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ローソン×明星食品「トナリ監修 辛激タンメン」高コスパ!!中毒性注意の辛いカップ麺 “辛激タンメン” 三代目に突入

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明星食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2020年3月31日(火)リニューアル新発売のカップ麺、ローソン「明星 東京タンメン トナリ監修 辛激タンメン(三代目)」の実食レビューです。

「東京タンメン トナリ」のカップラーメン “辛激タンメン” を三代目にリニューアル!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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トナリ 辛激タンメン 三代目

「東京タンメン トナリ」とは、濃厚つけ麺の基盤を築き上げた六厘舎(ろくりんしゃ)と同じ系列(株式会社松富士食品グループ)のタンメン専門店で、創業は2009年(平成21年)7月15日。東京タンメン “トナリ” という名前の由来は、六厘舎の若手スタッフたちが独立するため、最初の店舗を「六厘舎 本店(大崎店)」の隣(となり)に仮オープンしたことに因んで名付けられました。

実店舗の看板

1号店の仮オープンから約2ヶ月後、2009年9月19日に「東京タンメン トナリ 東陽町本店」を正式に開業。同店の看板メニュー「タンメン」は、おろし生姜の効いた濃厚とんこつスープと “ラーメン二郎” よろしく大量に盛られた10種類以上の野菜が特徴で、厚生労働省が推奨する1日あたりの野菜摂取量が350gなのに対し、トナリのタンメンには旬の野菜を360gも使用しています。

タンメンと餃子(ぎょうざ)をセットにした「タンギョウ」や「タンカラ(タンメン+唐揚げ)」「タンカラギョウ(タンメン+唐揚げ+餃子)」など、ユニークな商品名のセットメニューも有名で、最近だと『マツコの知らない世界』や『ありえへん∞世界』といった人気テレビ番組にも取り上げられているのですが、ローソンで販売中のカップ麺は実店舗でも人気の辛いラーメン「辛激タンメン」を再現したもの。

辛激タンメンの読み方は “しんげきたんめん” で、初代カップラーメン「明星 トナリ監修 辛激タンメン」の発売日は2017年6月13日。明星食品株式会社及び「東京タンメン トナリ」の共同開発商品として現れ、セブンイレブンで販売中の「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨味噌」(日清食品)に対抗すべく、全国のローソンで一斉に販売を開始しました。

辛みによる刺激が大変強いので——

「明星 トナリ監修 辛激タンメン」は通年販売のレギュラー入りを果たし、2018年3月13日にシリーズ初のカップ焼きそばタイプ「明星 トナリ監修 辛激焼タンメン」及びカップスープ「明星 トナリ監修 辛激ワンタンスープ」を新発売。その後、大々的には発表されていなかったのですが、2018年5月28日に「トナリ監修 辛激タンメン」を二代目にリニューアルしてマイナーチェンジ。

続けて2018年11月6日、全国のローソンで非売品の激辛スパイス「超辛激スパイス(ちょうしんげきスパイス)*1」が数量限定でもらえるキャンペーンを実施。2019年3月26日にはセブンイレブンの「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」に対抗すべく、シリーズ初の激辛究極型「明星 トナリ監修 辛激タンメン 巨辛(きょしん)*2」を展開するなど、定期的にブランドのラインナップを強化しています。

2019年は6月18日に湯切りタイプ第2弾「明星 トナリ監修 辛激焼そば *3」を発売しており、2018年の「辛激焼タンメン」をベースにしつつ、従来の湯切りタイプには搭載されていなかった激辛揚玉と特製マヨを別添。以降、特に目立った動きはなかったので、そろそろ「巨辛」が再販されるかと睨んでいたのですが、その前に定番商品「辛激タンメン」をシレッとテコ入れ。

三代目は初代のデザインを踏襲

今回の変更は2018年5月28日以来のテコ入れなので、いま手元にあるのは三代目の辛激タンメン。二代目にリニューアルした際、パッケージの正面にあった「東京タンメン トナリ監修」の文字が右上に移動したのですが、初代と同じように屋号の表記が正面に戻っています。また、カロリー等の栄養成分表示も変わっているため、パッケージのみ変更のリニューアルではありません。

