「EDGE×わかめラーメン 帰ってきたわかめ3.5倍」完全規格外!!驚愕の “マシマシ” 再販

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エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年06月17日(月)新発売のカップ麺、エースコック「EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ 帰ってきたわかめ3.5倍」の実食レビューです。

ついに “あいつ” が帰ってきた‥‥驚き&やりすぎ3.5倍わかめラーメン再販!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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EDGE×わかめラーメン 帰ってきたわかめ3.5倍

ちょうど1年前の同時期となる2018年6月11日、エースコックのロングセラー商品「わかめラーメン」35周年を記念して、驚き&やりすぎがテーマの「EDGE」ブランドと初コラボしたエンタメフード「EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ 35周年なのでわかめ3.5倍」と「EDGE×わかめラーメン ごま・ みそ 35周年なのでわかめ3.5倍」を発売。

どんぶり型レギュラーサイズの定番商品「わかめラーメン ごま・しょうゆ / ごま・みそ」(2018年3月発売品)と比較して「わかめ3.5倍」という、まさに文字通りのインパクトを放っていたのですが、 “好評にお応えして今年もやります3.5倍” ということで、あのマシマシわかめラーメンが再販されました。



2019年で「わかめラーメン」36周年なのに “わかめ3.6倍” ではないのか——などと思ったりもしたのですが、前回「35周年なのでわかめ3.5倍」のワカメは想像を絶するボリュームで、もはや “麺入りカップわかめ(※本体わかめ / 麺おまけ)” と言っても過言ではない状態。けれども話題性に感けただけの製品ではなく、ちゃんと美味しかったんです。

パッケージの側面には “※わかめが多すぎるので大盛りの容器を使用しました” と書かれているように、エースコックの「スーパーカップ」シリーズにも使用されている大盛バケツ型。前回の同時発売品「EDGE×わかめラーメン ごま・みそ」は及第点ちょい上と評価しているのですが、「EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ」は上出来以上の高評価を叩き出しました。

そして初版をレビューした際、5年後(2023年)の40周年記念には4倍わかめラーメンが出るのかなー、などと暢気に想像していたところ、「35周年なのでわかめ3.5倍」の発売からジャスト3ヶ月後となる2018年9月11日、コンビニのセブンイレブン限定商品として「わかめラーメン 麺大盛りでわかめ7倍」という7倍わかめラーメンが発売され、さらに非常識なワカメの量に驚愕。

今回、帰ってきたのは「ごま・しょうゆ」のみで「ごま・みそ」は復活していませんが、そのかわりエースコックの公式キャラクター「こぶた」の誕生60周年を記念して、EDGE初のコラボとなる「EDGE×ワンタンメン タンメン味 こぶた誕生60thでこぶたなると6.0倍」が同時発売品としてリリース。そちらには文字通り、通常商品と比較して6倍——いや、それ以上の「こぶたなると」が入っていました。



今回は「36周年なのでわかめ3.6倍」でもなければ「わかめ7倍」でもありませんが、私の購入店舗(田舎のローカルスーパー)では通常サイズの定番レギュラー商品「わかめラーメン ごま・しょうゆ」と「EDGE×わかめラーメン3.5倍」どちらも税込127円で販売。もしかすると内容は2018年版わかめ3.5倍と大差ないかもしれませんが、せっかくなので定番品との違いも比較してみます。

(※関連商品の「EDGE×ワンタンメン」コラボはレビュー済みなので、 “こぶたなると6倍” のインパクトや通常商品との違い、製品の詳細情報などが気になる方は、「EDGE×ワンタンメン タンメン味 こぶた誕生60thでこぶたなると6.0倍」の実食レビュー記事をご参考ください)。

開封

別添の小袋は「液体スープ」「かやく」「スパイス」の合計3袋、定番の標準どんぶり型レギュラーサイズと同じ構成で、液体スープの小袋は “完全に同じデザイン” です。けれども「かやく」の量は圧倒的に規格外ですし、「スパイス」量も定番商品より多く、触ってみた感じ2.5〜3倍くらいの差を感じました。



