト抜群の変わり種で、わかめラーメン発売40周年記念で通常品比 “わかめ4.0倍” を実現。かれこれ通算するとシリーズ第6弾に該当するため、サクッと歴史を振り返っておきましょう。

EDGE×わかめラーメンが初めて発売されたのは、現在を遡ること5年弱、2018年(平成30年)6月11日の話。記念すべき第1弾は「EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ 35周年なのでわかめ3.5倍」及び「同 ごま・みそ 35周年なのでわかめ3.5倍」の計2品で、商品名にもなっているように、わかめラーメンの発売35周年を記念して市場に投入されました。

その1年後、2019年6月17日には3.5倍わかめ第2弾「EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ 帰ってきたわかめ3.5倍」をリリースし、ちょうどワンタンメンの “こぶた” が誕生60周年を迎えるタイミングと重なったことから、既存の「ワンタンメンどんぶり タンメン味」対比6.0倍のナルトを搭載した「EDGE×ワンタンメン タンメン味 こぶた誕生 60th でこぶたなると 6.0倍」も同時発売。

歴代「EDGE×わかめラーメン」2018-2021

2020年6月22日には第3弾「EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ また帰ってきたわかめ3.5倍」及び「EDGE×わかめラー油蕎麦 わかめ3.5倍」を、2021年5月31日には第4弾「EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ また×2帰ってきたわかめ3.5倍 / コムタン味 わかめ3.5倍」を発売するなど、すっかり味を占めたエースコック。

同年9月6日には “ごま足りてまりた?” という煽り文句を添えて第5弾「EDGE×わかめラーメン ごまごまごま・しょうゆ ごま4倍 / ごまごまごま・しお ごま4倍」を展開していたのですが、2022年は39周年(サンキューイヤー)で忙しかったのかEDGE×わかめラーメンは休止状態に入り、今回の40周年記念で4.0倍わかめに至ります。

ときに、わかめ倍増の「わかめラーメン」といえば、セブン-イレブン[Seven-Eleven(7-11)]の語呂合わせで爆誕した留型商品「わかめラーメン 麺大盛りでわかめ7倍&コーン11倍」(レビューは2020年9月8日発売品)などの実績があるので、それを思い出すと4倍のインパクトなんぞ呆気なく霞んでしまうのですが、エースコックのNB(ナショナルブランド)商品としては過去最高のワカメ倍率。

わかめ倍増の「ごま・しお」は初めての試み

すれすれ同業他社の「おやつカンパニー」や「東京拉麺」とはコラボしてるんだから、まるか食品(ペヤングHD)と手を組んで「ペタマックスわかめラーメン わかめ40倍」とかやりゃいいのに‥‥なんて思っちゃうんですけど、利権の問題なのか技術流出が怖いのか即席カップめん業界って頑なに同業他社でコラボしないんですよね。ぜったい面白いのに ←(いつか実現させようと本気で考えてる)

開封

え、ぜんぜんちゃうやん

さて、まずは「ごま・しょうゆ わかめ4.0倍」から開封してみたところ、2021年までの「わかめ3.5倍」や「ごまごまごま・しょうゆ ごま4倍」には液体スープ・かやく・スパイス or ふりかけを別添していたのに対し、今回は「粉末スープ」と「かやく」の組み合わせにシフト。わかめの量は見るからに多いので、それについては申し分ないけれど、液体スープとスパイスの廃止はブランド的に大きな痛手。

「ごま・しょうゆ」と違うのは粉末スープだけ?

次に「ごま・しお わかめ4.0倍」を開封してみたところ、こちらも「粉末スープ」と「かやく」の組み合わせで、かやくの小袋が「ごま・しょうゆ」と完全に一致することから、粉末スープを入れ替えると‥‥みたいな? もしかすると麺を使い分けている可能性もありますけど、生産コストを浮かせるために、粉末スープの配合とパッケージだけを変更しているパターンが濃厚です。

