記事内に広告が含まれています

元祖つけ麺【池袋大勝軒】監修カップ麺「特製ワンタン中華そば」ついにノンフライ麺が復活!! しかし——

スポンサーリンク
エースコック

どうも、taka :a です。

本日の一杯は、2021年2月22日(月)新発売、エースコックのカップ麺「池袋大勝軒 特製ワンタン中華そば 大盛り」の実食レビューです。

1961年(昭和36年)創業の老舗「池袋大勝軒」監修 “ノンフライ麺” を使用したカップラーメンついに復活!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

スポンサーリンク

池袋大勝軒 特製ワンタン中華そば

池袋大勝軒(いけぶくろたいしょうけん)とは、つけ麺の源流となる「特製もりそば」の考案者であり “ラーメンの神様” と謳われた故・山岸一雄氏[1934年(昭和9年)4月28日 – 2015年(平成27年)4月1日]が独立開業したラーメン店で、創業は1961年(昭和36年)6月6日。その後、山岸氏の健康と区画整理のため、2007年(平成19年)3月20日に惜しまれつつも閉店しましたが‥‥

2008年1月5日に「大勝軒」復活

多くの弟子に “マスター” と呼ばれた山岸氏の指名により、そのDNAを受け継いだ弟子の一人・飯野敏彦(いいの としひこ)氏が二代目店主に抜擢され、2008年(平成20年)1月5日「東池袋大勝軒」として “大勝軒” を復活。現在は「東池袋大勝軒」を本店とし、山岸氏から最初に暖簾分けを許された1号店「滝野川 大勝軒」や「東池袋大勝軒 南池袋店」など、それら直営店は「大勝軒のれん会」に加盟しています。

一方、2015年(平成27年)8月、山岸氏の意志を継ぐ最後の弟子・栗山卓也氏(「くり山」店主)や「お茶の水、大勝軒」代表取締役・田内川真介氏、さらに「静岡 大勝軒」の店主・佐野和氏を筆頭に、当時「大勝軒のれん会」の在り方に疑問を抱いていた32人の弟子が「大勝軒 味と心を守る会」を発足。本家「中野大勝軒」の坂口社長が仲裁に入ったものの、交渉は虚しく決裂しました。

そんな経緯もあり、同じ「大勝軒」を名乗る店舗でも複雑な事情を抱えているようですが、エースコックの「池袋大勝軒」シリーズは生前の山岸氏とエースコックが立ち上げた企画。2003年(平成15年)4月21日に発売された「こころの一杯 池袋大勝軒 中華そば」から定期的にタイアップ商品を展開しているため、これまでにリリースされた商品をタイムライン形式で発売日順にまとめてみたのですが‥‥長いw ※合計37商品

ノンフライめんの採用は2016年6月発売品以来

というわけで、これまでの変遷についてはページの最後で紹介することにして‥‥今回の新商品「池袋大勝軒 特製ワンタン中華そば 大盛り」は、創業60周年目を迎えた「池袋大勝軒」が創業当時から提供している看板メニュー「中華そば」をカップラーメンで再現したもので、エースコック×大勝軒のコラボシリーズ第38弾。

前回、2020年9月28日発売の「タテロング 池袋大勝軒 ワンタン中華そば 大盛り」をレビューした際 “次回は本格的なノンフライ麺を使って伝統的な味わいを再現、もしくは数年振りにカップ麺で「元祖つけめん」を復活させてほしい” と書いたので‥‥というのは関係ないかもしれませんが、ここ数年は油揚げ麺を使用していたので、久々にノンフライ麺を使った本気モードです。

開封

別添の小袋は2種類

今回のカップ麺に別添されている小袋は、後入れの「液体スープ」に、先入れの「かやく」で合計2袋。2016年6月6日発売の「池袋大勝軒 55周年記念 中華そば 大盛り」が前回のノンフライめん使用商品で、それには2枚の焼き海苔を別添していましたが、残念ながら2021年2月発売品に焼き海苔の別添はありません。

