「わかめラーメン しじみだし・しょうゆ」しじみ200個分のオルニチン配合! 2018年は金ごま入り

エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年12月24日(月)新発売のカップ麺、エースコック「タテロング わかめラーメン しじみだし・しょうゆ 2018」の実食レビューです。

しじみ200個分のオルニチンで年末年始の不規則な生活をサポート! 2018年もタテ型カップの「しじみだし版わかめラーメン」がリリースされました。

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

わかめラーメン しじみだし・しょうゆ 2018

昨年(2017年12月25日)と一昨年(2016年12月26日)にも年末に合わせて発売されており、2018年で3回目となるのですが、年末‥しじみ‥オルニチン‥と、メーカーも完全に狙っているようですね(笑) ただ、これ別にネタでもなんでもなくて、ほんとうに美味しいカップ麺なんです。

しじみ200個分のオルニチン配合(しかも光り輝いている‥)ということで肝臓によさそうなタイトルなんですけど、オルニチンの最低必要摂取量は1日400mgとされているので(しじみに換算すると約1,400個分相当)、しじみ200個分のオルニチンというのは実は大した量ではありません。でも、わかめだし、オルニチンだし、漠然と身体に優しそうですよねw

少なくとも背脂ぎとぎとラーメンよりは健康に配慮できること請け合いですし、昨年・一昨年の製品も土台は本家わかめラーメンを踏襲しつつ、ほんのりと舌の脇に感じるアサリとは違ったシジミ特有の旨味と若干の癖、ほろ苦さがオリジナルのスープと絶妙にマッチしている、シンプルかつ目立った非の打ち所が見当たらない秀逸なアレンジでした。

しかし、今年はパッケージに「風味豊かな金ごま使用」とあります。前は何ごまだったんだ? と思って過去記事(移転前のブログ)を調べてみたら、ふつうに「ごま」でした。「金ごま」というのは、どこぞのブランド品というわけではなく、主に3種類(白ごま・黒ごま・金ごま)に分けられるうちの一つです。(※表皮の色で分類されるため、品種の違いではない)

「白ごま」は小粒で油の含有量が多く、コレステロール値を下げるリノール酸(不飽和脂肪酸)が多めに含まれています。「黒ごま」は白ごまと比較して大粒になるのですが、実は油の含有量は少なく、黒い外皮に含まれるアントシアニンが特性。そして「金ごま」(黄ごま・茶ごま)は油の量が多く、濃厚な味わいと香り高い風味が特徴なので、そのまま食べるのに向いているゴマですね。

「※オルニチンはしじみに多く含まれるアミノ酸の一種です」というのはご存知の方も多いかと思いますが、有名な効能は肝機能のサポート。しかし、その隣には‥「※この商品のオルニチンは、しじみ由来ではなく、発酵法で製造されたアミノ酸です」。まじかw なんですけれども、ちゃんと原材料にはシジミエキスも使用されているので、ご安心ください。

2016年発売品では★5(高評価)、2017年発売品ではワカメの量が格段に増えていたことと、評価を見直して★6(超高評価)としていたのですが、新たな金ごま採用による具材のボリュームやスープにマイナスがないか、そういったところに注目しながら食べてみます。それでは、開封して中身をチェックしてみましょう。

開封

この上なく粉末スープまみれか‥いや、もう慣れっこですけどね(イヤだけどw)。別添の小袋は「液体スープ」1袋のみで、食べる直前に入れる後入れ仕様となっているのですが、小袋には「フタの上にのせ、よく温めて」と書いてあります。最近に気が付いたんですけど、エースコックの先入れ小袋にはフタの上や小袋に接着剤が残らないので、がっつりフタの上で温めてもストレスフリーなんですよね。

そこに至るまでに若干のストレスを通過しなければいけないのですがw 液体スープの小袋を取り出すと、わかめが思っていたよりも少ないな‥と思ったら、けっこう麺と容器の間に挟まっていました。同じく金ごまも麺と容器の間、また底にも溜まっているのでしょう。それにしても、見事にカラッカラだな‥(笑)