*1 アレンジ「超辛激スパイス」
*2 レビュー「トナリ監修 辛激タンメン 巨辛」
*3 レビュー「トナリ監修 辛激焼そば」

開封

別添の小袋は1種類

さて、別添の小袋は「辛激ペースト」が1袋。初代の小袋は緑を基調にしていましたが、二代目から赤い小袋に変わり、三代目も引き続き赤い小袋を踏襲しています。フォントやデザインも二代目の小袋から変わっていないので、もしかすると中身も大差ないかもしれません(※リニューアルで中身が変わった時は、基本的に小袋の色やデザインも変わる)。

引き続き具材は5種類

引き続き朱色の粉末スープが大量に入っていて、具材のラインナップもキャベツ、チャーシュー、人参、もやし、ニラ、キクラゲと変更ありません。定番商品がリニューアルした際、できるだけ旧商品と食べ比べるようにしているのですが、行動圏内にあるローソンの「辛激タンメン」すべて従来品を売り捌いた後だったので、過去記事と比較しながら違いをレビューします。

販売価格は税込216円から税込228円に値上げされているのですが、同じくローソンで販売されている無鉄砲のカップ麺「日清 無鉄砲 濃厚とんこつ」(2020年4月7日リニューアル)と同じ値段。2020年4月現在、縦型ビッグのNB商品をコンビニで購入すると税込232円(軽減税率8%)が標準なので、今のところローソン名店シリーズの縦型ビッグは良心的な価格設定といえるでしょう。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:明星 東京タンメン トナリ監修 辛激タンメン
販売者:明星食品株式会社
製造者:東日本明星株式会社 埼玉工場
製造所:埼玉県比企郡嵐山町川島2360
内容量:113g(めん80g)
商品コード:4902881471275(JAN)
発売日:2020年03月31日(火)
実食日:2020年04月13日(月)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(ローソン)
商品購入価格:228円(税込)
希望小売価格:211円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:340ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(辛激ペースト)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、酵母エキス)、スープ(豚脂、豚・鶏エキス、香辛料、糖類、でん粉、たん白加水分解物、みそ、食塩、小麦粉、香味調味料、魚介エキス、香味油、植物油脂、しょうゆもろみ、XO醤、豆板醤)、かやく(キャベツ、チャーシュー、人参、もやし、ニラ、キクラゲ)/ 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、カロチノイド色素、カラメル色素、酒精、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、炭酸マグネシウム、酸味料、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・いか・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

麺は熱湯5分のフライ麺

麺は中太サイズの油揚げ麺で、湯戻し時間は熱湯5分。従来品と比較して原材料名の「小麦粉」横に “国内製造” と追記してありますが、現在すべての加工食品において主要原材料の原産地表示が必須となっているため、その関係によるもの。これは “あくまで最終的に小麦粉を加工した場所は国内” という意味なので、国産小麦使用を示す表記ではありません。

この時点でコスパ高め

あとは熱湯を注いで5分待機、別添の「辛激ペースト」は後入れなので、食べる直前に加えてください。おおむね調理直後のビジュアルは初代~二代目と比較して大幅に変わっておらず、今回も文句なしの具沢山。内容量は112gから113gに微増、全体のカロリーは508kcalから513kcalに上がっていますが、いずれも再計測による誤差の範囲内。

香りも従来品と大差なく、なにも言われなかった場合、調理後の見た目だけでリニューアル前後の違いを指摘するのは至難の業。それだけに安心できる実食前、引き続き従来品との違いに注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(113g)あたり
カロリー:516kcal
たん白質:9.9g
脂  質:21.7g
炭水化物:70.3g
食塩相当量:5.4g
(めん・かやく:2.2g)
   (スープ:3.2g)
ビタミンB1:0.60mg
ビタミンB2:0.40mg
カルシウム:205mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:516kcal(めん・かやく:431kcal)(スープ:85kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

コシが強くて食べ応えあり

6.0

原材料は「小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、酵母エキス」とシンプルな構成で、あまり歯切れの良さは意識されておらず、もちもちとした加水率の高い弾力で食べ応えあり。特に味付けの施されていない多加水タイプの油揚げ麺ですが、そこまでスープを弾くようなタイプではなく、幅のある縮れの強い平打ち麺という形状なので、スープの馴染みも悪くありません。