麺は久しぶりにノンフライ麺を使っているが‥‥

しかし、麺はノンフライ麺なのが最大のポイントで、湯戻し時間は熱湯5分。もちろん “量もおいしさのうち” という「大勝軒」の信念に基づき、歴代カップ麺の例に漏れず大盛り(当社比)なのですが、これまでの「大勝軒」シリーズに使われていたノンフライ麺は90〜100gが基本となっていたのに対し、今回の麺量は78gなので、比較的に少なめの値。

またメーカー希望小売価格も270円(税別)と高く、販売店にスーパーやドラッグストアなども含まれますが、コンビニで購入した場合の税込価格は288円とハイエンドクラス。とはいえ2003年4月21日発売のエースコック×大勝軒コラボ第1弾「こころの一杯 池袋大勝軒 中華そば」の値段は当時280円(税別)だったので、シリーズ最高値ではありません。にしても18年ほど前の物価で280円とか、けっこう強気な値段設定ですよね。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:池袋大勝軒 特製ワンタン中華そば 大盛り販売者
製造者:エースコック株式会社
製造所:関西滝野工場(兵庫県加東市河高1816-175)
内容量:103g(めん78g)
商品コード:4901071211813(JAN)
発売日:2021年02月22日(月)
実食日:2021年02月25日(木)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(ローソン)
商品購入価格:288円(税込)
希望小売価格:270円(税別)
麺の種類:ノンフライ麺
スタイル:大判どんぶり型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:420ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(液体スープ・かやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、植物性たん白、食塩、たん白加水分解物、大豆食物繊維、卵白粉)、スープ(ポークエキス、しょうゆ、食塩、動物油脂、植物油脂、砂糖、発酵調味料、チキンエキス、たん白加水分解物、魚介エキス、魚介パウダー、香辛料、酵母エキス、醸造酢、メンマパウダー)、かやく(ワンタン、ねぎ、メンマ、なると)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、炭酸Ca、かんすい、カラメル色素、香料、増粘剤(加工でん粉、グァーガム)、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、カロチノイド色素、紅麹色素、(一部に小麦・卵・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

別添の小袋は「かやく」のみ先入れ

別添の小袋は「かやく」のみ先入れで、中身はワンタン3つ、大きめのナルトが1枚、あとはメンマ、ネギとシンプルな構成。これについては2016年6月発売の55周年記念商品から変わっておらず、この時点でメンマの香りが強めに漂ってくるのもエースコックらしいと思える特徴なのですが、麺の形状は明らかに変わっているので、その違いも見どころの一つ。

調理後の見た目は悪くない

あとは熱湯を注いで5分間、待っている間に液体スープをフタの上にのせて温めるのですが、お湯を入れるときは “かならずワンタンの上から” ゆっくり注ぐのが作り方のポイント。やはり焼き海苔が入っていないのは、見た目にも寂しい変更点ではあるものの、液体スープから漂う芳醇な香りは心地よく、1枚のナルトが視覚的に嬉しい調理直後、ひとまず印象としては悪くありません。

なお実際に立ち寄ったコンビニ大手4社の中では、ローソン、ミニストップ、ファミリーマートでの取り扱いを確認しているので、販売店の参考になさってください。それでは、引き続きノンフライ麺の仕上がりや費用対効果にも注目しつつ「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(103g)あたり
カロリー:351kcal
たん白質:9.7g
脂  質:5.7g
炭水化物:65.1g
食塩相当量:5.6g
(めん・かやく:2.1g)
   (スープ:3.5g)
カルシウム:283mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:351kcal(めん・かやく:298kcal)(スープ:53kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

歴代ノンフライ麺とは質感が異なる

3.0

「大勝軒」の実店舗で使われている麺は、毎日・毎朝その日のためだけに作る自家製麺で、それは「多加水卵中太麺」と呼ばれる逸品。艶やかな白色に、ほんのりと卵の黄色が入る色合いで、お店の公式ウェブサイトにも記載されている “つるりとしたソフト感の中にもコシがしっかりとした食感” が特徴。また塩分を含んでいる灌水(かんすい)の比重も低いため、身体に優しい麺であることもアピールしています。

表面の加水率は低加水寄りかも‥‥?