容器底面下段右端の製造所固有記号は「W」となっているのですが、これは兵庫県加東市にあるエースコックの自社工場になります。ただ、もしかすると取り扱いエリアごとに最寄りの工場で製造しているかもしれないので、関東近辺では「K」(埼玉県川越市の工場)かもしれません(想像ですよw)。ちなみに「W・K・T」以外だったら、自社工場ではなく協力工場を意味しています。

製品情報・購入価格

製品名:タテロング わかめラーメン しじみだし・しょうゆ
製造者:エースコック
製造所:自社工場(製造所固有記号[W]兵庫県加東市)
内容量:91g(めん70g)
発売日:2018年12月24日(月)
JANコード:4901071246051
希望小売価格:205円(税抜)

発売地域:全国(スーパー・コンビニ等)
購入価格:192円(税込)
取得店舗:イオンリテール

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:タテロング(タテ型ビッグ)
容器材質:紙
湯量目安:440ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(液体スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(しょうゆ、植物油脂、食塩、デキストリン、糖類、香辛料、でん粉、たん白加水分解物、魚醤、酵母エキス、オルニチン、シジミエキス、香味油、ポーク調味料)、かやく(わかめ、金ごま、メンマ、コーン)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、酒精、香料、カラメル色素、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、香辛料抽出物、増粘多糖類、酸味料、ビタミンB2、甘味料(スクラロース)、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・えび・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)
【アレルギー表示】小麦・卵・乳成分・えび・大豆・鶏肉・豚肉・ごま

実食開始

おお、さっそく食物繊維&ミネラル全開のビジュアルですね。わかめにはダイエット効果や健康に良いとされる効果がある‥という話は有名ですが、具体的には炭水化物を摂取する前に食べると血糖値の急上昇を抑える働きがあったり、水溶性のアルギン酸(食物繊維の一種)は整腸作用やコレステロールの低下作用なども期待できます。それによって生活習慣病の予防にも繋がるのですが、「カップめん」であることを棚に上げ、わかめの健康効果を語っておりますw

別添の液体スープはコクを付与する油脂成分とタレ系の成分で構築され、それ自体の粘度は低く、とろみ成分なども事前の粉末スープ・後入れ液体スープともに仕込まれていないので、軽く混ぜたら完成です。栄養成分表示の炭水化物が糖質と食物繊維に分かれている、というのも一部を除く「わかめラーメン」シリーズの特徴ですね。

とんでもなく低糖質というわけではありませんが、なぜか前回(2017年発売品)と比較してカルシウムの量が196mgから300mgに増えていました(この1年で何があったw)。それでは、実際に食べてみましょう。「めん」「スープ」「かやく」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

1食(91g)当たり

カロリー:365kcal
たん白質:8.3g
脂  質:15.8g
炭水化物:48.9g
(糖質:45.8g)
(食物繊維:3.1g)
食塩相当量:6.4g
(めん・かやく:2.2g)
(スープ:4.2g)
ビタミンB1:0.34mg
ビタミンB2:0.43mg
カルシウム:300mg

※参考値(調理直後に分別した値)
エネルギー:365kcal(めん・かやく:315kcal)(スープ:50kcal)

めん

適度な歯切れの良さがある、滑らかな丸刃のめんです。 

(出典:エースコック「商品情報」)

あ、少し変わったかも‥

製品説明は前回と比較して同じなんですけど、以前は角が鋭くない角刃で切ったような形状というか、それと比較して今回ほぼほぼ製品説明通りの丸刃になっています。ただ、ちょっと気になったのが柔らかくなるスピード。最初は適度な歯応えと歯切れの良さが楽しめるのですが、けっこう早い段階から柔麺でした。

サイズは中細の軽い縮れ麺で、もしかすると本家(どんぶり型)よりも食感は頼りないかもしれません。しかし、わかめとの一体感を考慮すると、むしろ少し柔らかいくらいが好相性。わかめラーメンって “わかめを食べるもの” みたいなイメージもあったりするじゃないですか(笑)