わかめを増量した分、液体スープは同じでもスパイスでメリハリをつけているのかな——と、あらためて思いつつ、調理前の麺は通常商品・EDGE×わかめラーメンともに大差ありません。色もサイズも変わりませんし、エースコック(わかめラーメン)特有の油揚げ麺臭まで同じベクトルを歩んでいます。

それからコンビニ大手4社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ)をリサーチした結果、取扱店は「ファミリーマート」と「ミニストップ」が多く、実売価格はコンビニだと「EDGE×わかめラーメン」は税込222円、通常の「わかめラーメン」は税込198円となっていました。プラス24円でわかめ3.5倍になるのかと思ったら、けっこうお得な印象ありますよね。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:EDGE×わかめラーメン ごま・しょうゆ 帰ってきたわかめ3.5倍
製造者:エースコック株式会社
製造所:関西滝野工場(W)
内容量:95g(めん60g)
商品コード:4901071231880(JANコード)
商品サイズ:縦140mm×横140mm×高さ105mm

発売日:2019年06月17日(月)
発売地域:全国(スーパー・コンビニ等)
取得店舗:ローカルスーパー(フレッシュバザール)
商品購入価格:127円(税込)
希望小売価格:210円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい使用)
スタイル:大盛バケツ型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:540ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:3袋(液体スープ・かやく・スパイス)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(しょうゆ、砂糖、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、発酵調味料、香辛料、ニボシペースト、オイスターエキス、カツオ風味調味料、酵母エキス)、かやく(わかめ、ごま、コーン)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)
【本品に含まれるアレルギー物質】小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごま(表示が義務付け及び推奨されているもの)

実食開始

さて、かやくを開封した瞬間から衝撃映像——まだ熱湯を注ぐ前だというのに、麺が見えなくなるほど大量のワカメがドサーッと広がります。あとはチラホラとコーンが入っているのですが、バイプレイヤーのメンマは不在。また、わかめラーメンには欠かせない煎り胡麻の量も通常商品と比較して少なめです。



そして、こちらが通常商品の調理前。麺の全面を覆い隠すほど大量ではないものの、さすが本家わかめラーメンですね。コーンは適量ですが、もちろんメンマは健在ですし、たっぷり入っている煎り胡麻が嬉しいポイント。あまりEDGEでは目立っていなかった煎り胡麻ですが、通常商品では特有の芳ばしい香りが乾燥わかめに負けることなく、むしろ率先して主張してきました。

ちなみに定番の「わかめラーメン ごま・しょうゆ」は兵庫県たつの市にある「兵庫工場」(製造所固有記号:T)で製造されているのに対し、「EDGE」バージョンは兵庫県加東市にある「関西滝野工場」(製造所固有記号:W)製造となっているのですが、「ワンタンメン」でも定番品は「T」、変わり種の「EDGE」は「W」となっています。この違いに関しては、「EDGE×ワンタンメン」と同様ですね。

さて、2019年も調理後の写真はザ・わかめ一辺倒と言っても過言ではない強烈なインパクトを放っているのですが、通常商品と比較して大量わかめ以外の違いにも注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(95g)当たり

熱  量:326kcal(カロリー)
たん白質:10.1g
脂  質:11.7g
炭水化物:47.8g
  (糖質:42.2g)
  (食物繊維:5.6g)
食塩相当量:7.7g
(めん・かやく:3.0g)
   (スープ:4.7g)
ビタミンB1:0.31mg
ビタミンB2:0.39mg
カルシウム:356mg

参考値(調理直後に分別した値)
熱量:326kcal(めん・かやく:295kcal)(スープ:31kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

あえて一体感を重視しているような印象
4.0

丸刃でカットされているオーソドックスなタイプの油揚げ麺で、サイズも中庸的。原材料名は「小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ」となっているのですが、EDGE×わかめラーメンと標準わかめラーメン、まったく同じ内容となっています。けれども真横に並べて比較してみると比較的に柔らかく、通常商品のほうがメリハリのある質感でした。