それを再現した今回のノンフライ麺は、エースコック曰く “しっかりとした弾力と滑らかさを併せ持つ、生地にたっぷり水を抱かせた多加水めん” ということで、なるほど加水率は高めの設定になりますが、2016年6月発売品のノンフライ麺ほどではありません。また従来のノンフライ麺にはないランダムな縮れが面白い反面、実際の「中華そば」に使われている自家製麺の形状はストレート。

表面はソフトでありながら、噛むと中心部にはコシがある、そのギャップが “つるりとしたソフト感の中にもコシがしっかりと-・” を‥‥いや、こじつけですね。後半はフカフカとした安っぽい弾力が目立つのと、やはり前回のノンフライ麺(90g)よりも少ないのは気になりますが、他の商品にはない独特の弾力は面白かったので、再現度はさておき(とかいったら元も子もないですけどw)これはこれと割り切れば楽しめると思います。

スープ

もうすこし雑味を抑えてもよかったのでは‥‥

3.0

原材料は「ポークエキス、しょうゆ、食塩、動物油脂、植物油脂、砂糖、発酵調味料、チキンエキス、たん白加水分解物、魚介エキス、魚介パウダー、香辛料、酵母エキス、醸造酢、メンマパウダー」と複雑で、やや舌触りにザラつきを感じるのは、魚介パウダー(魚粉)の含有量が多い証拠。魚介は繊細な出汁(だし)と野趣に富んだ魚粉のW仕様で、けっこう強めに主張してきます。

タレの醤油には液体を使っていますが、どちらかというと塩気よりも旨味で食わせるタイプなので、実際それほど体感的な塩分濃度が高いわけではありません。しかし、化学調味料によるピリピリとした刺激をはじめ、香味野菜のキレも強く、そこは「大勝軒」よりも大幅にエースコックらしい要素。

動物系はポークエキスを軸に、チキンエキスを重ね、醸造酢やメンマパウダーを隠し味に使っていますが、けっこうインスタント感の強い味に仕上がっています。今回はノンフライ麺を使用した本格志向の商品、なおかつメーカー希望小売価格も安くはない設定なので、もうすこし洗練させるべきだったのでは‥‥と、正直ちょっと思うところがありました。

具材

値段が値段なので‥‥

3.0

ワンタンよりも1枚のナルトが目を引く構成で、それは実店舗の「中華そば」にも通じるポイントになりますが、メンマは短くて少量、海苔は不採用、チャーシューも入らない構成から、お店の具材を忠実に再現しているわけではありません。

やや皮の繋ぎ目に戻りムラが生じるワンタン

もちろん今回はワンタンが3つ入っているので、チャーシュー不在に関しては納得できるのですが、熱湯5分きんと待っても皮の繋ぎ目がパキッとした状態。ただ、これについてはスープに沈めているとマシになったので、やや見栄えは悪くなりますが、お湯を注ぐ前に “ワンタンを麺の下に入れておく” のがオススメの作り方。

というわけで、数年前の改悪(いつまで経っても皮が戻らないワンタン)から比較して改善は見られますが、忘れてはいけないのが今回のメーカー希望小売価格。さすがに明星食品が誇る最強のノンフライワンタン(参考「とら食堂 ワンタン麺」)に匹敵するほどの‥‥とはいいませんが、もうすこし工夫してほしかったです。

総評

3.0

麺の食感は慣れるとクセになる感じで、値段を度外視すればスープの味も悪くないのですが、大勝軒の大判どんぶり型なのに麺量が90gから78gに減らされていること、加えて具材のラインナップは値段に伴った内容といえず、それらを加減して総評は及第点としました。特に麺の仕様変更と減量は痛手だったので、そこが今後の課題になります。

ちなみに「大勝軒」の実店舗は、2021年6月6日に創業60周年を迎えるため、引き続きアニバーサリー商品の登場に期待できる現在。いよいよ「つけめん」復活か‥‥? などと思いつつ、これまでにリリースされた2021年2月22日発売品までのコラボ商品を “すべて” まとめてみたので、よろしければ参考になさってください(author・taka :a)