フライングしないほうが吉

粉末スープと具材に接していた上表面の麺は、熱湯5分しっかり守っても若干ながら戻りムラが生じていたものの、まったく致命的なものではなく、ちょっと休ませれば問題なし。かなり食べ始めは強めのコシが楽しめて、なおかつそれが食べ終わるまで続く持久力の高さも魅力。たぶん、この油揚げ麺そのものは従来の「辛激タンメン」から変わっていないと思います。

通常、有名店が監修したカップラーメンは、容器がコンビニ向けの大盛り縦型ビッグでも調理前の麺量70gが平均となっているのに対し、三代目も引き続き調理前の麺量80gなのが嬉しいところ。辛いスープに負けないだけの存在感を放ち、なおかつ油揚げ麺特有の甘味とスープの相性も良く、食べ応えもバッチリということで、特に文句の付け所は見当たりませんでした。

スープ

おおむね変化なし

7.0

リニューアル前とリニューアル後の原材料名を比較してみたところ、従来品に使われていたデキストリンがカットされていたのですが、それを除くと完全に同じ構成です。また、スープ単体でみたときのカロリーも100kcalから85kcalにダウンしていたので、真横に並べて比較すると微妙に違ってくるかもしれませんが、ほぼほぼ体感的に大きな違いは目立ちません。

別添の「辛激スープ」を入れる前は、特に感動を覚えるような味ではないものの、丁寧な動物系のコクと魚介の旨味を和味噌で整え、粉末唐辛子の辛味と芳ばしい風味も明白。ただ、この時点での辛さレベルは一般的にみても中辛くらいなので、よほど辛い食べ物が苦手でなければ騒ぐほどの辛さではありません。逆に辛い食べ物が好きな方にとっては物足りないかもしれませんが——

乾物の旨味に注目

別添の「辛激ペースト」を入れた後は辛さに奥行きが生まれるだけでなく、干し貝柱や干し海老を彷彿とさせる乾物の旨味もプラスされるのがポイント。原材料にXO醤(エックスオージャン)や豆板醤、しょうゆもろみ等を使用しているので、複雑なコクが付与されます。この時点で辛さレベルは中辛以上、激辛未満(ふつうに辛口)の程よい辛味。糖類の甘さと生姜のアクセントも絶妙で、あいかわらず中毒性の高いスープでした。

具材

文句なし

7.0

タンメン系のカップラーメンの具材といえば、膨張率の高いキャベツに物を言わせたような内容で、あとは人参やキクラゲがチラホラと‥‥みたいな感じなのですが、トナリの辛激タンメンは全部の具材が本気。もやしこそ大量ではないものの、食感はシャキシャキですし、人参とキクラゲの歯応えも存在感が強く、パンチの効いたニラの風味も効果的で、それぞれの野菜から滲み出る風味や甘味がスープに寄与。

慣れたらネガティブではない

チャーシューは真四角にカットされたチップ状の肉具材なので、あまり情緒のある肉具合とはいえないのですが、そんなに頼りない食感ではありません。風味こそインスタント感の強いチープなタイプではあるものの、何気に量は多めに入っていますし、最近よくカップ麺でも遭遇するようになったフェイクミート(大豆加工品)とは違います。

総評

★★★★★★★☆☆☆(★7)

セブンイレブン×日清食品の「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」やファミリーマート×エースコックの「来来亭 旨辛麺」に続き、現在はローソンにおける辛旨カップ麺の代表的存在になった「トナリ」の辛激タンメン。おおむね体感的な満足度はリニューアル前と変わっておらず、引き続き素晴らしいカップラーメンでした。

実店舗で提供されている辛激タンメンの評判・口コミ的に、もうすこし辛くてもいいかな‥‥という思いが無きにしも非ずではあるものの、コンビニで常時販売されている通年商品、唐辛子の辛さも絶妙なラインだと思います。とりあえず既存のファンの期待を裏切るような仕上がりではなかったので、ご安心ください(納豆を入れてアレンジしても美味しいですよ)。

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