油揚げ麺とはいえ製麺の際はデリケートなので、レシピや原料、製麺機などが同じでも気候によってニュアンスが生じることは珍しくありません。それに今回の場合、片や標準どんぶり型・片や大盛バケツ型と容器のサイズに加え、わかめの量も圧倒的に違うことから麺の吸水率(スピード)も変わってきますし、そういった部分も踏まえて麺自体に手を加えている可能性もあります。



見た目は通常商品と似ているのですが、もっとソフトな食感から麺の主張は控えめで、わかめを食べるついでに麺も一緒に入ってくるような感覚。たぶん、わざと主張を抑えているのでしょう。麺の量は通常の「わかめラーメン」が64gなのに対し、大盛バケツ型の「EDGE×わかめラーメン」は60gと少なめに設定されているので、容器のサイズが大きいのは単純にわかめの量が多いから、という理由ですね。

スープ

本家よりも醤油を控えてスパイスを強化
5.0

標準どんぶり型の「ごま・しょうゆ」には「有機丸大豆醤油」が使用されているため、フタの上だったり原材料名にも「しょうゆ(有機丸大豆醤油10%)」と記載されているのですが、「EDGE×わかめラーメン」の原材料名に有機丸大豆醤油の表示はありません。しかし、パッケージに記載こそないものの、実はEDGE版のスープにも有機丸大豆醤油が使用されています。

それ以外の原材料は並びからして一言一句まったく同じ内容なんですけど、あえて通常商品よりも有機丸大豆醤油の使用量を減らし、その分しっかりとスパイスを効かせることで、わかめが規格外の量でも最後まで飽きないように工夫されているような印象。それから基本的な骨組みは同じでも、醤油が控えめになったことで “いりこが目立っている” ように感じました。

実際にスパイスの量は通常商品よりも圧倒的に多く、また大量わかめによる磯の風味も強いので、きちんと「わかめラーメン」らしさを踏襲しつつ、わかめの吸水率も考慮した上で “ちょうどいい味の濃さ” になっているのが素晴らしいですね。ちなみに液体スープ自体の量を計測してみたら、「EDGE」のほうが通常商品よりも “0.39g~0.40gほど重かった” です。

具材

体感的には “わかめ5倍”
7.0

メンマの風味が楽しめないのは残念なポイントだったりもするのですが、なんのこれしき大量わかめが圧巻のボリュームなので、メンマのアクセントよりも特化型のインパクトを素直に評価すべきなのでしょう。量的には3.5倍がテーマではあるものの、思いのほか減らないので、なんだか食べている間にも常に増殖を続けているような錯覚さえ覚えます‥w

ちなみに横からのアングルは、上手に積み上げると「わかめ山」が築ける量となっていて、やはり今年も量は申し分ありません。ちなみにコーンは8個、ふと感じる甘さが意外とアクセントで、スパイスの香りが強く残っている部分をたべると異様に食欲そそる中華風というか、スパイス全部をスープに溶かすのではなく、ほんのちょっと直接わかめにかける感じで食べるのもオススメですよ。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(★6)

EDGE版と通常商品の大まかな違いは、「麺」EDGE(やわらかめ)/ 通常商品(メリハリがある)、「スープ」EDGE(醤油控えめスパイス強め)/ 通常商品(丸大豆醤油くっきり)、「具材」EDGE(わかめの量がエグいw)/ 通常商品(とはいえノーマルでも他社と比べたら圧巻)——といったところ。EDGE版と通常商品との間に差はありますが、体感的に2018年発売品と2019年発売品の違いは大差ありません。

もしスーパーで値段が通常商品と僅差だった場合、かなりコストパフォーマンスは高く、個人的にスープの味は醤油控えめ・スパイス強めに調節された「EDGE」バージョンのほうが好みでした。エースコック曰く、まだ「わかめ7倍」の再販と「わかめ4.0倍」の開発は予定していないそうですが、今度は全チャネル販売で「わかめ7倍」の復活にも期待したいですね。

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