エースコック×大勝軒 タイアップ商品の変遷
  • 2003.04.21
    こころの一杯 池袋大勝軒 中華そば

    エースコックと大勝軒のコラボ第1弾は、ノンフライ麺を使用した大判どんぶり型で、実は “エースコック史上初” の「ご当店商品」として企画されたもの。山岸氏が提唱した「量もおいしさのうち」という大勝軒の信念に基づき、以降も麺の量は大盛りを基本としている。

    内容量149g(ノンフライめん90g)
    発売エリア:関東・甲信越・北海道地区 280円(税別)

  • 2003.09.22
    職人のこころ 池袋大勝軒 幻のカレー中華

    ご当店ブランド「池袋大勝軒の中華そば」シリーズ第2弾は、1961年(昭和36年)創業当時に提供されていた幻の人気メニュー「カレー中華」の復刻版で、容器は第1弾と同じ大判どんぶり型かつノンフライ麺を使用。発売エリアも一部地域から全国に拡大し、懐かしの味と山岸氏の笑顔を全国のファンに届けた。

    内容量149g(ノンフライめん90g)
    発売エリア:全国 280円(税別)

  • 2004.01.21
    職人のこころ 池袋大勝軒 復刻版 タンメン

    シリーズ第2弾も復刻版で、職人歴53年(当時)がプロデュース。ごまラー油で仕上げる野菜の旨みが効いたコクしお味のスープに、麺は食べ応えのある大盛りのノンフライ麺を搭載した、大判どんぶり型の本気モードで幻のメニューを再現する。

    内容量126g(ノンフライめん90g)
    発売エリア:全国 280円(税別)

  • 2005.04.11
    池袋大勝軒 中華そば

    シリーズ第3弾は原点回帰の「中華そば」で、引き続きノンフライ麺を使用していたが、シリーズ初となる麺量100gを実現。具材も四角いチャーシューをはじめ、海苔2枚、なると2枚、大きめのメンマと頑張っていた。

    内容量137g(ノンフライめん100g)
    発売エリア:全国 280円(税別)

  • 2006.01.09
    池袋大勝軒 こころの復刻版 野菜盛りタンメン

    2004年1月発売品のリニューアルで、希望小売価格は失念してしまったけれど、容器は大判どんぶり型、麺はノンフライ麺を使用していたのは確か。商品名が「野菜盛り」となっているように、かやくを2袋搭載していた。

    内容量-(ノンフライめん)
    発売エリア:全国

  • 2006.04.17
    池袋大勝軒 元祖つけめん

    これが史上に残る “つけめんを再現したカップ麺” で、関東・甲信越にて先行発売後、同年5月27日に全国で新発売。結果的に賛否両論あったが、エースコックらしい攻めの商品で、これが2006年9月25日発売の「担担つけめん」に繋がる。内容量は記録し忘れたけど、たしか麺量は120gの超大盛り(当社比)で、ノンフライ麺を使っていた。

    内容量-(ノンフライめん120g)
    発売エリア:関東・甲信越〜全国 250円(税別)

  • 2007.01.22
    池袋大勝軒 職人道 55周年 中華そば

    麺は大盛りノンフライ麺で、シリーズ初のレトルトメンマを搭載。内容量は失念してしまったが、麺の量は90gだったはず。

    内容量-(ノンフライめん90g)
    発売エリア:全国 250円

  • 2007.04.30
    ありがとう池袋大勝軒 煮玉子中華そば

    「煮玉子中華そば」の再現で、麺はノンフライ麺を使用。一時閉店からは初のタイアップ商品で、レトルト調理品の味付け卵をトッピングしていたのもシリーズ初。

    内容量143g(ノンフライめん90g)
    発売エリア:全国 260円(税別)

  • 2007.04.30
    ありがとう池袋大勝軒つけめん

    またもや再現された「つけめん」のカップ麺で、ほぼ第1弾と同じ仕様。ただし、つけめん第2弾の全国発売されることなく終売。

    内容量168g(ノンフライめん120g)
    発売エリア:関東・甲信越 260円(税別)