わかめ3.5倍とか7倍とか、そういったレベルになってくると話は変わってくるんですけど、ガッシリ系の存在感絶大な麺だったら主張が強すぎるように思いますし、ちょっと柔らかくて優しいくらいの食感が合うかな、って。油揚げ麺特有の風味は遠慮ないのですが、それも “カップめん食べてるなぁ‥” という満足感に繋がって、ヘルシーで健康的なだけじゃ物足りない、でも少し健康にも配慮したい‥そんな両面の欲求を満たしてくれるのも「わかめラーメン」の魅力だと思います。

スープ

しじみの旨みや魚醤のコクをバランスよく配合した風味豊かな醤油スープです。アクセントにジンジャーや白コショウを利かせ、最後まで飽きのこない味わいに仕上げています。

(出典:エースコック「商品情報」)

実は大きく違うのに「わかめラーメン」

前回と比較して原材料の鶏・豚エキスがポーク調味料に変わり、酵母エキスが新たに追加されているのですが、おおむね大幅な変更はありません。わかめから滲み出る風味を筆頭に本家の魅力を踏襲しているので、一見すると “いつもの” 安心感。なんですけど、ほんのりと舌の脇を刺激してくるシジミエキスの滋味には本家のホタテエキスとは違った魅力があって、よく味わうと確かな違いが見えてきます。

たとえば本家には動物系のエキスや調味料、油脂成分などは含まれていないのですが、逆にタテロングしじみだし・しょうゆには別添のスパイスが付属していないので、あの絶妙な後がけのスパイス感は得られません。また、しじみと魚醤の他に魚介系の旨味(いりこや鰹など)も意識されていないので、よくよく考えたら実はオリジナルと大きく毛色が異なるのです。

でも、たぶん誰が食べても「わかめラーメン」なんです(なんだこの説得力は‥)。わかめラーメンが苦手な方にはオススメできませんし、逆に本家(どんぶり型)わかめラーメンしか認めない! という方の反応が怖かったりもするんですけど、オーソドックスな美味しさから全否定する方は少ないと思います。

かやく

磯の風味豊かなわかめ、風味豊かな金ごま、程良く味付けしたメンマ、色調の良いコーンを加えて仕上げました。

(出典:エースコック「商品情報」)

金胡麻と深煎り胡麻の違いは‥

わかめは前回と比較して少し量が減り、なんだか薄くなったような気もしたのですが、厚みに関しては使用部位による個体差かもしれません。とはいえ「わかめラーメン」というブランドの名に恥じないボリュームですし、スープにもいい意味で影響しています。

メンマは少し風味がスープに流れていたのですが、小さいながらもコリコリとした歯応えで自己アピール。コーンは少量ながらに甘味がアクセントになっていて、単なる飾りではありませんでした。で、パッケージでもアピールされていた金胡麻なんですけど‥‥わ、わからねぇw

それはもうプチッとした食感も特有の芳ばしさも「わかめラーメン」にジャストミートで必要不可欠な存在なんですけど、普段からデフォルトの「深煎りごま」が芳ばしいので、さぁ金胡麻だからといって大幅に昇華するわけではありません。また量も本家どんぶり型よりも少ないんですけど、ゴマのコクと芳ばしさは確かに製品価値を高めていました。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)
【繊細かつ実は大胆なアレンジ!】

前回から比較して変わったと感じたポイントは、油揚げ麺の仕様、鶏・豚エキスをポーク調味料に変更、酵母エキスの追加と金ごまの導入(食品添加物は変更なし)‥で、カルシウムの量が1.5倍以上に増えたw なんですけど、しじみの繊細な個性が本家のスープに溶け込む様は、あいかわらず絶妙なアレンジでした。

本家と比較した場合の大きな違いは、別添のスパイスが付属していないこと、またホタテや鰹・いりこの旨味は得られないので、雰囲気は瓜二つでも実は別物だったりします。なので、「どんぶり型の本家わかめラーメンこそ至高! 変わり種の姉妹品など我は認めぬ!!」というスタンスだと微妙なニュアンスも邪道に思えてしまうかもしれませんが、これは良作ですよ。