どちらも調理前の麺重量は60gなので、内容量だけ見るとレギュラーサイズなのですが、わかめが多過ぎるため「スーパーカップ1.5倍」と同じ大盛り用の容器を使用しています。それに伴い値段も大盛りサイズのカップラーメン(2023年5月時点)と同じ基準=245円(税別)なので、わかめのボリューム感には期待したいところ。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ わかめ4.0倍 / ごま・しお わかめ4.0倍
販売者:エースコック株式会社
製造所:東京工場(埼玉県川越市大字今福461-1)
内容量:82g(めん60g)/ 79g(めん60g)
商品コード:4901071401023 / 4901071401047(JAN)
発売日:2023年05月01日(月)
実食日:2023年05月02日(火)
発売地域:全国
小売価格:245円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:大盛バケツ型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:540ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋(粉末スープ・かやく)

原材料名とアレルギー表示

EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ わかめ4.0倍】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、かやく(わかめ、ごま、コーン)、スープ(糖類、粉末しょうゆ、食塩、チキン調味料、たん白加水分解物、香辛料、メンマパウダー、植物油脂、アサリエキス、オイスターソース)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、カラメル色素、かんすい、香料、酸味料、カロチノイド色素、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
EDGE×わかめラーメン ごま・しお わかめ4.0倍】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、かやく(わかめ、ごま、コーン)、スープ(食塩、ポークエキス、チキン調味料、粉末しょうゆ、香辛料、チキンエキス、カツオブシパウダー、たん白加水分解物、砂糖、チキンパウダー、オニオンパウダー、全卵粉)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、微粒二酸化ケイ素、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、ビタミンB2、香辛料抽出物、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ わかめ4.0倍』栄養成分表示[1食(82g)あたり]カロリー 329kcal(めん・かやく 300kcal / スープ 29kcal)、たんぱく質 8.7g、脂質 11.9g、炭水化物 49.7g(糖質 43.9g / 食物繊維 5.8g)、食塩相当量 6.9g(めん・かやく 2.9g / スープ 4.0g)、ビタミンB1 0.27mg、ビタミンB2 0.36mg、カルシウム 363mg

まずは「ごま・しょうゆ わかめ4.0倍」の調理直後‥‥さすがに圧巻w スパイスは粉末スープの小袋に入っているようですが、顕著な主張は見せておらず、やはりスープそのものを液体から粉末に変えた部分は大きくて、従来の「わかめ4.5倍」やレギュラーサイズの「わかめラーメン ごま・しょうゆ」(2023年2月6日リニューアル品)とも雰囲気は異なります。ただ、掛け離れているわけではありません。

EDGE×わかめラーメン ごま・しお わかめ4.0倍』栄養成分表示[1食(79g)あたり]カロリー 314kcal(めん・かやく 294kcal / スープ 20kcal)、たんぱく質 9.2g、脂質 11.4g、炭水化物 46.7g(糖質 40.7g / 食物繊維 6.0g)、食塩相当量 6.8g(めん・かやく 2.6g / スープ 4.2g)、ビタミンB1 0.31mg、ビタミンB2 0.37mg、カルシウム 362mg

次に「ごま・しお わかめ4.0倍」の調理直後‥‥こっちも圧巻w 定番商品のラインナップに「わかめラーメン ごま・しお」は存在しないため、通常品と比較してマイナスに感じる要素は少なく、わかめのボリューム感を筆頭にファーストインプレッションは悪くありません。スープの原材料名から察するに、土台の方向性は「ごまごまごま・しお ごま4倍」と同じかも。

ちなみに「ごま・しょうゆ わかめ4.0倍」と「ごま・しお わかめ4.0倍」に別添されている小袋は2パックとも先入れのなのですが、スープに “充分熱湯をかけて” とのアドバイス書きがあったので、粉末スープに熱湯を当てやすい配置を工夫してみてください。それでは、実食です。

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

「ごま・しょうゆ わかめ4.0倍」

あえてサブに徹している感じ

通常の「わかめラーメン ごま・しょうゆ」に使われている油揚げ麺の原材料名は “小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、たん白加水分解物” という構成で、わかめ4.0倍の「EDGE×わかめラーメン」にも油揚げ麺を搭載しているのですが、こちらは “小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ” とシンプルなフレームワーク。