  • 2008.01.21
    池袋大勝軒 野菜盛りタンメン 復刻版

    シリーズ10品目の節目を迎えた一杯は、ラーメン界のカリスマ・山岸氏が愛してやまない「タンメン」の再現で、パッケージには若かりし頃の山岸氏をデザイン。もちろん大盛り仕様のノンフライ麺を搭載していたが‥‥

    内容量124g(ノンフライめん90g)
    発売エリア:全国 250円(税別)

  • 2009.02.09
    タテロング 大勝軒 中華そば

    シリーズ第11弾にして初の縦型ビッグ容器を採用し、麺も油で揚げたフライ麺を初採用。おかげでメーカー希望小売価格はグッと下がり、手に取りやすくはなったものの、本格さは衰える。なお “別添の小袋は当時も粉まみれだった” というのは、言うまでもない。

    内容量97g(油揚げめん80g)
    発売エリア:全国 190円(税別)

  • 2010.02.15
    タテロング 大勝軒 中華そば

    シリーズ第12弾も縦型ビッグの油揚げ麺で、2009年2月発売品のリニューアル。なお別添の小袋は(以下省略)

    内容量97g(油揚げめん80g)
    発売エリア:全国 190円(税別)

  • 2011.03.07
    東池袋大勝軒 50周年記念 野菜盛りタンメン

    またタンメンかいw などと思いつつ、実はシリーズ第13弾にして初の大盛りバケツ型(「スーパーカップ1.5倍」と同じ容器)を採用した新商品。そのためスーパーカップ的な雰囲気が強くなってしまったけれど、縦型ビッグよりも食べ応えがあった。

    内容量113g(油揚げめん90g)
    発売エリア:全国 200円(税別)

  • 2011.05.30
    東池袋大勝軒 50周年記念 中華そば

    久々に大判どんぶり型、ノンフライ麺を採用した商品で、大勝軒の創業50周年を記念して開発。久々すぎて “高ぇなオイw” などと思ったが、そういえば税別240円のノンフライめん製品は初めてだったことを執筆しながら思い出す。

    内容量128g(ノンフライめん90g)
    発売エリア:全国 240円(税別)

  • 2011.09.19
    東池袋大勝軒 50周年記念 ワンタン中華そば

    2011年6月6日に無事、創業50周年を迎えた大勝軒のアニバーサリー商品で、再び容器は縦型ビッグの油揚げ麺に。この商品は、今後も何度か再販される。

    内容量98g(油揚げめん80g)
    発売エリア:全国 190円(税別)

  • 2012.03.05
    池袋大勝軒 職人道60周年 幻の広東麺

    大勝軒の創業ではなく山岸氏の “職人道” 60周年を記念した商品で、2007年1月発売品の続編。これまで1度も手を付けなかった「広東麺」の再現で、容器は大盛りバケツ型、麺は油揚げ麺を使用していた。

    内容量115g(油揚げめん90g)
    発売エリア:全国 200円(税別)

  • 2012.08.27
    山岸一雄継承の味わい麺絆(めんばん)

    エースコック×大勝軒シリーズ初の “弟子” を巻き込んだ商品で、山岸氏の弟子・田代浩二氏と孫弟子・長濱洸也氏の写真をパッケージに掲載。東京・亀有にある「つけ麺 道(長濱洸也店主)」監修のもと、柚子胡椒粉末を別添した大判どんぶり型のカップラーメンで、麺はノンフライ麺を使用していた。

    内容量133g(ノンフライめん90g)
    発売エリア:全国 240円(税別)

  • 2012.09.17
    池袋大勝軒 復刻版 上海焼そば

    これも山岸氏の職人道60周年記念商品で、シリーズ初となるカップ焼そばタイプ。創業当時に人気を博していた「上海焼そば」の再現カップ麺で、麺は油揚げ麺を使用、さらにカップ麺では貴重な “ねりからし” を別添していた。

    内容量161g(油揚げめん130g)
    発売エリア:全国 200円(税別)

  • 2013.01.07
    タテロング 池袋大勝軒 こころの中華そば

    文字通り縦型ビッグ容器を採用した商品で、麺は油揚げ麺を使用。小袋は「調味油」と「こころのスパイス」をWで別添し、なおかつ “こころのスパイスはフタの上に” 貼り付けてある、そっちにも別添できたんかいw と、心の中でツッコミを入れたユーザーは、筆者をはじめ何人もいただろう。

