どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2019年7月3日(水)開始、セブンイレブン限定「日清焼そばU.F.O.を買って濃い濃い追いソース! or 辛口濃い濃いラー油マヨをゲット!!!」キャンペーン対象商品の実食レビューです。
あなたはソース派? マヨ派? セブンイレブンで日清焼そばU.F.O.を1個買ったら「濃い濃い追いソース」か「辛口濃い濃いラー油マヨ」が1個もらえる脳天直撃ど濃厚キャンペーン実施中!
どのくらい味が濃くなるのか、追いソースとラー油マヨはカップ麺と同じなのか、実際に食べてみた感想を紹介します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。
濃い濃い追いソースor辛口濃い濃いラー油マヨ
キャンペーンの開催日は店舗によって異なるようですが、対象商品の「日清焼そばU.F.O.(税込198円)」または「日清焼そばU.F.O.大盛(税込232円)」を購入すると、カップ麺1個につき「濃い濃い追いソース」または「辛口濃い濃いラー油マヨ」が1個もらえるキャンペーンが全国のセブンイレブンにて開催中です。
このキャンペーンはセブン&アイグループの中でもコンビニ事業の「セブン-イレブン限定」で、公式ウェブサイトが発表している実施期間は2019年7月3日(水)から景品が無くなり次第終了とのこと。対象商品2個買ったら景品1個ではなく、 “対象商品1個につき景品1個” というのは嬉しいポイントですが、各店先着で各15個までとなっている完全数量限定の早い者勝ち。
「濃い濃い追いソース」は、読んで字の如く定番商品「日清焼そばU.F.O.」の “追いソース”(追加用のソース)そのものといっても過言ではないイメージで、「辛口濃い濃いラー油マヨ」は2019年7月1日(月)に発売されたばかりのカップ油そば「日清焼そばU.F.O.油そば 辛口濃い濃いラー油マヨ付き」に別添されている “ラー油マヨ” が独立したような雰囲気。
2019年5月20日(月)に一足早く「日清焼そばU.F.O. 辛口ラー油マヨ油そば」という同じコンセプトの油そば(大盛)が発売されていたので、そのレギュラーサイズバージョンですね。なので発売記念も兼ねているのかと思いきや、今回の追いソースorラー油マヨがもらえるキャンペーンの対象商品は “定番ソース味の日清焼そばU.F.O.2品のみ” となっています。
実は今回のキャンペーンから約1年前の2018年7月17日(火)午前10時より、日清食品グループのオンラインストアにて、「旨さ凝縮 濃い濃いソース!」を好きなだけ楽しめる「濃い濃い追いソース! ボトル」とカップ麺「日清焼そばU.F.O.」「日清焼そばU.F.O.大盛」各3食をセットにした「日清焼そばU.F.O. 濃い濃い追いソース! ボトルセット」が発売されていました。
セット内容はカップ麺6食とボトルソース1本だけでなく、ボトルソースを使用する秘伝のレシピ10品を紹介した「濃い濃いレシピブック」1冊つきで、セット価格は2,350円。4,000セット限定かつ会員登録が必要な公式ネット通販サイトでの販売でしたが、瞬く間に売り切れてしまったのを覚えています。
「カップヌードル」や「チキンラーメン」「日清焼そばU.F.O.」など、日清食品を代表する主要ブランドは、コンビニの中だと特にセブンイレブンとの共同企画が多く、もしかすると「濃い濃い追いソース! ボトル」再販の声が多く寄せられた結果、追いソースのミニサイズ版が供給されたのかもしれません。で、ついでに「辛口濃い濃いラー油マヨ」も出しとこうぜ、みたいな。
というのは私の勝手な想像ですけどw いったい追い調味料で「どのくらい濃くなる」のか、また「既存品のソース(ラー油マヨ)と同じ味なのか」どうか、さらに「標準サイズに使った場合と大盛サイズに使った場合の違い」や「カップ麺に別添されているソースの重さ」まで、徹底的に検証します。
ディスペンパックって何?