「ごま・しお わかめ4.0倍」

「ごま・しょうゆ わかめ4.0倍」「ごま・しお わかめ4.0倍」ともに丸刃で切り出された中細麺で、原材料名も完全に一致。スープに合わせて使い分けているような違いもなかったので、まったく同じ油揚げ麺を使っている、という認識で問題ありません。揚げ油に由来する特有のニオイを筆頭に、高級感など皆無に等しく、いかにもエースコックらしい仕上がりから、ちょっと人を選ぶタイプ。

さらにコシやアシについても特筆すべき個性はなく、耐久性もイマイチで、わかめに集中していると早い段階で柔らかくなってしまうのですが、たぶん狙ってますよねコレ。よほど神経質に分けない限り、わかめと麺を一緒に食べることになるため、ついでに麺が入ってくるように、みたいな。ごま・しおサイドは比較的に油揚げ麺臭を強く感じるものの、極端に苦手でなければ大丈夫だと想います。

スープ

「ごま・しょうゆ わかめ4.0倍」

好みで選んでOK

「ごま・しょうゆ わかめ4.0倍」の粉末スープは、文字通り醤油ベースの味付けで、アサリエキスやオイスターソースで深みを持たせたり、かやくに入っていないメンマの風味をメンマパウダーで補ったり、それなりに工夫された構成なのですが、オリジナルとの決定的な違いは有機丸大豆醤油のコクが皆無に等しいこと、そしてスパイスの別添がないのも大きなマイナス。

わかめの支配力が凄まじいため、それなりに “それっぽい” 味ではあるものの、オリジナルと比較しての物足りなさは否めません。ただ、わかめとの相性に配慮した方向性は踏襲しているので、それについては問題なし。

「ごま・しお わかめ4.0倍」

対して「ごま・しお わかめ4.0倍」の粉末スープは、ポークエキスやチキンエキスといった動物系のエキスを軸に、魚粉(カツオ)を強めに効かせた塩味で、いつもの「ごま・しょうゆ」と共通するポイントは‥‥かやくから滲み出てくるWAKAMEの風味くらい? で、わかめとの相性なんですけど、こっちはこっちで悪くありません。

やはり “わかめラーメンらしさ” でいえば「ごま・しょうゆ」に軍配ですけど、和風でも中華風でもない新ジャンルの「わかめスープ」っぽいというか、慣れるとクセになる感じ。ただ、後半ちょっと飽きてくる感じだったので、味変用のテーブルコショーとか胡麻油があると幸せです。

かやく

「ごま・しょうゆ わかめ4.0倍」

何日分のミネラル摂れんのコレ‥‥

かやくは「ごま・しょうゆ わかめ4.0倍」「ごま・しお わかめ4.0倍」ともに同じ内容で、いつかの7倍ほどではないけれど、さすが4倍わかめ——。ええ、さきほどの40倍わかめ発言は撤回します。けっこう苦しいw ただ、これでも足りないのか毎度 “追いわかめ” しちゃう猛者が現れるんですよね。

図らずもウルトラマンの怪獣みたい。がおー

いつもの「わかめラーメン」と比較してメンマは入っていませんが、前述のように「ごま・しょうゆ わかめ4.0倍」ではスープのメンマパウダーで補ってますし、同時発売品の「ごま・しお わかめ4.0倍」はメンマ必須の味付けでもなかったので、存分に溺れてください。

総評

4.0

どうしてもスープに浅さを感じますが、オリジナルの味わいを尊重した「ごま・しょうゆ」と個性的な「ごま・しお」で大きく表情が違うため、2種の味が楽しめるのは嬉しいポイント。さすが4.0倍わかめのボリュームは凄まじく、よほど好きじゃなければ途中で飽きてくる危険性もありますけど、その思い切りが評価できる一杯です。

というわけで、45周年は4.5倍、50周年は5.0倍と続きそうですが、それはさておき2023年は矢継ぎ早に40周年記念商品がリリースされるハズ。エースコックのアイディアが尽きないかどうかが心配なところになりますけど、39周年に負けない盛り上がりに期待しましょう。——あ、ちなみに5月5日は「わかめの日」だそうです。知らなかったw【author・taka :a(大石敬之)】

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