    内容量97g(油揚げめん80g)
    発売エリア:全国 190円(税別)

  • 2013.02.18
    山岸一雄継承の味わい麺絆 第二章

    2012年8月に発売された麺絆(めんばん)第2弾の商品で、山岸氏の孫弟子に当たる東十条の名店「麺処 ほん田」の店主・本田裕樹氏が監修した一杯。さらに田代浩二氏の写真もパッケージに掲載していたが、だいぶ後ろのほうで満面の笑みを浮かべていたので、当時その姿に何人ものユーザーが切なさを覚えたとか、別にそうでもないとか。

    内容量160g(ノンフライめん90g)
    発売エリア:全国 240円(税別)

  • 2013.03.11
    (袋)池袋大勝軒 つけめん

    ここにきてシリーズ初の袋麺で、関東を中心に新発売。現在はダウントレンドが続いている袋めん史上だが、当時は右肩上がりの成長を見せる激戦区で、ノンフライ麺を使用した高価格帯の “ご当店袋めん” で一石を投じたエースコック。おい、カップ麺の「つけめん」はどうした。

    内容量131g(ノンフライめん100g)
    発売エリア:東北・関東・信越・東海・北陸 130円(税別)

  • 2013.09.09
    池袋大勝軒 みそラーメン 大盛り

    容器は大盛りバケツ型で、麺は油揚げ麺を使用。しれっとシリーズ初の「みそラーメン」で、動物系と魚介系の旨みを合わせた伝統のWスープに、白味噌の効かせ方にこだわっていた。

    内容量138g(油揚げめん90g)
    発売エリア:全国 200円(税別)

  • 2013.09.09
    (袋)池袋大勝軒 中華そば

    シリーズ初の「みそラーメン」と同時に、袋麺の新作も市場に投下。前述の「つけめん」と違い「中華そば」は全国発売で、2014年2月10日にも復活する。

    内容量121g(ノンフライめん90g)
    発売エリア:全国 130円(税別)

  • 2014.01.06
    タテロング 池袋大勝軒 カレー中華そば

    シリーズ初となる「カレー中華」の再現で、容器は縦型ビッグ、麺は油揚げ麺を使用。なんといっても固形ルゥを使っていたのが最大の特徴で、その再現度はさておき、カレー味のカップ麺を業界で初めて発売したエースコックの強みが遺憾無く発揮されていた。

    内容量107g(油揚げめん80g)
    発売エリア:全国 190円(税別)

  • 2014.02.10
    (袋)池袋大勝軒 つけめん

    従来品と比較してポークの旨みとカツオの風味をUP!

    内容量131g(ノンフライめん100g)
    発売エリア:東北・関東・信越・東海・北陸 130円(税別)

  • 2014.02.10
    (袋)池袋大勝軒 中華そば

    従来品と比較してポークの旨みとカツオの風味をUP!

    内容量122g(ノンフライめん90g)
    発売エリア:全国 130円(税別)

  • 2014.09.08
    池袋大勝軒 野菜タンメン 大盛り

    容器は大盛りバケツ型で、麺は油揚げ麺を使用。タンメンの再現は5回目になるが、この翌年に山岸氏が逝去。2021年2月25日現在、これを最後にタンメンが商品化されていないのは、そういうことなのかもしれない‥‥。

    内容量111g(油揚げめん90g)
    発売エリア:全国 200円(税別)

  • 2014.11.24
    タテロング 池袋大勝軒 ワンタン中華そば

    容器は縦型ビッグで、麺は油揚げ麺を使用。2013年1月発売品に別添されていた小袋「こころのスパイス」は別添されておらず、代わりにワンタンが導入された。

    内容量100g(油揚げめん80g)
    発売エリア:全国 190円(税別)