まず景品として貰える「濃い濃い追いソース」と「辛口濃い濃いラー油マヨ」の製造所なんですけど、東京都調布市に本社を構える「株式会社ディスペンパックジャパン(DISPENPAK JAPAN / 所在地:東京都調布市仙川町2-5-7仙川 キユーポート内)」の工場となっていて、販売者は日清食品株式会社ですが、製造所は日清食品ではありません。
「ディスペンパック」とは、年々増加傾向にある個食化・簡便思考のニーズに応える容器として、もっとも機能性に優れた最先端のポーションパック——えっと、たとえばコンビニのホットスナックでフランクフルトを買った時、片手で “パキッ” と挟んだらケチャップとマスタードが同時に出てくるやつありますよね。「それ」です。
あの個装容器をディスペンパックというのですが、「ディスペンパックジャパン」は日本で唯一そのポーションパックを製造できる会社のことで、キユーピー株式会社・三菱商事株式会社・三菱商事パッケージング株式会社の合同合併事業として1986年(昭和61年)10月1日に設立。もともとディスペンパックはアメリカで開発されたものですが、いまや日本が世界一の生産高を誇っています。
他にもジャムとマーガリンが出てくるタイプもありますが、1つのディスペンパックから2つの味が出てくるツインタイプ(二液充填タイプ)は世界でも日本でしかないパッケージなんですよ。ってことで今回の「濃い濃い追いソース」と「辛口追い追いラー油マヨ」はシングルタイプ(一液充填タイプ)なんですけど、手を汚さずに片手でパキッと濃い濃いできます。いいですね。
実食開始
「日清焼そばU.F.O.」が初めて発売されたのは1976年(昭和51年)5月、袋麺「日清焼そば」の発売から12年後の話になるのですが、まるか食品が前年の1975年(昭和50年)3月に業界初の四角い容器「ペヤング ソースやきそば」を発売して大ヒット。それに対抗するかのように、安藤宏基氏(日清食品創業者・安藤百福氏の次男)がカップ焼そばの開発に着手しました。
宏基氏はソースを開発する際に “鉄板で炒めた時の香りが重要” とし、まるか食品の「ペヤング」とは対極とも言える強力なソースを実現。それが現在の「濃い濃いソース」に至るのですが、マーケティングの観点から “焼そばといえば皿型” ということで業界初の丸い容器を採用します。それを何気なく飛ばしていたところ、当時ブームになっていた未確認飛行物体(UFO)のように見えたのだとか——
日清食品の公式ウェブサイトに “U.F.O.は、U:「うまい」、F:「太い」、O:「大きい」の頭文字からとっています。” と記載されているのですが、パッケージの「U.」の下には小さい字でハッキリ「Unidentified Flying Object」(※未確認飛行物体)の文字——と、それはさておき「日清焼そばU.F.O.大盛り(BIG)」が発売されたのは、1991年(平成3年)2月と比較的に最近の話。
以前、日清食品に標準サイズとの違いを尋ねたところ、麺もソースも具材も基本的に同じとの回答でした。しかし、「日清焼そばU.F.O.」の製造所は日清食品の「滋賀工場」なんですけど、「日清焼そばU.F.O.大盛」の製造所は「東日本明星株式会社」の「埼玉工場」なので(※マジです)、大盛U.F.O.は “明星食品が製造” しています。ソースの味は同じですけどね。
それでは、「日清焼そばU.F.O.」に「濃い濃い追いソース」と「辛口濃い濃いラー油マヨ」を使ってみた感想やオリジナルとの違いはもちろん、せっかくなので「日清焼そばU.F.O. 辛口ラー油マヨ油そば」に “追いソース” と “追いラー油マヨ” してみた結果も(嫌な予感しかないけど‥w)検証してみます。
濃い濃い追いソース!
「濃い濃い追いソース」の内容量は8gで、原材料名は「ソース、砂糖、植物油脂、還元水あめ、食塩、香辛料、ポークエキス、ポーク調味油、たん白加水分解物、香味油」。糖類の表記が砂糖に変わっているのですが、ソースの原材料は並びからしてオリジナルと “まったく同じ構成” で、開封した時の香りも同じですし、味のフレームワークも味の濃さも変わりません。
カロリーや食塩相当量の数値は記載されていませんが、ソースの濃度はカップ麺に別添されている「旨さ凝縮濃い濃いソース」と同じなので、さすがにレギュラーサイズの「日清焼そばU.F.O.」に使ったら文字通り “濃い濃い” ですw レギュラーサイズのソースは小袋の重さを引いて約「0.7oz(19.8g)」だったので、ソース2倍の濃さではないものの、とりあえず素人向けの濃さではないですね。超ディープ。
「日清焼そばU.F.O.大盛」のソースを計測してみたところ、重さは約「0.92oz(26g)」だったので、麺の量に対する追いソースの倍率には違いが見られますが、体感的には同じくらい濃くなったように感じます。というのも麺の量が多い分、どうしても後半に蓄積されていく塩分が作用してくるので、いかんせん喉が乾きました(※なのでカップ焼そば with ビール党の方には超オススメ)。