  • 2015.01.19
    タテロング 池袋大勝軒 復刻 特製みそラーメン

    容器は縦型ビッグ、麺は油揚げ麺を使用。2013年9月発売の「みそラーメン」は大盛りバケツ型だったが、製品スタイルを刷新して再登場。同年4月1日、多くの弟子を輩出した山岸一雄氏が心不全のため、この世を去ってしまい、これが最後の監修商品となった。

    内容量106g(油揚げめん80g)
    発売エリア:全国 190円(税別)

  • 2015.05.25
    タテロング 池袋大勝軒 中華そば

    しかし、関係者らの意向によって、エースコックとのタイアップは継続。容器は縦型ビッグ、麺は油揚げ麺を使い、実際の店舗にある “花胡椒” をイメージした特製スパイスを別添していた。

    内容量98g(油揚げめん80g)
    発売エリア:全国 205円(税別)

  • 2015.10.19
    池袋大勝軒 復刻 特製みそラーメン 大盛り

    久々の大判どんぶり型で、麺はノンフライ麺を使用。シリーズ3回目となる「みそラーメン」だが、この製品スタイルは初の試み。正直 “程良く味付けした肉そぼろ” はイマイチだったけど、当時から定評のある多加水ノンフライ麺は美味しかった。

    内容量148g(ノンフライめん90g)
    発売エリア:全国 260円(税別)

  • 2016.01.04
    タテロング 池袋大勝軒 復刻 カレー中華そば

    2014年1月発売品のリニューアルで、容器は縦型ビッグ、麺は油揚げ麺を使い、スープには大きな固形ルゥを採用。2021年2月現在、まだ “カレー系は3回しか発売されていない” ので、そろそろ再販してほしい。

    内容量107g(油揚げめん80g)
    発売エリア:全国 205円(税別)

  • 2016.06.06
    池袋大勝軒 55周年記念 中華そば 大盛り

    創業55周年を記念した “今回限りの特別仕様” として、大判どんぶり型の容器に、ノンフライ麺を採用するだけでなく、さらにワンタンや焼き海苔をトッピングした本気モード。この後、2021年2月22日発売品までノンフライ麺を使用した商品は出ない。

    発売エリア:全国 260円(税別)
    内容量131g(ノンフライめん90g)

  • 2016.11.12
    タテロング 池袋大勝軒 55周年記念 継承の味みそラーメン

    こちらも創業55周年を記念したアニバーサリー商品で、容器は縦型ビッグ、麺は油揚げ麺を使用。時代に合わせて進化した新しい「みそそば」をテーマにしていたが、よくいえば安定感のある、悪くいえば2015年1月発売品の焼き直しだった。

    内容量106g(油揚げめん80g)
    発売エリア:全国 205円(税別)

  • 2018.11.12
    タテロング 池袋大勝軒 ワンタン中華そば 大盛り

    容器は縦型ビッグで、麺は油揚げ麺を使用。2014年11月発売品の焼き直しで、なぜか2017年はコラボ商品のリリースがなく、それについてエースコックに確認したところ “特に深い理由はない” とのことだった。お、おぅ‥‥。

    内容量99g(油揚げめん80g)
    発売エリア:全国 205円(税別)

  • 2019.10.07
    池袋大勝軒 特製ワンタンみそラーメン 大盛り

    容器は大盛りバケツ型で、麺は油揚げ麺を使用。白味噌と生姜を効かせたスープに、具材はワンタン、キクラゲ、もやし、ねぎ、メンマとバリエーション豊かな構成で、このブログでは高評価(★5)を叩き出す。

    内容量126g(油揚げめん90g)
    発売エリア:全国 230円(税別)

  • 2020.09.28
    タテロング 池袋大勝軒 ワンタン中華そば 大盛り

    容器は縦型ビッグで、麺は油揚げ麺を使用。何度目の「ワンタン中華そば」だ‥‥? などと思いきや、意外とタテロングでは4回目。正直、出来栄えとしては可もなく不可もなしだったけど、なぜか漠然と安心できるのは、山岸氏の笑顔が大きいのだと思う。

    内容量96g(油揚げめん80g)
    発売エリア:全国 220円(税別)

    ※それぞれ参考価格は当時のメーカー希望小売価格に基づいて記載

タイトルとURLをコピーしました