ちなみに製造所はディスペンパックジャパンの「南足柄工場」(神奈川県南足柄市和田河原1255)となっているのですが、平成9年12月に竣工したHACCP(Hazard Analysis Critical Control)対応の最新鋭工場です。あくまでディスペンパックジャパンは特殊容器に充填しているだけ、中身は日清食品の専用工場(住所は一般非公開)で製造しているようですね。
食品添加物・アレルギー表示
【食品添加物】カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、香料、酸味料、ベニコウジ色素、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE) |
【アレルゲン情報】小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチン(食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載) |
辛口濃い濃いラー油マヨ
「日清焼そばU.F.O.油そば 辛口濃い濃いラー油マヨ付き」の原材料名には「半固体状ドレッシング」としか書いてありませんが、ディスペンパックに記載されている原材料名は「食用植物油脂、香味油、卵黄、醸造酢、食塩、香辛料」となっていて、どちらも “同じ味” です。たぶん大盛サイズの時から中身は変わってなくて、 “辛さレベル3” と書いてあるように、そこまで辛くありません。
景品の内容量は7gとなっているのですが、カップ麺に入っているラー油マヨは約「0.35oz(9.9g)」だったので、だいたい0.7倍。上の写真は「日清焼そばU.F.O.大盛」にトッピングしたものですが、そんなに多くありません。ただ、硬派なソース味に対して芳ばしいラー油マヨの相性はベストマッチとはいえず、話題の「マヨ無双」よろしくトッピングするマヨはプレーンタイプがベストだと感じました(オススメは酸味の効いたキユーピーマヨネーズ)。
ちなみに「濃い濃い追いソース」はディスペンパックジャパンの「南足柄工場」で充填されていましたが、「辛口濃い濃いラー油マヨ」は「富士吉田工場」(山梨県富士吉田市新屋1660-1)となっています。工場の住所を検索するとイッパツで分かるんですけど、この工場は “キユーピー吉田富士工場” の中にあるようですね。
食品添加物・アレルギー表示
【食品添加物】香辛料抽出物、調味料(アミノ酸等) |
【アレルゲン情報】卵・ごま・大豆・りんご(食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載) |
日清焼そばU.F.O.油そば with 追い調味料
さて、悪い予感しかしなかった「日清焼そばU.F.O.油そば 辛口濃い濃いラー油マヨ付き」with「濃い濃い追いソース」なんですけど——これ意外と “あり” かもしれないw 正直、強烈に味は濃くなります。やはりタレは大盛サイズの「日清焼そばU.F.O. 辛口ラー油マヨ油そば」と同じくメンマの風味が強い濃口醤油のタレで、ジャンクな甘さと醸造酢の酸味が絶妙なオールドタイプ。
さらに別添の「辛口濃い濃いラー油」を重ねたらカオスなことになりますが、「油そば」や「まぜそば」といえば醤油ダレが基本。油そばレベルに「油脂の多い焼そば」といえばウスターソースや焼そばソースではなくオイスターソースを使った日本式の上海風焼そばが基本なので、がっつりソース味に胡麻油とメンマの風味を効かせた油そばとか新感覚で面白いんじゃないのかなと。
で、先ほど「辛口濃い濃いラー油マヨ」の量はカップ麺に別添されているものが9.9g、オマケでもらえるディスペンパックは7gと書きましたが、ダブルで使うと単純計算1.7倍(約17g)——けっこうマヨ無双ですねw 麺の量は85gと定番レギュラーサイズの日清焼そばU.F.O.(100g)よりも15g少ないためマヨ率が高く、醸造酢の酸味や葱油のアクセントはボヤけますが、タレとラー油マヨの相性は良好で、そのインパクトにも負けないメンマ風味の気丈な姿が素晴らしかったです。
まとめ
まず「濃い濃い追いソース」と「辛口濃い濃いラー油マヨ」の中身ですが、カップ麺に別添されている液体ソース及びラー油マヨと中身は “まったく同じ内容” です。もう単純にマシマシ用のアイテムなので、それ以上でもそれ以下でもありません。ただ、純度の高い定番のソース味にラー油マヨは蛇足的に思えたので、もらうなら “「濃い濃い追いソース」のほうがいい” かなと感じました。
で、追いソースを投入してカラメに食べるのもよしですが、コロッケやアジフライ、串カツなんかの揚げ物にU.F.O.ソースを使ってみるとか、野菜炒めの隠し味にしてみるとか、カレーにちょい足しとか、せっかく別添なので普段できないような食べ物と合わせてみるのも楽しいかもしれません。とりあえず追いソースorラー油マヨ自体は非売品ですし、対象商品の「日清焼そばU.F.O.」は間違いなく美味しいので、これを機にセブンイレブンで貰っておいて損はないですよ。